私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

入学金未納生徒の入学式出席拒否は問題なのか

2008年04月13日 23時49分21秒 | 社会問題

<入学式>入学金未納の2人、出席させず 千葉県立高

4月13日2時31分配信 毎日新聞

 千葉県八千代市の県立八千代西高校(大迫太校長、339人)が、入学金未納の新入生2人を入学式に出席させなかったことが12日分かった。大迫校長は 「授業料滞納が目立ち、未納は負担の先送りと思った」と話すが、県の公立高校教職員組合は「非教育的対応」と批判している。

 県教委と同高によると、新入生159人に、入学金、教材費など9万円を8日の入学式に持参するよう求めていた。男女各1人が「お金が用意できない」など と持参せず、式直前、校長がそれぞれの担任に別室での待機を指示した。2人は約40分の式の間、教室と会議室で待機した。

 男子生徒は式前に学校の指示で母親に「入学金を払わないと式に出られない」と電話で事情を説明。母親は「後で払う」と答えたが、学校側は「滞納の可能性 がある」として出席させなかった。母親は午前11時ごろ、9万円を持参して学校を訪れたが、式は終わっていた。その後、生徒は校長室で氏名を読み上げら れ、「入学を許可する」と伝えられた。

 女子生徒の母親は午後5時ごろ、2万円を学校に持参し、同様に入学を許可された。

 大迫校長は「入学式当日に必要なお金は3月の説明会で伝えている。経済的問題があれば相談するよう話した。苦渋の決断だったが、当然の判断だと思ってい る」と説明。県教委指導課の田山正人・主任指導主事は「保護者と生徒にはつらい思いをさせてしまった。事前に入学金についての十分な説明をしており、学校 としてはやむを得ない判断だったと思う」と話している。

 教育評論家の尾木直樹・法政大教授(臨床教育学)は「極めて機械的、官僚的対応。学校側は2人だけではなく、生徒、保護者に謝罪すべきだ」と話している。【神足俊輔】

(引用終了)


 入学金が未納であった新入生2人に対して学校側が入学式への出席を拒否したことが、さも問題であるかのような報道をマスコミが敢えてする必要があるのかと 言いたい。報道によれば千葉県八千代市の県立八千代西高校において、新入生159人に、入学金、教材費など9万円を8日の入学式に持参するよう求めていた にも関わらず、男女各1人が「お金が用意できない」などと持参しなかったことから、2人は約40分の式の間、別室での待機を指示され、教室と会議室で待機 したそうである。

 同校の大迫校長は「入学式当日に必要なお金は3月の説明会で伝えている。経済的問題があれば相談するよう話した。苦渋の決断だったが、当然の判断だと思っ ている」と事前に説明してあるそうであり、にも関わらず、この新入生の親は、経済的問題があって入学式当日に持参出来ないとして学校側と相談すらしていな かったようであり、そうなると、この新入生の親は経済的問題などなく、入学金などが未納でも入学させて貰えると考えていたとしか思えない。

 大迫校長は「授業料滞納が目立ち、未納は負担の先送りと思った」と話しているそうだが、このような親では「後で払う」と言いながら入学金などを納付せず、 授業料も滞納するつもりであったのであろうが、最近は給食費未納も散見されることから、当然払うべきものを払わなくとも許されてしまう風潮があるのは由々 しいことであり、であるから、きちっと入学金などを納付した他の新入生のためにも、今回の八千代西高校の措置を全面的に支持したい。

 学校側の措置は当然のことであり、一番の責任は入学金などを入学式前に納付しなかった新入生の親であり、入学式に出席出来ず辛い思いをしたのはこの新入生2名であろうが、なすべきことをしなかった親のために心に一生消えない傷がついたことであろう。

 ところが、この学校側の措置に対して県の公立高校教職員組合は「非教育的対応」と批判していると言うのだから驚きを禁じ得ないが、入学金などが未納のまま でも入学させてしまうと、納付しない親が増えることは確実であり、ただでさえ、再教育が必要な常識のかけらもない一部の親のために、他の親や生徒が迷惑を しているのであるからして、入学金などが未納では入学出来ないことを分からせることこそ「教育的対応」ではないのか。

 また、教育評論家の尾木直樹・法政大教授(臨床教育学)が「極めて機械的、官僚的対応。学校側は2人だけではなく、生徒、保護者に謝罪すべきだ」と話して いるそうだが、これもおかしな発言であり、なぜ学校側が謝罪しなければならないのか。謝罪すべきは入学式前に入学金などを納付しなかった親であり、マスコ ミはこのような唖然とさせる発言をする教育評論家を敢えて珍重しているようだが、本当に教育評論家なのかと言いたい。

 子供を甘やかす教育が行われ、悪いことや他人に迷惑を掛けることをしても叱ることなく、「人を殺すことがなぜダメなのか」とまで言わしめ、そのような子供 達が今では親になっているのだから、その子供がどのようになっているか想像が付く。ある高校教師が生徒との会話を「宇宙人と話をしているようだ」と嘆いた そうだが、その宇宙人が今は親になって、給食費や授業料を滞納し、入学金などを納付しない訳で、それを擁護する教職員組合や教育評論家は宇宙人以上であ り、話が通じる訳はない。
(2008/04/13)