今日は恒例の隅田川花火大会の日。
でも、行かないけどね。
いや、せっかくなので、12年ほど前の思い出をひとつ。
ワシは特に花火が好きではなかったが、仕事上のおつきあいで花火見物に呼ばれた。
ご存知のように、花火大会当日の浅草周辺は人だらけになる。
そのためクルマで行ったら、どーにもならない。
仕方なく都営浅草線(だったかな?)に乗って行く。
案の定、夕刻の浅草は、人、人、人。
軽いめまいを覚えつつ、連れの人に誘導される。
人ゴミをくぐり抜けながら、しばらくしてその人は言った。
「ここです」
「えっ? いや、冗談でしょ?」
「じゃあ、入りましょうか…」
「ちょ、ちょっと…」
ワシが何故ためらったのかというと、そこはラブホテルの入り口だったから。
おまけに、その相手とは男だったから(笑)
ワシが「しおらしく」モジモジしていると、その人が
「早くしないと、花火が始まっちゃいますよ」
ますますワケがわからん…
ま、しゃーない、覚悟を決めてついてゆく。
エレベーターに乗ってからも、ワシの心臓はバクバク状態。
ところが、停止した階は、なんと最上階。
「着きましたよ」
「へっ?」
そう、我々はこのラブホテルの屋上で花火見物をしたのだ。
屋上に出てみると、すでに10人ほどの見物客がいた。
話によると、連れの人の友人の親がこのホテルの経営者なのだとか。
それで、毎年この時期になると関係者を呼んで、隅田川の花火見物をするらしい。
その意味で、ここは特別席なのだ。
ただ、その場所が「ラブホ」の屋上ということを考えなければ…
酒をしこたま飲み、ツマミをがっつり頬張りながら花火を堪能した。
「いやー、今日は最高ですよ。わっはっはっ」
「そうでしょ? いい眺めでしょ? まあまあ、どーぞ」
「おーっとっとっとっ…(/◎\)ゴクゴクッ・・・」
唯一、気まずかったのは、花火を見終わってエレベーターを降りて来た時。
扉が開くと目の前には、コトをいたそうと入ってきたカップルが…
「ワ、ワシら、ホモちゃいまっせ」(滝汗)
ワシが世界の中心で声高に叫んだのは言うまでもない。(もちろん心の中で)
ホロ酔い気分が、いっぺんに飛んだ(泣)
でも、行かないけどね。
いや、せっかくなので、12年ほど前の思い出をひとつ。
ワシは特に花火が好きではなかったが、仕事上のおつきあいで花火見物に呼ばれた。
ご存知のように、花火大会当日の浅草周辺は人だらけになる。
そのためクルマで行ったら、どーにもならない。
仕方なく都営浅草線(だったかな?)に乗って行く。
案の定、夕刻の浅草は、人、人、人。
軽いめまいを覚えつつ、連れの人に誘導される。
人ゴミをくぐり抜けながら、しばらくしてその人は言った。
「ここです」
「えっ? いや、冗談でしょ?」
「じゃあ、入りましょうか…」
「ちょ、ちょっと…」
ワシが何故ためらったのかというと、そこはラブホテルの入り口だったから。
おまけに、その相手とは男だったから(笑)
ワシが「しおらしく」モジモジしていると、その人が
「早くしないと、花火が始まっちゃいますよ」
ますますワケがわからん…
ま、しゃーない、覚悟を決めてついてゆく。
エレベーターに乗ってからも、ワシの心臓はバクバク状態。
ところが、停止した階は、なんと最上階。
「着きましたよ」
「へっ?」
そう、我々はこのラブホテルの屋上で花火見物をしたのだ。
屋上に出てみると、すでに10人ほどの見物客がいた。
話によると、連れの人の友人の親がこのホテルの経営者なのだとか。
それで、毎年この時期になると関係者を呼んで、隅田川の花火見物をするらしい。
その意味で、ここは特別席なのだ。
ただ、その場所が「ラブホ」の屋上ということを考えなければ…
酒をしこたま飲み、ツマミをがっつり頬張りながら花火を堪能した。
「いやー、今日は最高ですよ。わっはっはっ」
「そうでしょ? いい眺めでしょ? まあまあ、どーぞ」
「おーっとっとっとっ…(/◎\)ゴクゴクッ・・・」
唯一、気まずかったのは、花火を見終わってエレベーターを降りて来た時。
扉が開くと目の前には、コトをいたそうと入ってきたカップルが…
「ワ、ワシら、ホモちゃいまっせ」(滝汗)
ワシが世界の中心で声高に叫んだのは言うまでもない。(もちろん心の中で)
ホロ酔い気分が、いっぺんに飛んだ(泣)