前回の記事で書いた友人が勤務していた会社の社長からTシャツが送られてきました。添えられた手紙には、これは彼女が生前親交のあった長野県の木曽町役場の方が作られたものだそうです。写真右下に描かれたイラストは友人が生前に書いたものを基にしたのだとか。
社長からすれば、生前彼女が世話になったからという意味でワシにこれを送ったのでしょうが、ワシにしてみればむしろ申し訳ない気持ちでいっぱい。だって、ワシは何ら大したことをしてなかったんですから。今でも、もっと何かできることはなかったのかなと後悔しているところなんです。
それにしても、人が与える影響力ってのはすごいなと思います。仕事上の付き合いとはいえ、東京から離れた地方の方々がここまでするもんかな。きっとこの友人は彼らに「目に見えない何か」を与えていたのだと思いますね。なんせこの人はとびきり気配りのできる人でしたから…。
そういえば、この人は某音大のピアノ科出身でした。使用していたグランドピアノは本人の遺志により先月木曽文化公園文化ホールのロビーに置かれたそうです。来週末の26日から三日間このホールを中心として木曽音楽祭が行われます。ご興味のある方は是非行かれてみてはいかがですか?
今夏の音楽祭、ワシは行けませんが、いつの日かそのピアノの音色を聴いてみたいと思っています。