ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

小規模発電の…高原ダム

2019-12-31 08:03:04 | 岐阜(ダム/堰堤)
以前ご紹介した浅井田ダムの上流にあるのが、まさに国道471号沿いにある神通川水系の高原ダム(岐阜県高山市)です。高原川にあるダムということでその名が付いたのでしょうが、実はここが高原ダムという表示はどこにもありません。グーグル先生の地図ではここが高原ダムだと仰っているに過ぎないんですよね。だから一応信用しておきたいと思います。場所の目印は下の写真にあるように「葛山橋」という看板のところなのでわかりやすいと思います。

上流側から見たダム。



上流の貯水側はこんな感じ。



水利使用標識です。ここは発電用のダムなんですね。



下流側から見たダム。まぁ、ダムというより堰堤という感じです。



ここにも下流の魚が上流へ行ける「魚道」があります。



下流の景色です。



先にも書いたようにアクセスは容易なのですが、うっかりすると通過してしまうので気をつけてください。なお、管理所はありません。


みなさま、よいお年をお迎えください!
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入荷はせず転居…丹生川ダム

2019-12-30 08:50:02 | 岐阜(ダム/堰堤)
岐阜県高山市丹生川(にゅうかわ)にある神通川水系の丹生川ダムに来ました。入口は県道89号にありますが、冬季は国道471号からは行けません。ダムの南側を走る国道158号からのアクセスとなります。

県道には入口の看板があるのでわかりやすいです。



その道を進むと、こんな景色が見えてきます。



角を曲がったところがダム上となります(車両通行可)。



ダム中央から見た貯水側の景色。



一方、下流側はこんな景色。



真下に目をやると…(ちょいズームしてます)。



対岸に来ました。ダム面に付けられたプレート。2012年6月完成なんですね。



対岸の下流側から見たダム。



こちら側に管理所があります。





その形がなんかオシャレだなと思ったら、2013年度のグッドデザイン賞を受賞していました!へぇ〜、すごいね。



定礎は2007年10月。



管理所の裏に行ってみると、まずダム名を刻んだ石碑。



この貯水湖は五味原湖というんですね。



ダムの案内図です。



この「望郷碑」を読めば、なぜここが五味原湖なのかわかります。ダムが建設される前、ここは五味原地区と呼ばれる集落でした。そしてダム完成とともにそこで暮らしていた16世帯は転居し、古来より人々が住んでいた集落は湖底に沈むことに…。そこでこの貯水湖を集落の名前を冠して「五味原湖」と命名されたそうです。



どのダムも建設にあたり同様な歴史があるのでしょうが、このような碑があるからこそ見学者の我々はその事実を知ることができるんですね。もしなかったら知らないままで通り過ぎちゃいますからね。その意味で歴史の刻まれた碑の存在はとても重要なものだと思います。
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八ヶ岳新蕎麦例会!

2019-12-29 08:02:31 | 脳みその料理
今年最後の例会をしました。今回ワシが作ったアテはご覧の通りです。モツ煮をはじめとする豪華ラインナップ(笑)



しかしメイン・イヴェントは、メンバーMによる蕎麦打ち。今回は八ヶ岳の新蕎麦粉を使った十割蕎麦です。これまで彼が作ってきたのは二八蕎麦でしたが、例会で十割蕎麦を作ったのは初めて。



いや~、攻めましたねぇ。十割蕎麦はご存知ように小麦粉の「つなぎ」がない蕎麦粉だけのものなので心配しましたが、全くの杞憂。素人とは思えぬ、とんでもない「作品」でした。美味かったなぁ。

さて、蕎麦といえば天ぷらなので盛り合わせを用意するのは必須。大葉、海老、サツマイモ、かぼちゃ、しめじ、かき揚げの6点を提供。



新作はセロリの浅漬け。天ぷらをはじめとする油っこいものの箸休めとして大活躍。鳥の唐揚げとの相性もグッドな気がします。



こちらも今回の新作です。イクラ on ホタテ。予め片面に切り込みを入れたホタテを両面軽く焼き、塩コショウを振ってからそこにイクラを乗せ、最後にオリーブオイルをかけた簡単メニュー。「正月メニューっぽいな」と言われましたが、確かにおめでたい感じがします。でも、実はこれ、あるディーラーに置いてあった「なんちゃらページ」とかいう雑誌で紹介されていたもののパクリ。なんか美味そうだなと思ったので再現してみただけの話。実際、美味かったですが。



なお、デサートにはマンゴー・レアチーズ・ケーキ。ケーキの上に乗っているのはメンバーMの実家の畑で収穫したキウイ。ただ、キウイはそのままだと酸っぱいので予め砂糖水で軽く煮てあります。



なんだかんだで、今年の例会も無事終了しました。全員が健康で何よりです。彼らは冬休みに突入したせいかこの日は深夜1時半まで拙宅で寛いでいました。

良きかな、良きかな。
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清澄な…双六ダム

2019-12-28 08:03:08 | 岐阜(ダム/堰堤)
双六川の上流にあるのが富山共同自家発電の管理する神通川水系の双六ダム(岐阜県高山市上宝町)です。アクセスは前回の中山橋から双六川に沿う道を登っていくのですが、そのままだとダムを通り過ぎてしまいます。なので、途中から細い脇道に入らないと行けません。これがまあまあの細道なので注意が必要。

到着です。なかなか年季の入ったダムですね。





上流側へ行くにはダム脇の極細のトンネルを通らないと行けません(写真を撮り忘れました)。で、トンネルを抜けたところから見たダムの様子はこんな感じ。



美味しそうな水だなぁ…。



訪ねた日、ダムは工事中で関係車両が数台止まっていました。そのためのんびり眺める雰囲気ではなく、後ろ髪を引かれる思いで退散。
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旅人が足を止める…中山橋

2019-12-27 08:33:25 | 橋のユニークな親柱
以前ご紹介した駒止橋は双六川にかかるものですが、そのすぐ上流にあるのが中山橋です(中山はここの地名)。





1987年10月竣工なのですが…



両岸の親柱には…馬!





下流の駒止橋と同じですね。もっとも、こちらのほうが先に建造されたのですが。

この橋はまた「駒締の橋」とも呼ばれる(ていた)ようです。その説明によれば澄んだ水と景色に旅人はここで馬を止めて見入ったためそう呼ばれるようになったそうな。





では旅人が魅了された景色はどんなものでしょうか。中山橋から見た上流の景色は、



一方、下流はこんな感じ。



この日は水量が少なく旅人を感嘆させた理由がわかりませんでしたが、もっと水が流れていれば「嗚呼」とため息が漏れたかもしれません。もともと水は綺麗なのでね。
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完成まで16年の…農地防災山田ダム

2019-12-26 08:42:58 | 岐阜(ダム/堰堤)
高山本線と並行して走る国道を宮川沿いに遡ってきましたが、杉崎駅のところから県道75号へ入ります。目的地は飛騨市神岡町にある神通川水系の農地防災山田ダム。この県道をそのまま進めば到着します。ちなみにこの県道75号は注意してください。時々ケーサツがネズミ捕りをしています。この日もいましたから。

ダムはその県道沿いにあります。入口からすぐダム上になります。車両通行可なのでそのまま進みます。

貯水側の景色。貯水湖の名前は山田湖。なぜならそこを流れるのが山田川だから…いやいや、なんたる安易なネーミング。まあ、わかりやすくていいですが。



ダム下の景色です。降りていける階段がありますが、もちろん降りません。



すぐそばにはダム名を刻んだ石碑と概要の碑。もういつ雪が降っても大丈夫なように雪囲いがしてあります。





1988年完成だそうで。



対岸の手前には排水路。増水すると、ここから溢れ出して、



こちらへ流れてゆきます。



対岸に来ました。向こうの突き当たりに県道があります。



その奥には管理所のような建物がありますが、それを示すプレートはありません。



フェンスの向こうが先ほどの排水路です。



管理所からはこんな風にダムが見えます。



先を急ぎましょう!
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ダーク・グリーン…角川ダム

2019-12-25 08:11:22 | 岐阜(ダム/堰堤)
神通川水系の角川(つのがわ)ダム(飛騨市古川町)は前回の坂上ダムの上流にあります。つまり宮川に沿って遡るのですが、今度は国道471号を飛騨方面に向かって走ります。角川ダムも坂上ダムと同様にトンネル手前の脇道を右折しないと通過してしまうのでご注意(もっとも、トンネルを出た先を右折しても行けますけどね)。

見えてきました。あれです。



下流は岩だらけ。



注意書きです。



ここがダムへの入口なのでしょうが、関西電力なので中に入ることはできません。



仕方ないので上流側へ行ってダムを撮影。



エメラルド・グリーンの水は何とも美しい!
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清流を湛える…坂上ダム

2019-12-24 08:09:40 | 岐阜(ダム/堰堤)
飛騨市河合町にある神通川水系の坂上(さかかみ)ダムは高山本線の坂上駅の南西にあります。もっと簡単に言えば宮川に沿って国道360号を行けばいいんですけどね。ただ気をつけなければならないのはダムへ向かうには国道から細い脇道に入ること。これがポイント。

お〜、見えてきました。これです。



横から見ると迫力がありますね。



注意書き。



下流の景色です。この水が打保ダムへ行くんですな。



ダム上ですが、ご覧の通り行くことはできません。何しろ管理しているのは関西電力ですから(小声)



上流の貯水側です。



これが管理所。





貯水側から見たダム。豊かな水を湛えています。



ささ、次へ向かいます。
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河童が乗るのは…西忍橋

2019-12-23 08:26:15 | 橋のユニークな親柱
打保ダムから国道360号を南下すると橋が見えてきます。



それは宮川にかかる橋で、



橋の名前は西忍橋(にししのびはし)と言います。西忍はこの辺りの地名。





1995年7月に完成した橋です。



で、この橋の親柱には2種類の、ほんとユニークな像があるんです。

1つは、バッタの背中に乗る河童。いやいや、なんてシュールなんでしょうね。



もう1つは魚の背中に乗るメスの河童。



一体これらは何を意味しているんでしょうか。この地域の昔話に河童が登場するんですかね。ざっと調べてみても該当するものがないので、ご存知の方がいらしたら教えてください。
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心を打つほどでは…打保ダム

2019-12-23 07:54:00 | 岐阜(ダム/堰堤)
飛騨市宮川町にある神通川水系の打保(うつぼ)ダムです。場所は国道360号沿いに流れる宮川に「鎮座」しているので国道を走っていれば見つけるは容易。

みつけました。あれです。





下流側から見たダム。



これが管理所なのですが、ダムを管理しているのはあの関西電力なのでこれ以上ダムに近づくことはできず…。



いつもより写真が少なくてゴメンちゃい。


(お知らせ)

岐阜県恵那市上矢作町にある下村堰堤をアップデートしました。よろしければコチラをご覧ください。
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もやもやの下小鳥ダム

2019-12-22 08:12:15 | 岐阜(ダム/堰堤)
岐阜県飛騨市河合町にある神通川水系の下小鳥(しもことり)ダムに来ました。いや〜、路肩には雪が残っているじゃないですか!しかも、すごい朝靄…。



写真では読めないと思いますが、「下小鳥ダム」と書いてあります。



1973年竣工のロックフィル・ダム。



管理所です。入り口を塞ぐように覆いがされているのは雪からガードするため?





おなじみの水利使用標識。



それにしても靄がちっとも消えません。1時間半ほど待っていたのですが状況が変わらないようだったので不本意ながら「見えないダム」を撮りました。

貯水側から見たダム。完全に冬の景色です。



ダム上は期間限定で車両も通行できるようです。



現在は通行できませんが、これだけ靄がかかっていたら通行できたとしても勇気が要りますね。



下流側の景色…といっても何も見えません。



上流側の景色です。もう何が何だか。



景色が曖昧なので、この記事も曖昧に終わりたいと思います。うひひ。
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他のダムも羨む?…浦山ダム

2019-12-21 08:00:04 | 埼玉(ダム/堰堤)
秩父市にある荒川水系の浦山ダムに向かいます。ここはまだ東京に住んでいた頃に訪れたことがあるのですが、その時は深夜だったせいかほとんど記憶に残っていません(参考)。それに今のようにダム巡りをしていたわけでもないので…。

それはともかく、ダムが見えてきました。あれですね。



到着しました。



1999年3月竣工だそうです。当時の管理は水資源開発公団だったんですね(今は水資源機構)。



ダムの案内図です。ワシがアクセスしたのは左岸からで、地図では右側ということになります。



ここは「さくらウォーターパーク」と呼ばれます。



「さくら弁財天」なんてものもあります。



では、ダム上を歩いてみることにしましょう!貯水湖は「秩父さくら湖」といいます。



この名称については周辺に桜の木が多いことから命名されたと言われますが、それとは別の経緯があるという噂もあります。それは当時の土屋義彦埼玉県知事がその次女品子が「日本さくらの会」の理事を務めていた関係で「さくら湖」と命名したのではないかというもの。これは前に合角ダムの記事で触れましたが、その貯水湖の名を長女の名前から付けたのではないかという疑惑と同様のものと言われています。本当のところはわかりませんが。

ダムの真下の景色です。ひゃ〜、高い、高い。



ダム上の通路には数々のモニュメントがあります。左岸から順に見ていきましょう。

「五穀豊穣の亀」


「宇宙の光」


「御手判石」(おてばんせき)


「安産守尊像」(あんざんしゅそんぞう)


「願い事かなえ石鎚」(ねがいごとかなえいしづち)


「鯉の後生車」(こいのごしょうくるま)


対岸へ来ました。振り返ると…。



たぶんこちらのほうが「正面」なのかもしれません。というのも、資料館があったり、



エリック・オア(1939-1998)が死の前年に作ったモニュメントがあったり、



ダムの概要を示すパネルがあったりするからです。



そして、奥には管理所があります。





漠然とした印象ですが、平成以降(1989〜)に建設されたダムの多くは「魅せる」ものが多いように思います。バブル時代(1985-1991)にダムの建設計画が立てられたからかもしれません。なにせ当時は異常なほどの好景気でしたからね。
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壮観、壮観…下久保ダム

2019-12-20 07:48:45 | 群馬(ダム/堰堤)
群馬県藤岡市保美濃山の神流湖(かんなこ)を堰き止めているのが利根川水系の下久保ダムです。国道462号を神流川沿いに下り、ダム方面の道を行くと見学客用の駐車場があります。



ここにはダムの様々な情報が記された案内板などがあります。







ダム上に来ました。ここは車両が普通に往来できますが道幅が狭いので注意が必要です。



下流側から見たダム。



では、ダム上を進んでみます。欄干にはまず藤岡市の見どころが示されたプレートが並んでいます。



神流湖の景色。



下流側の景色はこんな感じ。



ダム上の中央付近にはこんな看板が。そうです、神流川は群馬県と埼玉県の県境を跨いで流れているので「ここが県境ですよ!」っていうアピールなんでしょうね。



ここからは埼玉県秩父市になります。そのため対岸のほうには秩父市の見どころが書かれたプレートが並びます。



対岸に来ました。振り返ると、



その角に下久保ダムの石碑があります。その下に水資源開発公団(1962年5月設立)と書かれてありますが、ダムが竣工した1968年12月当時はまだ同公団が管理していたのでしょう。ちなみに2003年10月からは水資源機構と改称されています。(参考



このダムはちょっと変形で、対岸の角を曲がってもそのまま神流川を囲むように道が続いています。



その道をしばらく行ったところから見たダム。



その先には倉庫のような建物があり、ここにも案内板があります。







ところで管理所はどこだろうと探すと、どうやらアレらしい。ずいぶん高台にあります。



ふと見れば、ここにも下久保ダムの看板。



で、こんな高台まで登ったところに管理所があるんですね。管理所は埼玉県にありますが、ダム自体は群馬県に属するみたいです。







まぁ、なんとかいうかデカいわぁ。
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変わりつつある晴海埠頭

2019-12-19 08:42:09 | ドライブ関連
上京したついでに晴海埠頭へ。思い返せばもう10年近く行っていませんでした。なので、ちょっとワクワク。

向こうに見えるのは豊洲市場。



あれれ、だいぶ変わっちゃってます。こんな道はなかったなあ。



こんな看板もありませんでした。



ここは晴海客船ターミナルで、これは以前からあったんです。ここから眺める東京湾の夜景は本当に素敵で、デートスポットにもなっていたと思います。たまにヤンキーもいましたけどね。



まあ、これはこれでオシャレな感じです。



現在、この隣では東京オリンピック/パラリンピックの選手村が建設されているようです。そのため夜間でも工事関係者がウロウロしていました。

その後、コンサートに行きました。ここは初めて行ったホールで、外の景色も丸見えという場所。今風の音楽専用ホールに比べちょっと残響が少ないですが、まあイイ感じのホールではあります。何よりここにFAZIOLI(ファツィオリ)というイタリアの有名なピアノがあるんですよ。好きな人にはたまらんでしょうな。

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壁画のある塩沢ダム

2019-12-18 08:02:47 | 群馬(ダム/堰堤)
群馬県多野郡神流町にある利根川水系の塩沢ダムは群馬県が管理する県営ダムで、県道46号(富岡神流線)を進んで行くと見えてきます。



管理事務所はちょっと和風な感じ。





ダムの概要です。



この貯水湖は蛇神湖(へびかみこ)といいます。



その名の由来は以下の通りです。ここ塩沢川は標高1523mの赤久縄山(あかぐなわやま)から流れ出ているのですが、その山の守り神が大蛇なのだそうです(ちなみに榛名山の蛇の神とは兄弟らしい)。そしてダムのあるこの場所は山の神域の入口であることから蛇神湖と命名されたようです。(下の写真では標高1522mとなっていますが、ネットのデータでは1523mらしい)



さあ、ダム上に行ってみましょう。その入口にはダム名がしっかりアピールされています。



1995年11月竣工だそうで。



これがダム上。向こう正面に何か見えますが、あとで説明します。



欄干には鮎などの川魚のレリーフが施されています。



上流の蛇神湖の景色。



ダムの真下を見ると、



目を上げて遠くを見ると、



対岸に来ました。下流側から見たダム。



上流側から見たダム。



こちらの壁面にあるのはタイルモザイクによる壁画で、高崎市出身の画家で妙義山麓美術館館長を務める稲川庫太郎(いながわくらたろう:1943- )の作品です。





田舎の郷土愛が感じられるダムでした。


(お知らせ)

長野県松本市にある稲核ダムの昼間の様子をアップデートしました。よろしければコチラをご覧ください。
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