ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

近づくのもダメ…東第二ダム

2021-01-31 06:47:07 | 千葉(ダム/堰堤)
前回の東(あずま)ダムのすぐ近くにあるのが、やはり夷隅川水系の東第二ダム(千葉県いすみ市山田庄司渕)。第二ダムへは東ダムの下流側にある道を行けば到着しそうです。

その道脇には放牧場があり、牛がのんびりと寝そべっています。なんと長閑な! 近づいても知らん顔。こらっ、こっち向け!



で、第二ダムへ至る坂道へ差し掛かると…出た!「関係者以外立入禁止」の看板。



なんだか千葉県のダムには立入禁止のところが多い気がします。

嗚呼…。
コメント

興味半減…東ダム

2021-01-30 07:03:02 | 千葉(ダム/堰堤)
千葉県いすみ市山田にある夷隅川水系の東(あずま)ダムへ行ってみました。場所はいすみ市の山田浄水場を目指して来れば、その隣にあります。ということは東ダムは水道用水のためのダムなんでしょうね。

あれですね。



坂を登ってくると左岸に辿り着きます。そして、これがダム上。そのままダム上を歩こうと思いましたが、「釣り禁止」の看板とロープが張ってあるので、残念ですがここまで。



貯水湖の様子です。本当ならばダム上の中央から撮りたかったなぁ。



ふと見れば、左岸側に越流式の洪水吐がありました。なんだかゴツくて立派です。





洪水吐から流れ出た水は、あちらへ向かっていきます。



左岸、貯水側から見たダムの様子。写真下にあるのが洪水吐。



ダム下から見た洪水吐の排水路。見ていると、ドバババと水が流れてきそう…。



ダム上を歩くことができないのは本当に残念です。なんだか中途半端な気分。
コメント

厳重すぎるなぁ…名熊ダム

2021-01-29 06:57:09 | 千葉(ダム/堰堤)
千葉県いすみ下布施名熊地先(しもぶせなぐまちさき)にある夷隅川水系の名熊ダムへ向かいます。アクセスは県道176号と県道174号が交差する近くの天照大神社あたりの道を進んでいきます。

ところで、川の名称にもなっている夷隅(いすみ)ですが、この由来を調べてみました。

【夷隅の由来】
現在は夷隅と書かれていますが、古事記では「伊自牟(いじむ)」、そして日本書紀では「伊甚(いじみ)」という表記で登場する地名で、江戸時代になって「夷隅」と書かれて以降それが定着したそうです。

さて、もう少しで名熊ダムというところに来たんですが……ん?



ここも関係者以外立入禁止のようです。しかも厳重に鍵が掛かっています。



オー・マイ・ガッ!
コメント

丸腰なのに…岬ダム

2021-01-28 06:59:22 | 千葉(ダム/堰堤)
千葉県いすみ市岬町鴨根(みさきちょうかもね)にある夷隅川(いすみがわ)水系の岬ダムにやって来ました。アクセスは県道154号近くにある天台宗音羽山清水寺(きよみずでら)付近の道から入っていきます。

おっ、あれかな。わくわく。



ところが、ダムへ向かう道にはチェーンが張られていて、



関係者以外立入禁止…だそうです。



別にワシは狩猟するわけじゃないんだから見学させてくれてもいいんじゃないかと思うんですが。なので、今回はハズレ。

とほほ。
コメント

晴天なら太平洋も…雨竜湖

2021-01-27 07:02:26 | 千葉(ダム/堰堤)
千葉県長生郡一宮町東浪見(とらみ)深沢にある一宮川水系の雨竜湖に来ました。アクセスは国道128号から県道274号を松丸方面へ少し進み、外房線を潜った先でカーブしているところにあります。

これですな。ダム上へは写真の左隅に写っている階段を登ります。



その階段を登りきったところにあるのが、これ。う〜ん、なんなんだろうか…。



右岸から見た景色はこんな感じ。ちなみに対岸に見えるクリーム色の建物は管理所ではなく、一般の住宅のようです。



洪水吐は右岸にあります。このコンクリート製の橋は洪水吐を渡るためのもののようです。つまり写真左側の溝のようなものが越流式の洪水吐なんですね。



その洪水吐付近から見たダム上の様子。ではダム上を歩いてみましょう。



ダム上、中央から見た貯水側の景色です。



一方、ダム下はこんな感じ。天気が良ければ遠くに太平洋が見えるそうですが、この日は見えず。



対岸(左岸)に来ました。こちらには「●●竣工記念碑」のように書かれた石碑があります。でも何が書いてあるのか、さっぱり読めません。



石碑の裏側にも色々書いてありますが、やはり全部を読むことは不可能。かろうじて読めるのは「昭和29年(1954年)5月竣工式挙行」の文字。その上には「昭和26年(1951年)8月溜池工事完了」とあります。



いずれにしても、これが今から70年近く前に築造されたことは間違いないようです。でもなぜ雨竜湖というんでしょうね。何か由来がありそうなんですが…。
コメント

腕をもがれて涙ぐんだり…軍荼利ダム

2021-01-26 06:57:03 | 千葉(ダム/堰堤)
千葉県長生郡一宮町東浪見(とらみ)柴木沢にある一宮川水系の軍荼利(ぐんだり)ダムへ行ってみました。アクセスは国道128号から「天台宗遍照寺」の看板のある信号を入っていきます。でもその道は細いので要注意。

軍荼利の名は密教の明王の一人(軍荼利明王)に由来します。この明王は南方を守り、様々な障害を取り除くことで知られます。軍荼利ダムの手前には「軍荼利神社」というのがあり、はて? 密教なのに神社? と首を傾げるかもしれません。

それはおそらく昔は神仏習合の考え方に倣ったものだったのでしょう。ところが明治時代最初に起こった廃仏毀釈運動で、ここの本尊である軍荼利明王は8本ある腕(臂)のうち左右にある6臂が切り落とされ、胸前にある2臂のみが残される姿に。そして関連する古文書などは焼却されたそうな(参考)。ただ、軍荼利神社という名称はそのまま残ったということなんでしょうね。

まあ、そんなわけで(どんなわけやねん!)、軍荼利ダムに到着。写真の左の道を下ったところにあるのがダムです。



マムシは出るし、釣りも禁止だそうです。



これがダム上です。進んでみましょう。



ダム上、中央から見た貯水湖の様子。



下流側はこんな感じ。



対岸(右岸)に来ました。振り返るとこんな景色。



おっと、右岸側に越流式の洪水吐がありました。



対岸、下流側から見たダムの様子。



洪水吐から流れ出た水は、あちらの方へ向かいます。



このダムには軍荼利ダムの看板も案内板もありません。ですが、ここに来るまでの細道の名称が軍荼利通りというそうなのでここが軍荼利ダムであるのは確かだと思います。
コメント

50cm足りぬ…睦沢ダム

2021-01-25 07:02:13 | 千葉(ダム/堰堤)
ダムの貯水池ではしばしば見られる光景です。暢気に遊んでいますね。



ここは千葉県営の一宮川水系の睦沢ダム(千葉県長生郡睦沢町妙楽寺)です。アクセスは県道150号近くにある房総カントリークラブ房総ゴルフ場と同大上ゴルフ場の間の道を入って行きます。

ダムに到着して、まず目に入るのがこの案内板。



築造された目的はズバリ「希釈するため」。この下流にある瑞沢川(みずさわがわ)と長楽寺川沿岸は以前より天然ガスが噴出する地域で、そのガスはヨードや塩分を多量に含む「鹹水(かんすい)」を伴って湧出するそうな。鹹水の塩分濃度が高まると作物の根に水分吸収障害を起こさせ、その結果収穫量が著しく減少してしまう。このため渇水時に両川の塩分濃度が基準値を超える場合、睦沢ダムで蓄えられた水を放流することで両川の塩分濃度を下げ、農作物の生産性を高めるとともに農業経営の安定化を図るのが目的のようです。

その奥にあるのが管理事務所。





では、ダム上を歩いてみることにしましょう。



ダム上、中央から見た貯水側の様子。



下流側はこんな感じ。



左岸側には自由越流式の洪水吐があり、



増水するとあちらへ流れてゆきます。



対岸(左岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。



左岸、貯水側から見たダムの様子です。



ひと通り見て、元の側に戻ってくると先ほどの野鳥たちがまだ遊んでいます。近くでシャッターを押しても全く動ずる気配なし。もしや、カメラ慣れしとるな…。



先ほど見た案内板の中で気になったことが2つ。1つは文言の誤植。「事業の目的」の最初の文に「古区くから」とありますが、もちろん正しくは「古くから」。なぜこんな恥ずかしい間違いをしたんでしょうねえ。

もう1つの気になったことは諸元表の中にある「堤高」です。14.5mとなっているんですが、これだと河川法に定められたダムの定義(15m以上をダムとする)を満たしておらずダムと呼ぶことはできません。強いて呼ぶなら「睦沢堰」とか「睦沢池」ですかね。
コメント

無関係だけど見たい…山内ダム

2021-01-24 07:03:13 | 千葉(ダム/堰堤)
千葉県長生郡長南町山内にある一宮川水系の山内ダムに行ってみました。アクセスは国道297号が平蔵川と交差する市原市米原(よねわら)付近から入っていきます。

あれですね。アースダムのようです。



しか〜し、左岸へ続くと思われる道の入口には「関係者以外立入禁止」の看板! これじゃあ近づくのは不可能。



近くにはダムからの水路と思われるものがあり、



あちらへ流れていくのでしょうが、こんなのはどーでもよい。



ダムへ行けないのなら、それに代わる面白いものはないかとキョロキョロ。見つけたのがこれ。野生動物を捕獲するためのワナなんですが、そこに書かれた文字(キケン チカヨルナ)がちょっとおどろおどろしくて苦笑。



…というわけで、今回はハズレでした。
コメント

家族でどうぞ!…高滝ダム

2021-01-23 07:08:55 | 千葉(ダム/堰堤)
養老川水系の高滝ダム(千葉県市原市養老)は圏央道の高滝パーキングエリアの近くにあります。ダム上へアクセスするには県道173号を進んで行くと左岸に到着します。

まずは「ご尊顔」をどうぞ。



ダム横の県道沿いにあるこの建物は高滝ダム記念館です。





近くには各種案内図があり、



養老川沿いには「水の伝言」と題された抽象的なオブジェがあります。作者名は「表象者」とあるだけで不詳。





記念館の裏手の公園には何かがいます。



誰がカバやねん!



オットセイかな?



君は誰やねん!



やはり県道沿いの貯水湖(高滝湖)側にあるのが高滝ダムの管理事務所。





では、ダム上を進んでみることにしましょう。



高滝ダムの竣工は1990年3月。





ダム上の欄干がとんでもなく賑やかです。これは? ん? どこかで見たような…。そうです! ゴッホの「星月夜」(1889)のパクリじゃないですか。なぜまたここに…。



上流側の欄干には地元の市立小・中学生による作品が並べられています。

有秋(ゆうしゅう)中学校生徒制作


富山小学校生徒制作 (※)


加茂中学校生徒制作 (同校は2013年から小中一貫教育学校の加茂学園の一部となる)


高滝小学校生徒制作 (※)


白鳥小学校生徒制作 (※)


里見小学校生徒制作 (※)


南総中学校生徒制作


なお、(※)の4つの小学校は2013年に加茂小学校へ統合され、廃校になっています。

それらの絵と並んで、なぜか高滝ダムの案内板が…。



対岸(右岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。



対岸の親柱には「高滝湖」と「養老川」のプレートが嵌め込まれています。





すぐ脇の通路には…おっ、出ました、ピコリーノ。君たち、あちこちにいるねぇ。(参考



対岸、高滝湖側から見た様子。



右岸、下流側にはイヴェントで使用されるためのステージがあります。



そのステージから見たダムの景色。



ステージの裏側には「木更津愚連隊」の文字。バックステージの壁にアーティストがサインをするのはよくあることですが、君らは書いちゃダメだぞ。アーティストじゃないんだからね。



右岸側から見た「ご尊顔」。よく見ればダムの柱に「高滝ダム」の文字がありました。





あっ、ダム上から見た景色を撮るのを忘れてました。これが高滝湖の様子です。



一方、こちらは下流側の景色。



右岸を見ると斜面に「たかたきダム」と刈り込まれた文字。その向こうには先ほどのステージ。



いや〜、高滝ダムは見所がたくさんあって楽しいです。家族連れで遊びに来るには良い場所だと思いますね。
コメント

独特の雰囲気…蔵持ダム

2021-01-22 06:51:03 | 千葉(ダム/堰堤)
千葉県長生郡長南町蔵持(ちょうせいぐんちょうなんまちくらもち)にある一宮川(いちのみやがわ)水系の蔵持ダムにやってきました。アクセスの目安としてはアバイディング クラブ ゴルフソサエティの西側の道を進んで行くと良いでしょう。ただし、道は細いので要注意。

その道を行くと蔵持ダムの左岸に辿り着きます。貯水側の少し高いところから見るとこんな感じ。



ダムに近づいてみます。写真手前に見えるのは余水吐です。



その水路はこんな感じで、



水はあちらへ流れゆきます。



その水路を跨ぐ橋から貯水側を見るとこんな感じ。



別の角度から余水吐を見てみましょう。え?しつこいですか?



では、いよいよダム上を進んでみることにします。おや?右側に石碑がありますね。



近づいてみると「蔵持ダム竣工記念碑」と書かれています。これによれば、蔵持ダムが建造されるきっかけとなったのは長南町が農業構造改善事業の指定を受けたことでした。しかし同町は水源に乏しく、終始干ばつに悩まされていたため水源確保の運動が起こります。そして1967年10月、千葉県知事からダム建設の許可を得て1968年4月から工事に着手。1970年3月に完成したとあります。



記念碑の裏側にはダム事業の概要と諸元、そしてダム用地提供者の名前が記されています。



ダム上はフカフカの未舗装路で、中央付近から見た貯水側の様子はこんな感じ。



一方、下流側の景色です。



対岸(右岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。



蔵持ダムは特に見るところがあるというわけではありません。細く急な坂道を苦労して登ってきた割に「え? これ?」と思うかもしれません。でも、なんていうのかな…味があるんですよね。印象に残るんですよね。
コメント

もう半分も歩きたい…長柄ダム

2021-01-21 06:50:07 | 千葉(ダム/堰堤)
千葉県長生郡長柄町山之郷(ちょうせいぐんながらまちやまのごう)にある村田川水系の長柄ダムに来ました。隣接する地名に市原市犬成というのがあるんですが、気になったので調べてみました。どうやら平将門(903年頃〜940年)に関係があるようです。将門伝説によると、彼が自身を「新皇」と称してこの地に来たことから「院に成った」→「院成(いんなり)」→「犬成(いぬなり)」になったそうな。(参考

ほほぅ…。

では、ダム上を歩いてみることにしましょう。右岸から見た様子です。



近くには「長柄ダム(市津湖)周辺案内」の表示板があるのですが、なんと中身がない!



ダム上、中央から見た貯水湖(市津湖)の様子。



長柄ダムはダム上の中央に越流式の洪水吐があるので、ダム上は一旦ぶった切られています。なので、左岸へ行くにはすぐ下流の道に降りなければなりません。





この洪水吐から流れ出た水は、この水路を通って下流へ向かいます。



ところが、左岸側のダム上はフェンスで囲われていて中に入ることはできません。どういう理由なのでしょうか…。写真は左岸側から見たダム上の様子。



この左岸にあるのが長柄ダムの管理棟。入口のプレート。



その奥にある管理棟の建物。



東金ダムでも見かけた「房総導水路事業のあんない」図。



「市津湖(しずこ)」と刻まれた石碑。1985年5月21日とあるのは長柄ダムの完成日でもあるのでしょうか。市津湖の由来は不明です。ご存知の方がいたら教えてください。



水利使用標識です。何度も貼り付け直したりしているようですが、もう令和なのでそろそろ全体的に作り直しませんか?



使用目的が水道用水と工業用水なので、長柄ダムは市原市の水瓶になっているようです。
コメント (2)

紳士服は置いてませんが…小中池

2021-01-20 06:57:02 | 千葉(ダム/堰堤)
※ 記事のタイトルの意味がわかるのは東日本にお住まいの方だけかも。すみません。

千葉県大網白里市小中にある南白亀川(なばきがわ)水系の小中池(こなかいけ)へ行ってみました。ここはダム横までクルマで行けないので下流側にある駐車場に停めて歩いて登ります。

【南白亀川の由来】
平安時代の1126年、白子の海岸に白蛇を甲羅に乗せた白い亀が南方から現れたそうな。たまたま潮汲みに来ていた翁が白蛇に向かって柄杓を差し出し「神様ならばこれにお登りください」と言うと柄杓にまとわりついて来たのでこれを神と崇め、近くの社に祀ったという白亀・白蛇伝承に由来するという。なお、白蛇は白子神社の御神体になっています。

さて、下の公園から池を見るとこんな感じ。この上に池があります。



公園名は「小中池公園」…。なんのヒネリもないネーミングです。いや、ヒネる必要はないか。



様々な野鳥が飛来するのでバードウォッチングには最適なのかも。



斜面を登り、池のふちに来ました。まず目に入ったのは大きな石碑。「小中川水利事業完成記念碑」で、そこには細かな文字で池の完成までの経緯が記されています。読むのに一苦労。詳細は略しますが、池は昭和22年(1947年)2月に完成し、同30年(1955年)7月には補強復旧工事が完了したとあります。



池側にも小中池の説明看板。な〜んだ、こっちのほうがわかりやすいじゃん。農業専用ダムなんですね。



これが、いわゆるダム上です。歩いてみます。



小中池の様子です。



下流側はこんな感じ。



対岸(右岸)へ来ました。振り返るとこんな感じです。



対岸、貯水側から見た様子。



近くには越流式の洪水吐があります。





元の側(左岸)へ戻りましょう。そこにはローラーすべり台があります。面白そうですが、遊べるのは子供のみ。ちぇっ…。





すべり台を下から撮影。面白そうだなぁ…(未練)



ファミリーで訪れるには楽しい場所だと思います。
コメント

市民の水源…東金ダム

2021-01-19 06:49:39 | 千葉(ダム/堰堤)
東金(とうがね)線の東金駅のすぐ北にあるのが真亀川(まがめがわ)水系の東金ダム(千葉県東金市松之郷)です。

あれですね。



ダムへの入口はこの看板が目印。その道を登って行くとダムの右岸に辿り着きます。



これが、いわゆるダム上。



貯水側から見た様子。



下流側はこんな感じ。



ダム上、中央から見た下流の様子です。この階段を降りていくことができますが、ワシは降りません。



同、中央から見た貯水側の景色。水鳥たちが暢気に泳いでいます。



近くには周辺案内図。なぜか磨りガラスのようになっています。経年劣化?



説明によると、このダムは東金市の生活用水を安定的に供給するために作られたもので、約50km離れた利根川から導水路を通ってここに貯水されているそうです。



対岸(左岸)へ来ました。振り返るとこんな感じ。



こちら側には越流式の洪水吐があります。増水した場合、水はここから溢れ出て、





この水路を通ってあちらへ流れていきます。



左岸側の斜面には水資源機構お得意のアピール看板。



その看板付近から見たダムの様子です。



元の側(右岸)に戻ります。貯水側には房総導水路事業を示す案内板。



貯水湖の名称は「ときがね湖」。



その石碑の裏には1995年10月13日に完工したと記されるとともに、「ときがね」の由来が書かれています。「ときがね」は今から500年ほど前の名称で、その後「ときがみね」と呼ばれたりして、いつしか「とうがね」になったということです。



石碑の奥にあるのが管理事務所と思しき建物。



水利使用標識。



ここ、ときがね湖には多くの種類の鳥が飛来するそうな。



ときがね湖の周りはウォーキング・ロードになっていて、ぐるっと回ることができます。訪れた日も大勢の人々が歩いていました。
コメント

銚子を潤す…白石ダム

2021-01-18 07:02:29 | 千葉(ダム/堰堤)
今回からしばらくは千葉県のダムを巡ってみようと思います。最初に訪れたのは銚子市白石町(しらいしちょう)にある利根川水系の白石ダムです。アクセスは県道216号から県道211号方面に向かい、その近くを入ります。

これがダム上。対岸には風力発電用の風車が勢い良く回っています。



ダム上、中央から見た貯水側の景色です。右側に取水塔のようなものが見えますね。



同、下流側の様子。



対岸(右岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。



対岸、下流側から見た様子。



同、貯水側から見た様子です。



近くには「この貯水池でよく見られる鳥達」と書かれた看板がありました。でも、肝心の鳥の絵がほとんど見えません。う〜ん、残念!



元の側(左岸)の貯水側には管理所らしき建物が。



やや文字が消えかかっていますが、「銚子市水道部 浄水場管理事務所」と読めます。



近くには水利使用標識。水利使用の目的が水道水なので、この白石ダムは銚子市の上水道のために作られたダムということがわかりますね。



銚子市といえば、今から15年近く前、銚子漁港に行ったのを思い出します(参考)。あの時出会ったサンマ漁船の漁師さんは元気なんだろうか…。
コメント

西俣川堰堤(再訪2021)

2021-01-17 07:01:32 | 長野(ダム/堰堤)
前回の松川ダムへ至る道は大平街道と言うのですが、その道をさらに西俣川沿いに遡って行くと西俣川堰堤に到着します。ここは以前深夜に来たことがありましたが、全貌がさっぱりわかりませんでした(参考)。なので、今回は確認すべく訪れた次第。

これなのですが…。



敷地に入ることはできません。



少し上流側から見た様子。管理所らしき建物は見えますね。



そして水利使用標識も。ズームしてみました。



肝心の堰堤は、この写真では奥に見えるのがそうなんじゃないかと思います。



深夜はもちろん何も見えませんでしたが、昼間見てもやはり全貌はつかめず。

とほほ。
コメント