ずーっと気になっていた盛岡へ、ついに行ってきましたよ(過去の参考記事)。片道550kmはなかなかの距離。もちろんクルマです。
さて、東北自動車道の盛岡インターを下りる前に矢巾(やはば)パーキングエリアに立ち寄りました。ここで面白いものを発見。突然ですが、以下、架空の親子が登場します。
息子:おとーちゃん、ボク、オシッコ、もれそう。
父親:そうか、じゃあ高速を下りる前にパーキングでトイレに寄っていくか。
息子:うん。
ーーーーーー パーキングエリアに到着 ーーーーーー
父親:おとーちゃん、クルマにいるから、お前はトイレに行ってきなさい。
息子:う〜、もれるぅ…(トイレに向かって一目散)
父親:やれやれ…、困ったやつだな。
ところが、トイレに駆け込んだはずの息子はすぐに戻ってきました。
父親:ん?どうした?
息子:おとーちゃん、このトイレ、小学六年のボクは使えないよ!どうしよう。
父親:なんでだ?
息子:だってね、小五までしかないんだもの…。
てなわけで、確認してみるとこんな表示が(写真をクリックしてご覧ください)。
説明するまでもありませんが、ここの男子トイレの小便器は5つあり、1から5までの番号が付けられているのです。ご丁寧に「小1」から「小5」なんていう表示で。ならば、大便器の方はどうなってるんだろうと気になりましたが、確認するのを忘れました。ご存知の方がいらっしゃいましたら、お知らせ下さい。ことによると大学四年生は使用できないかもしれませんが(笑)
いよいよ初めての盛岡市内です。平日の深夜0時半にもかかわらず、繁華街には多くの人が歩いているのにびっくり。そんな繁華街の中に今回目的の店「にっか亭」があります。その外観がこちら。なかなか渋いでしょ?
中に入ってみます。ここはスコッチ・ウイスキーを中心にカクテルもいろいろあります。この日は店長と二人のバーテンダーがいましたが、営業スマイルとはいえ、実に好感の持てる接客をしてくれます。一見客であるワシにもスムーズに対応。居心地がすこぶる良い。
お目当ての友人は何処に。いました、いました。カウンター席の前にあるグランド・ピアノで心地よい音楽を奏でています。彼の芸名は何と「デイリー山崎」(コンビニか!)。お茶目なニックネームです。
休憩時間に彼と再会を祝して乾杯。彼とは34年ぶりに会うので、もしかしたらワシのことを忘れているのではと心配でしたが、ちゃんと覚えていてくれました。話を始めたら、すぐに昔話に花が咲きます。懐かしい名前の数々。あんな人もいたな、こんな奴もいたな…、てな具合。
彼はこの店の専属ピアニストとして、もう29年も務めているそうな。だから楽譜を見ないで演奏できる曲はざっと2,000曲もあるのだとか。すごいね、さすがプロだね〜。
「でもさ、客のリクエストで困る曲なんてあるの?」
「そりゃ、あるべよ」
「例えば?」
「ラヴェルの《夜のガスパール》とかリストの《メフィスト・ワルツ》とかね」
「うひゃ〜、そんなのリクエストする人がいるんだ…」
「そうそう」
「で、どうするの?」
「もちろん難曲で弾けないから丁重にお断りするけどね」
「そりゃ、そうだろ。ていうか、こういう店で弾く曲じゃないよ、そもそも」
「まあ、いろんなお客が来るんよ」
「ほぅ〜」
この店の閉店時間は午前3時なのですが、気づけば午前4時過ぎ。他の客もいなくなったことだし、ほろ酔い気分も手伝ってか、二人でピアノに向かい、即興でセッションをして楽しみました。34年の月日は過ぎたものの、ちょっとした演奏であの頃を思い出し、心が通じ会えるんだなとしみじみ思いました。
うん、はるばる盛岡まで来てよかった!
さて、東北自動車道の盛岡インターを下りる前に矢巾(やはば)パーキングエリアに立ち寄りました。ここで面白いものを発見。突然ですが、以下、架空の親子が登場します。
息子:おとーちゃん、ボク、オシッコ、もれそう。
父親:そうか、じゃあ高速を下りる前にパーキングでトイレに寄っていくか。
息子:うん。
ーーーーーー パーキングエリアに到着 ーーーーーー
父親:おとーちゃん、クルマにいるから、お前はトイレに行ってきなさい。
息子:う〜、もれるぅ…(トイレに向かって一目散)
父親:やれやれ…、困ったやつだな。
ところが、トイレに駆け込んだはずの息子はすぐに戻ってきました。
父親:ん?どうした?
息子:おとーちゃん、このトイレ、小学六年のボクは使えないよ!どうしよう。
父親:なんでだ?
息子:だってね、小五までしかないんだもの…。
てなわけで、確認してみるとこんな表示が(写真をクリックしてご覧ください)。
説明するまでもありませんが、ここの男子トイレの小便器は5つあり、1から5までの番号が付けられているのです。ご丁寧に「小1」から「小5」なんていう表示で。ならば、大便器の方はどうなってるんだろうと気になりましたが、確認するのを忘れました。ご存知の方がいらっしゃいましたら、お知らせ下さい。ことによると大学四年生は使用できないかもしれませんが(笑)
いよいよ初めての盛岡市内です。平日の深夜0時半にもかかわらず、繁華街には多くの人が歩いているのにびっくり。そんな繁華街の中に今回目的の店「にっか亭」があります。その外観がこちら。なかなか渋いでしょ?
中に入ってみます。ここはスコッチ・ウイスキーを中心にカクテルもいろいろあります。この日は店長と二人のバーテンダーがいましたが、営業スマイルとはいえ、実に好感の持てる接客をしてくれます。一見客であるワシにもスムーズに対応。居心地がすこぶる良い。
お目当ての友人は何処に。いました、いました。カウンター席の前にあるグランド・ピアノで心地よい音楽を奏でています。彼の芸名は何と「デイリー山崎」(コンビニか!)。お茶目なニックネームです。
休憩時間に彼と再会を祝して乾杯。彼とは34年ぶりに会うので、もしかしたらワシのことを忘れているのではと心配でしたが、ちゃんと覚えていてくれました。話を始めたら、すぐに昔話に花が咲きます。懐かしい名前の数々。あんな人もいたな、こんな奴もいたな…、てな具合。
彼はこの店の専属ピアニストとして、もう29年も務めているそうな。だから楽譜を見ないで演奏できる曲はざっと2,000曲もあるのだとか。すごいね、さすがプロだね〜。
「でもさ、客のリクエストで困る曲なんてあるの?」
「そりゃ、あるべよ」
「例えば?」
「ラヴェルの《夜のガスパール》とかリストの《メフィスト・ワルツ》とかね」
「うひゃ〜、そんなのリクエストする人がいるんだ…」
「そうそう」
「で、どうするの?」
「もちろん難曲で弾けないから丁重にお断りするけどね」
「そりゃ、そうだろ。ていうか、こういう店で弾く曲じゃないよ、そもそも」
「まあ、いろんなお客が来るんよ」
「ほぅ〜」
この店の閉店時間は午前3時なのですが、気づけば午前4時過ぎ。他の客もいなくなったことだし、ほろ酔い気分も手伝ってか、二人でピアノに向かい、即興でセッションをして楽しみました。34年の月日は過ぎたものの、ちょっとした演奏であの頃を思い出し、心が通じ会えるんだなとしみじみ思いました。
うん、はるばる盛岡まで来てよかった!