ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

アイス・ティラミス

2023-08-31 14:21:22 | 脳みその料理
どーも、ワシです。いや〜、今日で8月も終わりだというのにちっとも涼しくなりませんなぁ。少し涼しくなりたい気分になったのでティラミスを作ってみました。



えー、これ、ホントにティラミス?…そう思うかもしれませんが、ええ、確かにティラミスです。ココアのスポンジケーキの間にティラミスのクリームを挟んでいます。最上部にココアパウダーを振りかけていないのは食べる時に飛び散るから。でも、スポンジケーキのところにはしっかりココアパウダーを振りかけてますよ〜。

で、今回は涼を目的としているので凍らせました。なので実際のところはアイス・ティラミスなんです。もちろんカチンカチンに冷えているので食べにくいんですが、レンジで30秒ほどチンすれば適度に柔らかくなって美味い、美味い。
コメント (1)

「白」の強さ!

2023-08-28 10:59:01 | 脳みその料理
どーも、ワシです。いや〜、言うまでもありませんが未だに暑いですねえ。天気が良いのでダム巡りにはうってつけなんですが、イマイチ気乗りしないので原稿などを書いています。ただ、原稿を書いているとストレスが溜まるので気晴らしにデザートを作ってみました。



そう! 最近ハマっているタルトです。先日友人のドクターMからトマトをいただいたので、これを生かしたものを作ろうとしたんですよ。イメージとしてはトマトクリームのタルトを目指したんですが、実際作ってみるとイメージ通りにはいかず。

もちろん、トマトをそのまま使ったのでは水分が多いので鍋に入れてギリギリまで煮詰めて水分を飛ばします。出来上がったものをホイップクリームに混ぜれば良いかな…と思いきや、ここで思わぬ事態に。

結論から言うとホイップクリームの「白さ」が強過ぎてトマトの赤みが全く出ないんです。あれ〜、イメージと違うぞ。クリームは白いままなんです。写真ではピンク色になっていますが、実はこれ、食紅を混ぜたのでこんな色になってます。

タルトの焼き具合と中段のカスタードクリームまではバッチリだったんですが、まさか最後の工程で「事件」が起きるとは思いませんでした。

それでも美味かったからいいんですけどね〜。
コメント (2)

どこへ続く?…釜無川の取水堰

2023-08-23 06:53:43 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、前回の続きです。釜無川はそのまま下ってくると本格的に(?)山梨県に入ります。地図を見ると、その手前に堰堤らしきものがあるので行ってみることにしました。場所の目安は道の駅 信州蔦木宿のすぐ下流です。でも道の駅から行くことはできません。なお、ちゃんとした駐車スペースがないので停めるには工夫が必要かも。

国道20号から釜無川に向かってあぜ道のような小径を進んで行くと…あぁ、これですね。

水利使用標識。富士川(ふじかわ)水系とありますが、釜無川は下流で笛吹川(ふえふきがわ)と合流しますが、そこから下流の名称が富士川になります。この施設は東京電力が管理しているようです。それにしても許可年月が未だに「昭和」…。時代は令和ですぜ。

施設の左岸側には管理所らしき建物が見えますが、ご覧の通り立ち入ることはできません。

それでもフェンスの外側から回り込んで左岸側にある取水設備を撮影。


ん? これはどこへ続いているんでしょうね。帰宅して調べてみると頭佐沢(ずさざわ)ダムを経由して釜無川第一発電所(山梨県北杜市白州町花水)へ送水されているようです(参考)。そのサイトの説明によれば、今回の施設は取水堰という名称のようで、頭佐沢ダムが竣工したのが1926年なのでこの施設もその頃に築造されたとみてよさそうです。
コメント

富士見町落合西比良付近の床固たち

2023-08-22 07:07:36 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、前々回の釜無川周辺の堰堤巡りに戻ります。武智川が釜無川に流入するあたりには堰堤(実際には床固)がドドドーンとあります。それは国土地理院の地図を見る限り6つほどあるようです。ここでは目視できたものだけを載せたいと思います。

国道20号から釜無川釣り堀センターへ向かう道を入ってしばらく行ったあたりにあるのが、これ。

左岸側の本体に嵌め込まれたプレートを見ると「西比良下流第二床固」とあります。完成は昭和56年(1981年)12月。高さは3.5mで、長さは108m。プレートにある「西比良」とはここの地名(長野県諏訪郡富士見町落合西比良)に由来するものと思われます。


続いて、国道20号に戻り山梨方面へ。「机(つくえ)」信号の先の左カーブのところの脇道を入って行きます(山梨県北杜市の看板が目印)。この道をチョイスするのは釜無川へアクセスする方法がこれしかないから。

橋を渡り、釜無川右岸にきました。そこから少し上流にところに堰堤らしきものが見えます。

本体には「西比良下流第五床固」の文字。昭和62年(1987年)3月に完成。高さは3.5mで、長さは108.5m。


そこからさらに上流へ行ったところにも堰堤が…。

右岸側にはざっくりとした魚道があります。

本体右岸側には「西比良下流第四床固」と記載されたプレートが嵌め込まれています。昭和62年(1987年)2月完成。高さは2.4mで、長さは128m(?)。


(まとめ)
今回確認したものを上流から列記すると次の通り。

西比良下流第二床固:1981年12月完成。高さ:3.5m/長さ:108m
西比良下流第四床固:1987年02月完成。高さ:2.4m/長さ:128m
西比良下流第五床固:1987年03月完成。高さ:3.5m/長さ:108.5m

これらのデータだけみると、西比良下流の一連の床固は昭和時代後期に築造され、上流から下流へかけて順番に築造されていったことがわかります。

さらに続きます。
コメント

医療従事者を招いての食事会(第4回)

2023-08-21 06:54:26 | 脳みその料理
どーも、ワシです。先週末に医療従事者を招いて飲み会をしました。その際作ったアテがこちら。



写真上からナムル、小松菜と油揚げの煮浸し、アボカドとマグロの和え物、大根と揚げ物のカレー風味、出汁巻、イサキのカルパッチョ、鳥の唐揚げ、春巻、フルーツ。

今回初めて作ったのはモヤシとモロッコいんげんのナムル。焼肉屋ではお馴染みのメニューですね。少し前に焼肉のチェーン店に行った際、なかなか美味かったので再現した次第。


ワシは医療人じゃないので、拙宅で彼らは現場での愚痴や不満を存分にぶちまけます。なかなか聞けない話だったりするので、こちらは面白く聞いているし、彼らもここがストレス解消の場になっているので心地よいのかもしれません。

気づけば時間は深夜の0時半。大団円の盛り上がりの中、御開きとなりました。

楽しいひと時。
コメント

冬は無理かな…武智川上流ダム(堰堤)

2023-08-19 06:53:12 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、またまた前回の続きになります。程久保沢が釜無川に合流したのち、さらに下ると左から武智川(たけちがわ)が合流することになります。地図を見ると、この川にもいくつか堰堤があるようですが、クルマで行けそうなのは武智川上流ダムらしいので向かってみることにしました。場所は富士見パノラマリゾートの南側になります。

半分舗装されているような細い道を進んで行くと、目的地に到着します。それがこちら。


でも、ここへ至るまでには色々なものがあります。目的地の下流にも小さな堰堤があるんです。メインの細道からこんな脇道の先にその堰堤があります。

それがこれ。ただし、その名称は確認できず。

なんだかモヤモヤした気分のまま元の道に戻り、目的地へ。ところが、行く手にはゲートが!

えー、行き止まりかい!…と思いきや、よく見ると手動で開閉することが可能。野生動物を通さないためのゲートで、そこには電気が流れているので感電しないように気をつけながら門を開けます。

ゲートを通過し、すぐのところに「武智川上流第2床固」と表示されたプレートが。1999年3月に完成した床固(とこがため)は高さ5.0mらしい。

床固の横から見た様子。でも言われなければ床固には見えませんね。

床固中央から落水部を見下ろします。

そこから下流側を眺めます。

そして上流側の様子。向こうに目的地が見えます。


さらに目的地に近づくと、今度は「武智川上流第1床固」が。1997年3月に完成したもので、高さは「第2」と同じ。

そこから床固を見ると、こんな感じ。

床固中央に近づいてみます。

そこから見た下流側の景色。写真左端に「第2」の石碑が見えますね。


ようやく目的地に到着しました。

「武智川上流ダム」と表示されています。1995年3月に完成したものですが、高さが10.0mなのでダムの定義上は「堰堤」になります。

左岸側の本体壁面にはスズランのイラスト。これはこの場所である諏訪郡富士見町(ふじみまち)の町花。

本体中央の落水部の様子。

副堰堤の落水部はこんな感じ。

本体右岸側にもイラストが描かれていますが、木が邪魔してそれがなんなのか不明。

副堰堤から下流を眺めます。この川を下っていくと、やがて釜無川に合流するのです。


残念ながら「武智川上流ダム」本体の上に立つことはできませんでした。そこへ至る道が見つからないためです。それにしてもこの場所は標高が1,045m。なんと海面から1km以上上空にあるんですよ!そう考えると不思議な気分になります。

続きます。
コメント

枝をかき分け…程久保沢下流第2床固

2023-08-18 06:54:50 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。前回の続きになります。釜無川を下ってくると今度は左から程久保沢が流入してきます。地図で確認したところ、その程久保沢には堰堤らしきものがあるのを確認。行ってみることにしました。

結果からいうと、こんな築造物に辿り着きました。

近づいてみると本体には「程久保沢下流第2床固」のプレートが。1997年6月に完成したとあります。

なんとも涼しげでしょ?


…と、まあ、簡単に到着したように思うでしょうが、実はまあまあの「冒険」でした。というのも、釜無川沿いの道から程久保沢の入口はこんな感じで、 クルマでは行けないので徒歩で敢行。

ところが、こんな道を進んで行くんですが、

もはや道がありません。

こりゃ諦めようかな…と思っていると水が流れ落ちる音が…。枝をかき分けながら進みます。


そして目の前に現われたのが、こんな光景でした。


ちなみに「第2床固」とありますが、「第1」はおそらくここへ来る途中の小さなものじゃないかと思われます。それはフェンスがあって近づくことができなかったので未確認ですが、地図を見るとその付近に堰堤らしきものがあるのでたぶんそうじゃないかと思います。

いや〜、それにしてもよくこんなところに築造したもんだと感心しました。
コメント

貉窟堰堤周辺の様子

2023-08-17 14:16:45 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、前回の続きになります。白谷沢が流入した釜無川の下流には貉窟(むじなくつ)堰堤があります。その全景はこんな感じ。

左岸の堰堤横から見た様子。

そこから釜無川上流を眺めます。

そして下流方向も眺めます。

さらに堰堤中央から左岸を見ると、こんな感じ。ご覧のように釜無川に沿った道路は木々に隠れて見えません。逆に言うと、道路からも堰堤はほとんど見えないことになります。なので、この堰堤はうっかりすると見つからないことも…。

左岸側に見えるのは魚道です。

この魚道、実質的には機能していないんじゃないかと思います。というのも、堰堤の上流側が川幅いっぱいの水量にならないとこの魚道に流れ込まない構造になっているから。そこまでの水量になると、もう釜無川は洪水寸前の状態なんです。

魚道の上りきったところには「耐震補強(堰堤改修)」と刻まれたプレート。完成は2004年2月。

その上部には岩に「貉窟堰堤」と刻まれた表示があります。これによれば、堰堤の高さは10.0mで、長さは105mであり、起工は1950年4月1日で、1952年6月30日に竣工したと記されています。


実は貉窟堰堤の上流にはこんなものがあります。これは横から見た様子。

本体のコンクリート面には「貉窟床固」と表示されており、高さ4.5mで長さ154.7mの設備は1986年8月に完成したもの。

この床固中央から下流方向を眺めます。

そして上流を見ると、ん? 何かありますね。行ってみましょう。


実は沿道から向かったのですが、堰堤横に辿り着けず未確認に終わりました。

そして、位置関係を失念したのでわからないのですがその上流?にも何らかの築造物が…。

本体には「貉窟第二床固」と表示されていて、完成は1990年2月。高さ表示はありません。

床固中央まで進んで見ると、床固が土砂で埋もれている感じ。元の高さは不明ですが、それでもある程度の高さはあったんじゃないかと思うんですが…。

そこから上流方向を眺めます。

そして下流方向。こうして眺めると、水が流れる川というより砂が流れているという感じですね。


なんでしょうね。もはや浚渫しても浚渫しても追いつかない状態なのでしょうか。それにしても「貉窟」の由来が気になります。昔はこの辺りにむじな(アナグマ)が住んでいたのかなぁ。
コメント

改築された白谷沢砂防堰堤

2023-08-16 06:55:29 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、前々回の唐沢二号砂防ダム(堰堤)から釜無川を下ってくると、左から白谷沢が合流します。地図を見るとその白谷沢には堰堤らしきものがあるので探してみました。

釜無川に沿った道から白谷沢沿いへ脇道を進んで行くと…おっ、ありました。これのようです。

随分立派な堰堤です。本体に嵌め込まれたプレートには「白谷沢砂防堰堤」とありますが、よく見るとその下には「R2 白谷沢砂防堰堤改築工事」の文字。高さ10.0mの砂防堰堤で、2021年3月25日に完成したことがわかります。

そうか…これは改築したものなんですね。で、本体下部を見るとまたまたプレートが嵌め込まれているのを発見。元々は「白谷澤堰堤」という名称だったようです。ただ、枝が邪魔して他の文字が読めません。帰宅してから調べてみると、この堰堤は1935年(昭和10年)に築造されたもののようです(参考)。ということは、かなり昔からあった堰堤なんですね。

堰堤の上に登り、落水部まで進みます。

その場所から白谷沢の上流を眺めます。

そして、下流側はこんな感じ。写真に見えるのはその副堰堤で、それなりの規模であるのがわかります。

さらに白谷沢の上流側から堰堤を見ると、こんな感じ。もう、土砂で満杯状態。


上のプレートを見るとここの標高は875.2m。なんとなく山の中に来ていますが、客観的に見ればそこそこの高さにいるんだなあと改めて実感。
コメント

タルトのヴァリアント

2023-08-15 06:54:20 | 脳みその料理
どーも、ワシです。えー、先日作ったタルトがあまりに美味かったのと、桃のコンポートが余っていたのでヴァリアントを作ってみました。


味はさほど変わらないのですが、見た目がちょっと違うので、それはそれで楽しめましたとさ。

ぬははは。
コメント (5)

唐沢二号砂防ダム(堰堤)

2023-08-10 06:56:43 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、今回は長野県から山梨県を流れる釜無川周辺の堰堤を探してみようと思います。とりあえず国道20号が走る長野県諏訪郡富士見町落合付近から釜無川の上流を目指します。実は今回のドライヴのきっかけとなったのは釜無川に流れ込む洞ヶ沢に「洞ヶ沢砂防堰堤」というのがあることを知ったからです(参考)。リンク先を見るとなかなか大きな砂防堰堤なので興味が湧いたというわけ。国土地理院の地図で洞ヶ沢を確認すると、その場所は釜無川のかなり上流にあります。

まあ、とにかく行ってみよう…ってんで国土交通省作業道詰所まで来たところ、なんと、そこから先は一般車両は通行止めとな!



うーむ、これは参ったな。当初の計画ではこの奥にある洞ヶ沢砂防堰堤、さらに釜無川上流の、富士川(釜無川)の水源に近いところにあると思しき本谷第六堰堤まで行くつもりでした。ところが通行止めとあらば諦めるしかありません。そこで計画変更。ここを起点として釜無川を下り、主要な堰堤を見ていこうじゃないかということに。

ふと、山側を見上げると…段々畑ならぬ段々堰堤が!そのどれも土砂で溢れそう。

看板によると、この奥は鉱山採掘区域だそうで、発破や採掘が行なわれているらしい。いやいや、発破されたらかなわんので逃げましょう。


では、もと来た道を戻っていきます。すぐに目に飛び込んでくるのはこの光景。これ、上流側から見た砂防堰堤ですが、ここも土砂で溢れそうになってます。

その場所から釜無川上流方向を眺めます。

堰堤の横から見た様子。

そして、左岸、下流側から見るとこんな感じ。まあまあ立派な堰堤です。

名称はなんだろうと思っていたら、ぐにゃりと曲がった看板が…。「唐沢二号ダム」というらしい。でも、グーグル先生の地図では「唐沢砂防堰堤」と表記されています。うーん、この表記の違いはなんだろう。目視からすると確かに堰堤のようですが、「二号」というわりに「一号」は確認できず。また、唐沢の由来はなんでしょうね。地名かな?


まあ、そんなわけで次回へ続きます。
コメント

せっかくなので…桃のタルト

2023-08-09 13:35:19 | 脳みその料理
どーも、ワシです。先週のある日、大阪に住む友達から連絡が…。「桃、送ったる!」と。そして、こんな立派な桃が届きました。


そのまま食べても、もちろん美味しいのですが、せっかくなのでコンポートにしてみたり、


どーせなら桃のタルトにしてみようかと。


桃の下にはカスタードクリームを敷いてあり、これがまた良いのだ!

今月のデザートはこれで決まりやな。ははは。
コメント

大熊墓地の脇に…小田井沢川砂防堰堤、他。

2023-08-04 06:56:22 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、地図を見ていたら長野県諏訪市湖南大熊(こなみ おおくま)にある大熊墓地の脇に堰堤らしきものがあるのを発見。早速向かいます。

大熊墓地の脇の道から見た景色。諏訪湖と諏訪市街が遠くに見えます。

その近くを流れるのが小田井沢川。ふと見れば下に堰堤らしきものが見えました。しかし周囲には草が多いのと、堰堤が道の下にあるため堰堤名は確認できず…。

この堰堤の下流、つまり大熊墓地の横付近には先ほどの堰堤よりも大きなものがあるのを発見。

左岸の下流側に移動し、草むらを掻き分け、ようやくお姿を見ることができました。

そして、左岸側の堰堤本体にはプレートが嵌め込まれていて、これが「小田井沢川砂防堰堤」であるのを確認。2011年3月に竣工したとあります。


ところで、数日前に見た岡谷市の砂防堰堤が築造されたのも同名の小田井沢川でしたね。隣接する2つの市ですが、同名の川があるのは紛らわしいですが、興味深いところです。

それにしても、この砂防堰堤、なんとか堰堤の上に行けないものか思案。上の写真を見るように柵があるんですが、立入禁止の表示はありません。そこで自己責任で柵を越えて行ってみます。

すると堰堤中央の落水部には透過型の装置があるのを発見。

その場所から上流方面を見ると、こんな感じ。

そして下流側を眺めます。木で覆われていて何も見えません。

堰堤中央から見た左岸側の様子。いかにここが木で覆われているかがわかると思います。


改めて地図で確認してみると、この付近にはまだまだ砂防堰堤があるようです。おそらくかつてこのあたりでは土石流のようなものが何度も発生したのかもしれません。機会を見つけて行ってみたいと思います。
コメント

長野県岡谷市湊の砂防堰堤(3/3)

2023-08-03 07:03:00 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、2006年7月19日に発生した土石流は前回記事にした八重場沢川の北西にあたるウノキ沢川でも起こりました。その復旧工事としてウノキ沢川では2つの砂防堰堤が築造されたようです。それは前々回の記事で書いた「概要」に記されています。それによれば「1号堰堤」は高さ8.0m、長さ80.4m。もうひとつの「2号堰堤」は高さ8.0m、長さ41.0mだそうです。

ウノキ沢川は芝原霊園の近くを流れており、地図で見るとひとつは霊園の脇の道を進んで行ったところに堰堤があり、もうひとつは別の沢に築造されている模様。つまり両方の沢が合流してウノキ沢川と呼ばれているようです。

まず向かったのは別の沢から。沢に沿った道を歩いて行くと何やら堰堤らしきものを発見。

水路に水がないことを確認して進んで行くと透過型の砂防堰堤が顔を見せました。

堰堤下流の草だらけの中に表示板が。「ウノキ沢川(ウサギ谷)砂防堰堤」と書かれています。その諸元から判断するとこれはどうやら「2号堰堤」のようです。竣工は2009年9月。

堰堤の横に至る道を登ってきましたが堰堤はその道の下にあり、おまけに大量の草があるため堰堤の上には行けず。

さらに上流へ向かい、上流側から「2号堰堤」を眺めます。

透過型の装置がありますね。


続いて芝原霊園の横の道へ向かいます。そういえば芝原霊園といえば以前夜景探しをしていた時に来たことを思い出しました(参考)。

霊園の脇の道を進んで行くと、突如開けた感じになり、草に覆われた堰堤が出現!ここまではクルマで行くことが可能。

表示板を見るとこちらも「ウノキ沢川砂防堰堤」とありますが、データからすると「1号堰堤」で間違いありません。竣工は2007年11月。

「ご尊顔」はこんな感じ。写真中央にやはり透過型の装置が見えます。

そこから下流方向を眺めます。でも水路のようなものは見当たらず。

汗をかきつつ堰堤の横に登ってみました。でもご覧の通り堰堤の上は草に覆われていて行くことは不可能。もっとも、フェンスがあるので行けないんですが。

左岸、上流側から見た様子。写真ではほとんどわかりませんが、これもダブルウォール構造のようです。


以上で長野県岡谷市湊(おかやし みなと)に築造された砂防堰堤を見終わりました。夏の暑さもありますが、一連の堰堤を見学するのはなかなか骨が折れました。次回は隣の諏訪市にある砂防堰堤に向かいます。
コメント

長野県岡谷市湊の砂防堰堤(2/3)

2023-08-02 07:02:07 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、昨日の記事の続きになります。今回は小田井沢川(おたいさわがわ)のすぐ西側を流れる八重場沢川に築造された砂防堰堤を目指します。昨日書いた記事の中の復旧工事の概要によれば八重場沢川には2つの砂防堰堤が築造されたとあり、その「1号堰堤」は高さが9.5m、長さが78.0mで、「2号堰堤」は高さが8.0m、長さが60.0mと記されています。なるほど、砂防堰堤が2つあるんだな…。ほぅほぅ。

で、中央自動車道と八重場沢川が交差するあたりを遡って行くと堰堤の下流に透過装置が配されたものが…。

その脇には「八重場沢川砂防堰堤」と記された表示板がありますが、1号なのか2号なのか表示がありません。でも、上に示した概要のデータと照らし合わせると、これはどうやら「1号堰堤」のようです。竣工は2007年12月。


国土地理院の地図を見ると、この上流に「2号堰堤」があるようなんですがそこへ向かう道がないので確認できず。
コメント