ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

異文化を覗きに…

2011-10-31 05:11:31 | 脳みその日常
ありゃりゃりゃ…10月には一度もブログを書いてないじゃないですか!! にもかかわらず、のぞきに来てくれる人がいるんですね。ありがたいことです。

そんなアナタのために、載せるはずだった少し前の出来事を書きたいと思います。新鮮味がないですが、まあご容赦を。

あれは9月21日、そう台風が日本列島そして関東地方にも牙を剥いた日でした。この日は広尾にあるノルウェー大使館から招待を受けて出かけたのです。前述の通り、天候は最悪。でも行くと返事をした以上、行かないわけにもいかず。

近くのコイン・パーキングまで行き、そこから大使館まで100mあまり。傘をさして行けばいいや…なんて思っていたのが運の尽き。傘なんて何の役にも立たないことが判明。開いた瞬間に「おちょこ」に。それくらい強烈な風でした。

傘は壊れるは、ジャケットは濡れるはで散々でしたが、目の保養になったこともあります。ここ広尾といえばオシャレな街。モデルのようなスタイルの女性がフツーに歩いてます。

ところが泣く子と地頭には勝てず…じゃないですが、抜群のスタイルを覆うミニ・スカートも為す術無く、強風のため面白いようにめくれるありさま。うひひ、台風さま、ありがとう!

ま、そんな非日常の経験をしつつ、大使館に到着。入り口にはババーンとノルウェー国王の紋章冠(クラウン)がお出迎え。いざ、治外法権の地へ!

(クリックすると写真は拡大します)


なんだかんだ言っても「ひとんち」ですからね。むやみやたらにパシャパチャ撮るわけにはいきません。もしかすると、二度と外に出られなくなるかもしれませんから…(笑)。それに当日はあちこちにガタイの良い大使館関係者と思われる兄さんたちが鋭い目を光らせていましたし。こぇ~、こぇ~。

そんな中で撮影したのが大使館奥にある小さなプール。水の色はこのまんま。実際はもうちょっと鮮やか。バスクリンみたいなものでも入れてるんだろうか。実はすぐ近くにコワモテの兄さんがいたのですが、軽く睨まれただけで文句は言われませんでした。

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もちろん大使公邸にも入りましたよ。その雰囲気も撮影したかったのですが、撮る「空気」じゃない。唯一、撮影できたのがこれ。これは書斎の隅にある現大使直筆による絵皿。一所懸命にカタカナで書いているのがわかります。ちなみに書斎には英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語などで書かれた書物がたくさん。もちろんジャンルは多岐にわたっていました。

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今回の大使館訪問、まるで決死の覚悟のようにみえるかもしれませんが、実際のところ大使夫妻は非常にあたたかく迎えてくれました。ワシはもちろんノルウェー語が話せないので会話は英語でしたが。

それにしても北欧の人は実に「骨太」です。文字通りの意味でね。とても同じ人類とは思えないほどでした。ゴツイわ~。
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