どーも、ワシです。今回は大阪府茨木市生保(いばらきし しょうぼ)にある淀川水系安威川(あいがわ)の安威川ダムを目指します。ここは2022年に大阪の各ダムを訪問した際にはまだ完成していなかったので、いわば再訪問という感じになりました。アクセスは国道171号の「西河原西」信号を亀岡方面へ行き、県道46号をしばらく走っていくと「安威川ダム管理所」の看板があるのでそのT字路を入っていくと到着します。
【茨木の由来】(参考)
ところで、茨木の由来を調べてみました。もともとはイバラの木を切って、それを使用して屋根を葺いたことに由来し、「茨切」から「茨木」になり現在に至るそうな。ほぉ〜
…というわけで、ダムの左岸にやってきました。左岸側に洪水吐がある立派なダムです。

左岸、ダム横にある周辺マップ。

左岸側にあるこの建物が安威川ダム管理所。

左岸、ダム横から見たダム上。歩いてみましょう。

安威川ダムから見える景色だそうです。

安威川ダムは昭和42年に発生した死傷者61名を出した北摂豪雨災害をきっかけに安威川流域の洪水対策として築造計画が立案。ダム本体工事に着手したのは平成26年3月で、ダム管理運用開始が令和5年(2023年)9月だそうです。形式は中央コア型ロックフィルダムで、高さは76.5m、長さは337.5m。

左岸側にある洪水吐の様子。かなりの迫力があります。増水すると水はここから溢れ出て、

この水路を通って下流へ向かいます。

管理所からダムはこんな風に見えます。

ダム上のあちこちに写真付きの設備の説明があります。


「天端道路」とは当ブログでいうところのダム上のこと。

ダム上の両サイドには鎖のガードがありますが、その鎖はダムの規模の割に細いです。

上の写真の左上にある箱はなんでしょうね。近づいてみると「街路灯」と記されています。

街路灯?どういうことなのか下部を見ると写真中央上の筒状の中が光って間接照明のようになっているようです。ほぉ、そういうことですか。

ダム上、中央から見た貯水側の景色。

一方、下流方向の遠景。確かに遠くにあべのハルカスが見えます。

対岸(右岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。

右岸の、いわゆる親柱のところには令和6年3月竣工と記されています。

右岸、下流側から見たダムの様子。

右岸のダム横からは階段で下へ降りることができるようです。もっともその時間は制限されていますが。

ダム築造により水没した場所の写真。

右岸にあるこれはなんだろうか。と思いきや「監査廊」というプレートが貼られていました。


右岸、貯水側から見たダムの様子。

ダム上のあちこちに設置されているこれはなんでしょうね。

近づいてみると赤外線センサーらしい。ダムの中へ侵入する奴を見張る役目かな?

ダムの築造計画の立案から完成までずいぶん時間がかかっている印象がありますが、一番上のリンク先に説明があるように平成21年8月31日の大阪府戦略本部会議において水資源開発の見直しが行なわれ、その計画は中断されてしまいます。その後、平成23年9月13日の大阪府河川整備委員会で計画は妥当と判断。翌年6月11日、計画は「継続」となり、本体工事に着手した経緯があるようですね。まあ、これだけのダムを作るんですからその間にはいろいろな問題が起こったりもするでしょうし、築造には時間がかかるんでしょうね。
【茨木の由来】(参考)
ところで、茨木の由来を調べてみました。もともとはイバラの木を切って、それを使用して屋根を葺いたことに由来し、「茨切」から「茨木」になり現在に至るそうな。ほぉ〜
…というわけで、ダムの左岸にやってきました。左岸側に洪水吐がある立派なダムです。

左岸、ダム横にある周辺マップ。

左岸側にあるこの建物が安威川ダム管理所。

左岸、ダム横から見たダム上。歩いてみましょう。

安威川ダムから見える景色だそうです。

安威川ダムは昭和42年に発生した死傷者61名を出した北摂豪雨災害をきっかけに安威川流域の洪水対策として築造計画が立案。ダム本体工事に着手したのは平成26年3月で、ダム管理運用開始が令和5年(2023年)9月だそうです。形式は中央コア型ロックフィルダムで、高さは76.5m、長さは337.5m。

左岸側にある洪水吐の様子。かなりの迫力があります。増水すると水はここから溢れ出て、

この水路を通って下流へ向かいます。

管理所からダムはこんな風に見えます。

ダム上のあちこちに写真付きの設備の説明があります。


「天端道路」とは当ブログでいうところのダム上のこと。

ダム上の両サイドには鎖のガードがありますが、その鎖はダムの規模の割に細いです。

上の写真の左上にある箱はなんでしょうね。近づいてみると「街路灯」と記されています。

街路灯?どういうことなのか下部を見ると写真中央上の筒状の中が光って間接照明のようになっているようです。ほぉ、そういうことですか。

ダム上、中央から見た貯水側の景色。

一方、下流方向の遠景。確かに遠くにあべのハルカスが見えます。

対岸(右岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。

右岸の、いわゆる親柱のところには令和6年3月竣工と記されています。

右岸、下流側から見たダムの様子。

右岸のダム横からは階段で下へ降りることができるようです。もっともその時間は制限されていますが。

ダム築造により水没した場所の写真。

右岸にあるこれはなんだろうか。と思いきや「監査廊」というプレートが貼られていました。


右岸、貯水側から見たダムの様子。

ダム上のあちこちに設置されているこれはなんでしょうね。

近づいてみると赤外線センサーらしい。ダムの中へ侵入する奴を見張る役目かな?

ダムの築造計画の立案から完成までずいぶん時間がかかっている印象がありますが、一番上のリンク先に説明があるように平成21年8月31日の大阪府戦略本部会議において水資源開発の見直しが行なわれ、その計画は中断されてしまいます。その後、平成23年9月13日の大阪府河川整備委員会で計画は妥当と判断。翌年6月11日、計画は「継続」となり、本体工事に着手した経緯があるようですね。まあ、これだけのダムを作るんですからその間にはいろいろな問題が起こったりもするでしょうし、築造には時間がかかるんでしょうね。