極楽、極楽

山梨県の高台にある「ほったらかし温泉」に行ってきました。これはフルーツ公園の上にあります。以前深夜のフルーツ公園のことを書きましたが、その時温泉は閉まっていたので入浴することができず。今回はその再挑戦というわけです。

もっとも、温泉が「開店」するのは夜が明ける１時間前。というわけで、午前６時に到着。周囲はまだ薄暗い状態。ところが中に入ってみると男湯だけで30人ほどの先客がいました。

浴槽は上下に分かれていて、上はひとつ、下は２つほどあります。もちろん完全なる露天風呂。甲府盆地を眼下に眺められ、上を見れば空ばかり。そして遠くには富士山が見えます。

これだけでも十分満足なのですが、お湯の温度がまたぬるいので、いくらでも入っていられます。上方の風呂のほうが多少熱いですが、それでもまだぬるい。チャプチャプと湯に浸かりながら日の出を待ちます。この気分、最高！ 何も考えず１時間ほど浸かっていました。

残念なことに浴場にカメラを持ち込むのは禁止されていたので、景色を撮影することはできませんでした。でも入浴客の中にはケータイを持ち込んで堂々と撮っている不届き者も数知れず。あのぉー、男同士でキャッキャ言いながら風呂の中で撮影し合うのはやめてくれねーかな。気持ち悪くてかなわん！ 少女か！

ま、そんなわけで風呂からの絶景は撮れませんでしたが、せめて外観だけでも。こんな感じです。

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ついでにフルーツ公園から見た景色をアップしておきます。まず眼下に見えるのが甲府盆地。

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温泉はこの駐車場の上のほうにあります。

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ちょっとしたリフレッシュには最高の場所です。ぜひ訪れてみてくださいな。

ショパン容疑者？

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たまたまラジオ・フランスのサイトを見ていた時に遭遇したものです。この人物はかの有名なショパン先生で、確か晩年の銅版画か何かだったと思います。

何すか、これ…。目のところが隠れちゃってて、まるで容疑者じゃないですか。この時見ていたブラウザはFirefoxなのですが、思わず吹き出してしまいました。

意地悪すぎますぜ、Firefox（笑）

人間観察の場

以前からそうなのですが、ワシは大勢の人の中にいるのが苦手です。それなのに、先日どうしてもあるパーティーに出ることになりました。実際行ってみると知り合いは誰もいません。完全なアウェー状態。孤立無援、四面楚歌です…まさに。

こんなとき、社交的に振る舞い、知らない人に話しかける方法もあるのかもしれません。でも基本的にそういうのも苦手なんですよね。だから余計にストレスとなる。

最初はこの状態をどう打開したらいいのか考えていました。そのうち、ある方法が浮かびます。つまらん時間を過ごすのなら、いっそのこと人間観察をしてみよう、と。

あのね、浮かれてゴキゲンになっている人々の中に入れなくてつまらんと思うのはその時点でネガティヴな思考をしているわけです。そういう状態を長く続けていたって、いいことは何もありません。

だけど、話す相手がいないのなら周囲の人たちを観察するのが一番面白いんですね。へぇ、こんな人がこうなのか…、といったことが見えてくるんですから。

たとえば、厳格そうな顔をしたオッサンが実は思いっきりミーハーだったり、パーティーを利用してここぞとばかり名刺を配りまくる人を発見するとかね。まあ、いろんな人間模様が見えるもんなんです。これはひとつの発見でした。

といって、パーティーが好きになったわけじゃありません。軽薄に浮かれ狂うのは、やはり苦手です。むしろ静かな場所で１対１でじっくり話すほうが自分には合っているなと改めて思いました。