ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

晩秋蕎麦打ち例会

2017-10-30 21:26:18 | 脳みその料理
年に一度のお楽しみ、「蕎麦打ち例会」をしました。蕎麦を打ったのはメンバーのM。今回は北海道産の新蕎麦粉と蕎麦専用のつなぎ粉を使用したそうです。しかも極細の蕎麦!もう、ここまで行くと職人技の域に達していますよ。喉越しも良いし、感謝感謝です。奴の気合いに負けまいと作ったアテがこちら。



蕎麦に合うアテといえば天ぷら。海老、かぼちゃ、紫芋、ミョウガ、アスパラガス、大葉の盛り合わせです。お好みでツユか屋久島の塩でいただきます。



だし巻き玉子と豚の角煮。真ん中にあるゆで玉子は角煮を作る際に一緒に漬けたものです。



フルーツ・サラダとブリ大根。アメリカ産のなんちゃら言うブドウは種無しですが皮ごと食べることができて、しかもシャキっていう食感が良い。噛んでいると確かにブドウの味がしてくる。うまいわ〜。ブリ大根の大根は作る前に大根を冷凍しておくと味が染み込みやすいです。まぁこれは常識かな…。



今宵は蕎麦を食うことが目的で、酒量はほどほどにすると言っていたので、それならばアテも存分に食べていただこうと思って作ったのですが、結果としてはつくりすぎでした。

「おい!アテ、作り過ぎじゃねーの?」
「お、おぅ、確かにな…」

考えてみれば昔よりも量は食べられなくなっています。これは老化現象のひとつなのかもしれません。よし、これからは量より質にシフトして作っていこう!

なんだかんだ飲んで食って、気づけば深夜12時半。いつもの楽しい会でした。
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賃貸物件探しのお供(下)

2017-10-24 10:56:46 | ドライブ関連
前回の続きです。

伊豆なんてのはワシからすれば日帰りの距離。でもまあ、今回はご主人のお供なので宿泊に同行しました。

土肥から国道136号に入り、修善寺温泉へ。

「宿はどうします?」
「行けばどこかにあるんじゃない?」
「予約とかはしてないんですか?」
「してないよ」

温泉街をふらふらと走っていたら、ご主人、

「あ、ここに泊まれるか聞いてみよう!」

そう言うや、目の前の新井旅館に飛び込んでいきました。





いやいや、ちょっと…高級そうな旅館じゃないですか!こんなところに飛び込みで泊まれるんかいな。無理やろ…。

数分後、交渉成立!(すごいな、おい!)間口こそ狭いけれど、旅館の敷地はまあ広い。館内の様子はこんな感じ。



うまそうな…もとい、立派な鯉が渡り廊下の近くで群れています。



通された部屋から見える景色には風情が感じられます。



食事は仲居さんが部屋まで運んでくれます。前菜の2品はこちら。





京都で修行したという料理長の「作品」です。「だし」の使い方が絶妙で感服。さすがプロは違いますね。料理は全部で10品提供されましたが、どれも旨い。残念なことに他の料理は撮り忘れました。だって、旨い料理を堪能しつつ酔っ払ったから…。ハハハ。

この旅館は上記のサイトに記されてあるように著名な画家や作家、歌人が長期滞在したそうで、希望すれば専門のガイドが旅館の歴史や文化人について館内をまわりながら案内してくれます(有料)。この日は長身で美人のおねいさんが案内してくれました。

多くの文豪たちの訪問がこの旅館のウリなのでしょうが、おねいさんに質問してみました。

「すみません、音楽家などは滞在したことがあるんですかね?」
「えーと、どうでしょうね。ちょっとわかりませんが…」
「はぁ…」

西洋音楽が我が国に導入されたのとほぼ同時期に開館したこの旅館ですが、ここには音楽家の足跡は残されていないようです。ちょっと寂しい気も。もっとも、交響曲《新井旅館》なんて題名の作品は誰も書かないだろうけどね。

それにしても、印象に残る素敵な旅館でした。あ、海に近い賃貸物件、どこかにないかな…。
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賃貸物件探しのお供(上)

2017-10-23 19:53:17 | ドライブ関連
近所の商店街のご主人とはもう30年近くの付き合い。今年78歳になるその人はとにかく元気。現役をすでに引退しているので、あとは残された自分の時間を充実させたいとのことで家族と離れ、ひとり悠々自適な生活を送りたいと話されていました。

実は4年前、その人は富士山が見える山奥で2年間過ごしており、今回は海に近い場所での生活を希望とのこと。

「どの辺りに住みたいんです?」
「西伊豆あたりなんてどうかなぁ」
「じゃあ、下見がてら行きましょうか!」

ということで、先週お供をしてきたというわけ。

早朝、東名高速の沼津インターから国道414号で海沿いを走り、途中から県道17号へ。あわしまマリンパークや伊豆・三津シーパラダイスを横目に海岸線をひたすら走ります。

そして、戸田(へだ)に到着し、この辺りで探してみようということに。ところがこの辺りでは不動産屋というものはほとんどなく、戸田では商工会でしか取り扱っていないことが判明。いくつか物件を紹介していただき、実際に見ましたがパッとせず。

「うーん、なかなかないもんだねえ」
「ありそうですけどね」
「腹、減ったね。どこかで昼飯でも食おうか」

てなわけで、近くのかにや戸田本店に寄る。ここはタカアシガニ料理が有名だそうで、生け簀にはタカアシガニだらけ(当たり前か!)。この日は一日中雨でしたが、中国人観光客の団体がウヨウヨいました。









腹を満たしたところで、再び県道17号で海沿いを走ります。そして次なる目的地、土肥に到着。ご主人の知り合いの不動産屋に立ち寄りました。しかしながら、条件に合う賃貸物件はなし。

「ないねぇ…」
「そうすね」

この時点で探求意欲は低下。当初はさらに南にある田子や堂ヶ島、松崎などにも行く予定でしたが、この不動産屋情報によれば「おそらくないだろう」とのこと。そう言われちゃあね…。

まあ、この日はあくまで下見ですから、あとは旅気分。

「どうします?これから」
「そうだね、今夜は修善寺にでも泊まろうか」

そんなわけで、続きは次回。
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