ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

秩父のナイス(?)スポット

2007-03-26 15:53:35 | ドライブ関連
秩父方面をぶらり。行き方はさまざまだが、標準的なコースなら所沢のR463からR299で行ける。R299も昔は飯能の町中をうねうね通る道だった。しかし近年ではバイパスがあるのでスムーズに通行できる。

とはいうものの、飯能から秩父に向かうR299は適度なワインディングがあることと正丸峠があることから「走り屋御用達」の道でもある。コイツらは強化サスと地べたを這いつくばるようなローダウンのセッティングをしているため、はえー、はえー。ドノーマル仕様のワシのクルマなんて話にならない。こちとらコーナーで踏ん張りがきかないから、みるみるハナクソに…(泣)

まあ、速く走ってくれるぶんにはよいのだ。問題はその逆。通る時間によってはノロノロ走るダンプのケツについてしまう。この時ばっかりはどーにもならん。適度な脇道に逃げるしかない。

当初の予定ではR299で秩父まで行き、そこからR140を熊谷方面へ軽く流すつもりだった。ところが、道の駅「ちちぶ」で休憩している時、何気なくナビを見ていたら近くに秩父ミューズパークなるものがあるのを発見。行ってみた。

そのサイトを見ればおわかりのように、ここは自然との触れ合うことのできる場所だ。また秩父市の夜景や星空を眺めるには絶好のポイントといってよい。でも夜中に行くと、ホント真っ暗。サイトで紹介されている音楽堂をはじめとしたさまざまな施設は全く見えない。真夜中に訪問するにはちょっと度胸が必要かもしれない。

それでも何かないかなとキョロキョロしていたら、写真のようなギリシャのパルテノンを思わせるものを見つける。これは建物の脇に飲料の自販機があり、その灯りがあるから見えたのであって、もし自販機がなかったらまさに漆黒の闇。何か出るかも…。ひぃぃぃぃぃ。
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ドカドカ、ゴリゴリ…

2007-03-24 05:43:40 | 回想する脳みそ
部屋を片付けていたら面白いものが出てきたので、ご紹介。なんと、それはワシが若い時に通ったディスコのカード。今のワシを知っている人はきっと想像できないだろうが、当時はヘヴィ・メタに狂っていたのだ。当然プレイもしていたけれど…。

ディスコといったって、イケイケのネーチャンたちのように踊ることはない。最近の例でいえば、エア・ギターみたいなもの。ただ、ジャンルがジャンルだけに流暢な動きなんてない。重く、しかもキョーレツに速いバス・ドラと、ディストーションを限界までかけまくった、そう、まるでミニマル・ミュージックみたいなギターのリフが延々とゴリゴリ続く。そんななか、入場者は何かの宗教に取り憑かれたかのようにひたすらヘッド・バッキングを繰り返すのだ。

そこは楽しいという空間ではない。爆音に陶酔してはいるが、むしろ修験者の修行のよう。曹洞宗の開祖である道元(1200-53)は只管打坐だったのに対し、我々はひたすら首を振りまくる。「儀式」が終われば当然首には激痛の嵐。でも決して挫けることはない。翌週にはまた参加するのだ。あー、イッちゃってるねえ(苦笑)

こんなアヤシイ「儀式」が行われていたのは新宿の伊勢丹会館にあった「ツバキハウス」というところ。現在はないが、平日は一応フツーのディスコだった(そうだ)。しかし週末ともなるとそこはヘヴィ・メタ野郎どもの「聖地」と化す。

服装は上下レザーは当たり前で、上級信徒になるとさらに肩やら手首周りに画鋲の親玉みたいなものが付いた「礼服」を着用する。うっかり接触しようものなら出血すること間違いなし。最近の過激なメタル・ファッションでは鎖をジャラジャラさせているみたいだが、当時そんなジャラジャラ小僧は少なかったような気がする。

一般の目からすれば異様な光景である。しかしこの空間ではそれが常識。そんな場所へTシャツとジーパンみたいな格好で乗り込んだらどうなるか。もちろん白い目で見られるに決まっている。なんとなれば、ここでは非常識な服装だから。

でもワシはそんなプレッシャーにめげたりはしなかった。見た目だけ「信者ぶっている」奴のほうがよっぽどウソくさいと思っていたからね。因縁をつけられることもあったけど、そんな雑魚はスルー。むしろ最も注意したのは首振りの最中にバランスを崩して画鋲の親玉に触れないこと。だってホントに痛いんだぜ(笑)

写真(上)はカードのオモテ。写真(下)はそのウラ。
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港北区の「歯」

2007-03-19 17:39:21 | ドライブ関連
これまで何度か歯科医院の看板を紹介してきたが、昨夜新しいものを発見! これは横浜市港北区付近を走っていた時に偶然見つけたもの。ブルーの地が何ともクールな治療を思わせる(?)もっとも、治療後、痛みでブルーになることは間違いないのだろうが…

ところで、このごろワシのところに吉報が矢継ぎ早に舞い込んでいる。いいねえ。こちらまで嬉しくなってしまいますよ。さあ!みなさん、どんどんハッピーになりませう!
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決まったそうですぜ

2007-03-10 17:05:09 | 音楽あれこれ
サイトウ・キネン・フェスティバル松本の事務局から今年の音楽祭のチラシが送られてきた。詳細についてはサイトをご覧下され。

まあ、今回のプログラムのなかで特に注目といえば9月6日および9月8日の「オーケストラ・コンサートB」だろうな。アンリ・デュティユー(b.1916)による新作の世界初演! うぉー、デュティユー先生、今年で91歳か…。げ、げんきぢゃのぉ。

上演はまだ先の話だけど、何とか時間を作って聴きに行きたいなあ。
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東伏見稲荷神社から箕作秋吉へ?

2007-03-07 05:18:21 | ドライブ関連
深夜、東久留米に用事があったので出かける。途中、西武新宿線東伏見駅の脇を通った際、駅のすぐそばに鳥居があるのを発見。地元の人ならフツーに知っているのだろうが、地元民でないパッセンジャーのワシは今まで全く気づかなかった。そこで、パチリ。

鳥居の脇には何やら石碑が。写真では判別しにくいが「東伏見稲荷神社」のように書いてある。あ、そうか、ここから少し歩けば「東伏見稲荷神社」があるんだよな。なるほど、なるほど。

その石碑の別面には「文部大臣 鳩山一郎 謹書」とある。へぇ~、そうなのか。石碑を見た時には何も思わなかったが、帰宅して調べてみると、もう少しだけ詳しいことがわかった。

上記の神社のサイトによれば、東伏見稲荷神社が、本家である京都の伏見稲荷大社から分社したのは昭和4年とある。一方、鳩山一郎が文部大臣を務めたのは昭和6年の犬養内閣から昭和9年まで。ということは、この石碑が建立されたのは少なくとも昭和6年以後のことになるわけだ。つまり分社と同時に石碑が建てられたのではないということになる。ま、そんなトリヴィアはどうでもいいか…。

ところで、鳩山一郎をウィキペディアで調べてみたら思わぬ発見があった。鳩山が1955年にフリー・メイソンになったのは知っていたが、興味深かったのはサイトの下方にある家系図である。なんと親戚筋には、美濃部達吉、亮吉親子はもとより、作曲家の箕作秋吉(1895-1971)までいたんだねえ。鳩山家と美濃部親子の関係は昔何かで読んだ記憶があるが、箕作との姻戚関係は知らなかったな。

あらら、東伏見の鳥居の話から話がどんどん離れてしまったわい。では、今回はこれにて。
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木も森も見よう

2007-03-05 04:55:26 | 音楽あれこれ
近年音信不通になってしまった先輩に言われたことを思い出した。

「自分の専門分野について深く研究することは大切だけれど、それだけ知っていてもダメ。それ以外のことも広く浅くで良いから知っていなくてはね」

まったくもって同感である。実際、社会に出てから痛感したのは大学で学んだことなんてほんのちょっとしか役立っていないということ。とんでもなく狭いクラシックの世界であってもである。

遥か昔のことなのでよく覚えていないが、大学時代には単位を取得するための勉強で精一杯だった。それでも時間がない、時間がないと思っていた。もちろん夜間から明け方まではバイトだったし。

でもね、仕事として原稿を書くようになると大学時代の勉強なんて「屁」みたいなものと思うようになる。いや、学問を愚弄しているんじゃない。社会に出ると自分がいかに音楽のことを知らないかを痛感するのだ。

大学時代は時間がないと言いながら、それでも上記の先輩の言いつけに従って自分なりに広く浅く、時にはマニアックなモノまで聴きまくっていた。にもかかわらず社会に出てからは、依頼される原稿内容に「うひゃー、あひゃー」ととまどうこと数知れず。でも、署名原稿であるからには恥ずかしいことは書けない。その都度必死に食らいついていた。ことによると社会に出てからのほうが一所懸命勉強したかもしれない。

そうはいってもまだまだ知らないことはある。特にここ七年ほど社会人向けの音楽講座で話をさせてもらっているが、予期せぬ質問にあえなく撃沈することも…。いやいや、クラシック音楽初心者を侮ってはいけない。彼らは知らないが故に鋭いところを突いてくるものなのだ。

いや、その人の立場になって考えれば素朴な疑問なんだよね。ワシは一応「専門家」と思われているのだから、素人にしてみれば即答してくれるものと思うのだろう。だいたいさ、世の中の人は講師が音大を出ていると知れば、「この人はきっと音楽のことは何でも知っている」と思っているのだ。逆に考えてごらんよ。目の前にいる人が法学部卒だったら、「この人は法律のことは何でもわかるんだろうな」と思うでしょ? それと同じこと。

世の中の人が自分を音楽のプロと見なしているのであれば、こちらも彼らのご期待にそえるような人間にならねばならない。それがプロというもの。となると、勉強することは山ほどあるわけだ。大変だけれど結果的に自分の知識も広がるので、講座で話をさせてもらえることはありがたいなと思う。感謝、感謝である。

あー、なぜこんな内容を書いたのかというと、ある受講者がメシアンの作品のタイトルに出てくる単語に疑問をもったからだった。「○○とはどういう意味なのでしょうか」と。うーん、ワシはメシアンの研究家じゃないからなあ。でも、熱心に聞いて来る受講者をスルーするわけにはいかない。そこで「にわかメシアン研究」を開始したという次第。

…にしても、ちょっと質問内容がマニアックだよな?(笑)
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麺がドーン!

2007-03-04 04:32:54 | ドライブ関連
基本的に土曜の夜は怪しい運転をする奴が多いので出かけないことが多い。でも気分転換に軽くドライヴしたくなった。距離はほんの50kmほど。目的地なんて特にない。ただ運転したかったのさ。

何気なくクルマを流していたら、やけに自己主張している看板を発見!



シンプルながら、そこがラーメン屋であることは一目瞭然(たぶん)。それにしても、なんというのか、そのぉー、潔いねえ。

この場所は横浜線相模原駅から数分歩いたところにある。店の名前? そういえば確認してこなかったな…。なんていうんだろう(苦笑)
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