どーも、ワシです。今回は島根県仁多郡奥出雲町三成(にたぐん おくいずもちょう みなり)にある斐伊川(ひいがわ)水系斐伊川の三成ダムを目指します。アクセスは国道432号から「東城(とうじょう)/横田」方面へ向かうT字路を入り、国道314号を進んでいくと「島根県 三成ダム 土木遺産 日本最初のアーチダム」の看板があるのでそのT字路を入っていくと到着します。
こんなダムです。確かに年季が入っています。
一体、いつ築造されたんでしょうね。案内板によると、昭和27年から発電専用の「日本最初のアーチダム」として築造が開始され、昭和29年(1954年)3月に完成したとあります。高さは42.0m。そして左岸側で取水された水は直線距離にして約2.3km離れたところにある三成発電所へ送水され、発電に利用されます。一方データによると、三成ダムの長さは109.7mで、着工は昭和25年、また竣工は昭和28年(1953年)となっています。しかし発電所の運用開始が昭和28年10月なので三成ダムの完成も同時期と考えられ、こちらが正しいと思われます。ちなみに三成ダムが日本初のアーチ式ダムとされていますが、同型式のダムで先に着工したのは宮崎県にある上椎葉(かみしいば)ダムで、1947年。しかし同ダムが完成したのは1955年なので三成ダムが「日本初のアーチ式ダム」ということになります。(参考)
そして、歴史的価値が認められ、2015年には土木学会選奨土木遺産として登録されました。
右岸側にあるこの建物は管理所と思いきや「島根県企業局 三成ダム操作所」なのでした。ならば管理所はどこに? どうやら左岸側にあるようです。
というわけで、ダム横へ向かいます。近くには昭和61年12月に設備改良工事が行なわれたプレートが貼られていました。
その付近から見たダムの様子。しかし、ご覧のようにダム上へは行けません。
仕方ないのでフェンス付近から貯水湖を眺め、
ダム下を見下ろします。
そして下流方向の遠景。
…にしても、悔しいのでフェンス越しにダム上をパチリ。しつこい?
やっぱり土木遺産に指定される築造物はどれも味があっていいね!
こんなダムです。確かに年季が入っています。
一体、いつ築造されたんでしょうね。案内板によると、昭和27年から発電専用の「日本最初のアーチダム」として築造が開始され、昭和29年(1954年)3月に完成したとあります。高さは42.0m。そして左岸側で取水された水は直線距離にして約2.3km離れたところにある三成発電所へ送水され、発電に利用されます。一方データによると、三成ダムの長さは109.7mで、着工は昭和25年、また竣工は昭和28年(1953年)となっています。しかし発電所の運用開始が昭和28年10月なので三成ダムの完成も同時期と考えられ、こちらが正しいと思われます。ちなみに三成ダムが日本初のアーチ式ダムとされていますが、同型式のダムで先に着工したのは宮崎県にある上椎葉(かみしいば)ダムで、1947年。しかし同ダムが完成したのは1955年なので三成ダムが「日本初のアーチ式ダム」ということになります。(参考)
そして、歴史的価値が認められ、2015年には土木学会選奨土木遺産として登録されました。
右岸側にあるこの建物は管理所と思いきや「島根県企業局 三成ダム操作所」なのでした。ならば管理所はどこに? どうやら左岸側にあるようです。
というわけで、ダム横へ向かいます。近くには昭和61年12月に設備改良工事が行なわれたプレートが貼られていました。
その付近から見たダムの様子。しかし、ご覧のようにダム上へは行けません。
仕方ないのでフェンス付近から貯水湖を眺め、
ダム下を見下ろします。
そして下流方向の遠景。
…にしても、悔しいのでフェンス越しにダム上をパチリ。しつこい?
やっぱり土木遺産に指定される築造物はどれも味があっていいね!