ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

食の彩りと工夫

2015-06-21 06:06:00 | 脳みその料理
実は先月も例会はあったのですが、アップするのを忘れたので省略。その代わり、今月の例会のご報告を。



今回の選りすぐりは、まずタコのから揚げ。下味を時間をかけて染み込みせてからサッと揚げます。



次はエビフライとタルタルソース。エビフライはいたってフツーのものですが、タルタルソースはそれだけでもおかずになるほどウマい。ワインビネガーとレモン汁を入れたからかもしれません。



サラダの彩りをよくしているのは意外にもサクランボ。たまたまこの日、1パック200円で売っていたので、オレンジとともに入れてみました。ドレッシングはオリジナルです。



デザートは中身をくりぬいたメロンにその中身を使ったメロンアイスとフルーツケーキ。メロンは相当甘いので、アイスクリームにする時、糖分は控えめにすると良いです。ケーキはドライフルーツを混ぜ込んだ自作。



今回も「美味しい時間」を仲間と過ごしました。
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肩書きの有効範囲

2015-06-20 23:26:30 | 脳みその日常
仕事以外のいろいろな世界に首をつっこむのは本当に楽しいものです。自分の知らない世界を知ることができるから。未知なる世界で感じるのは、いわゆる「肩書き」というものがほとんど意味をなさないこと。ある業界では有名であっても、その業界と無関係な世界でその肩書きは「なんじゃ、そりゃ?」となります。そりゃ、そうですよね。肩書きなんて、それに関心のある人にしかわからないんですから。

もともとフリーランスで生きてきたせいか、肩書きなんて何の興味もありません。厳密に言えばワシにも肩書きはあります。でも、ほかの人から問われない限りその肩書きは口にしません。

逆に世の中には肩書きを欲しがる人もいます。いや、むしろ多いかもしれないですね。肩書きがあったほうが世の中をラクに渡っていくことができるからです。さらに肩書きを錦の御旗のように考える人は、それをあたかも権威・権力のようにふりかざすのがお好きなようです。

いえ、肩書きを否定するつもりは毛頭ありません。肩書きとはいわば登録商標みたいなもので、門外漢の人でもその肩書きを聞くだけで理解されることも多いからです。便利なものといえば、便利なものといえるでしょう。

だけど、先ほども書きましたが、肩書きをもっているからといってどの世界でも無条件に尊敬されるわけじゃありません。ある肩書きが有効なのは限られた世界のみなのです。だから肩書きをまるで万能薬のように使っている人を見ると、あぁ、世界を知らない人なんだな、視野が狭いんだなと思うようにしています。
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振りかけるだけ~!

2015-06-10 20:14:39 | 脳みその料理
先々週に作ったメシをご紹介。



左下のはトマト・ソースを敷いたクリームコロッケ。右下のはオリジナルの味付けをした蕎麦。左上はまぐろとアボカドと玉ねぎの和え物。どれも旨し。

で、今回試して、なかなか良かったのが右上のサラダ。



一見、フツーのサラダですが、その味付けに使用したのがコレ。



少し前から話題になっているらしい「粒状のドレッシング」。いろいろな種類があるようですが、野菜に振りかけるだけで手軽に味付けできます。その上、余計な汁が出ないのも利点ですな。

興味があれば、お試しあれ!
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目的実現のために…

2015-06-09 06:50:11 | 脳みその日常
深夜の「送り仕事」の話。

何度か送っていると、嬢のほうから話をするようになります(人にもよりますが)。どうやら嬢たちにとって、ワシは話しやすいそうで、いろいろな話をしてくれるようになりました。

嬢の話す内容のほとんどは愚痴。夜の仕事についての愚痴はあまり耳にしませんが、昼間の仕事の給料が安いとかそれだけでは生活ができないなどの愚痴です。そう、昼間別の仕事をしながら夜も働いている嬢は意外にも多いんですよね。

美容師をしているというある嬢は深夜23時まで仕事をし、24時に入店。そして午前2時まで勤務しています。だいたい午前2時上がりの嬢ってのは昼間は別の仕事をしているケースが多いようです。

美容師に関しては、自宅に住んでいるのならともかく、独り暮らしをしているとなれば昼間の仕事だけで生活するのはほとんど難しいとか。自動車整備士なんかもそうですね。人の生死に関係し、なおかつ大変な仕事なのに、給料は安い。だから会社には内緒で副業をしている人は結構いるようです。もちろん他の業種の方々もいるでしょうが。

かくいうワシとて、送りの仕事は副業。他人のことをあーだこーだ言えた身分じゃありません。でも、ワシの場合はそこまで追い込まれているわけじゃない。前にも書いたように深夜の時間を有効活用するために始めたことなのでね。

学生時代から深夜のアルバイトはいくつも経験しましたが、今も昔も変わっていないのは、この時間帯に働く人というのは何かしらの「訳あり」の事情を抱えていること。だから、中には壮絶な人生を歩んできた人も知っています。

もちろん、人間とて生き物ですから、健康のためには夜は寝たほうが良いに決まっています。借金返済などの止むを得ない理由で働かなければならないのは仕方ありません。しかし、メインの好きな仕事を全うするために睡眠時間を削ってまで深夜に働く姿は、仕事の内容を問わず素晴らしいと思います。

一所懸命に生きる人、好きだなぁ。
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本人次第

2015-06-08 00:46:56 | 脳みその日常
初めて送ることになった、ある嬢。どういうわけか最初から親しげに話しかけてきました。その声質は何かとても楽しそう。試しに聞いてみました。

「あのぉ、何か楽しいことがあったのですか?」
「え、どうしてですか?」
「う~ん、なんとなくそんな気がしたので…」

気のせいだったか…と思っていると、その嬢、意を決したかのように話し始めました。

「実は、子供ができたんですぅ」
「おおっ、それは素晴らしい!」
「それだけじゃないんですよ」
「え、まだ何か?」
「もうすぐ結婚するんです!」
「ひゃー、できちゃった婚ですか?」
「ええ、まぁ…」
「いずれにしても、めでたいこと続きですね! いや~、よかった、よかった」

ワシが「めでたい、めでたい」を連呼するのを聞いて、その嬢、

「なんでそんなに喜んでくれるんですか? 今日、はじめてお話ししたのに」

と不思議がる。いやいや、新しい命が誕生すること、そして新たな人生が始まるなんて素晴らしいことじゃないてすか。そういう話を聞かせてもらっただけでも、こちらは嬉しい気持ちになるんですよ。こちらこそ、ありがとうですよ。

そんな会話をしながら嬢の自宅に到着。すると、嬢はますます明るい声質で、

「はい、絶対に幸せになります!」

そう言って、クルマを降りていきました。最近は高齢者との付き合いが多いせいか、病気や死の話題が多かったので、久しぶりに明るい気持ちになりました。

…と、まあ、そんな話を後日知り合いの高齢者の方々にしたところ、思いもよらぬ反応が。

「ああ、そんなの、すぐに別れるわよ」
「大体、彼氏も彼氏ね。付き合っている彼女にそんな仕事をさせておくなんて…」
「そうね、類は友を呼ぶっていうけど、きっとダメ同士なんじゃない?」

いや~、辛辣極まりない。肯定的な意見はひとつもなし。確かに高齢者の方々の意見も一理あります。おそらく長く生きてきて、そうした事例を数々と耳にしてきたからなのでしょう。

これが一般的な意見なのかもしれません。でも、件の嬢にはそうなって欲しくないなあ。もっとも、こればかりは男と女のことなんでね…。どうなることやら。
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細腕大黒柱?

2015-06-04 13:00:35 | 脳みその日常
深夜ワシが送る嬢たち。その大半は贅沢な生活をするために働いています。でも、中にはそうでない嬢もいるんですよね。

店から「送り、お願いします」との連絡を受け、店前で待機。通常なら、しばらくするとボーイに付き添われた嬢が出てきます。ところがその日はなかなか出てこない。

そこそこの時間が過ぎたところでボーイと嬢が登場。その嬢は完全に泥酔状態。歩きは千鳥足だし、呂律も回っていない。なかなかの「強敵」である。

それでも何とか住所を聞き出し、出発。そこそこの距離なので自宅に到着まで時間がかかる。そこで、

「ゆっくり寝てていいですからね。着いたら起こしますから」

と声をかけるも、嬢はすでに夢の中。眠っていたって、こちらは大歓迎。指定された住所へひたすら向かうのみ。

ほぼ夜が明けた頃、目的地に到着。「着きましたよ」と呼びかける。無反応。仕方なく何度も声をかける。

やがて目をさますも、クルマから降りられる状態じゃない。おまけに呂律も回らない状態。「困ったな、どうすべ?」と思案していると、嬢、自分のスマフォをワシに手渡し、呂律の回らない口調で「代わりに電話して」と言う。

「代わりに電話?どういうことだ?」

渡されたスマフォ画面を見ると嬢が操作したのでしょう。「お母さん」と出ている。ああ、母親を呼んで迎えに来て欲しいんだなと理解。スマフォに耳を当てると呼び出し音が鳴り、すぐに母親の声。

「かくかくしかじかというわけで、今お宅の前に来ているので迎えに出てきて欲しい」と告げる。母親は特に驚いたふうでもなく「わかりました」と返答。

ほどなくして母親が登場。早朝ということもあるけれど、ノーメークで気だるい風貌。ふと見れば、後ろには父親が。これがまた頼りなさそうで、うだつの上がらないような顔つき。う~ん、なんだろ、この違和感。

泥酔した嬢は両親に付き添われて家の中に入っていきました。この日の「送り」はこれが最後で家路に着いたのですが、先ほどの違和感が気になって仕方がない。あの光景を再度思い出してみました。

まず不思議だったのは電話をした時の母親の不自然すぎる冷静な対応の仕方です。嬢の泥酔には慣れっこになっているのでしょうか。いやぁ、そういう感じではありませんでしたね。

次に違和感を覚えたのは、泥酔状態の嬢を見た時の両親の対応の仕方です。フツーの親であれば泥酔した娘を見たら「なにやってんの、あんた!」「しっかりしなさいよ!」みたいに叱るんじゃないでしょうか。

ところが、実際にはそうじゃなかった。よくあることとして慣れているのだとしても、その両親は娘を叱ることはなかった。むしろ娘に声をかけるのも憚られるような感じ。まるで家来のよう。

また、送った場所が幾分薄汚い公営団地だったのも、ちょっと違和感。

これらのことを踏まえて考えてみると、どうもこの家族はその嬢の稼ぎを当てにしているのではないか。つまり嬢が実質的な家の大黒柱であるということ。母親は嬢を叱らなかったのではなく、立場上、叱ることができなかったのではないか。そばにいた父親もただ見守っていたのもそういう理由なのかもしれない。

もちろん、これはあくまでワシの推測に過ぎません。しかし状況的にというか、直感的にこの家庭はその嬢が担っているのだなと感じたのです。「送り」終了後、毎回店に「終了しました」と連絡するのですが、その際、嬢の泥酔状態のことを話しました。すると、店の担当者は、

「泥酔したのは、それだけ彼女が頑張っているってことじゃないですか?」

何か合点がいきました。

いろいろな人生があります。いろいろな境遇があります。何が良くて、何が悪いというのではありません。それぞれの人がそれぞれの人生を懸命に生きているのです。

ただ思うのは、ワシの推測が当たっていたとしたら、この嬢には幸せになってもらいたいということ。名前も知らない嬢ですが、心からエールを送りたい。そう思いました。
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あれよあれよ…

2015-06-03 00:13:50 | 脳みその日常
前回書いた深夜の仕事。事前の説明では研修期間は3カ月で、本採用はそれからとのことでした。ところが今月から本採用との知らせ。それに日給も1.000円アップ。

なんちゅうアバウトな世界やねん。

まあ、でもクルマの中で待機する時間がめちゃくちゃあるので、ありがたいのです。なぜなら待機している間に本業の仕事がはかどるから。時間は有効に使わなくちゃね。

さて、今晩も頑張ろう!
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