ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

越中屋食堂にフラれる

2007-02-28 07:26:00 | ドライブ関連
昨日は講座の日。前日から徹夜で準備しただけのことはあり、無事終わる。夕方帰宅すると途端に睡魔が襲来。特に予定もないので本能のおもむくまま眠る。

午後11時半、異常な空腹感で目覚める。そういえば前日からメシを食うのを忘れていた。腹も減るわけである。

その時、ふと越中屋食堂のことを思い出した。以前から行ってみようと思っていた場所だ。行くついでにメシも食えるのなら一挙両得。出かけてみようか…。午前零時に出発する。

越中屋食堂は群馬県安中市のR18沿いにある。ネットの情報だと平日は24時間営業らしい。そもそもここは長距離トラックの運転手などが利用する有名なスポット。味もまあまあ良いとのこと。そんな情報を見れば行きたくなるというもの。

と、ところが、午前2時に到着したら店は閉まっていた! え? どうゆうこと? 目の前の事実がのみ込めない。ワシの頭の中ではすでにウマい定食をほおばるイメージができあがっていたからだ。

その場で一服。気持ちをリセットする。

2時間もかけて来たのにそのまま帰るのも悔しい。そこで、少し戻って高崎周辺を散歩することにした。ええ、ええ、深夜であることはわかってますとも。

まずは高崎駅に行ってみる。すると、あーら、びっくり。すっかり様変わりしているではないか! もっとも、高崎駅前を歩いたのなんてもう20年近く前だから、変わっていても不思議はないのだが…。

西口前のロータリーにはオブジェがあった。一対の男女の像である。近づいてみると、それぞれには名前が書いてある。向かって左の像は「希」、右のほうは「望」だそうだ。ふたりそろって「希望」というわけか…。うーん、なんだか昔のヤンマーのCMみたいだな。

さすがにこの時間では高崎名物の「だるま弁当」は売っていない。高崎の名物か…。名物、名物といえば…あぁ、白衣観音があるぢゃないか。よし、行ってみよう。

白衣観音は高崎駅からR17を越えてしばらく行った高台にある。今回知ったのだが、この高台はかなり夜景がキレイなのだ。高崎市内をラクに一望できる。素晴らしい!

夜景に感動しながら観音様のところに到着。時刻は午前3時少し前。言うまでもないが、あたりには誰もいない。そりゃそーだ、こんな時間にお参りする人なんて、どーかしている。

で、その「どーかしている」のがワシだったりするから我ながら情けない。でも、変わり者と罵られてもワシは観音様の足下まで行き、しっかりと手を合わせるわけですよ。え? 何を祈ったのかって? 決まっておろう、世界平和ですよ、世界平和。これはマジですぜ。
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チューナー療法

2007-02-27 04:43:50 | 音楽あれこれ
先月中旬から歌のレッスンを始めたオジサン。本人の努力の甲斐あって、自然な発声ができるようになった。それはそれでメデタイ。しかし問題はここから。先天的なのかどうかわからないが、オジサン、音の高さの違いがなかなか認識できないのである。歌うにあたっては音の高さを認識できないとどうにも始まらない。

たいていの人は何の苦もなく伴奏に合わせて歌うことができる。だがこの人には至難の業なのだ。いったいどうしたらよいのだろう。

いろいろ考えてみた。その結果、ひとつのアイディアが浮かんだ。それは言語を習得するように「音の高さ」も覚えられないだろうかということ。耳は聴こえるのだから、ひとつひとつの音を単語を覚えるように学んでいけば最終的には高さの違う音が出せるようになるのではないか…。

その方法でうまくいくかは全くわからないし、こちらも自信がない。でも、ここはひとつオジサンにモルモットになってもらおう。レッスン以外でも音の高さを聴き分けてもらうにはどうしたらよいか。そうだ、チューナーがあるじゃないか! これを耳に当ててもらって、音の高さを覚えてもらうのがいいかもしれない。そう、まさにリスニングである。そこで、銀座のヤマハへ出かけてチューナーを物色。

売り場で説明を受けて、ワシはビックリ。ほぅ、今のチューナーってLine Inで音の高さを測定するだけでなくマイクが内蔵されてて、自分の声の高さも測れるんだねえ。これはオジサンには最適な道具だな。音を聴くだけでなく、自分で声を出して音の高さを確認することもできるからだ。マイクの前で「アーッ」と発音するとデジタル画面のなかにある針がワイパーのように左右に振れる。ちょうど良い音の高さになると針は垂直になるという寸法だ。

いやー、面白い。売り子の説明を聞いていたらワシも欲しくなってきた。そこで自分のはメトロノームとセットになっているものを購入。帰宅して、このオモチャで遊んでいたら思わぬことが判明!

コイツにはピッチの幅(キャリブレーション)が410Hzから480Hzまで変えられる機能がある。それはそれで便利なのだが、驚愕の事実は遂に数値となって出てしまった。どうやらワシのもっている絶対音は439Hzに設定されていたようなのだ。現在の多くのオケのピッチが442Hzで合わされているので、ワシの耳はその基準よりも数値的には3Hz低いことになる。どうりでオケのテンションが高く感じるわけだ。もっとも、ワシがガキの頃、というより周囲の調律師はほとんどが440Hzを基準にしていたんだから、こんな耳が出来上がっても不思議じゃないけど。

いずれにしても具体的に数値で出てしまうと、ちょっと凹むのである。ま、今更ながら汝自身を知ったということなんだけどね。それにしても、なぜ440Hzでなく439Hzなんだろう…。聴力がトーン・ダウン? いやいや、まさかね。

いや、そんなことより、オジサン、この「治療法」で音を覚えてくれるだろうか。目下のところ、これが一番の心配事だ。ダメなら別の「処方箋」を考えなくちゃならんからねえ。
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シェーンベルクシュタット詣?

2007-02-26 05:25:06 | ドライブ関連
なんてことはない。ただ八王子に美山町という地名を見つけたので行ってみただけのこと。念のために説明しておくと、シェーンベルクは日本語の意味では「美しい(schoen)」と「山(Berg)」を合体させたもの。ということは、日本人の美山さんはドイツへ行けばシェーンベルクさんと呼ばれる…わきゃない。それはまるで小川さんがドイツでバッハさんと呼ばれないようなもの。ともかく、件のシェーンベルクに町(Stadt)がついたので、ここでは機械的にシェーンベルクシュタットと「命名」したにすぎない。わははは。

さて、八王子のシェーンベルクシュタットだが、恐ろしいまでに自然に囲まれている。出かけたのが深夜なので、景色が美しいかなんてもちろんわからん。確実に言えるのは交通の便が悪いこと。写真を見ればお分かりのように、朝と夕方の特定の時間を除いて、1時間に一度しかバスが来ないのだ。会社はというと多摩バス…。んー、知らんなあ。

調べてみたら多摩バスのサイトがあった。西東京バスとの共同のサイトであるが、微笑ましいのは多摩バスのサブ・タイトルというかキャッチフレーズ。西東京バスのそれが「ありがとうを心から」であるのに対し、多摩バスのほうはというと、

「一生懸命・多摩バス」

うぅぅぅぅ、なんか懸命に頑張ってるなって感じで、泣けてくるねえ。表現は直球なんだけど、閑散とした美山町のバス停の様子を知っていれば「頑張れ、多摩バス!」と応援したくなる。そんな感じなのだ。

せっかくこんな奥地まで来たので付近を探検する。秋川街道から武蔵五日市駅のほうへ行き、刈寄山方面に道があるのを発見。よし、早速チャレンジ。

ナビによると、刈寄山に向かうには刈寄川沿いに行く道と盆堀川に沿って遠回りに向かう道がある。雰囲気としては刈寄川沿いの道はちょっとタイトな感じだったので盆堀川ルートで挑戦してみた。

このルートは思った以上に道幅が広い。それに途中まではちゃんと舗装されている。こりゃ、ええ調子だわいと思ってゴキゲンで進んでいたら、やはり落とし穴が…。

そう、お約束の「行き止まり」である。写真ではうまく写っていないが、次のように書かれていた。

「4Km先崩」
「土のため」
「通行止」

うーん、まあ、意味はわからんでもないが、区切るところを考えてくれよ。
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頑張れ!卒業生!

2007-02-23 15:05:03 | 脳みその日常
先日の火曜日、大学の追いコン「二次会」に出席。毎年この時期に思うのは、みんな成長したなあということ。そりゃあ、入学した時から知っているわけですからね。四年も過ぎれば、いっぱしの口をきくようにもなる。こちらから見れば、「ふふふ、生意気な口を…」と思うこともあるけれど、それ以上に「大きくなったね」という気持ちのほうが強い。こう思うのはワシが彼らとは親子ほどの年齢差があるからなんだろうな。我が子の成長に目を細める…。そんな感じなのだ。

一般企業への就職が決まった人、教職につくことになった人、進学する人など、進路はさまざま。いずれにしても四月からは新しい生活が始まる。今後もいろいろなことがあるだろう。新たな出会いがあるかもしれないし、つらいことも経験するかもしれない。

だけど、ストレスを溜め込んではいけないよ。爆発しそうになったら昔の気心の知れた人達のところに来ればいい。そこでストレスの素を思う存分吐き出せばいいのだ。遠慮なんていらない。みんな待ってるからな。
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アホなナビ様、バンザイ!

2007-02-20 10:37:42 | ドライブ関連
面倒臭い仕事も終わり、気分転換に軽くドライヴ。たまには相模湾の夜景でも見るかとクルマを走らせる。

大磯を抜けて二宮に到着。さて、このあたりにナイスなヴュー・ポイントはないものか。通ったことのない道をウロウロする。

こういうことをしていると、たいがい迷子になる。そんなのは想定の範囲内だ。ちっとも慌てる必要はない。時間の制限がなければ、むしろ迷子になることを楽しむくらいの心の余裕をもちたい。「どーせ、道はつながっているんだから、そのうち帰れるだろうよ」みたいな…。

それにしても、ここはどこなんだろう…。見たことのない地名とシーンと静まり返った雰囲気…。とりあえず場所の確認だけしてみるか。そう思ってカーナビのスイッチを入れてみた。すると、



うはっ、今ワシは相模湾を泳いでるのかい! いや、そんなことはありえない。だいたい今見えているのは暗闇と木々しかない。そもそもこのクルマは水陸両用じゃないし。

どこ行くねん!

…どうやら、我がカーナビ様はトチ狂ったらしい。そんな奴に道案内など任せられぬ。仕方ない、テキトーにウロウロしよう。夜景を見たいのだから、とにかく標高の高いほうを目指して進む。

1時間ほど走ったころだったろうか。突然目の前に宝石をちりばめたような夜景が出現。ついつい景色に見とれて写真を撮りそこねた。帰宅して調べてみると、その場所は震生湖という名称らしい。

もちろん素晴らしい夜景は湖のほとりから見られるのではない。湖を取り囲むクネクネした道路においての話。そういえば夜景を見るための(?)駐車場があったような…。

夜景のイメージは以前紹介した「チェックメイトCC」からの眺めを連想させる。もっとも、こことは場所が近いのだから眺望が似ているのも不思議じゃない。でもチェックメイトCCに行く時ほど坂道を上るわけじゃないので、ここはお手軽な夜景スポットだ。夜景の迫力という点ではチェックメイトCCのほうが格段に上だけどね。

アホなカーナビ様のせいで思わぬ収穫。いやー、ありがたや、ありがたや。で、自宅付近に来た時、念のためカーナビ様をONしてみたら、ちゃんと現在地を指していた。うーむ、ある種のオカルトだな、こりゃ。
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ちょいとポストのつもりが…

2007-02-13 07:28:42 | ドライブ関連
昨夜、出し忘れていた郵便物を発見。返信期限は何と2/13じゃないか! うわっ、今から投函しても間に合わない。相手先の住所は江戸川区。よし、ちょっくら江戸川区にあるポストまでドライヴしてくるか。なぁに、同一区域内なら本日中に届くだろう。

というわけで、どの道で行くか走りながら考える。そういえば晴海通りから有明に抜ける道があったな。よし、この道で行こう!

晴海通りの勝鬨橋、黎明橋を渡り、いつもならその先を右折して晴海客船ターミナルあたりで夜景を楽しむ。しかし今回はそれが目的ではない。右折せず、そのまま直進し晴海大橋を渡る。

橋を渡っている時、ふと左方にキラキラと輝く建物が見えた。あれは一体何だ? 気になると確かめたくなるのがワシの性分。そのまま進んで有明に行けば良いものを、ゆりかもめの駅である新豊洲のところを左折して目標物へと向かう。おおっ、だんだん見えてきたぞ。

到着してみればなんてことはない。「アーバンドック ららぽーと豊洲」だった。ブルーのイルミネーションと幾何学的なパーキングの灯りがワシを引き寄せたというわけだ。

 



そのまま豊洲駅前を通り、今度こそ有明・東雲方面へとクルマを走らせる。ところが、またもや目を引く建物を発見。なんなんだ、これは…。巨大な木が建物の壁に襲いかかろうとしているかのよう。帰宅して調べてみたら、それは「ウェアハウス東雲店」らしい。リンク先の説明にもあるように、これはアミューズメント・パークとのこと。ビリヤードは24時間営業なのか…。ほぅ、でもワシはやらないけど。

いかん、いかん、早く江戸川区のポストへ行かなければ…。東雲から湾岸のR357に合流し、とりあえず東へ向かい環七あたりまで行こう。そのへんなら江戸川区だからポストが目に入ったら即座に投函だ。

環七に合流してすぐにポストを発見! やれやれ今回の目標は無事達成である。よかった、よかった。しかしあっという間にポストと遭遇してしまったので、逆に拍子抜け。まいったな…突然クライマックスかよ。ドライヴを堪能するほど走ってないじゃないか。

もう予定がないので、ここからは寄り道のドライヴ。そうだ、新木場に「東京ヘリポート」があったな…。もうね、思い立ったら突撃ですよ。

一応、交通標識では深夜の時間帯においてこの周辺を通行できるのはトラックやタンクローリーなどの業務車両に限定されている。でも、騒音をまき散らしたり大音量でオーディオを鳴らすわけじゃないから標識なんてスルー、スルー。

で、到着しましたよ、東京ヘリポート。深夜だというのに無防備にも敷地の入り口が開いている。何となく部外者は入っていけない雰囲気。でも入り口に門番がいるわけじゃないから静かに堂々と入場する。もちろんクルマで。だって入らなければこの写真は撮れないからさ。それにしても、この建物、地味だねえ(笑)

新木場の海側には若洲海浜公園があるが、この時間帯ではさすがに侵入できず。というより、この時間でこのあたりには、なーんもない。ただ暗いだけ。

というわけで、新木場に戻り、明治通りの末端の道路をチョイス。道路の両側には場所柄なのかトラックやミキサーの寝床が一杯。それにタクシーの寝床までも。そんななかで、ふと目に入ったのが、こちらの寝床。ボディーのカラーがなんとなくプラモデルを思わせて可愛い。ジオラマに出てきても不思議じゃないので、思わずパチリ。

ほかにも面白そうな場所があったけど、今回はここまで。
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ワイド・ヴューで!

2007-02-11 04:52:38 | 脳みその日常
先日、知り合いからメールが届く。読んだところ何か違和感を覚えた。そこですぐに連絡をとり、「ちょっと時間を作って会って話さないか?」と提案。本人も承諾する。

「歌い方教室」が終わり、夜の9時過ぎに待ち合わせた。「どうした?」「何かあったのか?」などといきなり訊ねることはしない。本人が心に溜め込んでいるものを出そうと思うまで、しばらく世間話をする。

1時間ほど経過して、本人が「実は…」と切り出した。聞けばかなり深刻な問題のようだ。それに対して「じゃあ、こうすればいいよ」と簡単に片付けられる感じでもない。何しろ前日、本人は思い詰めて電車に飛び込もうとホームに立っていたが、いざ実行に移そうとしたその瞬間、向こう側のホームに佇んでいた人が先を越してしまったのだとか…。その光景を見て我に返ったという。

さあて、ワシにできることは何だろう。話を聞きながら策を練る。そういえば今宵は晴れだな。よし、冬の星座でも見せてやることにしよう。ひとしきり話を聞いてから「星座観測ツアー」を提案。本人も気分転換にはいいかもしれないと同意。

クルマを飛ばして、昨年みつけた秘密のスポットに到着。ここは驚くほど広角で星空を楽しむことができる場所だ。まさに天然のプラネタリウムである。ときたま流れ星もチラホラ。

「こうやってみると、 宇宙は広いよな? そう思わんか?」
「だねえ」
「あんな小さな星だってさ、実際にはスゲー巨大なんだぜ?」
「うん」
「でも、宇宙の一員として頑張ってるよな?」←ちょっと意味不明なワシの発言(笑)

要するにワシとしては人間が抱える問題なんて些細なことだと言いたかったのである。直面する問題は確かに解決困難なことかもしれない。当人にとって、どうしてよいのかわからなくなるのは無理からぬこと。

でもね、人間生きてりゃどうにかなるもんよ。今は苦しいだろうけど、ずーっと苦しみが続くことはない。「なんとかなるさ」って思ってりゃ苦しみの嵐はそのうち収まるもんよ。人間レヴェルの問題なんて宇宙的視点からすりゃあ、所詮ちっぽけなもの。発想と視点の転換をしてみると自分の抱えている問題が意外にツマランことに気づくものなのだ。

星空を見上げつつ、本人にそんなことを話してみる。ワシの意図したことを理解したのかどうかはわからない。あとは本人次第だ。ワシとしては見守るしかない。心情的には奮起して立ち直って欲しいのだが…。
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ビョーキ!ビョーキ!

2007-02-07 06:01:35 | ドライブ関連
納得のいく原稿が書けたあとは気分がよい。となれば、するのはドライヴ。もっとも、書けなくて苦しんでいる時もハンドルを握るんだけど…。なんだよ、結局走るんじゃないかって? ええ、ええ、もうビョーキですからね。わっはっはっ。

ここには書いてないが、相変わらずチョコチョコと走ってはいた。しかし今回はちょっとしたジャーニー。なんせ総走行距離は1,120キロですから! しかも休憩などを入れて13時間で走破。うーん、やっぱりビョーキだな。

向かうは北陸自動車道。とりあえず、中央道から長野道へ。なんとはなしに立ち寄ったのは長野道にある姨捨サービスエリア。車道に雪は全くないが、ご覧の通り壁面(?)には残雪がある。よしよし、この調子なら北陸道では雪が見られるかも…。

  


更埴ジャンクションから上信越道に合流する頃から空が突如真っ暗に。そして北陸道に合流するまで、ずっと雨。あんなに晴れていたのにねえ。雨は糸魚川を通過する頃まで続いた。

それにしても、この暖冬。北陸道に入ってから雪なんざありゃしねえ。おまけに道路はまるで「マイ・ロード」状態。北陸道にはこれでもかというほどトンネルがある。写真は「親不知トンネル」だが、もうね、笑っちゃうほどクルマが走ってない。言うほどのことじゃないが、今は午後5時半。夜中じゃない。おいおい、この道路の経営は大丈夫なのか? 思わず心配になってしまう。

親不知トンネルを抜けると、もうそこは富山県。魚津とか有磯海といった地名が出てくる。うーん、いかにも刺身がうまそうじゃないか!

夕飯は石川県に入ってから。小松空港の先にある尼御前サービスエリアが何となく気になっていたのだ。ところが、売店を見て大笑い。なんだ? なんだ? グリコの「おまけ」ならぬ「お化け」が勢揃いしているではないか! でも、なんでまたこんなところに…。

知っている人は知っているのだろう。帰宅して調べてみると、これは全国各地にある「ぐりこ・や」というもののようだ。リンク先によると尼御前サービスエリアの「ぐりこ・や」は昨年デビューとのこと。

  


でもさ、巨大ポッキーをケーキにしちまうなんて……買わなかったけど。
北陸限定のカール「かに味」もさ……つい買いそうになったけど、ぐっとガマン。
やはり北陸限定という「えびせんべい」はどーよ……エビとキティが無理矢理のコラボじゃん。もちろん買わなかったけどさ。

  


で、肝心の夕飯はというと「日本海丼」なるものをオーダー。甘エビがナイス。不思議だったのは、うどんの汁。てっきり醤油味だと思っていたら、ダシの汁なのだ。あれ? 石川県って関西文化圏だっけ? それともこのレストランは近鉄が経営しているからなのか? まあダシ汁は個人的には好きだからいいけど。

満腹になったところで出発。加賀インターの先はもう福井県だ。クルマにもメシを食わせて一気に滋賀県の米原ジャンクションまで進む。そこから名神高速を東京方面へ。さすが名神高速、交通量が格段に違う。さっきまでのスカスカはウソのよう。

大型トラックの集団をすりぬけながら岐阜の大垣を経て、愛知の小牧ジャンクションから中央道へ。ここから岡谷ジャンクションまでは久しぶり。知らないうちに走りやすい道路になっていてビックリ。15年ほど前に通った時には大型トラックの轍のミゾが深く、しかも当日は大雨。死に物狂いで運転したのを思い出す。

最後の休憩地は諏訪湖サービスエリア。売店に何かあるかなと覗いたがロクなものはなし。すぐに出発。そして一気に上野原インターまで走り、なぜかそこで下りる。理由はあるが、言えない(笑)

さて、気分転換できたところで本日は高齢者相手の「歌い方教室」であーる。
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