ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

研修医君の送別会

2018-03-31 22:05:19 | 脳みその料理
昨年春に着任した研修医のM君が無事に研修を終え、来月から大学に戻るというので送別会をしました。で、その全景はこちら。



焼き鳥とつくねです。飲み会にも拘わらず、今まで作っていなかったことに改めて驚く。つくねにかじった跡があるのは、撮るのを忘れていたため(笑)



カボチャの煮付け。決して旬ではありませんが、なぜか食べたくなったので。この煮付けには水を一切使いません。砂糖をまぶして数時間放置するとカボチャから水が出てくるのでそれを利用するのです。だから味は濃い濃い。一緒に写っているレンコンの素揚げはつくねに使った余りがあったので利用。



ブリの竜田揚げ。レモン汁と生姜で魚の臭みを消してあります。



煮豚です。ポイントはリンゴを丸ごと一個一緒に煮ること。これにより酸味と甘みが加わるとともに豚肉を柔らかくすることができます。いやあ、びっくりするほど冷めても柔らかいですよ。



素麺のなんちゃって冷やし中華。白ゴマをすり鉢でゴリゴリゴリゴリ擦ってできたゴマ・ペーストに醤油やら砂糖やら出汁を入れてタレを作ります。麺はやたら余りまくっている素麺。言うなれば、宴会のシメですな。



研修医君、まだまだ学ぶことは多いと思います。でも一人でも多くの患者さんを助けるようになってほしいなあ。うん、君ならできるぞ。頑張れ〜。
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春の例会

2018-03-14 09:17:00 | 脳みその料理
…と言っても、メニューは別に春に関係のあるものは何もないんですが…。まあ、一応、こんなものを作りました。



昨年末に例会が開けなかったこともあり、その時は「だし」の研究を随分しました。その成果の一つがこれ。海老団子と春キャベツの和え物。海老はすり身にするんですが、それだけではこのような赤色になりません。そこで色付けとしてみじん切りの人参を加えます。さらに柔らかさを出すため、はんぺんも練りこんで団子にしました。キャベツは出汁で煮るんですが、とにかく美味美味。



ライスペーパーで包んだ鳥のから揚げです。これね、外はカリカリなんですが、包んだために中の鶏肉はジューシーそのもの。食感がたまらんです。見えにくいですが、後ろ側にはカニの身を練りこんで作った花シュウマイがあります。



前々回にも出した「たいめいけん」もどきのポテトサラダに自家製の叉焼を添えました。時間があればこれに煮詰めたバルサミコ酢をかけるのですが、今回は省略。



意外に好評だったのは、一番上の写真の全景では右下にある「なんちゃって油そば」を溶き玉子でいただくもの。油そば自体には味がついていますが、玉子につけることでまろやかな味になります。まあ、すき焼きみたいなもんですな。

いつものごとく、夕方から始まった会は深夜過ぎまで続きました。そりゃ呑むわ、食うわ、寝るわしてればそのくらいの時間になりますけどね。

でも、みんな、お幸せ。
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ラストの講義

2018-03-12 03:21:26 | 音楽あれこれ
時間が経過してしまいました。先月の27日、最後の講義が終了。ゲストには同業者のIさんと出版関係のFさんをお招きし、音楽と出版について「あーでもない、こーでもない」話をして賑やかに終えました。受講者の方々には業界の裏側(?)を知ってもらえたでしょうか。

振り返ってみると、よくもまあ17年間も続いたものだと思います。それも一度として同じテーマでなく。講座の後の懇親会では「まだまだ続けてください」という声もありましたが、主催している会の財政が思わしくないこともあり、続けるのは困難。まあご要望があれば、そのうち誰かが旗を振って「セカンド・ステージ」という形でやるかもしれません。

いずれにせよ、バロックと古典派を中心に聴いていた受講者の方々にロマン派と現代の音楽(1960年代あたりまで)を抵抗なく聴けるまでにできたことは大きな収穫だったと言えます。数年前まではシェーンベルク(1874-1951)ですら苦手と仰っていた方々がペルト(b. 1935)の、それもかなりマイナーな作品すら面白いと感じられるようになったのですから。

趣味の講座とはいえ段階を踏んで教えていけば、高齢者(や初心者)であっても理解してもらえるんだなと実感しましたね。うん、やはり教育って重要なのだ!
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