ライターの脳みそ

不定期に更新する思いつきブログ

オジサンの挑戦

2007-01-22 06:05:21 | 音楽あれこれ
少し前、「歌い方教室」のオーナーから電話が。話によると、あるオジサンが歌の個人レッスンをして欲しいとのこと。時間のやりくりをすれば何とかなりそうだったので引き受ける。

ところが、この人、タダモノではなかった。タダモノでないというのはここではグレイトという意味ではない。むしろ逆。世に言う、いわゆる音痴というやつ。それもただの音痴ではない。こちらが指定した音に合わせて歌うのはおろか、耳で音の高低すら判別できないのである。これは困った。歌い方を教える以前のレヴェルなのだから。ワシにしてみれば、これは《魔笛》での試練に匹敵するといっても過言ではない。さあて、どうしたら良いものか。

このオジサンの声はまさに首を絞められた時に出るような感じ。つまり自らノドを締めつけて発声しているのだ。これでは仮に歌を歌ったとしてもノドを痛めるのは必至。よし、まずは発声の問題に取り組むことにしよう。

とはいえ、人は声をどうやって出すかなんて普通考えないし意識しない。気がつけば声は出ているわけだし。ワシだってそんなこと考えたことはない。自分で声の出し方がわからないのに他人にその方法を教えるなんてできるのか? 発声のメカニズムを理屈で説明することはできても、生徒にはハッキリ言って豚に真珠。今、この人に必要なのはどうやったらノドに負担をかけることなくラクに発声するかなのだ。とすれば、理屈でなく臨床的なアドヴァイスをするしかない。

このレッスンを客観的に見たら、きっと爆笑モノだろう。だって向かい合った2人のオッサンがアホ面して口の形を変えたりしながら、あーでもない、こーでもないとやってるんだからね。事実、レッスンの様子を見ていたオーナーは「涙が出るほど面白かったわよ」と…。ほっとけっちゅーの! こっちは一所懸命なんだからさ。もうね、なりふり構っていられんのよ。

救いなのはオジサンの態度。こちらが言うことを常に謙虚に受け止め実践してくれることなのだ。きっと本当に歌が上手になりたいんだろうな。

まだレッスンは始まったばかり。どこまで教えられるのかわからないし、自信もない。でもこのオジサンだって同じ人間。他の人が普通に歌えるんだから、この人にだってできないわけがないのだ。

ただし発声の問題をクリアしたとしても、次は耳で音の高低を判別することが求められる。それができないと実際に歌えないからね。さらにリズム感を養うことも必要だ。片耳が難聴ということも考慮してあげなければならない。「治療」が長引くのは間違いない。

でも信じられないほど謙虚なオジサンの姿を見ていると、こちらとしても「何とかしてやろうじゃないの!」とファイトが湧いてくる。そのレッスンは大変だけれど嫌な疲労はない。むしろ充実感のある爽やかな疲労といった感じだ。
コメント

やっぱり寒いわ

2007-01-15 07:18:02 | ドライブ関連
ご無沙汰して申し訳ありません。みなさん、お元気でしょうか。ワシはすこぶる元気です。

さて、本題に入る前に、ちとドライヴの話題を。いえ、もったいぶってるんじゃないんですよ。ただ、まあ、なんというか、そのぉ…。

というわけで、久しぶりに山中湖まで足を伸ばしてみました。いやー、やっぱり寒いですな、ここは。湖畔近くの気温表示灯を見る。マイナス8度…って、オイオイ。


湖面は暗くてよく見えなかったのですが、氷は張っていなかったようです。でも残雪があるのを見ると、ここは日中でも寒いんだなあと、しみじみ。

行きは中央道だったので、帰りは御殿場方面へ向かってみました。そのまま東名に乗るのも味気ないので、とりあえずR246で東京方面へ。いやー、日曜の深夜だというのに、大型トラックがワンサカ走ってる。

ノロノロ走っている時に、ふとナビを見ると丹沢湖経由で抜けられるような道を発見! そうとわかれば実行あるのみ。すぐさま丹沢湖へ行く。

深夜の丹沢湖なんて静寂そのもの。近くにはキャンプ場がたくさんあるけれど、この季節にキャンプしている人なんて誰もいない。そらそーだ。出くわすのは人間でなく、カモシカばかりなり。写真が撮れなかったのが返す返すも残念。

で、湖のはずれまで行くと、ナント、またもや抜け道が「けもの道」であることが判明。仮に行けたとしてもオフロード・バイクじゃないと無理。…ったく、アホなナビである。

仕方ないので引き返す。その途中で、やたらと真っすぐなトンネルを発見。落合隧道というらしい。思わずパチリ。

それにしても、民家の近くにカモシカがゾロゾロいるのって、どんな感じなのだろう。共生しているといえば聞こえは良いが、そういう生活に慣れていないワシからすると、ちょっと違和感があった。なんせ、デカいし、迫力があるんだもんな。
コメント

チャーメンになろう!(序)

2007-01-04 07:06:10 | 脳みその日常
なんだよ、チャーメンって…。チャーハンとラーメンを混ぜたもの?

いやいや、そうじゃありません。「だめんず・うぉーかー」というのがありましたが、あれはどうしようもない男ばかり好きになり渡り歩く女のことらしいですねえ。らしいというのは、ワシはその番組を見ていないので断定できないだけのことなのですがね。

ま、ここでは女性に限定することなく、ワシが見てきた「いろんな意味でダメだなあと思われる人」を「だめんず」と称したい。とはいえ「だめんず」をそのまま使うのは原作のイメージに重なる危険があるからよろしくない。それに第一、「だめんず」という表現はネガティブでイカン!

そこで「ダメでない人、魅力的な人」という意味でチャーメンと呼ぶことにする。だーかーらー、チャーメンって何なのさ。うん、まあチャーミングな人々の略だと思ってもらえばよいのだ。ダサいネーミングというなかれ。名前なんて実際はどーでもいいのだ。要はプラス思考でいるのが大事なのであーる。

さて、チャーメンになるにはどうすればよいのか。うーん、考えちゃうねえ。世の中には魅力的だなと思う人はゴマンといるし、それぞれにステキな面がある。だからまとめて括ることは本当に難しい。

ならば、消去法でやってみたらどうだろうか。つまりワシが見た「だめんず」に共通する特徴を挙げて、それに該当しなければチャーメンになれる可能性がある…と。マイナス要素がなければそれだけチャーメンの可能性があるということだ。もちろんそれはあくまで可能性であって、こうすればチャーメンになると断言するわけじゃない。そこんところは各自のご判断でよろしく。

というわけで、今回はここまで。いや、眠くなっちゃいましてね。続きはまた(笑)
コメント

学生時代の年末年始

2007-01-03 07:16:47 | 回想する脳みそ
今回は情報発信ではない。ちょっとだけ回想してみる。お許しいただきたい。

学生時代、年末年始はバイトに明け暮れていた。むろん数ヶ月後に払うための授業料を稼ぐためである。当時は今ほど労働時間に規制がなかった。そのため働こうと思えばいくらでも働くことができたのだ。

普段でも12時間くらい働くのは当たり前だったが、年末年始の時期だと「正月手当」がつく。加えて大学の授業はないから働きホーダイ。雇用する側も大歓迎で「え?働きたいの?いいよ、どんどん働いてよ!」てな感じ。だからトラックのハンドルを握り続けて1日に17時間なんて珍しくなかった。

とはいえ所詮はバイト。配車係から与えられるトラックは毎回オンボロばかり。そこそこの規模の運送会社であれば大抵「運行前点検」をする。運転前にトラックの外観、タイヤの空気圧、エンジン・オイルの量、ラジエータの水などを確認するのだ。

各項目をちゃんと点検しないと配車係から大目玉を食らう。いや、運行前点検は配車係に怒られるからやるというより、自分の命に関わることなのでやらないわけにはいかない。何せ与えられるトラックの総走行距離は60万kmとか70万kmなのだ。トラックでいえばロートルもいいとこ。

そんなオンボロでも近場をノロノロ走るのなら問題はない。ところが高速に乗って往復500kmも走るのだ。場合によっては1,000kmもジャーニーしなければならない。最近のトラックは知らないが、当時のトラックなんてエンジン・オイルの消費がハンパでなかった。運行前点検の時に規定の量のオイルを入れても、ひとまわりしてくればオイル・ゲージに付かないほどオイルは消費したのである。もしオイルの量を確認しないまま旅立ったら、運が悪ければ途中でエンジンが焼き付き、高速道路上で文字通り「死の旅」に行くことになる。運行前点検を欠かさなかったのはそのためだ。

笑っちゃうのは当時運転中ワシの脳みそのなかで鳴っていたのが《巡礼の年》だったこと。これはリストのピアノ曲集なのだが、なぜ《巡礼の年》なのかは覚えていない。オンボロのトラックなのでエアコンはおろかカーラジオも機能しない。そんななかでこの曲集のなかの《泉のほとりで》とか《オーベルマンの谷》、さらには《ダンテを読んで》が頻繁に「流れて」いた。さすがに《葬送行進曲》が鳴りだした時にはアセッたけどね。死出の旅かよ!…と。

睡魔と闘いながら、よくもまあ走り続けたものだと思う。さすがに今はそんな労働をしていないが、相変わらず正月はない。特に今年は。詳しくは言えないが変更の可能性のある原稿待ちなので遠出できないというわけだ。高速に乗らないのに「拘束」とは、これいかに。

さぶいですか、そーですか。
コメント

jigでリスニング

2007-01-02 05:46:39 | 脳みその日常
すでにご存知の方もあると思うが、ご紹介。jigブラウザーはケータイでPCと同じようにWebを見られるというもの。6,000円/年の利用料が必要であるが、昨年11月より新機能が追加され、ますます利用価値の高いものになっている。少なくともワシにとっては。

その機能とはポッドキャストが聴けること。Jigのツールにはさまざまなアプリケーションがあり、i Podなどでしか聴けなかったチャンネルを自分のケータイで聴くことができるのである(参考サイト)。

そこで聴けるチャンネルは多岐にわたっており、ニュースからエンタテインメント、そしてちょっとアダルトなものまである。どのチャンネルをチョイスするかはユーザーの自由だが、ワシが利用しているのはニュース・チャンネルだ。

もっとも、ニュースが知りたいというのではない。結果的にニュースの内容を理解するのだが、本当の目的はリスニングに活用すること。ワシがチョイスしているのは外国語によるニュース・チャンネルだ。現在は英語、スペイン語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロシア語などのチャンネルがある。

ニュースなので基本的には毎日違うものを聴くことができる。CNNのように1時間ごとに更新されるチャンネルもある。好きな時にjigブラウザーを起動させ、ポッドキャストが聴けるのは本当に便利だ。何もi Podを持っていなくても聴けるのだから。

ただし、外国語のニュース・チャンネルにはダサイものもある。ニュース・チャンネルの多くはNHKの国際放送がソースなのだが、そこの英語放送はオススメしない。なぜならそこでしゃべっているのは日本人であることが多いから。うーん、何だかわかりやすい英語だなと思って聴いていると日本人だったりするのだ。やっぱりネイティヴじゃないので「日本語寄りの英語」になるんだねえ。内容はわかっても、これではリスニングにはあまり意味がない。したがって英語のニュースを聴きたければCNNをチョイスするのをオススメする。

そのほかの外国語のニュース・チャンネルは基本的にネイティヴが話しているのでNHKの国際放送であっても、まあ許せる。もっとも、一長一短はある。ネイティヴではあっても「ちょっと、こいつはプロのアナウンサーじゃないだろ!」って奴もチラホラいるからだ。もしかするとネイティヴというだけで起用されたのかもしれない。だから場合によっては何を言っているのかサッパリわからんこともしばしば。ま、それはご愛嬌ということで。

利用にあたって注意しなければならんのはケータイの契約をパケット定額にしておくこと。ポッドキャストは想像以上にパケット代がかかる。ちなみに先月ワシのパケット数は約4,220,000。1パケット=0.2円で換算すると、ナント、844,000円 !! 恐ろしい数字だ…。

ポッドキャストの存在を知ったのは恥ずかしながら先月のこと。先々月までのパケット数が毎月約1,980,000だったから、ポッドキャストがいかにパケットを使うかがわかる。ワシはパケ・ホーダイにしてるから関係ないけどね。

それはともかくjigブラウザーによるポッドキャスト。これはイイゾ。
コメント

募集要項

2007-01-01 06:42:11 | 音楽あれこれ
皆様、あけましておめでとうございます。本年が皆様にとって実り多き年となり、また健康にも恵まれますよう心より祈っております。

と、まあ、年頭の挨拶はこれぐらいにして。昨年末に東京文化会館から「第5回東京音楽コンクール」の募集要項が送られてきた。写真はそのチラシである。詳細については上記のリンク先をクリック、さらにサイトの左下にある「東京音楽コンクール」をクリックしてご覧ください。そこから募集要項もダウンロードできるようだ。
コメント