ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

新緑の例会

2019-06-30 08:32:24 | 脳みその料理
今月は月末ギリギリでなんとか例会を開催できました。提供したアテの全景はこちら。



今回は自然もしくは新緑を表現してみようか…なんて考えてみました。写真ではわかりにくいですが、左のだし巻き玉子、実はほうれん草を練り込んだもので、断面は綺麗な黄緑色になっています。右は言うまでもなく鳥の唐揚げ。



全くのオリジナル料理です。メロンの生ハム添えってのがありますが、ここでは「メロン風」寒天の生ハム添えにしてみました。メロン風なので当然本当のメロンではありません。キュウリ、バナナ、リンゴと牛乳そして少しの砂糖をミキサーにかけるとメロンのような味になるんです。それを寒天で固めて生ハムを乗せたら本物に近くなるんじゃないか…。そんな考えからできた一品。白いのは粉チーズです。メンバーの反応はイマイチでしたが…。テヘヘ



他には、蕎麦とレタスの胡麻ポン酢和え。



豚ロースのピリ辛チャーシュー。



そして先月作って好評だったカポナータ。



まあ、こうしてみると自然とか新緑のテーマに即しているとは必ずしも言えないなと思います。なんとなく、ですよ。もちろん。

今月もメンバー全員元気で会うことができました。そしてしこたま飲んで食べて満足したようです。

よきよき。
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トリドリな春近大橋

2019-06-29 08:26:46 | 橋のユニークな親柱
伊那市にある春近大橋(はるちかおおはし)です。親柱に橋の名前が刻まれていますが、まるで色盲検査の図のよう。じっくり見ないと読めませんね。



1991年3月竣工だそうです。



4つの親柱には異なる鳥の像が据えられています。









さらに親柱にはこの地で活躍した俳人、井上井月(いのうえせいげつ:1822-1887)の俳句が刻まれています。なお、井月の句は伊那市のあちこちの場所で見られるようです(参照記事)。

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城跡とシルク

2019-06-28 03:36:42 | ドライブ関連
駒ヶ根市の地図を見ていたら「赤須城跡」なるものを発見。興味をそそられたので行ってみました。



室町時代初期頃に造られたそうですが、城跡の名の通りそこには何もありません。あるのは雑木林のみ。おまけに深夜なので漆黒の闇、闇、闇。出かける前までは

「よし、これからは城跡巡りだな!」

などとワクワクしていましたが、現地に行ってみたらその決意もグラングラン揺らいでしまい、次なる目標を模索しているところです。

駒ヶ根で気になったのは、他に「シルク・ミュージアム」。地元の養蚕・製紙業を紹介する博物館のようです。

到着しました。



近づいてみます。



入口には木彫りの置物がお出迎え。



ここは、そこそこの高台にあり、駒ヶ根市の夜景も堪能することができます。



ダム巡りはまだまだ続きそうです(笑)
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牛伏川流域を訪ねる

2019-06-27 09:21:45 | 長野(ダム/堰堤)
長野県は地震に関して言えば比較的安全な地域かもしれません。もちろんかつては1965年8月3日から1970年6月5日まで続いた松代群発地震、2011年3月12日には長野県北部地震が、また同年6月30日には長野県中部地震が発生しました。とはいえ、他の地域のような壊滅的被害があったわけではありません。その意味で「あぁ、幸せだなぁ」と思うのです。

さて、今回訪ねたのはその中部地震の震源地(牛伏寺断層)でもある牛伏寺砂防ダムです。松本市と塩尻市の間あたりにある金峰山(きんぽうざん)「牛伏寺(ごふくじ)」は真言宗智山派に属する寺で、伝承では756年に唐から善光寺へ大般若経600巻を運ぶ途中で経典を積んでいた二頭の牛がここで倒れたことにその名の由来があるそうです。そりゃ300巻の経典を背負ってたら、さすがの牛さんも死ぬわな…。

能書きはさておき、到着しました。さすが修験道の寺だけあってデカい看板がお出迎え。ド〜ン。



すぐ先には付近の案内板があります。それを見るとおわかりのように、この案内板の後ろに牛伏寺砂防ダムがあるんです。でも水の流れる音はすれどダム自体は見えず。



牛伏(うしぶせ)川をさらに遡ると小さな砂防堰堤がありました。説明書きによれば先ほどの案内板のところの砂防ダムが1970年に完成したのち、まだまだ流出する土砂をガードする目的で1978年にこの小さな堰堤が作られたようです。ちなみにこの川の名の正式名称は「うしぶせがわ」で、寺の名称は同じ字ですが「ごふくじ」だそうで。





さらに上流へ進むと「牛伏川階段工」が見えてきます。



急勾配の河川は同時に大量の土砂も流してしまいます。それが結果として土砂災害を引き起こす原因となります。そこで川底を階段状にすることで川の流れを緩和し災害を防ごうというのがこの工法の特徴なのだそうです。その工法がフランスのプロヴァンス地方などで使われていたのをそのまま採用したのが牛伏川階段工で、1918年に完成しました。







近くの駐車場にあった看板。「ハ〜イ、ごくろ〜さ〜ん!」って…おちょくってんな、完全に…。せっかくの気遣いも、この一文で台無し。

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泳ぎたくなる?雨川ダム

2019-06-26 09:00:20 | 長野(ダム/堰堤)
JR小海線の臼田駅のそばを通る県道93号(下仁田臼田線)を群馬県下仁田方面へ向かうと雨川ダムがあります。

到着です。場所は下の地図でご確認ください。



案内板です。これを見るとダムが完成したのは1974年とあります。ダムの建設にあたりここでは13戸の家が移転したようですね。丁寧な説明です。



こんなところに墓石が…と思いきや「定礎」の碑。1972年ですか。それにしても石の表面が驚くほどピカピカ。とても47年前のものとは思えません。正直「浮いて」ます。



たぶん、以前誰かがここで泳いだんでしょうね。

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宅地のそばに…内山砂防ダム

2019-06-25 08:22:30 | 長野(ダム/堰堤)
国道254号は東京都文京区から松本市まで続きます。途中、群馬県と長野県の県境にある峠を内山峠といいますが、長野県佐久市にあるのが内山砂防ダムです。ダムは国道沿いではなく、国道と並行して走る脇道にあります。しかも近くには宅地があるというロケーション。

到着しました。



案内板を見ると、ダムが完成したのは平成3年(1991年)2月だそうです。案内板に出ているサビの出方が年月の経過を物語っているかのよう。

ただ、肝心のダムに近づくことはできません。この道のすぐ向こうにあるのはわかるのですが、あるのは闇ばかり…。まぁ深夜ですからね。




(2019年10月17日 追記)

昼間の「顔」です。夜には音しか聞こえませんでしたが、こうなってるんですね。



もっと近寄ってみたいのですが、フェンスが邪魔で…(立入禁止なので)



読めそうで読めない看板。作り直してください。

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ひっそりと小黒堰堤

2019-06-24 08:50:03 | 長野(ダム/堰堤)
天竜川水系のダムは既に制覇しましたが、取水などの目的で川を堰き止める堰堤はまだあるような気がします。ダムと堰堤は定義の上で異なるのでしょうが、今後堰堤もダムのカテゴリーに入れることにします。

さて、今回訪れたのは伊那市にある「小黒堰堤」。名前の通り小黒川の上流にあります。川沿いの道を遡っていくと、まず現れるのが「小黒水力発電所」。



このあたりでは最古参の発電所だそうです。



さらに進むと「小黒川渓谷キャンプ場」がありますが、目的の堰堤はもうちょっと奥です。

到着しました。

深夜なので肉眼でもほとんど見えません。クルマのヘッドライトを駆使してなんとか撮影成功!





だから何?と言われても困りますが…まぁ、こんなもんです。
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生徒たちが見ていたであろう景色

2019-06-23 03:38:21 | 夜景スポット
久しぶりの夜景探しです。岡谷市の山腹を走っているとクルマのナビに岡谷小学校の文字が。ほぅ、ここが岡谷小なのか。そう思いながら、ふと車窓の外を見ると、



おおっ、良い夜景だ!

その時は単なる感動で終わりました。ところが、帰宅して調べて見るとちょっと複雑な気分に。

上にある岡谷小のサイトを読めばわかる通り、この小学校は2016年3月末をもって閉校となっていたのです。当初は校舎の老朽化により立て直しの案があったそうですが、軟弱な地盤の元での建設の危険性と生徒数の減少により止むなく閉校が決定したのだとか。開校141年の歴史はこれをもって閉じたというわけ。

ここはワシの母校ではありませんが、自分が学んだ学校がなくなるとなれば誰でも寂しい気持ちになるというもの。ここの生徒やそのOBもきっと同じだと思います。でも、ここからの眺めは彼らにとってきっと忘れられぬ思い出になることでしょう!
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サビしい高野山ダム

2019-06-22 08:50:18 | 新潟(ダム/堰堤)
城原ダムから少し離れたところにあるのが高野山(こうのやま)ダム。やはり中魚沼郡にあります。近いのだから行ってみよう…というわけで道を進んでいくと、



あちゃ〜、よくみる光景。ヘコまず近づいてみると、



「高野山不動尊」

帰宅して確認するまで、実は「こうやさん」と読んでいました。

「へぇ〜、新潟にも”こうやさん”があるのか…」

思い込みとは恐ろしいものです。いやいや、そんなことより、このダムへアクセスできる他の道はないものか。地図を見るとダムへ近づく別の道がありました。地図に従って進むにつれ草が生い茂ってきます。

大丈夫か?

そう思った矢先、ダム上の横に来ました。やれやれ。



しか〜し、ガッチリと施錠されている上に鉄のフェンスはサビサビ。



角度を変えてダム上を撮影。



データによれば、このダムの竣工は1972年なので錆だらけになるのは仕方ありません。でも訪問者の立場からするとサビしい限りです。もっとサービス精神が欲しいなあ。

つまらんダジャレをかましてしまいました。すみません。
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均霑を標榜する城原ダム

2019-06-21 09:10:26 | 新潟(ダム/堰堤)
ついに新潟県のダムに手を出してしまいました。城原(じょうはら)ダムは中魚沼郡にあり、1994年完全竣工。でもロケーションとしては田畑の中にあるという感じです。





門が開いていたのでダム上を進んでみると、対岸に管理所がありました。





案内板です。これをみるとダムの主要工事は1984年8月に完成したとあります。



側には巨石に文字が刻まれています。



書かれてある「均霑(きんてん)」とは等しく潤す、つまり平等に利益を得ることという意味です。署名に「農林水産大臣 近藤元次」とあるので、この碑が建立されたのは彼の在任中の1990年12月29日から翌年11月5日の間ということになります。
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水の轟音が体感できる西大滝ダム

2019-06-20 09:01:46 | 長野(ダム/堰堤)
長野県の飯山市にある西大滝ダムに来ました。これは長野県で(たぶん)最北のダムだと思います。千曲川を堰き止める長野県の最後の砦です。

ダムに近づくと…見えて来ました。ど〜ん。



実は、これ、サブのほうでした。これを横目に見ながら管理所に到着です。



いつもの水利使用標識



管理所の横には通路があるようです。ここがメインのほうのダムらしい。



近づいてみると進むことができそう。車両でも行けそうですが今回は徒歩で。



水門の各柱にはこんなプレートが付けられていました。これは1996年製なんですね。



ダムの中を通って対岸まで来ました。なんだか不思議な気分です。



少し離れた所からダム全体を撮影。照明の点いているところが先ほど歩いて来た通路です。



ダム自体は1939年に完成した古いものですが、2001年には改修工事が行われたそうです。なかなか見学しがいのあるダムでした。
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見えない後に見えた!

2019-06-19 09:11:49 | 長野(ダム/堰堤)
須坂市の灰野川には砂防ダムがあるとのことで行ってみましたが…



あるにはあるんですが、深夜のためか何も見えず。まぁ砂防ダムではよくあること。

気持ちを切り替えてその上流の豊丘ダムに期待しましょう!

到着しました。



貯水池は昇竜湖だそうな。



周辺案内板。



案内板の下を見ると何やらボタンがあります。これを押すと案内板にお目当ての場所が点灯する仕組みらしい。押してみました。



点灯せず…。とほほ


一方通行の狭いトンネル。地図を見るとこれは湖を周遊する道路らしい。ワクワクしながら進んでみました。



トンネルを抜けると、こんな景色となり、



景色を見るためのあずまやがあります。



ダムの反対側に来ました。写真右が管理所、左が…ん?土蔵?



その管理所と土蔵の間の道がダム上となります。クルマ進入可なので行ってみましょう。



なんと、ダム上の真ん中あたりでは須坂市を臨む夜景が!



素敵やん。
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「かんぺい」じゃないダム

2019-06-18 09:44:27 | 長野(ダム/堰堤)
菅平(すがだいら)ダムは上越自動車道の「上田菅平インターチェンジ」を降りて、国道144号を菅平方面に向かってドンドコドンドコ行ったところにあります。どうでもいい話ですが、「上田菅平」という表示を見るといつも「うえだかんぺい」という人の名前に見えて仕方がありません。

話を元に戻しましょう。このダムは国道406号沿いにあるのですが、漫然と運転していると管理所入口を過ぎてしまいます。国道側にはちょっとした空きスペースがあり、そこにはこんな案内板があります。



まぁ、これでも十分満足できるんですが、どうせなら事務所まで行ってみたい。

で、引き返し、注意しながら探すとダム上を通るための狭い入口があるのがわかります。それを渡ってください(クルマ通行可)。

到着しました。



1968年竣工なんですね。



これが管理所。



お約束の水利使用許可票。



ダムの下流側から。



ダム上の道。



ダムの上流側から。



もう一度書きますが、管理所の入口はわかりにくいのでご注意を!
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沸きそう…

2019-06-17 08:25:33 | ドライブ関連
国道405号を走っていると…



見た瞬間、脳みそが沸騰しました!
おかしいな…肌寒いのに。
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伊那・黒川のダム(堰堤)

2019-06-16 09:12:06 | 長野(ダム/堰堤)
黒川という名称の川は日本のあちこちに存在します。今回は伊那にある黒川の話。この川は三峰川(みぶがわ)に流れ込むもので、その間には3つほどのダム(堰堤)があります。

その黒川沿いに遡って行くと最初に登場するのが「黒河内(くろごうち)砂防ダム」。1977年に完成したものです。



砂防ダムは深夜だと見えないことが多いのですが、クルマのライトを照らすとこの程度なら見ることができます。



少し上流には慰霊碑が。やはりダム建設にあたり尊い命が奪われたのでしょうね。



黒川沿いの道をさらに上流へ進むと、ちょっとした建物が見えて来ます。表示プレートがないのでわかりませんが、たぶん「穴沢砂防堰堤」だと思います(鷹岩水位観測所とありますが)。建物の奥がダム上になっています。



いつもの「水利使用標識」。水力発電と灌漑の2つの目的があるんですね。



それはいいけどさ、古い標識は放置せず、ちゃんと処分しようよ。



黒川をさらに遡ります。すると「戸台堰堤」があるはず。しか〜し、



とほほ、でした。

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