ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

ジイさんと孫の会話?

2016-02-28 02:47:23 | 脳みその日常
遺伝子なのでしょうか。世の中には世代交代の早い家系というものがあります。先日「送り」の仕事をしているとき、乗せた嬢(24歳)がそうでした。たわいもない会話をしていると、

「お母さんがさぁ~、『あんた、早く就職しなさいよ!』ってうるさいのぉ~」
「へぇ~」
「まぁさ、あの人(母親)も結構な歳だから仕方ないんだけどね」
「え?失礼だけれど、お母さんっておいくつ?」
「えーと、確か今年40」(キッパリ!)
「へぇ~、そうなんだ。ちなみにおばあちゃんは?」
「うーんと、還暦って言ってたかな」
「へえ~、若くして結婚する家系なんだね」
「そうなのかなぁ」

ちなみに、嬢のひいおばあさんは昨年84歳で亡くなったそうです。それにしても、その嬢の世代交代サイクルからするとワシとその嬢は爺さんと孫の関係みたいなもの。それを認識しただけでも驚きですが、嬢のワシに対する口のききかたには呆れるばかりです。

その嬢、母親に言われたせいか知りませんが、来月から某有名電話会社に就職するとか。

「ちょー不安なんだよね~」
「そうでしょうね」
「続くかなぁ~」

知り合いのいない会社へ入るのは誰でも不安だと思います。でも、この嬢がまずしなければならないのは口のききかたを学ぶこと。もちろん、そんなことは嬢には言いませんよ。こういう類のやつは痛い思いをしないと気づきませんからね。

もっとも、この手のやつは痛い思いをしても「あー、やっぱり私には昼間の仕事は無理!」と開き直って、再び夜の世界に戻ってくるケースが多いそうですが…。
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亡き世話人への報告

2016-02-27 21:59:45 | 脳みその日常
今週火曜日の講座の翌日、水戸にある神崎寺(かみさきじ)へ墓参りに出かけました。なぜ墓参りに行ったのかというと、ここには講座の世話人(Mさん)だった方が眠っているからです。

Mさんは一昨年の2月14日体調を崩され、3月1日にご逝去(参考記事)。今月の講座ではMさんを偲んで、講義の終わりに彼が生前好きだったというモーツァルトの《アヴェ・ヴェルム・コルプス》を全員で聴き、改めてご冥福を祈りました。しかし彼の墓参りには行っていなかったので今回行くことにしたのです。

水戸の偕楽園近くにある神崎寺は真言宗豊山派のお寺。入り口正面には立派な本殿(?)があります。



その右側を見ると、ご覧のような二重塔。存在感があります。



墓地は寺の横に付設していますが、墓の数はとにかく多い。探すことはできるのかなと思うほどです。まあ、事前に大まかな場所を聞いていたのでMさんの墓はすぐに見つかりました。



一昨年の葬儀以来の対面(?)です。あなたが立ち上げた講座は今も続いていますよ、ご心配なさらずにゆっくりお休みください…。そう語りかけながら寺を後にしました。
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高カロリー例会

2016-02-17 05:55:05 | 脳みその料理
先週末、拙宅でいつものメンバーが集まり例会をしました。寒い季節ということもあり、作ったおかずは高カロリーのものばかり。食べたいものを作るというのが料理をするそもそもの理由なので、きっと身体が本能的にカロリーを摂取したがっていたのかもしれません。

で、作ったものの全景がこれ。



写真右上のどんぶり鉢は牛スジと牛肉の煮物。どちらも冷蔵庫に残っていたものを利用しています。これに大根と人参と玉ねぎを圧力鍋でトロトロになるまで煮て完成。絶品との評価をいただきました(笑)

写真右下のは一見何の変哲も無いホウレン草炒めに見えますが、違います。実は冬の時期に出回る「ちぢみホウレン草」。これは普通のホウレン草と比べて甘みがあります。そして事前にアク抜きをしなくても良いので料理も簡単。今回は、シーチキン缶を利用してサラダ油の代用に。千切りにした人参を炒めた後、最後に溶き卵を入れ、味を整えて完成。



少し前にも作った海老とホタテのフライ。今回は自家製のタルタルソースを別の容器に入れて、見た目をちょいとお洒落に。



タケノコのフライです。ただ、普通のフライと違うのは揚げたらすぐに粉チーズとチリパウダーを混ぜたものの中に転がし、洋風の味になっていること。今回はこれにオーロラ・ソースをかけてみましたが、なくても十分美味しいですよ。ビールのつまみには最適!



鶏モモ肉を軽く焼いてから、冷蔵庫に残っていた自家製の柚子味噌をかけただけのもの。柚子味噌は以前大根とのコラボでもマッチしていましたが、鶏モモ肉とも相性が良いことがわかりました。



デザートは自家製のブルーベリー・アイスクリーム。

例会は午後7時にスタート。飲んで食って話して、お開きになったのは午後11時過ぎ。いつもながら楽しい時間でした。
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寒冷地の知恵

2016-02-16 06:54:52 | 脳みその日常
これから書くことは、もう時季外れかもしれません。でも来年以降の覚え書きとして記しておきたいと思います。

ワシの実家は寒冷地にあります。そのため毎年冬になると「水まわり」が凍結することもしばしば。昨年は洗面台へと続く水道管が破裂しました。この時はまだ老父が健在で自ら修理を依頼してなんとか解決。

でも、今シーズンから実家は基本的に空き家状態。不思議なもので、家に人が住まないと家というものは途端に老朽化していきます。またそこに人が住んでいないと室内の気温は外気とあまり変わりません。凍結事件が起きる確率はグンと上がります。

案の定、先月の中旬にはトイレの配管が破裂していました。驚きますよ、トイレのドアを開けたら、そこが「海」になっていると…。

とりあえず、簡単な防水処置をして水道工事店に連絡。ところが、トラブルに遭遇したのはウチだけじゃなかったようです。業者はてんてこ舞いで、いつ修理に伺えるかわからないとの返事。

まあ、水洗トイレなんてのは配管が破裂したところで使えなくなるわけじゃない。面倒だけれどトイレを使用するたびにバケツに汲み置きしておいた水を便器へ流せば済むこと。業者の「修理フィーバー」がひと段落するまでこの方法で凌ぐことにしました。

二週間後、ワシが帰省する日に業者が修理に来てもらえることになりました。見てもらったところ、配管の破裂のみで他の部分は破損していないとのこと。ホッとしました。

ここでワシの好奇心が目覚めました。知らないことを学ぶのは大好きなのでね。修理の作業をしている業者に様々な質問をぶつけます。たまたまその業者は素人の質問にも丁寧に応対してくれました。配管の仕組みを説明し、破裂を未然に防ぐ方法まで教わりました。

要は水道の元栓を閉めるだけなんですが、見落としがちなのは便器に溜まる水。これ、寒冷地だと凍るんですよね。で、最悪のケースではその水が凍結することで、便器はいとも簡単に割れてしまうのだそうです。そうなると修理代は高額になります。

便器の水が凍らなければ最悪の事態は回避できます。ならばどうすれば良いか。そう、不凍液を便器に注げば良い。でも業者は「それはあまりオススメできません」という。確かに不凍液を注げば凍ることはない。しかし不凍液に含まれる色素が便器に付着するため清掃が非常に厄介になるからだそうな。

「なるほど、じゃあどうしたら良いんでしょうね」
「コストも大してかからず、凍らないものを入れるんですよ」
「それは?」
「自動車のウォッシャー液です!」

なるへそ、言われてみれば納得。ウォッシャー液はマイナス30度でも凍らない液体。それに2リットル入りの容器が200円ほどで入手できます。1回に200ccほど便器へ注ぐだけで何万だか十何万もかかる便器交換修理代を払わずに済むわけです。またまた勉強になりました。

後日、この「ウォッシャー液を注ぐ」のを正解とするクイズを地元に住む友人Mに出したところ、「そんなの簡単さ、ウォッシャー液だろ?」と即答。彼は誰に聞くわけでもなく自ら思いつき、実践しているとのこと。

うーむ、ダテに寒冷地に住んでないな。脱帽。
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