ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

や、やられた…

2004-07-19 22:13:48 | 音楽あれこれ
仕事柄、毎月CDを購入する。
平均すれば、月に50~60枚程度だろうか。
言うまでもないが、この中にはレコード会社から送られてくるCDは含まれていない。
そりゃそーだ、サンプルだもんな。
いずれにしても、実質的には毎月、前述以上の枚数が家に「たまって」いくことになる。

しかし恐ろしいのは、その「増殖力」だ。
CDの1枚1枚なら、たいしてかさばる感じはしない。
ところが、塵も積もれば何とやらで、気づくと大変なことになっているのだ。

同業者のなかには、やはり同じ悩みを抱えている者もいて、
ある人はCDとライナーのパンフレットのみを残して、プラスチックのケースは捨てている。
そうしないと、場所をとって仕方がないからだという。
もちろん、CDを傷つけないような保管方法をとっているらしい。

でも、どうなんだろう。
CDそのものが増えていけば、結局は置く場所がなくなるようにも思うのだが。
ワシの購入するCDは、ほとんどが原稿を書くための資料なので、
おいそれと売るわけにもいかない。
なので、毎月毎月「増殖する」ことになる。
いやー、困った、困った。

そう言いながら、一方で、仕事とは無関係なCDも購入している。
最近は、ヘヴィ・メタルなんかはあまり買わなくなったが、ジャズは時々買う。
でも、ここしばらくジャズ・シーンは元気がないね。
90年代前半ならGRPやECMなどに、素晴らしい録音、演奏が多かった。
もちろん、ほかのレーベルにも良いアルバムはあったけどね。

先日、久しぶりにCDショップのジャズ・コーナーに足を踏み入れてみた。
そこにある商品をざっと眺めてみたが、どれもパッとしない。
あくまでワシの感覚なのだが、クールでダークなアルバムというのは、光って見えるのだ。
CDが、まるで「買ってください」と懇願しているように見えるのである。
経験からいって、そういうCDは買って正解である。
ところが、今回、懇願する奴は見当たらなかった。

それでも新譜が聴きたいなと思ったので、店の推薦するCDを数枚購入してみる。
「新しい響き」とか「イタリア・ギター界の新星」などというウサン臭い宣伝文句。
なんかキワモノっぽいな…
まあいいか、何事も経験、経験。

帰宅して聴いてみると、やっぱりそうだった(泣)
これらは近いうちに中古CDショップの店頭に並ぶことだろう。
( * ̄)m 〔十〕 アーメン
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