ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

「たけ」がない…

2015-07-22 08:23:30 | ドライブ関連


上の写真は今、東京の小金井市のいたるところの電柱に貼られているもの。それは「小金井阿波おどり大会」開催のお知らせのビラです。

でも、よく見てください(写真はクリックで拡大できます)。「第」のところが「弟」になってますやん。確かにどちらも「ダイ」と音読みできますが、それにしても印刷前に誰も気づかなかったんでしょうかねぇ…。

主催者、しっかりせい!
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夢のままで楽しめ!

2015-07-21 06:07:36 | 脳みその日常
6月8日の記事で書いた嬢、今週一杯で店を辞めるそうな。妊娠期間も安定期に入り、いよいよ本格的な「お母さん活動」を開始するという。

「よかったですね~」と言葉をかけるも、当の本人は、

「まあ、そうなんですけど…」
「あれ? なんか元気ないですね」
「辞めるのはいいんですけど、辞めるにあたって、いろいろ面倒くさいこともあって」

聞けば、指名客とのトラブルがあるのだとか。一応、指名客には店を辞めると告げたところ、いろいろな要求をしてきたそうな。その要求をどうかわすかが悩みなのだというのです。

具体的に言うと、「プレゼントしたバッグを返せ!」だの「最後にプライヴェートで会おう」といったもの。嬢はそれらの客にはもちろん結婚することも妊娠していることも言ってはいません。それは仕事上当然のことです。言う必要もないし、言えば客の「夢」を壊すことになるからです。

客の立場からすれば、今までカネをつぎ込んだのだから見返りがあるのは当然ということなのでしょう。なのに見返りはおろか、それ以上の発展すらない。客が憤るのもわからなくはないです。

でも、そういう主張をする客はそもそも「遊び」がわかっていないんですよね。嬢を指名するのは客がその嬢を勝手に気に入ったからにほかなりません。贈り物だって、嬢が求めたわけじゃないらしい。つまり嬢に対して、客が一方的に熱を上げただけのこと。

風俗商売ってのは、店という限られた空間の中でのみ成立する、いわば疑似恋愛みたいなもの。もちろん店外での同伴やらアフターといったものもあるようですが、それだって店の中での関係の延長に過ぎません。

いくら指名してくれたとしても、嬢は客を恋愛の対象なんてハナから見ていない。嬢の仕事は接客なのだから、客に楽しんでもらうため、笑顔や会話というサービスをしているに過ぎません。それが風俗商売ってやつなんです。

言葉は悪いですが、嬢は客をカネを持っている奴としか見てません。カネがもらえるのだからそれなりの努力をするのです。

そんなこともわからずに「かわいいね」なんて鼻の下をビローンと伸ばし、何度も店に足を運ぶ客。同じ男ながら本当に愚かだなと思いますね。

もちろん、限定的な疑似恋愛を楽しむためだけに店に通うのは否定しません(ワシは行きませんけど)。こうした仕事が風俗文化としてすでに社会の中で定着しているのですから。

だけど、「夢」は所詮「夢」なんです。その中で遊ぶのはいいけれど、現実と混同した時点で「夢」ではなくなる。いい歳をしたオヤジたちがそんなこともわからんとは、本当に情けない限りです。
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霊力アップ?

2015-07-20 00:13:12 | 脳みその日常
有名というわけではありませんが、それなりに高い霊能力をもっている知人がいます。その人と、ある場所で偶然出くわしました。1年半ぶりくらいの再会です。

その近況を聞くと、おそらくフツーの人なら「アタマ、おかしいんじゃないの?」といったことばかり。なので、ここには書きません。書いたとしても意味がないからです。

その人、ひとしきり近況を話すと、おもむろにワシをじっと見て、

「あっ、アナタ、霊力がアップしてますね…」

いやいやいや、なんのことやらサッパリ。その自覚がないので、「え、どういうことですか?」と問うも、具体的な回答はなし。ただ、

「間違いありません、確実にアップしてますよ」

だって。その人がいわゆる「なんちゃって霊能者」なら笑って流せるんですが、そういう人じゃありません。しかも真顔で言うもんだから「なんなんだろうな…」と。
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危機回避!

2015-07-19 06:30:50 | 脳みその日常
「送り」仕事で一番困るのは車内でゲロを吐かれること。幸い、まだ一度も経験がありませんが、先日危うくそうなりそうな事態に遭遇しました。

最終便でのこと。3人の嬢を乗せて出発。最初に下ろす嬢は店からほど近い場所。そこに到着するや、次に下ろす嬢の様子がおかしい。

「ちょっと動かないで…」

ベテランの嬢らしいのですが、もちろん、歳はワシよりず~っと下。丁寧語すら使えないのは前から感じていましたが、この時はいつもと違いました。直感的に「ヤバイな…」と思ったので、

「吐きそうだったら言ってください」
「……(ほとんど意識がない)」

これはすぐ「来る」と感じたので、すぐに発車せず。ほどなく、言葉にならない声を発したので、すぐさま後部座席のドアを開ける。と同時に泥酔した嬢が開いたドアから頭だけを出し…(あとは皆さまの想像に任せます)。

もうね、その光景は絵的にはエキセントリックでした。何しろ深夜の路肩に止まっているクルマの後部座席が開いて、そこから女の頭だけが出ているんですから。

感心したのは嬢の咄嗟の行動です。車内で吐いたら迷惑がかかるとわかっていたんでしょうね。泥酔していたとはいえ、さすがベテランというべきか?

吐いて少し楽になったとはいうものの、「次」が来ないという保証はない。いまはたまたま停車していた時だったのでよかったものの、その嬢の家まではそこから40分ほどかかる。

「さて、どうしたものか…」

車内の「大惨事」の可能性を未然に防ぐため、しばし思案。そして思いついたのはトランクに「ヘパリーゼ」の錠剤を積んでいたのを思い出す。ご存知かと思いますが、ヘパリーゼは肝臓の働きを促進し、体内のアルコールの分解を早める作用があります。コンビニではドリンク剤という形で販売されており、こちらのほうが即効性があります。一方、錠剤は含有成分は同じですが、効きは遅い。

もちろんこの錠剤は私物であり、何も泥酔した嬢に施す必要はありません。でも、背に腹は変えられない。飲ませないで「大惨事」になるより、飲んでもらって危険を回避する確率が上がるに越したことはない。

ぐったりしている泥酔嬢に「ペパリーゼの錠剤がありますから飲んでください」と頼むと、嬢はわかっているんだかわかってないんだか知りませんが、素直に応じました。

「やれやれ…」

クルマは再び発車。でも、そこから泥酔嬢の家までの40分は緊張しましたね。通常よりも加速・減速に気を使うのですから。

ありがたいことに「再発」はしませんでした。

三人目の嬢の家はそこから20分ほどかかるのですが、こいつは泥酔嬢に関しては全くの無関心。冷たいねぇ。まあ、同業者として「なに泥酔してんのよ。バカじゃないの?」というところでしょうか。

こわいこわい。
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お風呂とかスーパーとか…

2015-07-08 06:05:00 | 脳みその日常
夜の嬢の仕事はもちろん接客ですが、大量に飲めば飲むほど店の売り上げに貢献することになるそうな。その意味で、嬢という仕事は文字通り「身体を張った」仕事だと思います。

仕方のないこととはいえ、仕事上がりの嬢の中には泥酔する子もいます。そういう子を家まで送るのがこちらの仕事なのですが、困ることもあります。クルマに乗る時に自宅の住所を告げてくれればいいんです。そうすれば、その後爆睡してくれても問題ない。ナビの指示通りに運転するだけでよいのですから。

ところが、住所すら言えないケースもあります。酔って住所を忘れてしまったのかはわかりませんが、何度聞いても「わからない」と答える始末。

その代わり、「◯◯スーパーの近く」とか「お風呂の◎◎のところまで」なんて、まるでうわごとのように唱える。そ、そんなマイナーな場所、知らんっちうねん!

でも、何としてでも送り届けなくちゃならん。さて、どうしたものか…。

店から「送り」の連絡を受けた際、嬢の住む最寄駅の情報は得ています。そこで、とりあえずその最寄駅近くまで向かいます。最寄駅近くまで来たら、ナビに嬢が唱えた目標物があるか検索。あればラッキー。ない場合はどうするか。近くの交番を探して警官に尋ねるのが手っ取り早い。

もっとも、毎度毎度、乗せる嬢が泥酔しているわけじゃありません。だけど、たまにそういうことがある。「送りの仕事」は簡単な仕事ではありますが、こんなこともあるんです。

面白いねぇ~、本当に。
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今昔物語は数年前のこと?

2015-07-07 05:34:12 | 脳みその日常
思わず「なんでやねん!」と、ツッコミを入れたくなる話あるけど、聞く~?(パクリやないかい!)

ある日、深夜送りで乗せた嬢が、

「昔はもっと飲めたんですけどね~。最近はあんまり…」
「え、でも、まだ若いんでしょ?」
「24です」

昔…て。使い方、まちごうとるやん。ほんの数年前のことを昔て。そんなこと言うたら、ワシなんて大昔の人間、いや化石やろが!

もちろん、実際には言いませんよ、嬢には。でも、言葉は正しく使ってもらいたいもんだとオジサンは心の中で叫んだのでした。
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ハウスマヌカン

2015-07-05 01:50:32 | 脳みその日常
深夜送りの話。

ある嬢は店から片道40分のところに住んでいます。遠くから通っている嬢のほとんどはだいたいクルマに乗せたらすぐ寝てしまうのですが、この嬢はいつもテンションが高い。なので、おしゃべりに付き合います。

聞けば、この嬢も昼間は別の仕事をしているのだとか。

「へぇ~、失礼ですが、どんなお仕事ですか?」
「アパレルで販売員をしてます」
「ほぉ~、じゃあ、ハウスマヌカンですね」
「え?」(なんですか、それは?)
「え?」(なんで知らんの?)

会話が噛み合いません。あれれ、ワシが思い違いをしてるんだろうか…。

帰宅してから調べてみました。すると、原因が判明。ハウスマヌカンは確かに衣料品店の販売員であるのは間違いないのですが、この言葉は1980年代に流行しただけで、その後「死語」になったもののようです。話をした嬢は現在20代半ば。そりゃあ、ハウスマヌカンなんて言われても「?」だわな。

そうとは知らず、

「ん~、じゃあ、『夜霧のハウスマヌカン』て曲、知ってる?」
「知らないです…。誰が歌ってたんですか?」
「ええと、確か、<やや>って歌手だったかな」
「へぇ~、そうなんですか」

なんて会話が会話にならなかったのも無理はありません。この曲だって流行したのも1986年頃だもんね。この嬢の親なら知ってるかもしれないけれど。

こういう時、つくづくジェネレーション・ギャップを痛感します。仕方のないことではありますが、思わず気が抜けてしまうんですよね。

まあ、いいけど。
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