ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

なかなか凛々しい…古道川調整池ダム

2020-11-30 06:59:07 | 福島(ダム/堰堤)
今回ご紹介するのは田村市都路町古道阿園平(たむらしみやこじまちふるみちあそのだいら)にある請戸川(うけどがわ)水系の古道川(ふるみちがわ)調整池ダムです。アクセスは前回の高瀬川ダムの横を通る県道253号から古道川発電所横の道を進んでいくと到着します。

まずは「ご尊顔」。4門のテンターゲートを備えたダムです。ここで取水された水が下流の古道川発電所で使われます。ちなみにダムと表記しましたが、どうやら高さが15m未満らしいので厳密には堰堤扱いのようです。(参考)まあ、しかしながらここではダムと表記しておきます。



お馴染みの水利使用標識。東北電力が管理する発電用のダムです。



ダム横付近から見るとこんな感じ。



でも、これ以上ダムへ近づくことはできません。とほほ。



上流側から見たダムの様子。



管理所のような建物がダム横の道を挟んだ高台にあります。



でも、それを示すプレートは見当たりません。



小振りながら、なかなか格好の良いダムです。
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放置状態?…高瀬川ダム

2020-11-29 06:49:11 | 福島(ダム/堰堤)
請戸川(うけどがわ)水系の高瀬川ダムは双葉郡葛尾村落合大放(ふたばぐんかつらおむらおちあいおおはなち)にあります。アクセスは県道253号を進んでいくと到着します。

これが「ご尊顔」。対岸側には魚道が見えますね。立入禁止の看板が付いているフェンスは壊れたまま…。



下流の高瀬川はこんな感じ。



水利使用標識。東北電力が管理する発電用のダムですね。



上流側から見た様子。写真左下からの葛尾川が高瀬川に合流してダムに向かいます。



高瀬川上流の様子。



ここから上流約2kmのところに古道川調整池ダムというのがあるらしい。次回はそこを訪問します。



原発事故の影響でしょうか。この周辺にある家屋はほとんどが廃墟。荒れ放題になっていました。悲しい現実です。
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浪江町の現実…そして大柿ダム

2020-11-28 06:48:14 | 福島(ダム/堰堤)
今回からしばらく福島県のダムを訪れてみようと思います。まず向かったのは双葉郡浪江町室原(なみえまちむろはら)にある請戸川(うけどがわ)水系の大柿(おおがき)ダム。場所は国道459号沿いにあります。

ところで、浪江町といえばテレビ番組「ザ!鉄腕DASH!」の1コーナーで知られるDASH村のあるところ(実際には同町の津島地区)として有名ですが、同時に2011年3月11日に発生した東日本大震災による福島原発事故の影響で計画的避難地域に指定されたことでも知られます。

実は今回大柿ダムを訪れる際、原発の様子や被災地の「いま」を確認しようと考えていました。しかし震災から9年経った今も浪江町は帰還困難区域による通行制限があり、通行許可証がないと通れない場所があるのはショックでした。訪れる予定のダムのほとんどは山間にあるので通行許可証がなくても行けましたが、中には工事などの理由も含めて通行止の道路もあり、訪れるのを断念したダムもあります。

現在は全国的に新型コロナ・ウイルスのことで振り回されています。でも福島原発に近い場所ではそれに加えて未だに元の生活に戻れない多くの人々がいるのも事実。原発事故の深刻さを改めて感じるとともに1日も早い復旧を願うばかりでした。

さて、今回の大柿ダムに来たのですが、国道からの入口には何と一般車両進入禁止の標識が…。



ならば徒歩ならいいのかというと、関係者以外立入禁止らしい。



こうなるとどうすることもできません。万事休す。仕方ありません。次のダムに期待することにしましょう!
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レジャー施設…椛の湖溜池副堤

2020-11-27 07:06:55 | 岐阜(ダム/堰堤)
前回ご紹介した椛の湖(はなのこ)溜池にはもうひとつダム構造があります。副堤というそうです。それがある場所は前回の場所から国道256号に沿って国道19号方面に進むとあります。目印は「椛の湖」と書かれた看板。



この説明によると、椛の湖は当時の農林省が灌漑用に築造した人造湖で、1950年に着手し、1958年に竣工したとあります。



その隣には「中部北陸自然歩道」の案内板。これによれば、椛の湖の標高は海抜560mだそうです。



それらの看板のところを進むと、いわゆるダム上になります。写真は左岸から見た様子。白いガードレールの下に余水吐の排水路があります。



逆光でわかりにくいですが、これが余水吐。間口が広くなっています。



そして、溢れ出た水はこの水路を通って流れていきます。



ダム上、中央付近から見た椛の湖の様子です。



下流側はこんな感じ。



対岸(右岸)に来ました。振り返るとこんな感じです。ご覧のようにこの副堤もダム上がカーブしているのがわかりますね。



右岸側の様子。こちら側にはオートキャンプ場があるほか、



魚釣りもできるようです(有料)。



椛の湖は、ダムというよりレジャー施設のような場所なんでしょうね。
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忘れ物だよ…椛の湖溜池

2020-11-26 07:09:13 | 岐阜(ダム/堰堤)
中津川市上野にある椛の湖(はなのこ)溜池に来ました。かつてはその地名から福岡ダムと呼ばれていたそうな。場所は国道256号沿いなのですぐわかります。

これがいわゆるダム上。



ダム上、中央付近に来ました。ご覧のようにダム上はブーメランのように曲がっていて直線ではありません。



そこから見た溜池の様子。



下流側はこんな感じ。



対岸(左岸)に近いところに越流式の余水吐があり、増水するとここから溢れ出て、



この水路からあちらへ向かって流れていきます。



対岸に来ました。振り返るとこんな景色。写真手前の白いガードレールの下が余水吐の排水路です。



対岸、貯水側から見たダム上。



対岸側の風景。この道が溜池の周りを囲んでいます。



対岸のダム横に何かがありました。ビニール製のボールのようです。



「りょうこ」ちゃん、早く取りに来てね。



ほっこり。
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ダム上の出会い…加子母防災ダム

2020-11-25 06:37:01 | 岐阜(ダム/堰堤)
今回は岐阜県中津川市加子母(かしも)にある木曽川水系の加子母防災ダムに行ってみました。アクセスは国道257号沿いにある小和知簡易郵便局付近から入って行きます。

到着です。防災ダムというので溜池のようなものを想像していたのですが見事に裏切られました。こりゃあ立派なコンクリート・ダムです。



ダムの右岸にドカンと置かれた岩。何かと思いきや「加子母防災ダム完成記念碑」と刻まれていました。ワ、ワイルドだなぁ。



その裏にはダム建設の経緯と諸元が書かれています。集中豪雨のたびに繰り返される下流沿いの農地や家屋の被災を防止し、安全を確保する目的で、1971年10月4日に着工され、1976年3月31日に竣工したとあります。ワイルドな外観とは対照的な丁寧な記述。そのギャップがたまりませんな。



ダム上の道路を挟んだ右岸の貯水側にある看板。あれれ、「岩」に記された着工年と違うぞ。果たしてどちらが正しいのか…。



その前にあるのが見張所らしき建物。



建物の裏の高台から見た様子。建物の屋上が池になっちゃってます。おそらく排水溝が詰まっているんでしょうね。



右岸、貯水側から見たダムの様子です。



これがダム上の道路。車両は通行できますが、離合は難しいかもしれません。



ダム上から見た真下の景色。水が澄んでいて美しいです。



その遠景。すっかり晩秋ですな。



こちらは貯水側の真下の様子。といっても、訪れた日に水はほとんどありませんでした。



上流の白川の様子です。



ダム上の中央付近でキョロキョロしていると背後から声が…。

「どちらから来られたんですか?」

見れば、クルマに乗った高齢の男性が声をかけてきました。

「長野県からです」
「そうですか。遠いところからようこそおいでくださいましたね」
「いえいえ、隣県ですし、ドライヴで来たので大したことはありませんよ」

なぜか意気投合して、ダム上の真ん中でしばし談笑。そして名刺交換(何してんねん!)その男性は行政書士をされている方で、趣味で写真を撮られているそうな。加子母防災ダムへは度々来られているそうで、この日も一眼レフを持参されていました。

そして会話中、他のクルマが来たので話は一時中断。そして各自撮影を開始。

対岸(左岸)から見たダムの様子はこんな感じ。



そして同じ左岸の貯水側から見たダムの景色。



先ほどの男性はまだワシと話したかったようで、会話は再開。実に人懐っこい感じの方でした。そういえば数日前の記事で出会った大ヶ洞ダムの職員の方も似たような感じだったのを思い出します。全てではないにせよ、岐阜県の男性は人懐っこい気質の方が多いのかもしれません。なんとなくですけど。
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確かに水がない…水無瀬川ダム

2020-11-24 06:43:59 | 岐阜(ダム/堰堤)
グーグル先生の地図を見ていたら、高山本線の下麻生駅近くの川辺北小あたりから水無瀬川(みなせがわ)沿いに登ったところに木曽川水系の水無瀬ダム(加茂郡川辺町上川辺)というのがあるのを見つけました。ならば行ってみることに…。

ところが、先生の地図だとダムの手前150mまでしか道がありません。実際に行ってみると細い道はあるのですが、そのままクルマで進入するとアウトの予感。そこでここからは歩いて進みます。

一応舗装されていますが、壊れっぱなしのガードレールが嫌な予感。



むむむ、やはりクルマを置いてきて正解のようです。でも、まだダムは見当たりません。



ワォ、いよいよ舗装も怪しくなってきました。でも、まだダムには到着できず。



ん? 何かの看板が見えてきました。あの辺りか? でも、水の音すら聞こえません。



注意深く見ていると木々の中にコンクリートのようなものを発見!(わかりにくいですが)



これか! 落下せぬよう注意しながらダム上に進んでみます。



下流側です。見えるのは木ばかり。



ダム上から見た真下はこんな感じ。あれれ、水がチョロチョロ流れている程度。



同じく、貯水側を見てみると…水がない! まさに水無瀬川。なんちて。



この資料によればダム建設に着手したのは2001年のようです。ただ、高さは43.5mとなっていますが実際に見た感じではそんなにない気がします。それとも土砂が堆積してしまって低く見えたのか?

実のところ、ここが水無瀬ダムという表示はありません。しかし付近にそれらしいダムがないのでおそらく間違いないでしょう。

ちょっとスリリング。
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桜の時期はいいかも…大船渡ダム

2020-11-23 06:40:38 | 岐阜(ダム/堰堤)
前回の下原ダムから国道41号を南下したところにあるのが木曽川水系の大船渡ダム(下呂市金山町大船渡)です。このあたりにくると飛騨川の川幅は広くなるのでダムのテンターゲートは11門もあります。

まずは全景から。写真の左側が国道41号になります。



テンターゲートを近くから見るとこんな感じ。



左岸から見たダムの「雄姿」。



左岸に掲げられた横断幕。



水利使用標識です。



ダム横には見張所のような建物。



その上流側には取水口があり、この水路の先には大船渡発電所があります。



これが左岸から見たダム上の道路。地元の人たちからすれば生活道路なのでしょう。



テンターゲート越しに見る飛騨川の上流の様子。



ダム上、中央付近から見た下流の飛騨川。



右岸側にはお魚さんが上流へ行くための魚道があります。





対岸(右岸)に来ました。上流側から見たダムの様子。逆光になっちまいましたね。



右岸、下流側から見たダム。シュッとしてますね。



この施設は高さがダムの定義(15m以上)を満たしていないため、実際には堰堤という扱いのようです。しかし、横断幕に「大船渡ダム」とあるのでここではそれに準ずることにします。
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国道沿いの…下原ダム

2020-11-22 06:30:19 | 岐阜(ダム/堰堤)
木曽川水系の下原ダムは下呂市を走る国道41号沿いにあります。場所はわかりやすいのですが、十分な駐車スペースがないので駐車する際にはご注意ください。

まずは「ご尊顔」をどうぞ。



お次はダム横から。



上流側からダムを見るとこんな感じ。



ここは中部電力のダムですが、クローズドなのでダム上に行くことはできません。なので、水利使用標識もズームするしかありません。



飛騨川を堰き止めて建設された下原ダム。見学には不向きかもしれませんが、存在感のあるダムでした。
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西村ダム…テンターゲート抜きで!

2020-11-21 06:38:07 | 岐阜(ダム/堰堤)
下呂市馬瀬西村(まぜにしむら)にある木曽川水系の西村ダムに向かいます。ダムは馬瀬川と並行して走る県道431号沿いにあるのでわかりやすいでしょう。位置としては道の駅「馬瀬 美輝の里」から少し南下したあたりです。

到着しました。これが「ご尊顔」ですが…あれれ、なんか違うぞ。そう、写真左側にあるはずの4門のテンターゲート(tainter gate)が撤去されていたのです。以前の「勇姿」を見たい方はコチラからどうぞ。それにしてもいつ撤去したんですかね。



管理所は県道沿いにあります。





その付近から見たダムはこんな感じ。



馬瀬川上流の景色です。水が美味しそう。



おなじみの水利使用標識。発電用のダムです。



県道側には取水口があり、この水路は前回取り上げた瀬戸第一堰堤と同じく下流の瀬戸発電所へ続いています。国土地理院の地図を見るとそれがよくわかります。





最後に、馬瀬川右岸から見たダムの様子をどうぞ。



テンターゲートがあるのとないのとではダムのイメージがだいぶ違いますね。それを撤去した西村ダムはなんか間の抜けた感じだなぁ。でも馬瀬川の水の美しさに癒されたので良しとしましょう(どんなオチやねん!)。
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「瀬戸第一堰堤」なんだけどなぁ…

2020-11-20 06:37:33 | 岐阜(ダム/堰堤)
下呂市にある木曽川水系の瀬戸第一堰堤に来ました。場所は高山本線の禅昌寺駅と下呂駅の中間にあり、国道257号から飛騨川を渡る橋のところです。

まずは右岸から見た堰堤の全景をどうぞ!
   


右岸にある「中部電力 瀬戸第一堰堤」と刻まれた石碑。



ここでふと疑問が…。なぜ瀬戸なんでしょうか。ここは瀬戸市でもなく、瀬戸という地名でもなさそうだし。

そのヒントは石碑の裏にありました。つまりこの堰堤は直線距離にして11.5kmほど離れた飛騨川下流の瀬戸発電所で発電するための取水堰なんですね。だから瀬戸という名称がついているんでしょう。ちなみに堰堤そのものは大正13年(1924年)からあり、現在目にしているのは1995年3月に改修工事が着工され、1998年に完成したものだそうです。



飛騨川の水はここから取水されます。



そしてこの水路を通って下流の瀬戸発電所へ向かうのですね。



薄汚れている水利使用標識。そろそろ作り直しましょうよ。もう令和の時代だし。



右岸、上流側から見た堰堤。飛騨川の水が綺麗ですね。



右岸から見た飛騨川下流の様子です。



飛騨川の橋の上から見た取水口の入口部分。



同、上流の飛騨川の様子。良い景色です。



グーグル先生の地図や国土地理院の地図には「瀬戸ダム」と記されていますが、ここでは現場の表記に従うことにします。でも、誰が瀬戸ダムと言い出したんでしょうね。そちらのほうが気になりますが…。だって現場にはどこにも瀬戸ダムなんて書いてないんですよ。


(メモ)
後輩のT君から大学でお世話になった教授の奥様が亡くなられたようだというメールが届く。息子さんのfacebookに「先月の終わりに、去年から癌で闘病を続けていた母が亡くなり」という記述を見たのだという。ワシはfacebookをやらんので全くそのことを知りませんでした。

大学在学中、そして卒業してからも毎年春には教授のご自宅で飲み会が行われ、欠かさず参加していました。その際に出てくる料理の数々。どれも本当に美味しいものばかりだったのを思い出します。常に笑みを絶やさず、育ちの良さを感じさせるお顔。奥様自身も他大学の教授でしたが、全く偉ぶるところがなく常にご主人である教授を立てる良き妻だったと思います。

亡くなられるにはまだ早い年齢でした(おいくつかは知りませんが)。ご冥福をお祈りします。
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嬉しいもてなし…大ヶ洞ダム

2020-11-19 06:29:16 | 岐阜(ダム/堰堤)
今回目指すのは下呂市萩原町大ケ洞(おおがほら)にある木曽川水系の大ヶ洞ダムです。アクセスは高山本線の飛騨宮田駅近くを走る国道41号沿いにあるパチンコ屋付近に「大ヶ洞ダム入口」の看板があるのでそこを進んでいけばダム下に辿り着くことができます。

そうこうするうちにダム下に到着。これが「ご尊顔」です。



よく見れば、ダムから流れ出た水はこんな階段状の水路を通っています。なかなかオシャレ。



ダム下にあった案内図。では、クネクネ道を通り、ダム上に行ってみましょう。



右岸のダム横に着きました。これが管理事務所です。





大ヶ洞ダムの概要を示す案内板。洪水調節、流水機能の維持、水道用水確保を目的とした多目的ダムのようです。



大ヶ洞ダムと刻まれた重量感ある石碑。



…で、ウロウロしていると、背後から声が。

「ちょっと、ちょっと」

どうやらこのダムの職員さんのようです。

「はい、なんでしょうか」(なんか不手際でもやらしたかな?身に覚えはないけど)

見れば、ここのダム・カードを手にしています。

「これ、欲しいんでしょ?」
「いや〜、カードには全く興味がないんで結構です」
「まあ、そう言わずに。記念に持って帰ってくださいよ」

結局、ありがたくいただきました。この会話をきっかけに職員さんとダムについて色々お話しすることに。

「そういえば、ここって標高はどれくらいなんですか?」
「標高? あ〜、ええと、どれくらいかな。すみません、勉強不足でわかりません…」
「いえいえ、いいんですよ」
「ダメだなあ、ほんとに。勉強不足で…」

この職員さん、なんだかとても人懐っこい雰囲気の方で、見学者をもてなそうという態度にあふれていました。それがこちらとしてはとても嬉しい。

ひとしきり会話を終え、見学に戻ります。まずは右岸下流側から見たダム。



ダム湖名は「はぎの湖」。1999年3月竣工とあります。



では、ダム上を歩いてみましょう。



ダム上の欄干には、ご覧のように俳句や和歌が記されたプレートがいくつも嵌め込まれています。ダム・カードの裏面の説明によると「飛騨に関連する俳句や和歌、日本を代表する歌人の『芭蕉』『蕪村』『一茶』の歌碑を設置しています」とあります。実に風流じゃぁあ〜りませんか。



ダム上、中央付近から見た「はぎの湖」の様子。



ダムの真下はこんな感じ。



下流の遠景です。



対岸(左岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。



左岸、はぎの湖側から見たダムの景色。



ダム・カードは見学者が事務所にもらいに行くのが普通なのですが、ここは職員がこちらに来てカードを渡してくれるという異例のサービス。たまたまだったのかもしれません。でも知らない場所でこうした「もてなし」を受けると、やっぱり嬉しいものです。ありがとうございました!
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良き眺め!…東上田ダム

2020-11-18 06:58:19 | 岐阜(ダム/堰堤)
下呂市小坂町坂下(おさかちょうさこれ)にある木曽川水系の東上田(ひがしうえだ)ダムに来ました。アクセスは飛騨川に沿って走る国道41号から脇道に入ると到着です。

まずは「ご尊顔」をどうぞ。



国道から脇道へ入るとこの立派な建物が見えてきます。おっ、これが管理所か?



残念! 中部電力の飛騨水力管理所でした。



ん〜、ダムの管理所はないのかしらん…と思いながら飛騨川へ近づくと、見つけました。これが東上田ダムの管理所です。





管理所からダムは見えますが、すぐ真下にはダムの上流側にある取水口から流れ出た凄い量の水たち。ドワ〜ッていう音が聞こえるようでしょ?



これが事務所の高さから見たダム横。



さすがオープンで定評のある(?)中部電力です。このダムはダム上を歩くことができるんですよ。早速近づいてみましょう。これがダム上の通路。ここを歩く瞬間が一番ワクワクします。



おなじみの水利使用標識もあるんですが、



「河川法登録標識」なるものは初めて見ました。こういうのもあるんですね。



ダムに近づいて見上げるこういう景色もワクワクします。迫力あるもんね。



でも、もっとワクワクなのはこういう景色を見ることができるからです!上流側の飛騨川の様子です。まるで絵画のようでしょ?



下流側の飛騨川も素晴らしい眺めです。



対岸(右岸)へ来ました。振り返るとこんな感じ。



対岸、上流側から見たダムの様子。



対岸から見た元の側の様子。三門の取水口とその斜め左上に管理所、そしてその奥に見える四階建ての建物が飛騨水力管理所になります。



対岸をもうちょっと上流に行ったところからダムを見るとこんな感じ。



いいねえ、うん、いいねえ。

そうそう、思わぬ発見をしました。それはこの東上田ダムを国土地理院の地図で見ると、なんと「小坂ダム」と記されているんです。一体どういうことなんですかね。
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ババ〜ンと登場!…大島橋

2020-11-17 06:47:24 | 橋のユニークな親柱
岐阜県下呂市小坂町(おさかちょう)大島付近にある飛騨川を渡る県道88号に掛かっているのが大島橋(おおしまはし)。ご覧の通り、フツーの橋に見えます。



ところが、1987年3月に竣工したこの橋の親柱の上にはカモシカが…。



上流側にもカモシカ。でも、こちらは右前足を上げた「キメ・ポーズ」。



対岸の親柱にもいました。こちらでキメ・ポーズをしているのは下流側の親柱。



対岸、上流側の奴はノーマル・ポーズ。



おそらく二種類のブロンズなのでしょうね。突然、橋の上に「出現」したのでビックリ。
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よく見えないな…小坂ダム(堰堤)

2020-11-16 06:40:09 | 岐阜(ダム/堰堤)
高山市久々野町引下(くぐのちょうひきさげ)にある木曽川水系の小坂ダム(堰堤)は飛騨川に沿って走る国道41号沿いにあります。しかしながらうっかりすると通り過ぎてしまうので要注意。特に入口を示す看板がないからです。

ダムへ通ずる道を進むと到着。でも、ご覧の通り行けるのはここまで。フェンスが行く手を阻んでいるんですよ。



フェンス越しに撮影した水利使用標識。発電用のダムなんですね。中部電力のダムにしては珍しくクローズドなんですな。



「ご尊顔」が見える場所を探しましたが、いまひとつ。下の写真で越流式の洪水吐が白くかろうじて見えるのみ。中央を横切っている緑の線は高山本線です。



少し下流から見た様子。飛騨川から取水した水はここを通って発電に使われるのでしょうか。ようわかりませんが。





見てわかるように、ここは見学には適さない場所のようです。それになぜ小坂ダムという名称がついたのかもわかりませんし。まあ、こういうのもたまにはあります。
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