ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

尾白川第三ダム(砂防堰堤)

2024-02-29 06:51:10 | 山梨(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。今回は東京へ行くついでに山梨県北杜市白洲町白須(ほくとし はくしゅうちょう しらす)にある尾白川(おじらがわ)第三砂防堰堤に行ってみました。アクセスは国道20号の「白州農協前」信号を竹宇(ちくう)/横手方面へ入り、そのまま県道614号を進みます。そして尾白川渓谷へ向かって林道を進み、カーブミラーのある先の脇道を左へ下っていくと到着します。

到着しました。これのようです。

透過型の砂防堰堤ですね。ちょっと華奢な鋼製スリット。

本体に嵌め込まれた銘板。「尾白川第三ダム」と書かれていますが、高さが7.5mしかないので定義上は砂防堰堤になります。平成元年(1989年)12月完成。

銘板のあるあたりから見た堰堤の様子。

左岸側の堰堤横から見た様子。そこには2つの別の銘板が。

ひとつは平成14年(2002年)12月に改修した時のもの。ここでは「第三砂防堰堤」と表記されています。これを見るとどうやらこの時にスリットが追加されたようですね。

もうひとつの銘板は平成31年(2019年)3月に改築された際のもの。この工事では堰堤の厚さを補強したようです。

では、堰堤の中央へ行ってみます。そこから見た鋼製スリットの様子。

尾白川の上流方向の様子。この上流に尾白川渓谷があるんですね。

副堰堤に溜まっている水。なんと美しい!さすがここが「南アルプス天然水」のふるさとだけのことはあります。

堰堤中央から見た下流方向の景色。

堰堤中央から左岸側を見るとこんな感じ。おそらくこの写真の白い部分が堰堤の厚みを補強した部分なのでしょうね。


ところで、ここが「第三」ということはどこかに「第一」と「第二」もあるんでしょうね。でも、どこなんだろうか…。

ところで、2019年8月にこの下流にある尾白川下流砂防ダムに行ったのでした。ただ、その時は深夜だったので全貌が見えず、今回行ってみようかなと思いましたが、なにぶんキャンプ地のダートの道の先にあり、しかも雪が残っていたので断念しました。だって万一ハマったらマズイもんね。
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イチゴのタルト

2024-02-26 16:29:34 | 脳みその料理
どーも、ワシです。小粒で安いイチゴが売られていたのでタルトを作りました。




タルト台にカスタードを敷いて焼き、冷めてからクレーム・レジェールでデコレートしてからイチゴを搭載。そしてナパージュを塗ってイチゴにツヤを出しています。

まいう〜。
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キャラメル・レアチーズタルト(試作)

2024-02-23 13:52:48 | 脳みその料理
どーも、ワシです。また雪が降ってしまったのでダム巡りはしばらくお休み。ちょっとした原稿の仕事はあるんですが、いまひとつやる気がおきません。うーん、ヒマだなぁ。そうだ!なにかスィーツを作ろう!

…てなわけで、作ったのがこちら。キャラメル・レアチーズタルト。


タルト台を焼いてからそこにレアチーズを流し込み、それが固まったところにキャラメルソースを薄く乗せただけのもの。

早速試食。うーん、レアチーズのパンチが強くて、キャラメルソースの甘さが引き立ちません。タルト台はサクサクで美味しいんだけどねぇ。

なかなかイメージ通りのものができませんでした。ま、そこがまた楽しいんだけどね。
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butter cookies feat. blueberries

2024-02-22 06:55:46 | 脳みその料理
どーも、ワシです。8年ぶりくらいにバタークッキーを作りました。なぜそれを覚えているのかというと、名古屋在住の同業者のIさんからご招待を受けたのでほんのお土産のつもりで作ったからです。もっとも、その時持参したのはプレーンのバタークッキーでしたが、今回はブルーベリーを消費する目的もあり、ラム酒に漬けたものをトッピングしてみました。



とっくに古希を過ぎ、年賀状仕舞いもして連絡もないIさん。元気にしているんでしょうか…。ちょっと気になります。
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松川町の三林砂防ダム(堰堤?)

2024-02-21 06:57:28 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、今回は長野県下伊那郡松川町上片桐(しもいなぐん まつかわまち かみかたぎり)を流れる前沢川(まえざわがわ)に堰堤らしきものがあるので行ってみることにしました。アクセスはJR飯田線の高遠原駅の西側を南北に走る県道15号の「大沢北部」信号を西へ曲がり、すぐ右へ。そのまま進んでいき、ほぼ直角に左カーブになるところを右の脇道へ。目的地はその先です。

眼下に見えてきました。あれのようです。

右岸から見た様子。

もっと近づけないかな…と、見るや一旦上流方向へ行ってから戻る形で堰堤横に行けることが判明。積雪を踏みしめながら進んでいきます。

野生動物除けのゲートを手動で開閉しながら近づいていくと表示板がありました。「三林砂防ダム」というらしい。三林はここの地名のようです。ただし、読み方は不明。

右岸、下流側から見た様子。写真でわかるように前沢川沿いにも柵が続いています。

…というわけで、堰堤の上に行くにもゲートを開閉しなければなりません。そして堰堤の中央へ進み、落水部を見るとこんな感じ。

そこから見た上流方向の様子。

副堰堤(副ダム)の様子。

そこに溜まっている水の綺麗なこと!わかりますか?

下流方向の様子。

そして、堰堤中央から見た右岸側の様子。日陰なので雪が全く溶けていません。踏みしめるたびにザクザクと音がします。


表示板によってここが三林砂防ダムということはわかりましたが、銘板は見つけられず、また調べても諸元などは不明。目測からすると高さは15.0m未満のように思えるので表示は砂防ダムとなっていますが、実際には(定義上は)砂防堰堤ではないかと思われます。
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正確には?…桐(ノ)久保沢砂防ダム(堰堤)

2024-02-20 07:00:39 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、今回は長野県下伊那郡大鹿村大河原上市場(おおかわら かみいちば)を流れる天竜川水系の桐ノ久保沢に築造されている堰堤を目指します。アクセスは国道152号沿いにある赤嶺館(せきれいかん)前のT字路を入り、「←御所平」方面へ。道なりに進み、「←鳥倉清水」へ向かい、二つ目の右ヘアピンカーブのところを入っていくと到着します。ただし、クルマはそのカーブの安全な場所に停めるのが無難。脇道は急勾配で、道幅が狭いためです。

そうして進んでいくと木々の間から目的の場所が見えてきました。

本体には銘板があるのを発見。しかし、目を凝らして見るも角度が悪いため内容は判読できず。むむむ。

右岸、堰堤横に来ました。ちょっと特殊なデザインです。


堰堤の上に行けそうなので中央まで進むことに。そして、落水部を見ます。

そこから上流方向を眺めます。

堰堤の下を覗き込み、

下流方向の山々を堪能。

堰堤中央から右岸側を見るとこんな感じ。


先ほど確認できなかった銘板の内容が気になって仕方がありません。そこで、元の道へ戻り、下流からアクセスしてみます。

そして、枯れ枝の間を抜けて堰堤の下近くまで来ました。

本体に近づき、なんとか銘板の解読に成功。「桐久保沢砂防ダム」。完成は昭和45年と読めます。でも諸元が記載されていませんね。


帰宅してから調べてみると、この築造物は「桐ノ久保沢砂防ダム」であることが判明(参考:KO-37)。おや?表記がちょっと違いますね。でも、付帯する地図の場所に間違いないことと、竣工年月が昭和45年(1970年)10月6日とあるので同一のものであると思われます。ただし、諸元の高さが14.0mなので定義上は砂防ダムではなく砂防堰堤になります。

それにしても枯れ枝からの「攻撃」が痛いのなんの。なぜか砂防ダム(堰堤)の周囲にはトゲのある植物が密生しているんです。それは天然に生えたものなのか、はたまた人を近づけさせないために意図的に植えられたものなのか…。
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ブルーベリー・パイ

2024-02-19 07:01:02 | 脳みその料理
どーも、ワシです。ドクターMからいただいたブルーベリーを消費するため、パイを焼きました。



でも、ただパイの上にブルーベリーを乗せても美味しくなさそうだったので、クレーム・レジェールを敷いた上にブルーベリーを乗せ、粉糖をふりかけています。

ブルーベリーがなかなか減りません。ほかの使用法を考えねば…。
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激論例会

2024-02-18 06:56:36 | 脳みその料理
どーも、ワシです。昨晩は例会をしました。参加者は4名。勤務医、開業医、元甲子園球児、ワシ。

今回作ったアテはこちら。

きゅうりの浅漬け、もやしのナムル、だし巻き、鶏の唐揚げ、オニオンリング、蓮根の唐揚げ、低温調理による豚フィレの焼豚、フルーツサラダ、マグロといさきのカルパッチョ。

新作はオニオンリング。衣にチーズを入れて味をつけ、水の代わりにビールを入れたことで旨くなった気がします。また、豚フィレを70°cくらいで低温調理するとしっとりとした味わいになり、これも美味。メンバーは食べたことのない食感だ!と喜んでいました。

今回のもうひとつの自信作はフルーツサラダ。見た感じはマヨネーズで和えたサラダですが、実はこれ、自作のタルタルソースなんです。そこにブドウやらブルーベリーを入れてあります。もちろんサラダなのでキャベツをはじめとした野菜も。この美味さを引き立てているのはブドウとブルーベリー。酸味の中にちょっとした甘さが絡まって見た目以上に美味いです。


勤務医と開業医が地域医療について激論を交わしているのを聞いていた元甲子園球児は「いや〜、なかなか聞けない話を聞かせてもらった」と満足げ。ま、ある意味での異業種交流ですから興味深かったのでしょう。もっとも、ワシはその時、台所で洗い物と格闘していたのでその激論は聞き逃しましたが…。

今回も良き時間を過ごしました。
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生姜を使い切る!

2024-02-17 06:59:41 | 脳みその料理
どーも、ワシです。えー、以前ご紹介したように我が家では自家製のジンジャーエールを作っています。そのシロップはクックパッドなどを参考にして作るのですが、煮詰めた生姜が残ってしまいます。いわゆる「出がらし」なんですが、捨てるのはもったいない。

そこで、いつもやっているのはこの「出がらし」を乾燥させて別の料理に使うこと。手っ取り早く乾燥させるには100°Cに予熱したオーブンで20分くらい焼けば70パーセントくらいは乾きます。そして数日放置すれば完全に乾きます。生乾きの生姜チップも噛むと意外に美味しいんですよ。そもそもシロップにする際に砂糖に漬け込んでいるので寿司屋のガリみたいな味になるんです。

写真は今回作ったジンジャーエール用のシロップと乾燥済みの「出がらし」。生姜の量は300g程度で、出来上がったシロップは700ccほど。


まあ、これは我が家のルーティーンなんですが、今までジンジャーエールは夏場しか作りませんでした。でも考えてみれば生姜は身体を温める効能がありますよね。それならば冬にも使えそうじゃないか。というわけで、このシロップをホットミルクに入れてみたところ、これがめちゃくちゃ美味いことに気づきました。

ぜひ、お試しあれ!
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カカオ・フィナンシェ

2024-02-16 06:54:51 | 脳みその料理
どーも、ワシです。料理などをしていると卵白だけが余ることがあります。まぁ、冷凍保存すればいいわけですが、早めに使うに越したことはありません。そこで今回はフィナンシェを作ることに。で、そういえばカカオパウダーが余っていたのでそれを混ぜ込みました。そのためこのフィナンシェでは焦がしバターでなく、フツーの溶かしバターにしています。なぜそうしたか。うーん、なんとなくカカオの香りが焦がしバターのそれに負けちゃう気がしたのでね。

で、完成したのがこちら。


玉子ひとつぶんの卵白でこれだけできちゃうのは最高!おまけに美味いし。
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塩川第1砂防ダム(堰堤)

2024-02-15 07:01:47 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、昨日の続きになります。沢井第2砂防堰堤からさらに塩川の右岸の道を遡っていくと突き当たりのようになり、右へ進み、今度は塩川の左岸を登っていくと目的地になります。ところがここからは冬季のため車両は通行止め。もっとも、ここの標高は1,000mくらいなので通行止めも仕方がありません。

…なので、その突き当たりの場所にクルマを停めて、歩いて左岸の道を行くことに。塩川を渡る橋のところから堰堤はこんな風に見えます。副堰堤を備えた立派なものですね。

左岸の道には10cmほどの残雪があり、ザクザクと踏みしめながら登り、堰堤近くまで来ました。しかし左岸側から堰堤に近づけるのはここまで。うーむ。当然、銘板すら見えません。

そこから下流方向を眺めます。見ると、右岸側にも歩いてなら行けそうな道があるので一旦戻ることに。く〜っ。

右岸側の副堰堤近くから見た様子。

堰堤に近づき、本体に嵌め込まれている銘板を発見!「塩川第1砂防ダム」とあります。昭和61年(1986年)1月に竣工したものですが、高さが14.0mなので定義上からすると砂防堰堤になります。正確な竣工日は1986年1月25日(参考:KO-62

右岸側は日当たりが良いので雪がありません。そこでエッサホイさと堰堤の横まで登ってみます。見ると、落水部の切れ込みが大きいのがわかりますね。

せっかくなので堰堤中央まで進み、落水部を見下ろします。

そこから見た塩川上流方向の様子。

堰堤の真下と、下流方向の景色。


堰堤中央から右岸側を見るとこんな感じ。堰堤は変則的に曲がっています。


この上流には少なくとも3つの砂防堰堤がありそうなんですが、先にも書いたように通行止めで行けず。いずれ暖かくなったらまた来ようと思います。
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きっと…沢井第2砂防堰堤

2024-02-14 06:56:02 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、前回、天竜川水系の鹿塩川(かしおがわ)の堰堤巡りが頓挫してしまったので、今回はその支流である塩川に向かうことにします。塩川は長野県下伊那郡大鹿村鹿塩を流れる川で、アクセスは国道152号の「鹿塩温泉」の看板のある交差点を入っていきます。

塩川の右岸沿いの道を進んでいくと最初に目に入るのがこの砂防堰堤です。思わず「お〜っ」と声が出ます。

堰堤の横に来ました。

堰堤は道の少し下にあるので堰堤の上に行くのは危険と判断。

そのため、道から下流方向を眺めます。


それにしても、表示板などがないので、この砂防堰堤名が気になります。調べてみると、どうやら「沢井第2砂防ダム」というらしい。高さ=14.0m、長さ=56.4mなので定義上は砂防ダムではなく砂防堰堤になります。平成3年10月29日竣工。(参考:KO-68

「第2」があるなら「第1」もあるはず。でも今回は「第1」を見つけることはできませんでした。たぶんどこかにあるんだろうね。

ちなみに、この「第2」へ至る手前のところにはこんな表示板があります。


【鹿塩/塩川の由来】
ついでに塩川の由来を書いておきましょうか。なぜ山の中に塩があるんでしょうね。それも岩塩ではないという。じゃあ、どういうことなのか。その秘密は下流にある塩の里直売所の案内板で判明しました。まず地名の鹿塩(かしお)の由来から。それはこの場所が「鹿のいる里・塩の湧く里」から鹿塩と命名されたそうな。

じゃあ、なぜ塩が湧くのか。一説によれば、次のようなプロセスで山中の川に塩が溶け込むらしい。

つまり、太平洋でユーラシア・プレートの下にフィリピン海プレートが潜り込む際、当然のことながら海水もその隙間に入ります。その海水がその上にある中央構造線の隙間に入り込み、その上に位置するこの場所で地上を流れる川に入っているんだそうな。もしこの説が本当ならば、すごいことですよね。

最近では近い将来に南海トラフ地震が来るぞと、もっぱら話題になっています。確かに脅威ではあります。しかし、それはさておき、地球規模のプレートの動きがこんな田舎の山の中を流れる川に塩をもたらしているなんて、もうロマンと呼ぶほかはありません。

思わず感銘を受けてしまったワシ。ははは。
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今シーズンはとりあえず…女高砂防堰堤

2024-02-13 06:55:29 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、今回は長野県下伊那郡大鹿村鹿塩女高(しもいなぐん おおしかむら かしお おなたか)にある女高砂防堰堤を目指します。ここを流れる鹿塩川は下流で小渋川へ合流し、天竜川へ流れ込みます。アクセスは鹿塩川に沿って走る国道152号沿いにあるのでわかりやすいと思います。

実は今回のドライヴは鹿塩川の下流から上流へ向かって砂防ダム(堰堤)を探すことを目的としていたんですが、結果から言うと女高砂防堰堤しか見ることができませんでした。というのも、この上流には見学したいと思うものが少なくとも6つあったのですが、女高砂防堰堤から上流は冬季通行止めで行けなかったからです。5月の連休頃には通れるようになると思うので、そのころにまたチャレンジしてみようと思っています。

【女高の由来】(参考
珍しい地名ですよね。調べてみました。一説によればこの地は中央構造線の谷にあり、左右には高い尾根の山があることから尾根(おね→おな)が高(たか)い場所というところに由来するもののようです。ただ、「おな」に「女」の字が当てられるようになった理由はわかりません。

ま、そんなわけで、女高砂防堰堤に到着。

なんと、補強工事の真っ最中。今年の3月末には完成するようです。

国道から見た堰堤の様子。

堰堤本体に嵌め込まれている銘板。ズームするも読めず。

左岸、上流から見た堰堤の様子。


銘板の文字が読めないので調べてみると補強工事前の諸元は、高さ=12.0m、長さ=97.0m。竣工は昭和37年(1962年)9月11日。(参考/KO-17

暖かくなって再訪した時にどんな姿になっているか楽しみです。
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濃いのに軽い?

2024-02-11 16:10:52 | 脳みその料理
どーも、ワシです。えー、本日は昔でいえば建国記念日。祝日ですな。そう!お祝いの日なので、ちょっとリッチなシュークリームを作りました。

どーん。

ちょっとリッチな…というのは前回の記事でも載せたクレーム・レジェールをシューに注入したシュークリームなんです。


イメージではシューの内部いっぱいにクレーム・レジェールを詰めたはずなんですが、切ってみると意外に入ってない…。ま、これは素人仕事なのでご勘弁を。でも、味はまいう〜でした。

ちなみにクレーム・レジェールは、クレームが「クリーム」、レジェールが「軽い」という意味。フランス語なのでレジェールなのですが、イタリア語だとレッジェーロ(leggiero)に相当し、「軽く、優美な」という意味で音楽の発想記号としてよく目にします。まあ、とにかくクレーム・レジェールは「ふんわりと軽いクリーム」といった意味になりますが、カスタードと生クリームを混ぜているので味は濃い。そう、リッチな味わいなのです。決して軽い味ではありません。イメージ的には舌触りが軽いという意味なのかもしれませんね。知りませんが。
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フィナンシェ…などなど

2024-02-09 07:01:35 | 脳みその料理
どーも、ワシです。えー、先日は雪が降ったことで世間は大騒ぎ。ワシはダム巡りができず大弱り。ま、凹んでいても仕方がないのでスィーツ作りに励みます。今回作ったのはフィナンシェとコブシよりもちょっと大きいシュークリーム。



フィナンシェ(financier)はフランス語で金融家とか金持ちという意味であることから一般的には金の延棒のような形をしています。でも、拙宅にそんな型はないのでマドレーヌ用の型で代用。ちなみにマドレーヌ(madeleine)は1755年にフランス、ロレーヌ地方の君主ロートリンゲン公スタニスラス・レクザンスキ(1677-1766)に仕えていた召使のマドレーヌ・ポルミエがホタテの貝殻を使ってビスケットのようなものを作ったことに由来するそうな。

フィナンシェとマドレーヌはほとんど同じ材料で作れますが、一番の違いはフィナンシェが卵白のみを使用するのに対し、マドレーヌは全卵を用いること。そしてフィナンシェは小麦粉とアーモンドプードル、砂糖を混ぜたものに「焦がしバター」を混ぜて型に流し込みます。そのため、焼き上がったフィナンシェの色は濃いというわけ。そしてバターを焦がしているのでその味にもほんのり苦味があってなんともいえん味わい。ただ、作るのはマドレーヌのほうが簡単で手間がかかりません。

一方、このシュークリームには生クリームを混ぜたカスタードクリーム(クレーム・レジェール:crème légère)を初めて入れてみました。ご存知のように生クリームも、カスタードクリームもそれぞれ美味しいんですが、両方を混ぜるとなんともリッチな味わいになりますね。感動!

うーん、しばらくは雪が溶けないのでダム巡りはおあずけかなあ。雪のない地方へ行けばいいんですが、ここからはなかなか遠いし…。

…とか言いながら、ワシのことなのできっとそのうち出かけるんだと思います(笑)
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