ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

なんでもありか?

2015-08-19 00:04:58 | 脳みその日常
「送る」嬢たちを何度も送っていると、彼女たちから次第にいろいろな話をするようになります。そして打ち解ければ打ち解けるほど、話の内容はディープなものに…。

ワシが勤務する店は都心から少し離れたところなのですが、そこに所属する嬢たちの交遊範囲はかなり都会寄り。いや、ちょっと回りくどい表現ですね。もっと簡単に言うと、いわゆる有名人と知り合いだったりするんです。

例えば、ある若手芸人と合コンをしたなんてのは珍しくない。そしてテレビでは想像できないほどのクズだったりするなんて情報も嬢の話にはフツーにでてきます。

また、別の嬢は現役の有名野球選手の元カノだったそうな。いきなりそんな話をするので、「ほんまかいな!」と疑うのですが、どうやら本当らしい。そして詳しくは書きませんが、その選手との性生活や性癖など、次から次と出てくる出てくる…。

そもそも、そんな裏事情を誰彼構わずペラペラ喋ることは本来ルール違反なんですよね。たぶん「自分はこんな有名人と知り合いなのよ!」と自慢したいのでしょう。気持ちはわからんでもないですが、本当の知り合いならそんな裏事情を軽々しく喋ることはしないはず。なのに本人の許可なく他言してしまう嬢も、言葉は悪いですがやはりクズなのかもしれません(それをここへ書いてしまうワシはカスなんでしょうけどね)。

それにしても、話を聞いていて驚くのは枕営業が当たり前のように行われていることです。ワシが請け負っている店は風俗店ではありますが、身体を売るような店じゃありません。でも、都心のある店では嬢の面接時に「枕営業できますか?」なんてフツーに尋ねられるそうな。いやいや、それ、業種が変わっとるがな。

客を繋ぎとめておくためとはいえ、そこまでしなければならんのでしょうか。カネのためと割り切っているのでしょうが、古い考えをもつワシとしてはどうにも違和感があります。
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暗闇の尻

2015-08-11 01:37:10 | 脳みその日常
夏は開放的になりがち。それは、まあいいんです。でも、何でもかんでも開放してよいというもんじゃない。

深夜、「送り」の仕事をするため、店の近くの暗い路地にクルマを止めようとしました。その路地はたまに酔っ払いが通る程度の静かな場所。地元警察もほとんど夜回りに来ないので一時的に駐車しても安心なのです。

ところが、その晩、いつも停車させる場所に近づくや、前方に何かが「いる」気配。あぁ、よくいる「アレ」か? 通常は見えないように自分の中にスイッチを作ってオフにしているのですが、どうかすると見えてしまうことがあるんです。慣れっこになっているので、暗闇の中で突然「見えて」も怖いなんて思いません。めったに危害を加えることもないしね。

でも、その時「見えた」のは生身の人間。それも老婆が尻を出して座っていたのです!老婆はまさか自分の尻がライトに照らされるなんて思っていなかったのでしょう。慌てふためきながら立ち上がり、尻を隠します。そして、

「なんだよ、人がおしっこしているところを照らすんじゃないよ!」

いやいや、何を訳のわからんことを言うんでしょうか。そこは道路上であって、トイレじゃないのに…。責められる理由がわかりません。

この老婆は相当酔っていらっしゃるご様子。街中で男性が立ち小便をするのもいけませんが、女性が路上で放尿するのもルール違反ですよね。少し歩けばトイレを貸してもらえるコンビニなんかがあるんですから。公衆トイレもない山の中とかならともかく…。

たまに見えてしまう「アレ」も道端で放尿しているやつはいません。仮にいたとしてもワシは見たことがありません。まだ「アレ」のほうがお行儀がよいのです。

飲み過ぎには注意しましょう。
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女のヒエラルキー

2015-08-03 02:20:31 | 脳みその日常
風俗の世界はそれなりの「序列」が存在するらしい。

あるベテランの嬢と、入店したばかりの二人の若い嬢を乗せることになりました。若い二人の嬢は友人同士らしく、終始おしゃべり。これに対し、ベテラン嬢はだんまりを決め込んでいました。

そして若い二人が先にクルマから降りる段になって、まあ、なんとはなしに「お疲れさまでしたぁ~」と言いながら下車。そこで、ベテラン嬢は面倒臭そうに「お疲れさまぁ」と返事をする。

二人が降りたあと、ベテラン嬢は小声で「…まったくっ…」と呟くのが聞こえたので、「どうかしましたか?」と声をかけてみる。すると、ワシの問いかけを「待ってました!」とばかりにその嬢は持論を展開。

嬢によると、この世界は上下関係が厳しい。だから新入りが先輩に気を使うのは当然である。でも、あの二人はこの世界の「おきて」がまったくわかっていない。といって、敢えてそれを教えるつもりもない。そんなことは自分で気づくことなのだ。だからクルマに乗った時からずっと黙っていた…と。

ほほぉ~、なんと面倒臭い世界だろうか。話を聞きながら、ワシは思いました。


別の日。そのベテラン嬢と、もうひとりの嬢が乗ってきました。会話の感じでは、どうやらもうひとりの嬢はもっと古株らしい。

驚いたのは、そのベテラン嬢の態度が全くの別人になっていたこと。今まで聞いたことがないほど饒舌になって古株嬢と話しているではないか。これこそ、まさしく豹変。

業界の上下関係の「おきて」を忠実に守っているという点では、見事というほかはありません。すごいね、ここまで人格が変えられるもんなのか。

古株の嬢が降りてから、その後ベテラン嬢がどういう態度になったのでしょうか。もう皆さんお分りですね。そうです、家に着くまで「無言」。これは何を意味しているかわかりますか?

簡単な話です。ベテラン嬢からすれば新入り同然の運転手であるワシなんて眼中にない。だからすぐに後部座席で横になって爆睡するわけです。

すべての嬢がそうというわけではありません。中には運転手を気遣ってくれる嬢もいます。しかし、そんな人は少数に過ぎません。所詮、運転手は運転手に過ぎないのです。

そんなことは最初から納得済み。だから腹も立ちません。むしろこちらはシニカルにこの業界を観察しているのさ~。

はっはっはっ。
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パイナップル・アイス

2015-08-02 01:13:32 | 脳みその料理


暑いですな。

先日、パイナップル・アイスクリームを作りました。パイナップルはそれ自体で食べると非常に甘いのですが、ミキサーでドロドロにすると意外にも酸っぱい。そこで、少しだけ砂糖を加えて甘みを出します。

見た目だけですが「涼」を味わってください!

熱中症には気をつけましょうね。
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