ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

見学時間内の赤岩ダム

2019-09-30 08:15:40 | 新潟(ダム/堰堤)
柏崎市の谷根ダムの上流にある赤岩ダムに来ました。以前、通過地点の谷根ダムのゲートが見学時間外のため閉まっていて涙を飲んだのですが、今回は早めに通過。

おおっ、見えてきました。



ダムまでもうすぐ。



到着しました。



碑の裏側にはダムに込められた市長の熱い思いが!



この図から「川内ダム」「谷根ダム」「赤岩ダム」の関係がわかります。



貯水側からダムを見ると、



ダムのプレートと水利使用標識





管理事務所です。





それでは、ダム上を歩いてみましょう。



ダム上から見た貯水側です。



ダムの中程には説明のためのプレート。



下流側を恐る恐る覗いて見ます。



下流側の遠くには谷根ダムが見えます。



対岸に来ました。端っこに定礎のプレートが。



対岸から下流側の眺め。



同じ場所に来るのは時間のムダという気がしないでもありませんが、ここに来てみるとそんな考えは吹き飛びます。良いところだなぁ。
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昼夜の木曽の大橋

2019-09-29 07:53:26 | ドライブ関連
塩尻市にある奈良井宿に来ました。ここには木曽の大橋(きそのおおはし)と呼ばれる橋があるという情報を知ったからです。





旧道の、あまり照明のない場所から全く灯りのない草地を進んで行くと…ありました。まずは石段があります。登ってみましょう。



その先にはアーチ状になっています。これを真っ暗の中、進みます。



橋のてっぺんに来ました。向こうに見えるのは国道19号です。



どうやら対岸(国道19号側)からもアクセスできそうなので、クルマをそちらへ移動させます。ハイビームで照らすとこんな感じ。





案内板の説明によると、アーチ状の橋に使用されている木材は樹齢300年以上だそうです。



ホント、真っ暗で橋の全体像がイマイチ掴めなかったのですが、別の日の昼間に行ってみると今度はバッチリわかりました。カッコイイです。



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小太郎君が…蓮華大橋

2019-09-28 19:59:32 | 橋のユニークな親柱
大町市にある蓮華(れんげ)大橋に来ました。大町市の象徴は、やはりアルプス。なので、ここの親柱もアルプス。





橋は高瀬川にかかっています。



橋の片側のみ歩道があります。



4つある親柱のうち、ひとつだけこんなブロンズ像が。龍の頭のところに子供が乗っています。





これはなんでしょうか。そうです、以前「久米路峡にまつわる話」でご紹介した泉小太郎伝説がここでモチーフにされているのです。もっとも、小太郎君が切り開いたのは犀川なんですが高瀬川の開拓もガンバッちゃったんでしょうか…。知りませんが。

それにしても一箇所だけブロンズ像にするってぇのは何ともバランスが悪い。4箇所全部でなくとも、せめて対にするとかできなかったんでしょうか。
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なんの門なの?…大門橋

2019-09-28 08:01:32 | 橋のユニークな親柱
大門(だいもん)橋は北安曇郡松川村の安曇野ちひろ美術館の近くにある橋です。親柱の形は以前ご紹介した高遠大橋とか奈良井宿橋と似ていますね。





橋の全景はこんな感じ。欄干の飾りはまるでお城のようです。疑問なのはこの辺りには城跡など見当たらないのになぜこのようなデザインにし、大門橋という名称にしたのかです。



竣工は1994年12月。



もうひとつ疑問なのはこの大門橋の下を流れるのが「乳(ちち)川」と呼ばれる川なのですが、なぜそんな名称になったのでしょうか。



調べてみると次のような由来だそうです。この川の源流は餓鬼岳で、その東側面には2つの岩があるらしい。その形はまるで乳房のようなので「乳岩」と呼ばれるそうな。で、そこから水が流れ出て川になったので乳川と呼ばれるそうです。(参考サイト

いや〜、勉強になります。
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ボツネタ3本

2019-09-27 19:22:01 | ドライブ関連
訪れてはみたものの、存在が確認できなかったダムと堰堤をド〜ンと3本ご紹介します。

☆松川第三堰堤

松川ダムから西俣川堰堤に向かう途中にあるようですが、来ちゃダメよんと断られました。






☆合川堰堤

上村堰堤の近くの脇道を進んでいくとあるようですが、その先は国有林なので一般車両はダメよんと断られました。






☆早木戸ダム

下伊那郡天龍村を流れる早木戸川にあり国道418号沿いにあるはずなのですが、深夜のためかダムを示すものが全く見当たりません。唯一撮れたのが、たぶんダム上に通ずると思われる入り口。ダムを管理しているのは「電源開発株式会社」で、サイトによればダムが始動したのは1985年とのこと。



あちこち行くと、こんなことはよくあります。
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何を表すのか…春日橋

2019-09-27 08:00:33 | 橋のユニークな親柱
上越市の御館川の近くには春日神社があります。





その赤鳥居の目の前にある短い橋が春日橋。この橋は御館川にかかっているのですが、やけに目立ちます。







1997年8月に完成したようですね。



橋の4つの親柱の図柄にはどんな意味があるんでしょうね。上の写真の鹿はなんとなく分かりますが、この馬を引くのとか、下の写真のニワトリとか、



龍は何を表しているんでしょうか…。



因みに、全国の春日神社の総本山である春日大社は以下の四神を祀っています。

1. 武甕槌神(タケミカヅチノカミ):雷神、剣の神、相撲の元祖、ナマズに乗っている絵がありますが、これは地震を御する役割の意味があります。
2. 経津主神(フツヌシノカミ):剣の神
  …上記2つの神は藤原氏の守護神。
3. 天児屋命(アメノコヤネノミコト):祝詞、神事を司る
4. 比売神(ヒメガミ):天児屋命の妻
  …上記2つの神は祖神。

なお、この道路は市道白山春日神社線だそうです。



色々勉強になりますなぁ。
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ミヤヌーシークは宮野尾牛池

2019-09-26 20:13:29 | 新潟(ダム/堰堤)
上越市大字中屋敷あたりに来ました。ここには御館川(おたてがわ)が流れています(御館川は関川に合流して日本海へ流れ込みます)。その上流に何かありそう。走っていると「宮野尾牛池(みやのおうしいけ)」なる看板が。



それにしても、このローマ字表記、なんとかならんかね。外国人が見たら「ミヤヌーシーク」みたいに読むよ、きっと。その上の「谷愛宕」も「ターニャターゴ」だろうなあ。看板そのものが傾いちゃってるし…。

細い道を進んで到着。石碑がド〜ンとお出迎え。でもそこに何が刻まれているかは読めませんでした。裏側にかろうじて「昭和12年」の文字があったのでその頃にこの池が作られたものと思われます。



石碑のすぐ横が、いわゆるダム上。草だらけで道が消えています。



上流側の貯水池の様子。



下流側です。もう、草、草、草。




因みに「御館」とは関東管領の住まいのことで、戦国時代に上杉謙信が関東管領の上杉憲政を越後に迎えた際、春日城の下に建設したものだそうです。そこに流れる川なので御館川と命名されたのでしょう。

さらに1578年に起こった御館の乱は謙信亡き後の上杉家の家督後継をめぐる、いわばお家騒動ですが、現場はおそらくこのあたりだったのではないでしょうか。景勝と景虎が争い、結果、景勝が勝利という結果に。景虎側についた憲政はこの乱で敗死しました。
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なぜなの?あらかわばし

2019-09-26 08:21:54 | 橋のユニークな親柱
上越市直江津の県道468号を走っていると独特な橋を発見。



荒川橋(あらかわばし)だそうです。



平成6年(1994年)7月とは、多分竣工時期と思われます。



橋の中央にはまたユニークなオブジェ(?)が鎮座。



対岸に来ました。違うデザインのようです。



それにしても独特なフォントです。きっと名前があるんでしょうね。知りませんが。



向こう岸を見ると、こんな景色。



橋の袂には直江津が作家、林芙美子の『放浪記』に出てきたことに因んだ碑が。





関川にかかる橋なのに「あらかわばし」とはこれいかに!

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女「もっと早く作ってよ!」

2019-09-25 19:42:31 | ドライブ関連
柏崎市から上越市へ国道8号を走っていたら交通量が多かったので海沿いを行こうと脇道に入ると「鵜の浜人魚館」なるものが現われました。



人魚? 確かに人魚です。



背後に書いてある鵜の浜温泉の由来を読んでいたらこの地には人魚伝説があるらしい。ああ、それで人魚のオブジェがあるのか。



でも、その人魚伝説ってどんなものなんでしょうね。気になり出したので調べてみました。すると確かにこの辺りには人魚伝説があるようです。しかし、そのお話に人魚は出てこない。要するに佐渡女と潟町男の悲恋物語なのです。

佐渡島に住む女は毎夜上越の明神様に灯される常夜灯を頼りに小舟で渡って来ていた。それは潟町に住む男に会いたかったからです。でも男は次第に女に会うのが面倒になり、ある晩常夜灯の火を消してしまう。すると翌朝明神下の海岸に女の溺死体が漂着する。これを見た男は自らの非情さを悔い、海に身を投げて死んでしまう。事情を知った村人たちは彼らの遺体を同じ場所に埋葬し、そこに塚を建て「人魚塚」と呼んだという。

でも、なぜそれが人魚伝説になったのでしょうか。例えば「恋人塚」なんかでもいいのにと思いますよね。「悲恋塚」とかでもいい。でも「人魚塚」…。なぜ?

『越後佐渡の伝説』という書物によると、溺死した女の身体が海岸に漂着した際、「長い髪が波に揺れ、まるで人魚のようだった」という記述があるそうな。その姿があまりに美しい姿で人魚と間違えるほどだったというのですが、その村人は果たして本当の人魚を見たことがあったんでしょうかね。ちょいと引っかかりますが、まあ、いいでしょう。(参考サイト

そんなことを考えながら走っていると直江津港の佐渡汽船乗り場に到着。





これを見ながら、ふと「その昔からこれがあれば女は溺死せずに済んだかもな…」と。
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長谷川砂防堰堤の夜

2019-09-25 07:52:04 | 長野(ダム/堰堤)
さて、田立(ただち)駅から方角にして北へ進んでいくと長谷川砂防堰堤があります。堰堤に到着する200mくらい前から未舗装の道になりますが、ゆっくり進めば大丈夫。

到着です。



なにやら注意書きがありますが、サビちゃってて読めません。ヘブライ語ですか!他でもこのようなサビサビの表示板がみられますが、注意書きなのだからこういう表示板にこそサビにくい材質のものを使うべきではないでしょうか。これじゃあ注意喚起にもなりゃしません。



堰堤の上はこんな感じ。



おっ、扉が開いてます。こうなると俄然「行ってみるか!」という気になります。



スマフォのライトを頼りに真っ暗の中を50mぐらい堰堤の上を歩いてみました。そして振り返ってみると、こんな感じ。いや〜、スリル満点!

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深夜の田立駅

2019-09-24 20:09:23 | ドライブ関連
ほのぼのした後、田立駅へ向かいました。駅近くの看板によれば、ここは「花馬の里」と呼ばれているようです。そして毎年10月の第一日曜日に「花馬祭り」行われているそうな。





で、お目当ての駅ですが、駅広場の駐車場から階段を降りて行きます。



階段を降りて来ました。田立駅の看板が見えます。





右側のホームが長野方面です。



中津川方面のホームです。鉄橋の手すりが錆びちゃってますね。

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深夜なのに子供が…

2019-09-24 08:08:26 | ドライブ関連
中央本線における長野県最西の駅が田立(ただち)駅です。



どんな駅なのか行ってみようと駅の入り口まで来たら深夜なのに子供達が横断歩道を渡ろうとしている…。



近づいてみれば人形でした。(当然か…)





ん?人形の指に何かいるぞ…。バッタ(イナゴ?)でした。



深夜にホノボノ。
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石積みの蘭川取水堰堤

2019-09-23 19:08:10 | 長野(ダム/堰堤)
木曽郡南木曽町にある妻籠宿に来ました。ここは蘭川(あららぎがわ)が流れており、国道256号沿いにあります。



その蘭川には古めかしい尾又橋がかかっています。歩道用と車両用でしょうか。車両用といってもかなり狭いので要注意。







さて、この蘭川は木曽川へ合流しますが、尾又橋のすぐ上流に蘭川取水堰堤があります。フェンスがあって近くへは行けませんが遠くから見ると…



別の角度からはこんな感じに見えます。なんか、こう、歴史を感じさせますね。



一体これはいつ頃作られたんですかね。データによると蘭川発電所が運用を開始したのが1925年11月9日なので、この取水堰堤もその頃作られたんじゃないかと思われます。(参考
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余暇は…与川堰堤

2019-09-23 08:29:07 | 長野(ダム/堰堤)
以前ご紹介した読書(よみかき)ダムよりちょっと下流で木曽川に流れ込むのが与川(よかわ)という川です。それを遡って行くと与川堰堤があります。堰堤への道はクルマがようやく通れるほど細いですが。

到着しました。ここが詰所のようです。





堰堤本体はその先にあります。でもバーがあって近づくことはできません。



水利使用標識です。発電をしているんですね。



発電のための設備なのでしょうか…。



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暗闇のスリル…竜ケ沢ダム

2019-09-22 20:05:14 | 長野(ダム/堰堤)
上田市武石の県道62号沿いにあるのが竜ケ沢(たつがさわ)ダムです。入口はその県道に看板があるので、まあ迷うことはないでしょう。



未舗装の道を進むと、すぐにダム前の広場となります。何やらシブい案内板がお出迎え。



看板には「武石村」(たけしむら)と表示されていますが、それは2006年3月までのこと。現在は上田市に併合されています。



では、ダム上を進んでみましょう!もちろん車両通行不可です。



ダムに流れる水は武石川で、上田市街に入ると依田川に合流。そして千曲川へ流れ込みます。(蛇足ですが、千曲川は長野市で犀川と合流し、名称は千曲川のまま新潟県に入ると信濃川と名称が変わります)

さて、ダムの真ん中過ぎまで来ました。当たり前のことですが、実際は真っ暗。なので、かなりコエ〜です。



引き返します。灯りのありがたみを実感しますね。



真夜中のひとり肝試しかっ!
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