昭和の香り

たまには昭和の香りがプンプンするものを…。

（クリックすると写真は拡大します）

これは長野県富士見町にある「オート・スナック」。R20沿いにあるので目にした方も多いでしょう。スナックといったって、今やあるのはジュースの自動販売機のみ。その昔は「そば」「うどん」「ハンバーガー」などの自販機もあったような気がするのですが、もう忘れてしまいました。建物の向かって左側にはテレビゲームが設置されています。では、中に入ってみましょう。

（クリックすると写真は拡大します）

ね？ たぶん現在のゲーセンにはない（と思う）過去の遺物が並んでいます。写真上方やや右よりにみえるのは扇風機。このあたりは高地で湿度がないので送風だけで済むんでしょうね。

（クリックすると写真は拡大します）

…と、みれば、UFOキャッチャーがあるじゃないですか！ でも、釣り上げるための商品がわずかしかありません。それにその商品も何やら怪しげなものばかり。う～ん、泣けてきますな。

あとひとまわりで…

先日は７回目となる「おさらい会」が無事終了しました。生徒のみなさん、お疲れさまでした…って、こんなもん、見てるわけないか（苦笑）

それはさておき、その時の会話で改めて驚くことがありました。何気なく交わしていた会話の中で、

「あとひとまわりで100年ですからね」
「ああ、そうなりますか…」

ん、ん、ん？ そうなんです、ウチの生徒さんの最高齢は何と88歳！ 米寿の祝いですよ。でも、別の言い方をするなら、あと干支をひとまわりすれば100歳。すごいことと思いませんか？

12年後には１世紀生きてることになるんですよ。もっとも、この高齢化社会ですから、世の中には100歳のお年寄りなんて珍しくありません。１世紀生きようが、元気百倍の人は大勢います。

でもですね、単に生きているのでなく、自分の目の前で好きなことに打ち込みながら一所懸命頑張っている人があとひとまわりもすれば100歳になるなんて、やっぱり感慨深いものがありますよ。人間の生命力って、本当にすごいなと思います。

もちろん、これからの12年間に何があるかは誰にもわかりません。もしかすると途中で床に伏してしまうかもしれません。教える側としては常に心配はつきまといます。

だけど、その人が頑張ろうと思う限り、ワシは毎回毎回その人が充実した余生を過ごすためのお手伝いをしてあげたいなと思います。もちろん、こちらが先にコケなければの話ですけどね。