ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

当店のモットーです!?

2007-11-30 05:40:58 | ドライブ関連
荻窪でみつけたクリーニング屋さんの看板。



「ファッション」が「フアッション」になっている。よくある間違いといえば間違いなのだが、なんていうか、こう、その間違った表記には店主の意図が現われているようにも思える。「当店の仕上がりは柔らかいんですよ!」とアピールしているかのよう。ウチのクリーニングはフワフワに仕上がりますと…。

しかし、だからといって「フワッション」と表記するのは気が引けるなあ。うーん、なにかいいアイディアはないもんかな。

そうだ! いいことを思いついたぞ。たとえばフランス語の Renoir は「ルノワール」とも「ルノアール」とも表記されるよな? 画家の Delacroix だって「ドラクロワ」とも「ドラクロア」とも表記されてるじゃないか! ならばウチもその例にならったらいいんだよ。つまり、「フワッション」は「フアッション」でもいいというわけだな。 うん、それならばフワフワ感は損なわれないぞ! えっ? ファッションは英語じゃないかって? カンケーナイ、カンケーナイ、どっちにしても外来語には違いないんだから…。

…と、店主が思ったかどうかは知らない。
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気持ちにゆとりを!

2007-11-29 18:17:03 | 脳みその日常
遠くに住んでいる後輩から久しぶりに電話が来る。仕事上の相談だったが、いろいろ話しているうち、どうやら心に余裕がなくなっていることに気づく。そこで本人には、仕事云々の前に気持ちにゆとりをもつようアドヴァイスした。

このところ、しばしば感じるのは心のゆとりのない人が多いということ。ワシからすると些細なことのように思えることなのだが、本人にとっては「とてつもない大問題」らしい。そんなに思い詰めなくてもいいのに。

適当に気分転換などして冷静になればそれがどうでもよいこととわかるのになぁ。たぶん心の中にあるスイッチの切り替えができないのだろう。このスイッチの切り替えがうまくできれば気持ちにも余裕ができて、いろいろなことに前向きになれると思うのだが…。

てなわけで、今回の電飾をご紹介。

これは京王線の国領駅のところで撮影したもの。このイルミネーションがこの時期限定なのかは不明。たまたま深夜に通ったらキレイだったので、パチリ。
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少数分散型の市民講座

2007-11-28 17:49:09 | 脳みその日常
昨日は恒例の講座の日。ウチの講座はもう7年半も続いているが、受講者数はだいたい20人前後。ほかの講座にはないユニークな切り口でやっているのだが、なかなか人が集まらない。

しかし、いろいろな人の話を聞くと、ジャンルは違ってもどんな講座も人集めに苦戦しているそうな。宣伝にカネをかけるとか、講師が有名人であれば話は別。少なくともウチの講座には宣伝にかけるカネなどないし、なにより講師が無名(大汗) 受講者が集まらないファクターは必要にして十分(泣)

地域によって違うのかもしれないが、ワシが講義している場所は部屋の奪い合い。つまりあらかじめ部屋の予約をするのだが、ほかのサークルと競合することが多いので抽選になる。だからその部屋を確保できる確率は必ずしも100パーセントというわけにはいかない。場合によっては一般の会議室でやることもしばしば。

そうなるとオーディオ装置がないので、音が聴けない。じゃあどうするかというとショボすぎるCDラジカセで聴かせるしかない。悲しい!悲しすぎる!!

まあ、ウチの講座のことはさておき、世の中は今や高齢化社会。元気で学習意欲のある老人はワンサカいる。なのに、どの講座も受講者不足と嘆く。一体どういうことなのか。

どうやら趣味のサークルや講座はそれこそ無数にあり、少ない人々が集まってはそれぞれに活動しているのが現状らしい。だからマクロではワンサカいるように見える高齢者たちも、それぞれが無数に存在する団体に所属しているがゆえに、団体の立場からすると「人が足りない、来ない」というふうに見えるのだろう。

当講座は確かに受講者が増えないのが悩みの種ではある。しかし個人個人が豊かな精神生活を送ることができているのならそれは良しとしなければならない。そもそもウチの講座は営利を目的とはしていないのだし、ワシもある種のボランティアと割り切ってやってるからねえ。

(ここからはボヤキ)

ケシカランのは、ジャスラックだ。こんな少人数の非営利団体である講座に対してすら「著作権料を支払え!」などと請求してくるのだから。あのね、当講座で使用する音源には既に著作権はないんだけどなあ…。アホか、まったく。

それはまるで「この団体はカネが取れそうだから試しに脅してみようか」という半ば恐喝まがいな行為。もちろん、そんな請求に対してこちらは華麗にスルーするのみ。

あのさ、ウチなんかよりも社交ダンスのサークルなんかのほうがよっぽど著作権のある曲をバンバン流してるんだぜー。請求はそちらへどーぞ、ジャスラックさん。
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いろは坂通りの夜景

2007-11-27 03:46:12 | 夜景スポット
今回は比較的近場を探検。探検といっても、実は前からその場所は知っていた。その場所とは京王線聖蹟桜ヶ丘にほど近い、通称「いろは坂通り」。

その名の通り、ここには見晴らしの良い丘の上まで、日光の「いろは坂」を思わせるクネクネしたカーブがいくつもある。たぶんそこからこの名がつけられたのだと思う。

ここは小高い丘なので、先日行った太平山のような広角な眺望は望めないが、都内に住んでいて手軽に夜景を楽しみたいと思う方にはオススメの場所。高台にそびえたつ住宅の「すきま」からナイスな眺めを楽しむことができる。(写真をクリックすると拡大します)

   


うわっ、今日は講座の日か…。準備しなくちゃな。
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電飾シリーズ(キャラクター編)

2007-11-26 05:20:57 | ドライブ関連
なんとなく神奈川県大和市周辺を走ってみた。すると、コンビニの入り口に雪だるまさんが! なんとのどかな光景だろう。思わずパチリ。さほど遠くないところでは暴走族のアホどもが「ズバババ、ズバババ」と爆音を立てて遊んでいるというのに…。この、あまりのギャップに苦笑。

走っていて気づいたのは、どうやらこの雪だるま(の電飾)がほかの店でも飾られていたこと。これが飾られているのは関東を中心に展開するコンビニ・チェーンの「スリーエフ」。そう、“星より明るいスリーエフ♪”のキャッチフレーズでお馴染みの、あのコンビニだ。数日前に紹介した「ツリーが駐車場に鎮座していたコンビニ」も実はスリーエフである。うーん、なかなかユニークな発想だなと感心する。

そんなことを考えつつ南下してゆくと、ワシには馴染みのない駅名を見つける。「ゆめが丘?」一体どんな駅なんだろう。早速道路標示に従ってその駅に向かった。

一般に駅前というのは深夜でも灯りがついているもの。ところが、この駅の周辺は冗談抜きに真っ暗。第一、駅の周囲に店がないのだ。むしろ畑があったりする。

唯一、灯りがついているのは駅の構内。上の写真はその構内に貼られているプレートを外から撮影したもの。ガラスが多用されている構造なので外から中が丸見えなのだ。

駅の周囲がどれほど暗いかは下の写真を見ればわかるだろう。これでも画像の明度を編集で見えるように加工してある。一応ここは横浜市なのだが、泉区という緑豊かな場所。きっと深夜に駅が暗くても誰も困らない生活パターンなのではないかと想像する。

まあ、フツーの人は夜中は寝ているもの。ワシみたいなのが深夜にフラフラ走っているほうがどうかしているのだ。ええ、ええ、ちゃんと自覚してますからまだ脳みそは正常だと思うけれど、これが…(略)。

さて、最後に瀬谷付近で見つけたキャラクターをご紹介。これはたぶんサンタクロースなのだろうが、果たしてこの時期だから飾られたものなのかは全く判らない。見れば、なんとなく年季が入っている気もするし…。ことによると年がら年中飾られているのかもしれない。
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たばこ屋本舗のツリー

2007-11-25 22:50:28 | ドライブ関連
電飾ツリー第3弾!



これは虎ノ門にある日本たばこ(JT)本社1階に飾られているツリー。正確な高さはわからないが、2メートルぐらいだろうか。撮影したのは2階のバルコニーから。なぜ2階なのか。もちろん理由はある。そこに「JTアートホール アフィニス」というホールがあり、演奏会を聴きに行ったから。この写真は休憩時間中に撮ったもの。ちなみに最近TVで放映されている同社のコマーシャルでは、一瞬だがこのホール内で撮影されたものが使われている。

それにしても、たばこを売っている会社のくせに喫煙所がロビーの片隅にあるとは何事か。少し前まではロビー中央フロアで堂々と喫煙できたのだが、総本山であるここにまで世の中の価値観が浸透して来たのかという感は否めない。

いや、その前にこの企業自体が矛盾だらけなんだよな。たばこを売りたいくせに、その一方で商品の腹に「●●の原因になります」なんて警告をデカデカと印刷してやがる。どこの世界に自分とこの商品を自分で売れないようにする企業があるんだ? 自分とこの商品イメージを自分で汚すなんて、やってることがムチャクチャだよな? まあ、痛し痒しなのはわかるけどさ。

この電飾シリーズ、だんだんショボくなってるなあ。よし! もうちょっとインパクトのあるものを探しに行くとするか…。
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栃木市内を走る

2007-11-24 23:54:35 | ドライブ関連
さて、宝石のような夜景を堪能したあと、栃木市内をブラブラする。まずは栃木駅を目指す。もろちん深夜なので駅前はガラガラ。北口のロータリーにはタクシーすらいない。まあ、こんな時間に電車が動いていないのだから当たり前なのだが。

栃木市といえば毎年秋に開催される「栃木[蔵の街]音楽祭」が有名。近年出かけたことはないが、音楽祭が始められた1989年からの数年間は取材を含め通ったことを思い出す。

最近はどうか知らないが、当時音楽祭は栃木市文化会館をメイン・ステージとし、サブ・ステージとして市内各地でコンサートが行なわれていた。栃木高等学校講堂や郊外にあるサントリー梓の森工場の中庭も演奏会場だった。梓の森工場ではワインやジュースの試飲サービスも行なわれていたが、ワシはクルマだったので、もっぱらジュース専門(笑)


そのほかの会場としては塚田歴史伝説館でも演奏会が行われた。上の写真はズーム・インしたもの、下の写真はズーム・アウトした建物の全景。ここは天井が高く、古楽演奏をする会場としてはなかなか良い響きだったと記憶している。しみじみとした響きが会場の音響とマッチしていたのだろう。


20年近く前の記憶に浸りながら市内を走っていたら、こんな看板を発見!

「わがママ」

これは飲み屋さんらしいが、市内から少し外れたところにポツンとあった。

それにしても、しばらく来ないうちに栃木市内も随分変わったな。某女優の実家である駅前のホテルも倒産して、今は更地の状態。そのホテルの中にあった居酒屋の酒(名前は忘れた)や肴がとても旨かったのを思い出す。あー、それも昔話になってしまったとは…。

深夜に走っていて気づいたのは、このあたりはやたらと運転代行業者が多いこと。それも、ものすごいスピードで市内を駆け抜けている。スピードが出過ぎているのでカーブを曲がりきれず、完全に対向車線に飛び出すクルマもたくさん見た。商売とはいえ、これは危ない。いつ大事故が起きても不思議じゃないなあ。
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太平山の夜景

2007-11-23 18:26:30 | 夜景スポット
晴れて、キーンと冷える夜は星も夜景も素晴らしい。そこで今回は栃木にある太平山神社に突撃。目的は参拝ではなく、もちろん夜景を眺めに行くのだ。

ふもとには太平山の説明書きが。ここは県立自然公園なのか。へぇ、知らなかった。驚きなのは次の記述。

「澄みきつた日には、遠く東京の高層ビルや富士山を見ることができ…」

ほぇ~、スゲー眺めだな。ま、深夜だから富士山は当然見えないだろうけど。


そして坂をどんどん上る。真っ暗な太平山神社の前を通過して、いよいよお目当ての謙信平に到着!写真がピンボケなのはワシの腕がヘッポコなだけではない。シャレにならんくらい寒いのだ。

ここには木造3階建ての見晴し台がある。見晴し台といっても簡単な作りで、木の骨組みだけ。だから風よけにもならない。上の階に行くための階段もギシギシ鳴る。

で、ブルブルと震えながら撮影したのが下の写真。実際に見ると声にならないほどナイスな夜景である。小山、岩舟、藤岡あたりの灯りが映画のスクリーンのようにドーンと映し出されるイメージ。写真はケータイで撮影した3枚を繋げたもので、多少のズレはご勘弁を。



この後、深夜の栃木市街を探検。続きはウェブで……じゃなくて次回。
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それはそれ、これはこれ

2007-11-22 19:07:41 | 脳みその日常
最近また「歌い方教室」に新しい生徒さんが入った。どこか上品で、ハキハキしている。「ムムッ、タダモノではないな」と思ったのでオーナーにその人の素性を尋ねてみた。

聞けば、教室の近所では有名な先生の奥さんらしい。しかも一族のなかには演奏家もいるそうな…。オイオイオイオイ、そんな人が何もワシに歌を習わなくても良いのに。

ただ、この人の偉いのはそうした素性を鼻にかけないこと。あくまで謙虚に「教えてください」と頭を垂れてくる。こんなワシに対しても…。

素性を知ったからといって、この人を特別扱いすることはしない。ほかの生徒さんと同じように教えるだけ。だって、教室内は社会的身分や貧富なんて関係ないからね。ここではどんな人もワシの生徒に変わりはない。いくら生徒さんが年長であっても、ワシとは先生と生徒の関係。ただ、それだけ。

世の中には素性を知るや、信じられないほど態度を一変させる人がいる。端から見ていて恥ずかしいと思う。社会生活を送る上で地位や名誉、それにカネの有無は全く関係ないわけじゃないだろう。でも、それらの要素は所詮後天的に得たものであって、どうにでもなること。善くもなれば悪くもなる。

やっぱり、人というのは、もって生まれたある種のキャラが大切なんだよ。それは人柄、度量と言い換えることができるかもしれない。

人と相対する際には、そんなどうでもよいことはスルーしておけばよい。ひとりの人間 VS ひとりの人間。それだけで十分。

そんな考えは世の中では通用しないという人もあるだろう。「理想にすぎない」と。でも、相手の素性に振り回されてこちらの態度を変えなくちゃいけないなんて、ワシには面倒臭いことこの上ない。ワシはただ、ナチュラルに生きるのが好きなだけなのだ。
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誰がオペラを作曲したのか

2007-11-21 15:54:11 | 音楽あれこれ
オペラの上演時間はクラシックの他のジャンルに比べ概して長い。そのため、しばしば部分的にカットされることも多い。

しかし時間が長いというだけで演奏者が勝手に作品に手を入れてカットするなんてのはオペラぐらいなもの。器楽作品の演奏においては、編曲という形をとることはあっても原曲の一部をバッサバッサ切り捨てることはまずしない。ある程度冗長な作品であっても器楽の演奏者たちはそれが作曲家の意図だと解釈するからだ。器楽の演奏家たちがそんなオペラ的な発想をしたら、たとえばシューベルトのピアノ・ソナタなんてカットの嵐になってしまう。

CDやDVDなどの音楽ソフトにおいてもしかり。オペラ全曲版などと謳っていても小規模な作品はともかく、その多くに変更が加えられているのがほとんど。ただね、単にショート・カットするのならまだ可愛いもんさ。困るのは複数存在する版を往復するパターンなのだ。

あるところまでは原典版で演奏しているが、突然スコアとは違う音楽になる。こちらはスコアを追いながら聴いているので「おっ、どこへ飛んだのかな?」とその先のページをめくってみる。しかし捲っても捲っても該当する音楽がない。

フツーに聴くぶんにはそんなことはスルーすればいい。だがこちらは演奏とスコアが一致しているかを確認する仕事をしているので放置するわけにいかない。そうなると「違う音楽」が何なのか突き止めなければならない。これがなかなか厄介な作業で時間がかかる。

で、ようやく改訂版の一部をそこで使っていることが判明。やれやれ、一件落着か…。

しかし考えてみるとそのような借用は果たして正しいのかという疑問が湧く。なぜなら作曲家はそのようなことを意図していないのだから。原典版で演奏するのなら原典版のスコア通りに演奏すべきだし、いや、作曲家が最終判断を下した版こそが正しいと判断するのなら最終稿の版を使うべきだろう。少なくとも異なる版同士を行き来させるのは演奏家の趣味を反映したものであっても、作曲家の意図ではない。

まあ、そんなことを言ってもさ、プッチーニやらヴェルディの作品をはじめとして多く作品で頻繁にカットが「勝手に」行なわれているから、作曲家の意図もクソもないんだろうなあ。

でも、作曲する側にしてみれば面白くないだろうね。「コノヤロー、なんでそこをカットするんだ!」「勝手にカットすんじゃねーぞ!」と、天国から叫んでいるのかもしれない。その声は舞台関係者には決して届かないだろうけれど…。
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駐車場に鎮座ましますツリー

2007-11-20 17:20:05 | ドライブ関連
電飾ツリー第2弾!

大磯といえばロングビーチ。かつては芸能人の水泳大会が行なわれていた場所として有名。ポロリでグフフ…。まあ、そんなことはどうでもよい。

今回見つけた電飾は、その大磯にあるコンビニにあった。それも入り口の真ん前の駐車場のところに飾ってある。コンビニとしてはかなり大きいので、道を走っていてもすぐに発見できますよ。(写真をクリックすると、よりキレイに見えますぜ)

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ラッキーな事故

2007-11-19 15:17:10 | 脳みその日常
昨日の続き。

驚いたというのはほかでもない。信号で停止していたらオカマを掘られたわけですよ。停止している時はもちろん信号を見ているが、同時にルームミラーで後続の車をチェックするのがクセになっている。

で、「あ、クルマが来たな」と思っていたら何やらいつもと違う。ゆっくり近づいてきたけれど、停止するような減速の仕方じゃない。「おっ、まさか…これは…」そう思った瞬間、


ぅごっ!


静かだが鈍い響きとともに後続のクルマがワシのクルマにヒット。おいおい、どういうことなんだよ。直ちに後方のクルマに詰め寄る。

運転していたのは35歳くらいとおぼしき主婦。ほかに子供が2人同乗していた。見れば奥さん、顔面蒼白。明らかに動揺している。こちらが心配してしまうほどビビってた。

「どした?脇見でもしてたのか?」
「いえ、そんなことはありません…」
「じゃあ、なんでぶつかったのさ?」
「ちょっとボーッとしてしまってて…」
「もしかして寝不足だった?」
「いえ、そうでもありませんけど…」

やはり動揺しているのか、返ってくる答えは何とも要領を得ないものばかり。ま、とにかく衝突箇所を確認することと、道路が渋滞しないように2台のクルマを安全な場所へ移動させる。

相手と一緒に衝突箇所を確認する。ところが、不思議なことにキズやヘコミはどこにも見当たらない。なぬ? 確かにさっきぶつかったよな? な、なんでヘコミがないんだ?

念のため相手のクルマのフロント部分も2人で確認。やっぱりそのクルマにもヘコミがない。でも、奥さん、相変わらず動揺しっぱなし。きっと初めて事故を経験したんだろうな。

クルマに損傷がなければ、これ以上相手を責めるつもりはない。それに演奏会に遅れてしまいそうだったので、「この件はこれでおしまい!」と提案した。

だが奥さん、「警察に電話しないといけないですよね?」と食い下がる(苦笑)まあ原則としてはそうするべきなのだが、互いのクルマに被害もないみたいだし、何より被害者であるワシが事故扱いにしなくていいよというんだから敢えて通報することもあるまいて。

「まあ、こちらもちょっと急いでるんでね。クルマも人もケガがないからこれでおしまいにするよ」
「いえ、そういうわけには…」
「実際、警察を呼ぶと面倒臭いじゃない。だからいいよ」

動揺している母親のそばにいた3歳くらいの娘は全く事態を把握していないかのように、初対面のワシに向かって

「おじちゃんのクルマ、かっこいいねー」(お、おじちゃん!)とか、「キズなんて、どこにもないよー」などと無邪気なもの。「ね? おじちゃん、どこにもキズ、ないよねー?」(こら、このクソガキ、馴れ馴れしいぞ)

昔からなぜかガキと老人にはモテるワシ。もうすでに追突された怒りは消えているうえに、やたらと「おじちゃん」を連呼されて、もっと拍子抜け。

「ホントだねー。キズなんてないねー」(すっかりガキのペースにハマっとる!)

見知らぬガキと仲良しトークをする一方、まだショック状態にある奥さん(母親)が気の毒になってきた。もうね、泣きそうな顔してるし。で、思わず、

「あなたは子供を乗せているんだから、慎重に運転しなきゃいかんよ!」
「もう気にしないでいいからさ。元気出しなさいよ!」
「気をつけて帰るんだよ」

被害者でありながら、逆に相手を励ましてしまっている自分に思わず苦笑。とにかく時間がないので彼らとはその場で別れた。やれやれ。

翌日、つまり昨日の昼間、クルマにダメージがあることを発見! この写真は後輪右側付近のテール・ランプとバンパーのつなぎ目である。



おわかりだろうか。ズ、ズレてる…。そうか、衝撃で力が加わったのか。さあて、どうする。しばし考えた後、


…蹴ってみた。



うはっ、直った。元通りになってる(笑)

被害届を出すのかって? もちろん出さないよ。武士に二言はないのだ!(いつから武士に…)

今回は運がよかったが、交通事故は誰にでも起こりうるもの。みなさん、気をつけましょうね。
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赤坂のイルミネーション

2007-11-18 16:13:29 | ドライブ関連
これからの風物詩といえばクリスマスを「ネタ」にした電飾。昨晩都内の演奏会に行く途中、ひときわ目を引いたので帰りがけにパチリ。それが右の2枚の写真。

いずれも赤坂見附近くにあるグランドプリンスホテル赤坂のイルミネーション。遠くからみて、まず目立つのが上の写真。ホテルの建物にツリーのような電飾が施されている。

これを撮影したのは午後9時半だったので、すでに客室の灯りは多数点灯している。そのため緑色のツリーの形はイマイチに見える。しかし、この付近を通過した午後6時頃だとその形はハッキリと見える。R246を表参道のほうから赤坂に向かってくると思わず「おおっ!」となること間違いなし。

その下の写真はホテルに向かう通路に施された電飾。これも実際に見ると幻想的な雰囲気が漂っていて「うひょー」となる。まあ、この程度の電飾はもう珍しくないけど。

実はこの電飾に驚く前に、もっとビックリしたことがあった。もっとも、本当に驚いたのはついさっきなんだけどさ。ともかく、続きは明日ね。乞うご期待!
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膨大な財源はここにある!

2007-11-17 14:41:46 | 脳みその日常
たまには真面目な話を。

おそらく、そう遠くないうちに消費税率は(勝手に)上げられるだろう。もちろんその目的は税収の確保にほかならない。現実問題として国家財政がかなり厳しい状況にあるのは確かだ。しかし、だからといってその尻拭いを国民に負わせるのはどう考えてもヘンである。

悲しいことに、国を動かしているのは無能な政治家と官僚。それも、奴らの金銭感覚は一般庶民とはかけ離れており、あのバブル時代と大して変わっちゃいない。カネに関しては人様から預かっているという意識がないから年金問題のようなことが起こる。また、何の見通しもなく全国に無数の「箱もの」を作り、挙げ句の果てに失敗しても平気な顔をしてやがる。我々が汗して働き納めた税金なのに、奴らは誰一人としてその損失の責任を負わない。損失を出した関係者たちはなぜ弁償しないのか。なぜそんなことが許されるのか。本当に不思議でならない。

まあ、今更文句をいっても仕方がない。むしろ今すぐ考えなくちゃならないのは、どこから財源を確保するかということだろう。「国にカネがなくなった、だから国民から巻き上げる」というのはあまりに安易な発想ではないか。ほかに財源はないか考えてみろと言いたいね。

で、ワシがふと疑問に思ったこと。それはなぜ公務員にボーナスが支給されなければならんのかということだ。そもそもボーナスって何だよ。辞典の記述を引用すれば、ボーナスとは「もとは、能率給制度において標準以上の成果を挙げた労働者に対して支払われる賃金の割増し分」(大辞林)とある。もっと簡単に言えば、企業の生み出した余剰金が社員に還元されるものがボーナスということだ。だから儲かっている会社であればあるほど社員に高額のボーナスが支給されるのは当然である。

一般企業の社員がボーナスをもらうのは構わないさ。でも、公務員にボーナスが支給されるはヘンだろ。だって役所を初めとする公共機関は利潤を追求していないし、儲けを出す必要もないんだからさ。なのに公務員は一般の会社員と同じようにボーナスをもらっている…。公共機関に余剰金は存在しないはずなのに余剰金があるなんて、フツーに考えてもヘンだよな。

ということはだ、当然のように支給されている公務員のボーナスは無駄なカネということになるよな。ここがポイントなのだよ、無能な政治家さんたちよ。統計的に調べたわけじゃないが、国家および地方の公務員に支給されるその無駄なカネを合計すれば相当な額になるんじゃないの? 払う必要のないカネなんだから国家財源として生かせるだろうに。こんな膨大な財源を見逃しておいて、それを一般庶民に肩代わりさせるなんざぁ理不尽以外の何物でもない。

「そ、そんなぁ…ボーナスが支給されなかったら家のローンが…」

などと公務員は嘆くかもしれん。アホ抜かすでないわ。アンタらは一般人に比べてどれだけ優遇されとるのかわかっとらんのだよ。公僕は公僕らしく慎ましい生活を送っとればよいのだ!

ワシは生まれてこのかたボーナスなど貰ったことは一度もない。でも、ひとりの社会人としてフツーに生きとる。ワシでさえできるんだからアンタら優秀な公務員にできないはずはないのだ。さぁ、無能な政治家さんたちよ、アンタらも私欲を肥やすことばかり考えてないで社会を良くするための政策を考えろよ。それがアンタらの仕事なんだからさ。
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近所の名店

2007-11-16 04:44:43 | 脳みその日常
近所の肉屋。迂闊にも見落としていた。何を見落としていたのかというと、その場で揚げて販売するコロッケやメンチカツ。何せ旨い!こんなに旨いものがあったかというほど旨い!泣きそうになるほど旨い!

全部で10種類ほどあるが、ワシのお気に入りは断然メンチカツ。衣は刺さりそうなほどカリカリに揚げてあるのに、中身は肉汁が溢れ出るほどジューシー。ソースなんかかけなくても、そのままガブリといける。値段は1個80円~100円。

昼間タバコ屋に行った帰り、何気なく立ち寄り、この「大発見」をしたというわけだ。ここに住んで20年にもなるというのに、こんな旨いものを売っている店があるとは思わなかった。小腹が空いた時、ちょうど良いオヤツになりそう。冷めても旨いし。

みなさんの地元にも、きっと知られざる名店があると思うよ。意外なところに驚くようなモノがあるかも。探検してみてはいかが?

写真左がメンチカツ。右はクリームシチューコロッケ。
写真をクリックすると旨さも拡大します。ダイエット中の方はくれぐれもクリックしないように(笑)
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