ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

合宿顛末記

2007-09-26 05:56:34 | 脳みその日常
去る9月21日から23日にかけて今年の合宿が行なわれた。ウチの合宿は何をするわけでもない。ワシが学生の頃は教授たちのレクチャーなどがあったが、現在は親睦のための合宿。つまりは遊びに行くようなもの。

初日は夜に演奏会があったので、家を出たのは午後10時半。今回の合宿場所は伊豆急行線の城ヶ崎海岸駅近く。たぶん宿に到着するのは午前1時頃と予想。

21日から秋の交通安全週間に突入したので、ワシにしてはノンビリ走る。東名の厚木インターから小田原厚木道路を経て早川からR135に行く予定だった。ところが小田原厚木道路の二宮から小田原の間で事故により渋滞中との情報。実際に二宮インターの先で渋滞していたので止むなくそこで下りる。そしてR1からR135に向かった。

深夜時間だったせいか、R135に渋滞はなくストレスを感じずに走行。もちろん観光地なのでワケのわからん走り方をする奴は当然いる。でもそんなのに関わっていても意味がないので合法的かつ華麗に追い越す(合法的というのは追い越し可能な場所でっていう意味ね)。

迂回したことが多少響いたのか、宿に到着したのは午前1時10分。飲み会の場所はすでに宴たけなわ。もちろん直ちに「合流」。会がお開きになったのは何時だったのだろうか。おそらく午前6時頃かも。その後ワシはケータイのメールの処理やらパソコンのメール確認などをして午前7時半に就寝。

(2日目)
午前9時半頃、幹事に起こされる。「本日の予定は?」と聞けば、まず朝食と昼食をかねて全員で伊豆高原駅近くにある「本家鮪屋」に行きますという。マグロと聞いただけで体内に残っているアルコールがいっぺんに抜けた。うへへへ、楽しみ、楽しみ。

この店は予約ができないらしく、すぐに食べたければ開店時間前に並ぶしかないそうな。ということで幹事のひとりは開店時間(11:00)の1時間以上前に店に行って並んでいたらしい。いやー、感謝、感謝である。

我々が店に到着したのは午前10時半過ぎ。にもかかわらず、すでに他のお客がわんさか来ていた。いやいや、すごい人気である。ちなみにウチの幹事は一番乗りだったとか。よし!でかした!

座敷に通されてメニューを見ていたら「本日のオススメ」の説明が。なんと、大間のマグロが入荷したらしく、その料理があるとのこと。へっへっへ、この時点でもうヨダレがとまらねー。

で、注文したのが写真の三色丼。上に1枚あるのが大間の大トロ、左が中トロ、そして右にあるのが赤身。それらがメシの上に乗っかっているので三色丼。うーん、まんまのネーミングだな。でも味には大満足。ほかのメニューもうまそうだった。

午後からは自由行動。幹事が言うには2つのコースから選んでくださいとのこと。ひとつは「伊豆テディベア・ミュージアム」に行くコース。もうひとつは城ヶ崎海岸を散歩するコース。もちろんワシは後者をセレクト。テディベアを見て狂喜乱舞する歳じゃないし…(苦笑)

城ヶ崎海岸には徒歩で向かう。門脇吊橋やら海洋公園などのあたりを歩く。正直なところヘトヘトだった。単なる散歩なのに日頃の運動不足がこういう時に明らかとなる。でも、こんな機会でもないと歩かないので果敢にチャレンジ。

とはいうものの、身体は正直。寝不足も関係していたのかわからないが、もう少しで宿というところで足が言うことをきかなくなる。情けないったらありゃしねえ。後輩たちの背中を見ながら、しばし休憩。その後、先に宿に戻っていたS先生がクルマで偶然通りかかり、

「おい、乗ってくか?(ニヤニヤ)」

というも丁重にお断りする。ここまで歩いて来たのにリタイアするのは悔しいからね。箱根駅伝で選手がヘロヘロになって監督に競技中止を促される場面があるが、この時のワシの気分はまさに制止を振り切ろうともがく選手みたいなもの。いやいや全然レベルが違うな。

なんとか宿にたどりつき、そのまま露天風呂に直行。温泉が皮膚に染み込んでくる感じ。いやー、極楽、極楽。そのままバーベキュー&花火、そして飲み会に突入。

飲み会は明け方の5時半にお開きとなり、就寝。午前10時に宿を出発し解散。軽い渋滞に巻き込まれつつ帰宅。それにしても運動不足を何とかせにゃならんなあ。今回の参加者はのべ13名(うち1名は初日の晩に突然のリタイア)。

今頃筋肉痛が出てきた…嗚呼
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遅めの暑気払い

2007-09-21 05:48:06 | 脳みその日常
おととい、とある編集オフィスの数人と「暑気払い」をする。9月も下旬になろうとするこの時期に暑気払いってのもどうかと思うが、気温だけはまだまだ夏。ま、名称なんてどうでもいいのさ。楽しく呑めれば…。

向かったのは「韻松亭」。上野公園のなかにあるのだが、まるで隠れ家のような店。雰囲気も良いし、従業員の教育も行き届いている。へぇ~、こんな店があったのか。

豆腐料理がメインらしいが、我々はそれにとらわれない会席料理を堪能。提供される料理はどれも上品な味付け。どこかの骨董屋のオッサンのセリフじゃないが「いい仕事、してますねぇ~」と言いたくなるほど。

それより何より驚いたのは食前に乾杯したビール。濃やかな泡に一同ビックリ。「えっ、なに?これ…」「メーカーはどこ?」早速話題はビール談義に。ビールだけに口角泡を飛ばして議論…なんてのは冗談だが、結局誰も判断つかず。仕方ないので料理を提供するおねいさんに尋ねる。

「おねいさん、このビールの銘柄は?」
「アサヒと聞いております」

その答えに一同、またまた愕然。

「えー、ウソー!」
「アサヒなんて聞いただけで飲まない!」
「な、なぜ、アサヒなんだ!」

まあ、たぶん樽のサーバーから出しているんだろうな。それでアンビリーバボーなほど口当たりが柔らかく感じたのだろう。

長年の付き合いで気の置けない間柄の仲間。時間はあっという間に終電間近。良い時間を過ごせた。

でも、この日一番驚いたのは社長が某大物小説家を世に出したという話。さり気なくそんな話が出てくるから恐れ入る。時間の過ぎるのが早いわけだ。
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久しぶりの更新

2007-09-17 19:06:07 | ドライブ関連
前回書いたその夜に39度から40度の高熱。それが翌日まで続き、ほぼ丸2日寝込む。たぶん風邪なのだと思うが、あの熱のあがり方は尋常ではなかった。ことによると「アレ」がついてきたのかも…。

仮にそうだとしても別に怖いとは思わない。いや、怖がる必要はないのだ。「彼ら」だって元は我々と同じ人間なのだし。ただ、話を聞いて欲しいのか、助けて欲しいのか知らないが、寄ってくる時は寄ってくる。

でも、ワシは霊能者でも何でもないので、話を聞いてやることも助けてやることもできない。ましてや成仏させてやることだって、もちろんできない。…となれば離れていただくしかない。そこで独自の方法で、離れていただく「儀式」を行なう。で、熱は無事下がった。

そんなこんなで原稿が進まず、ちと焦ることに。ま、それもやむを得ない。何事もカンナガラ、カンナガラである。

さて、連休も終わり、今週末は毎年恒例の大学の合宿。今年は伊豆高原とのこと。それにしても今週末からまた秋分の日に絡んで連休ではないか! 伊豆半島は混むんだろうな。あー、憂鬱。でも幹事が決めたことだから、たとえOBといえども従わなければならぬ。ウチの合宿はそういうシステムなのでね。

アップした写真は厚木の外れにある歯科医院の看板。うんうん、やっぱりデザインが可愛らしい。オリジナリティにあふれている。このブログもそのうち「歯科医院の看板めぐり」になったりして…(苦笑)
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佇む少女…

2007-09-03 05:07:17 | ドライブ関連
東京の深夜はだいぶ秋らしくなってきた。夜中まで鳴いていたセミも鳴りを潜め、今度は虫の番。原稿が進まず行き詰まって来たので例の如くドライヴに出かける。

目的のない時には走ったことのない道をチョイスするのが通例となっている。流しているうちに辿り着いたのは神奈川県の愛川町。鄙びたような商店街があったので、そこを走ってみた。

すると青果店でありながら生花店を発見!(まさにシャレである)

もっとも、スーパーに行けば花束が売っていたりするから取り立てて驚くことではないのかもしれない。でも、八百屋でフラワー・アレンジメントってのは、ちょっとイメージしにくいな。前掛け姿の鉢巻オヤジがバラの花束を手際よく作ってゆく…。うーん、ますます想像できない。

厚木から海老名に向かう途中ではユニークな看板に遭遇。ワシのブログではたびたび登場する歯科医院の看板である。以前にも書いたが、病院の看板のなかで歯科医院の看板ほどオリジナリティのあるものはない。必ずその医院の「個性」のようなものが看板に反映されている。深夜それに目が止まるほどだから、たぶんワシの判断はあながち間違いではないと思う。それにしても色々な看板があるもんだな。

その後、海老名から大和市に向かってクルマを走らせていた。民家が途切れ、街灯がほとんどない暗い坂道に差しかかった時、前方に原付スクーターのハンドルに手をかけたまま佇む少女を発見。

さらに近づくと、少女の着衣が激しく乱れているのがわかった。下半身なんてほとんどスッポンポンに近い。そんな状態でこちらを見つめている。

暗い坂道なのに少女はなぜスクーターに乗らないのだろう。エンジンが故障したのだろうか。ちょっと違和感を覚えたが、そのまま脇を通過。

坂道を上りきったところで、さっきの少女のことが気になり始める。あの場所といい、着衣の乱れといい、とてもフツーの状態ではない。何より今は午前2時半。もし事件に巻き込まれたのだとしたら警察に通報してやらねばなるまい。

とにかく話を聞いてみる必要があると判断。すぐに来た道を引き返す。

ところが少女のいた場所には誰もいないし、スクーターも残っていない。ほんの2分ほど前なのに…。坂道の上までに脇道らしきものはない。逆の方向に走り去ったかと思い、念のためしばらく走るが、やはりいない。こ、これは一体…。

いやー、久々に「見ちゃった」かもしれんです。
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