ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

出世

2013-03-13 05:23:14 | 脳みその日常
「これから戦地に赴くであります!」…おいおい、それは出征。
「おぎゃ~、おぎゃ~、おぎゃ~」…これこれ、それは出生。
「う~ん、食べ放題やな!」…それはビュッフェ。ちょっとズレてるか…。

ま、軽くスベッたところで。

先日、30年来の知人に会いました。実際に彼と会うのは5年ぶりくらいでしょうか。顔を見るなり、

「お前は出世すると思ったんだけどなぁ…」
「ちょっと期待はずれだったなぁ」

いきなり、そう言われても困るんですけど。いったいどういうことなんでしょうね。

彼は当初、こう思っていたそうです。つまり、ワシはいずれ大学の教授になるだろう、と。残念ながらその予想は見事に外れました。

期待されていたのは嬉しいことですが、ここでちょっと考えてしまいました。

「出世って何?」

もちろん意味はわかってますよ。社会的に認められ、何らかの地位を得ることです。いやいや、問題のポイントはそこじゃありません。何をもって「出世」したことになるのか、また、出世することにどんな意味があるのかということなのです。

負け惜しみでもなんでもなく、ワシはもとより権力を得たり何らかの地位につくことに全く興味がありませんでした。どんな権力をもったって、どんな社会的地位を得たって、自分の「中身」が変わるわけじゃない。どこまでいっても自分は自分なのです。偉くなるわけじゃない。

でも、世間はひとりの個人に対して違う見方をします。知らない世界であればあるほど、その人の肩書や地位を重んずるのです。その肩書や地位が社会的に認知されていればいるほど信用されるからなのでしょうね。

先ほどの知人がワシに期待したのもそういうこと。仕事のジャンルが違うから、肩書や地位の有無で相手が出世したかどうかを判断するしかないのでしょう。そう判断するのも仕方のないところではあります。

だけど、ちょっとガッカリだったのはその知人がワシの考え方を理解していなかったこと。昔から打算のない人間関係を良しとしてきました。いわば肩書や地位とは無関係の裸の付き合いってやつです。だから、いわゆる「仕事上の付き合い」ってのが一番苦手。相手の様子をうかがいながら付き合うなんて疲れるだけですもん。

時にはそうしなくちゃいけないこともわかっています。しかし、基本的には「人間 vs 人間」の付き合い方が好きです。ワシなんて大した人間じゃありませんが、このブログを匿名にしているのも、ひとりの人間の考えを読んで欲しいからにほかなりません。

ま、こんなスタンスですから、世の中でいうところの「出世」なんて死ぬまでありえんでしょうけどね。うはははは。
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会いに「雪」たい!

2013-03-07 04:45:13 | ドライブ関連
ヒマだったので、ちょいと日本海側まで雪を見に。

関越自動車道を下っていくと、関越トンネルの手前には見過ごせないスポットがあります。それは何を隠そう(別に隠しませんが)「谷川岳パーキングエリア」です。


なんだ、フツーのパーキングじゃないか! と思うでしょ? チッチッチ、違うんだな、これが。関越トンネルに入ることを考えていると思わず通過してしまいそうな、小さなパーキングですが、意外にも底知れないポテンシャルを秘めているのです(なんかヘンな表現ですが、まあ、いいか)。

このパーキングの目玉は何と言っても「モツ煮定食」。モツ煮の旨さは絶品ですが、ご覧の通り御飯の量がメチャクチャ多く、しかも美味しい。写真の御飯はもちろん標準ですが、ツワモノになると大盛りをオーダーします。


この食堂が好印象なのはメニューばかりじゃありません。複数いる従業員の女性たちの接客態度です。食べ終わって出て行こうとする客に対し、必ず

「ありがとうございました! お気をつけてどうぞ!」

と明るく、ハキハキとした声で客を送り出すのです。そんなの、珍しいことじゃないかもしれません。そう言うのはマニュアル通りなのでしょう。でも、その声を聞くと何て言うのかな、そう、気持ちがこもっている感じがするのです。だから食堂を後にしても気分がいい。心ここにあらずの接客の多い今の時代にあって、当たり前のことなのですが、実はとても大切なことのように思います。

さて、このパーキングのもうひとつの「ウリ」は美味しい水。この水は口当たりがよく、誰でも無料で飲むことが可能。長距離トラックの運転手さんなどはわざわざポリタンクを持参して汲んでいます。ホント、美味しいですよ。


たまたま停車していたトレーラーを見て、ニンマリ。新潟市消防団のためにこれから活躍するであろう「戦士」たちです。ちっちゃくて可愛いでしょ?


さて、トンネルを抜けたら一面の雪景色を期待して出発。ところが今回はアチャーな結果に…。確かに湯沢や塩沢石打には雪がドッサリありました。しか~し、長岡へ行くにつれて雪の「ゆ」の字もない! これは誤算でした。そういえば、このところ気温が高いですもんね。あーあ、溶けちゃったか…。

気を取り直して、北陸自動車道へ。

午後7時頃、米山サービスエリアに到着。あらら、ここにも雪がない! 雪を探してキョロキョロしているとレストランのメニューに目が止まる。「海鮮ちらし」…おお、うまそうだ。少し前に食ったばかりなのに目はすでに「空腹状態!」。吸い込まれるようにレストランへ。

ところが食事時なのに店内はガラガラ。ちょっと不思議な気分。ま、気にせず「海鮮ちらし」を味わう。実に旨し!
  


自分でも驚くほどの食欲。なんなんでしょうね、これは。雪が見られないことの反動でしょうか。こわいこわい…。

こうなったら、もう妙高に期待するしかありません。あそこなら、きっと雪があるはず。というわけで、上越ジャンクションから上信越道へ。

妙高サービスエリアに到着です。ご覧の通り、確かに雪はありました(写真は照明の関係で緑がかっていますが、実際は白色です)。でも、これは除雪したものを集めたもの。駐車スペースに雪は全く残っていませんでした。あららら~。


これも除雪して集めた雪ですが、まるでミルフィーユのよう(いい加減、食い物から離れたいのですが、つい浮かんだので…)。積み上げた布団のようにも見えますが、間違いなく雪です(笑)


今回は残念な結果に終わりましたが、思えば前回このルートでの観光ならぬ「観雪」に来たのは2010年だったんですねえ(参考記事)。今回の走行距離も前回と同じく630km。

あぁ、雪の中に思いっきりダイブしたいこのごろ…。ナハハ。
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フルーツ公園からの夜景

2013-03-06 05:20:15 | 夜景スポット
久しぶりに山梨のフルーツ公園に行ってみました。今でこそ「恋人たちの聖地」などと呼ばれる場所ですが、公園が整備され始めた20年ほど前、そこは深夜になるとちょっとヤバい奴らの集うスポットでした。時の経つのは早いものです。

以前にも書いたことがありますが、ここは甲府盆地が見渡せる素敵なところです。昼間もいいですが、やっぱり夜景がキレイ。

夜明け1時間前の夜景。実際の夜景は写真よりもワイドに広がっています。


次のは上の写真を撮った駐車場の植え込みですが、何だかジオラマみたいでしょ?
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