「これから戦地に赴くであります!」…おいおい、それは出征。
「おぎゃ~、おぎゃ~、おぎゃ~」…これこれ、それは出生。
「う~ん、食べ放題やな!」…それはビュッフェ。ちょっとズレてるか…。
ま、軽くスベッたところで。
先日、30年来の知人に会いました。実際に彼と会うのは5年ぶりくらいでしょうか。顔を見るなり、
「お前は出世すると思ったんだけどなぁ…」
「ちょっと期待はずれだったなぁ」
いきなり、そう言われても困るんですけど。いったいどういうことなんでしょうね。
彼は当初、こう思っていたそうです。つまり、ワシはいずれ大学の教授になるだろう、と。残念ながらその予想は見事に外れました。
期待されていたのは嬉しいことですが、ここでちょっと考えてしまいました。
「出世って何?」
もちろん意味はわかってますよ。社会的に認められ、何らかの地位を得ることです。いやいや、問題のポイントはそこじゃありません。何をもって「出世」したことになるのか、また、出世することにどんな意味があるのかということなのです。
負け惜しみでもなんでもなく、ワシはもとより権力を得たり何らかの地位につくことに全く興味がありませんでした。どんな権力をもったって、どんな社会的地位を得たって、自分の「中身」が変わるわけじゃない。どこまでいっても自分は自分なのです。偉くなるわけじゃない。
でも、世間はひとりの個人に対して違う見方をします。知らない世界であればあるほど、その人の肩書や地位を重んずるのです。その肩書や地位が社会的に認知されていればいるほど信用されるからなのでしょうね。
先ほどの知人がワシに期待したのもそういうこと。仕事のジャンルが違うから、肩書や地位の有無で相手が出世したかどうかを判断するしかないのでしょう。そう判断するのも仕方のないところではあります。
だけど、ちょっとガッカリだったのはその知人がワシの考え方を理解していなかったこと。昔から打算のない人間関係を良しとしてきました。いわば肩書や地位とは無関係の裸の付き合いってやつです。だから、いわゆる「仕事上の付き合い」ってのが一番苦手。相手の様子をうかがいながら付き合うなんて疲れるだけですもん。
時にはそうしなくちゃいけないこともわかっています。しかし、基本的には「人間 vs 人間」の付き合い方が好きです。ワシなんて大した人間じゃありませんが、このブログを匿名にしているのも、ひとりの人間の考えを読んで欲しいからにほかなりません。
ま、こんなスタンスですから、世の中でいうところの「出世」なんて死ぬまでありえんでしょうけどね。うはははは。
「おぎゃ~、おぎゃ~、おぎゃ~」…これこれ、それは出生。
「う~ん、食べ放題やな!」…それはビュッフェ。ちょっとズレてるか…。
ま、軽くスベッたところで。
先日、30年来の知人に会いました。実際に彼と会うのは5年ぶりくらいでしょうか。顔を見るなり、
「お前は出世すると思ったんだけどなぁ…」
「ちょっと期待はずれだったなぁ」
いきなり、そう言われても困るんですけど。いったいどういうことなんでしょうね。
彼は当初、こう思っていたそうです。つまり、ワシはいずれ大学の教授になるだろう、と。残念ながらその予想は見事に外れました。
期待されていたのは嬉しいことですが、ここでちょっと考えてしまいました。
「出世って何?」
もちろん意味はわかってますよ。社会的に認められ、何らかの地位を得ることです。いやいや、問題のポイントはそこじゃありません。何をもって「出世」したことになるのか、また、出世することにどんな意味があるのかということなのです。
負け惜しみでもなんでもなく、ワシはもとより権力を得たり何らかの地位につくことに全く興味がありませんでした。どんな権力をもったって、どんな社会的地位を得たって、自分の「中身」が変わるわけじゃない。どこまでいっても自分は自分なのです。偉くなるわけじゃない。
でも、世間はひとりの個人に対して違う見方をします。知らない世界であればあるほど、その人の肩書や地位を重んずるのです。その肩書や地位が社会的に認知されていればいるほど信用されるからなのでしょうね。
先ほどの知人がワシに期待したのもそういうこと。仕事のジャンルが違うから、肩書や地位の有無で相手が出世したかどうかを判断するしかないのでしょう。そう判断するのも仕方のないところではあります。
だけど、ちょっとガッカリだったのはその知人がワシの考え方を理解していなかったこと。昔から打算のない人間関係を良しとしてきました。いわば肩書や地位とは無関係の裸の付き合いってやつです。だから、いわゆる「仕事上の付き合い」ってのが一番苦手。相手の様子をうかがいながら付き合うなんて疲れるだけですもん。
時にはそうしなくちゃいけないこともわかっています。しかし、基本的には「人間 vs 人間」の付き合い方が好きです。ワシなんて大した人間じゃありませんが、このブログを匿名にしているのも、ひとりの人間の考えを読んで欲しいからにほかなりません。
ま、こんなスタンスですから、世の中でいうところの「出世」なんて死ぬまでありえんでしょうけどね。うはははは。