モネっぽい風景

随分、寒くなりました。今年もあと２ヶ月余りです。

先日、山梨県と長野県の県境で、なかなか見事な風景を目にしました。それがこの写真。



ふと、印象派の画家クロード・モネ（1840-1926）が描いた『ヴェトゥイユの画家の庭園』（1880）を思い出しました。でも、作品と似ているわけじゃありません。微妙に紅葉し始めているところが何となく印象派のタッチを思い出したんでしょうな。

食の化学実験

料理を作るのは元々嫌いじゃなかったのですが、最近ハマっているのは「ソース」。ソースといえばフランス料理ですよね。良く知りませんが、フランス料理にはいろいろなソースがあるようです。

そこで、手始めにチャレンジしたのが「ビガラード・ソース」。下の写真を見るとわかるように、ソースの色が橙色でしょ？ ビガラードとはフランス語で「ダイダイ」のこと。つまり、そこから名前がついたんでしょうな…知りませんが。



このソース、ごく簡単に言えばオレンジ・ジュースとフォン・ド・ヴォーを煮詰めたもの。もちろん、もっと複雑な作業があるのですが、そのあたりは省略。

また、このソースは主として鴨肉に合うようですが近所のスーパーにそんなものはありません。そこで脂の多い鶏のもも肉で代用しました。ついでに言えば、フォン・ド・ヴォーだって実際に作るのは大変。もし無理ならブイヨンで代用してもいいと思います。

それにしても、たかがソース、されどソースです。手間をかければかけただけ奥行きのある味わいになるのですから不思議ですな。食の化学実験みたいですが、とにかく面白い。