私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

翁長沖縄県知事は恥を晒すために訪米したようだが

2015年05月31日 21時11分50秒 | 沖縄関連・基地問題

移設は政府が決めること…沖縄知事にハワイ知事

2015/05/30

【ホノルル=坂田元司】沖縄県の翁長雄志(おながたけし)知事は29日(日本時間30日)、ハワイ州ホノルル市で、デービッド・イゲ州知事と会談した。

 翁長知事は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設反対を訴えたが、イゲ州知事は「日米両政府が決めること」と述べるにとどまったという。

 イゲ州知事は在日米軍再編計画に基づく在沖縄海兵隊約2700人の受け入れについては、「積極的に受け入れたい」と述べたという。 
(読売新聞)

(引用終了)


 世間には出来もしないことをあたかも出来るかのように勘違いしている方もおり、それでも、その気になって「何とかなる」としてやって見たものの、やはり出来なかったとなって結果的に恥をかくことになる訳だが、だから最初から出来もしないことに手や口を出すことが間違いなのである。

 人からおだてられるといい気になってしまう人も多いようで、例えば選挙で当選すれば多数の支持を得られてとして、何でも出来ると思ってしまう典型的な勘違い政治家もおり、政府の一員になることもある国会議員と地方自治体の長とでは権限が異なるし、特に外交と安全保障は政府の専権事項であるにも関わらず、口を出す地方自治体の長がいるから困ったものだ。

 都市外交と称して都のことより韓国との関係を大事にしようとしているのが舛添都知事であり、東京五輪の件では政府と対立しているようで、自分が五輪を誘致した訳でもないのに、都知事になったことから、何でも出来ると勘違いをしているようである。今から予想しているが、東京五輪の時に舛添氏が再選されて都知事であれば、おそらく五輪は失敗するであろうと思っており、その2年前に韓国の平昌で冬季五輪があることから、朝鮮系の舛添氏にしてみれば平昌の失敗は確実となれば東京五輪を成功させる訳には行かないので、これからも様々な妨害をするであろうと思っている。

 もう一人の勘違い知事は沖縄県の翁長知事であり、読売新聞によれば、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への移設に反対するために、米政府に直接伝えるためにワシントンを訪問するそうで、それに先立ち、同じく在日アメリカ軍の再編計画で海兵隊の受け入れ先の1つとなっているハワイで、デービッド・イゲ州知事と会談したものの、イゲ州知事は「日米両政府が決めること」と述べ、海兵隊の受け入れについても「積極的に受け入れたい」と述べたとのことである。

 イゲ州知事は外交と安全保障は政府の専権事項であることを理解しているので、当たり前のことを述べたに過ぎないし、翁長知事はイゲ州知事の祖父が沖縄出身だから米軍駐留に伴う負担について理解してくれるものと勘違いをしたのであろうが、これでは恥を晒しにハワイに行ったようなもので、まさに日本の悪口を言うために外国を訪問しているどこかの国の大統領と同じではないか。

 普天間の辺野古への移設は日米両政府が合意し、当時の沖縄県知事も認めたものであり、その後の選挙で知事が変わる度に、翁長知事のように移設の中止を求めたり、また合意通りに移設工事を認めていたのでは、長い年月がかかる公共工事など出来なくなるであろうし、だから安全保障に関することを知事の権限でご破算には出来ず、そもそも権限も最初からないのである。

 翁長知事が辺野古移設反対を訴える者から支持を得て当選したとなれば、移設反対のためにわざわざ米国まで行って支持者を裏切っていないとのアリバイ作りをしなくてはならない訳だが、行くからには米国が納得するような代案が必要でああろう。それがなくてただ移設反対だけでは話にならず、ワシントンで誰と会談するのか知らないが、イゲ州知事から「知事の分際で口を出すことではない」と叱られたも同然なのだから、重ねて恥を晒す前に誰とも会談せず、帰国せよと言いたい。
(2015/05/31)

写真:米ハワイ州のデービッド・イゲ州知事との会談後、質問に答える沖縄県の翁長雄志知事(中央)=29日、ホノルル(共同)