私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

開票前に福田氏選出が決まっている自民党の総裁選

2007年09月16日 00時20分33秒 | 政治

 自民党は安倍総理の退陣表明を受け、急遽総裁選を行うこととなり、15日に立候補の届け出を行ったところ、福田康夫・元官房長官(71)と、麻生太郎幹事長 (66)の二人が届け出を行ったが、既に党内の8派閥の支持を得ている福田氏が優勢であり、23日に投票が行われ、その後の開票で、福田氏が新総裁に選出 されることはほぼ確実な情勢である。

 総裁選は公職選挙法によらないものだとは言え、立候補の届け出がある前に各派閥の推薦によって当選者が決まっているのはおかしなものであり、仮にも選挙な のであるから各候補者の政策が発表され、そして所信表明があり、その後、両候補の間で戦わす論議を聞いた上で、投票権のある自民党所属の国会議員と各都道 府県連の代表が各自の判断で投票するものでなければならないと思うが、これでは麻生氏が「談合とか密室とかいろいろな批判を受けることのなるだろう」と指 摘しているとは正論と言って良いであろう。

 次期総裁は麻生氏が確定的であったようだが、福田氏が立候補し、麻生派以外のすべての派閥から支持を得たことから形勢が逆転してしまった訳であり、福田氏 で確定したとの報道を聞いていて、果たして福田氏で自民党の建て直しが出来るのか、また今までの言動やその政治信条からして、総理として相応しいとはとて も思えないのである。

 だいたい福田氏を支持しているのは古賀、山崎、谷垣派などで、その代表を見れば売国者達ばかりであり、これでは、もし福田氏が本当に選出されることになったならば、次期衆院選で自民党は多くの国民から支持を集めるのが難しくなり惨敗するような気がしてならない。

 小泉、安倍政権と続いてきた路線が福田政権となって転換され、再び特亜に媚びるようになってしまえば、わが国の富は特亜に垂れ流しをされ、日本滅亡への道を辿る恐れがあるだろう。

 福田氏は特亜外交を大事にしているようで、靖国神社の参拝に関しても「相手が嫌がることをあえてする必要はないだろう。配慮しないといけない」と述べて、 参拝を見送る考えを示唆したそうだが、これは特亜に対しては嫌がることせず、優しい外交をするつもりのようであり、これでは現在実施中の対北朝鮮経済制裁 も解除するかもしれず、拉致問題が解決しないまま、国交正常化交渉を始め、北朝鮮が要求する資金援助も行う恐れがある。

 ともかく、「相手が嫌がることをしない」と明言するのだから、特亜の因縁には譲歩するつもりのようで、憲法の改正に関しても特亜の理解を求めるそうだか ら、これでは日本の総理大臣になったとしても資質を問われることになるのではあるまいか。日本の総理大臣であれば、まず日本の国益を考えるのが先であり、 特亜の嫌がることはしないと言うからには、韓国には竹島を贈呈し、日本海と言う古くからの呼称も東海になっても良いと考えているかも知れないし、東シナ海 で支那が盗掘しているガス田も「日本は採掘しませんので、全部使って下さい」と言いかねない。

 多くの国民は福田氏が総理になることを望んでいないような気がするし、売国政権が出来ることを期待しているとは思えない。にも関わらず福田氏が選出された ならば、自民党への支持率がさらに低下するであろうと予想しているが、自民党がそのような自殺行為を敢えてしようとしているとは驚きの何者でもない。

 総裁選は、各都道府県連にも3票ずつ割り当てられているそうだが、その地方票では麻生氏が圧倒的に多いそうであり、であるから、もし福田氏が総裁に選出されたとしたら、自民党は国民世論とは異なる者を選んだことになり、これでは次期選挙に影響が出ない筈はないだろう。

 もし福田氏が総理に就任した後に朝日新聞が安倍総理のような批判を開始しなかったとすれば、朝日にとって福田氏は都合の良い政治家であることを自供したも同然であり、朝日から信頼をされ、持ち上げられているような政治家であれば売国者と断じて良いであろう。
(2007/09/16)

写真:自民党総裁選出馬の共同会見で握手する麻生太郎(左)と福田康夫両候補