私の主張・ひとりの日本人として

新聞やテレビの報道で特に偏向マスコミや反日日本人などに憤慨することが多くなり、暇な時に思いつくまま書き綴ったブログです。

朝日新聞だけだと思ったら今度はフジテレビか

2006年05月10日 18時32分34秒 | 偏向マスコミ
   過ちを指摘されれば、それが正当のものであれば謝罪し、訂正しなけれならないが、それをしないのは朝日新聞の専売特許だが、昨年1月に「政治家の圧力でNHKの番組が改変された」と大きく報道した問題は「圧力があったとの裏付けがとれなかった」として朝日は記事は正確ではなかったことを渋々認めながらも、謝罪どころか記事の訂正をとうとうしなかった。

 NHKに圧力を掛けたとされる安倍氏、中川氏の名誉は損なわれたままであり、この記事を書いた朝日の本田雅和記者は雲がくれして公の場で釈明すらしていない。他人の名誉を損なうことを公然と行っても責任をとることもなく惚けて新聞記者の地位にいることが出来るのだから、こんなデタラメな仕事はない。一旦記事にしてしまえば、それが嘘であったとしても後のこと知ったことではないと言う訳であり、欠陥商品を発売して消費者に迷惑を掛けたならばマスコミは凄まじい批判をするが、自らの欠陥報道への批判があったとしても聞き流すだけと言う訳であり、これでは故意でも過失でも日本に対しては絶対に謝罪しない特亜三国とまったく同じである。

 欠陥報道をしても訂正しなくても良いと思っているのは朝日新聞だけではないようであり、5月4日にフジテレビの夕方のニュース番組「FNNスーパーニュース」の中で、「台湾ラーメン」に関する報道をした際に、台湾の「国旗」として、支那の「五星紅旗」を映し出したことが大きな問題になっている。

 自由と民主主義のある台湾の国旗として、共産党一党独裁の人権弾圧国家である支那の国旗を出したと言うのだから驚くべきことだが、米国の放送局が支那の国旗を米国の国旗として紹介したとしたら、凄まじい抗議があるだろうから、番組の中で謝罪し、「先ほどの放送で支那の国旗を米国の国旗として紹介してしまった」と訂正するであろうが、フジテレビの場合は抗議の電話を受けながら番組中は訂正しなかったとのことである。

 フジテレビの番組関係者は「台湾と日本は国交がないので、訂正する理由はない」と居直ったそうだが、では北朝鮮とも国交がないので国旗を出すべきではないが、実際は出しているではないか。特亜三国の国旗はどの国のを見ても気分が悪くなるので、少しは差し控えたらどうかと言いたくなる。

 台湾は支那の一地方と考えているのか、あるいは支那からの圧力があり、そのような放送をしたのか承知していないが、台湾は支那に統治されている訳ではなく、現在の支那共産党政権が過去に統治していたこともないので、台湾と支那はまったく別の国であり、支那が「台湾は我々の領土だ」と勝手に騒いでいるだけであって、韓国が「対馬は我々の領土だ」と言っているのと同然であり、まったくのデタラメな話である。

 番組放送中に訂正しなかったフジテレビだが、多くの抗議があったからなのか、4日後の5月8日に同番組で何らかのコメントを出すとのことであったので、訂正と謝罪するものと思って見ていたところ、安藤優子キャスターは「先週木曜日の特報の台湾ラーメンの放送に際しまして、一部配慮に欠ける表記がありました。関係者の方にご迷惑をおかけいたしました」とまったく意味不明なことを述べたので、驚くと同時に、これでは朝日新聞と同じはないかと思った。

 4日の放送を知らない人は「一部配慮に欠ける表記」とは何のことか分からず、支那の国旗を台湾の国旗として誤認したままの方もいる訳であり、なぜ、それをはっきりと訂正しないのか誠に奇妙である。また「関係者の方」とは抗議をした方だけであろうから、そのような方には謝罪したが、「台湾の国旗は支那の国旗と同じだから、やはり台湾は支那の一地方なのだ」と誤認してしまった抗議などはしていない多くの視聴者は誤った情報を得たままである。

 国旗を間違えることはあってはならないことであり、「一部配慮に欠ける表記」などと言う程度の問題ではない。フジテレビは8日の安藤キャスターの極めて簡単なコメントで今回の件は解決したと思っているとすれば極めて遺憾である。誤報は誤報とし視聴者に良く分かるように訂正し、報道機関としての責務を果たして頂きたい。
(2006/05/10)

この記事は「今日のコラム」
「朝日新聞だけだと思ったら今度はフジテレビか」
としてHPに掲載されていたものです。