両親をバットで殺してたり、喫煙を注意した教師を逆に殴るなど、恐るべき事件を最近の子供は起こしている。「少年非行が増え、困ったものだ」と嘆いてみてもなんら解決しないし、これからの日本の将来を担う子供達をどのように教育し、人格を形成して良識ある社会人として通用する人間にするのは大人の義務であると思う。
少年非行の原因は、「親だ、教師だ、社会だ」と騒いでみても仕方ないし、こんな事を言うと反発があるかもしれないが、戦後の誤れる民主主義が招いた結果といっても過言ではなく、要するに誰の責任でもない。しかしそう言っても、付け上がる子供達をどうするか、反省すべき点は大人にはないのか普段から私は考えていた。と言うことは付け上がるように仕向け煽動している事が大人側にあるという事実である。その典型的な記事が11月26日の朝日新聞に掲載されていたので批判をしたいと思う。
それは「中学生たちに反逆のススメ」との見出しで東京弁護士子どもの人権救済センタ-が、「子どもの人権ってなーに」とのパンフレットを発行したとの記事である。その恐るべき内容の記事を見落とした人もいるであろうから紹介すると、「校則は必要最小限に。理由のない決まりは本来守る必要がない」「公立校の制服のほとんどは実は標準服で、着なくてもいい」「服装は他人の迷惑にならないかぎり自由にして良い」「自分に似合った髪形を決めるのは当然のこと」などと解説し、さらに不登校に関して、「義務教育は大人たちの義務であり、自分にとって学校がどうしても必要か、もう一度、じっくり考えてみよう」と、学校なんて行っても行かなくても良い事だと説いているのである。
子供のうちからル-ルを守ることや、親や教師の監督に服さず、反逆をすすめて学校など行かなくてブラブラしていればいい、体罰を受けたら弁護士に相談しなさいとの事であろうが、まともな教育を受けていない無知な子供を増やそうとする弁護士会の目的は何であろうか。それにしても戦慄すべき内容である。
(1988/12)
この記事は「私の主張」第92号
「少年非行を助長させる人々へ」
としてHPに掲載されていたものです。
なお、かなり前に書いたものであるため、作成日の記録が見
つからず、作成年月のみの記載となります。またアーカイブ
として作成年で登録するとエラーとなるため暫定的に2002年
3月に作成したものとしています。
少年非行の原因は、「親だ、教師だ、社会だ」と騒いでみても仕方ないし、こんな事を言うと反発があるかもしれないが、戦後の誤れる民主主義が招いた結果といっても過言ではなく、要するに誰の責任でもない。しかしそう言っても、付け上がる子供達をどうするか、反省すべき点は大人にはないのか普段から私は考えていた。と言うことは付け上がるように仕向け煽動している事が大人側にあるという事実である。その典型的な記事が11月26日の朝日新聞に掲載されていたので批判をしたいと思う。
それは「中学生たちに反逆のススメ」との見出しで東京弁護士子どもの人権救済センタ-が、「子どもの人権ってなーに」とのパンフレットを発行したとの記事である。その恐るべき内容の記事を見落とした人もいるであろうから紹介すると、「校則は必要最小限に。理由のない決まりは本来守る必要がない」「公立校の制服のほとんどは実は標準服で、着なくてもいい」「服装は他人の迷惑にならないかぎり自由にして良い」「自分に似合った髪形を決めるのは当然のこと」などと解説し、さらに不登校に関して、「義務教育は大人たちの義務であり、自分にとって学校がどうしても必要か、もう一度、じっくり考えてみよう」と、学校なんて行っても行かなくても良い事だと説いているのである。
子供のうちからル-ルを守ることや、親や教師の監督に服さず、反逆をすすめて学校など行かなくてブラブラしていればいい、体罰を受けたら弁護士に相談しなさいとの事であろうが、まともな教育を受けていない無知な子供を増やそうとする弁護士会の目的は何であろうか。それにしても戦慄すべき内容である。
(1988/12)
この記事は「私の主張」第92号
「少年非行を助長させる人々へ」
としてHPに掲載されていたものです。
なお、かなり前に書いたものであるため、作成日の記録が見
つからず、作成年月のみの記載となります。またアーカイブ
として作成年で登録するとエラーとなるため暫定的に2002年
3月に作成したものとしています。