言葉の救はれ・時代と文學

言葉は道具であるなら、もつとそれを使ひこなせるやうに、こちらを磨く必要がある。日常生活の言葉遣ひを吟味し、言葉に学ばう。

新幹線は大動脈。

2016年12月22日 18時36分28秒 | 日記

  明日の京阪神大学の研究会と、明後日の入試のために大阪に行くことになつた。名古屋で浪人生の激励をして今駅に着くと人が溢れてゐる。

  嫌な予感がしたが、案の定新幹線が止まつてゐる。怒つてゐる人を裁く中にかつて本校のフロアマスターをしてくれてゐた方の姿もある。ご苦労様なことである。怒つても新幹線は動かない。それでも何とかならないものかといふ思ひがあつて、つい係りの人に怒りをぶつけてしまふのであらう。それもまた自然である。

  滅多に新幹線は乗らないが、こんなことに出くはすとは不運とも幸運とも言へようか。

  それにしても新幹線は日本の大動脈ですね。平日の夕方でもこれだけの人だ。すごいことだ。普段なら何の問題もなく運行できるのだから日本の交通機関の精度の高さは素晴らしい。

  この遅れが浪人生の厄払ひになつてくれることを祈る。

  新大阪駅で清風の教へ子と偶然会ふ。名古屋出張の帰りとのこと。同じ車両に乗つてゐたことが判明。奇遇だな。

 

 とても不思議な一日なのであつた。そして、何だか幸せな一日であつた。

 

 

 

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