昭和19年の夏、都会の小学生を空襲から守るため、先生と共に田舎へ集団疎開が実施されました。
志方へは三つの国民学校(西志方・志方・東志方小学校)に分かれて、神戸国民学校の生徒の疎開が実施されました。
疎開先訪問
1994年(平成6)は、集団疎開50周年にあたり、神戸国民学校の疎開生が疎開先への訪問を実施されました。
1994年(平成6)10月23日、参加された疎開生は約百名で、当時の疎開地(姫路・高砂・志方)を訪問され、当時の苦しかったことと懐かしさを思い出されています。
そして、住職に感謝状等を贈られました。
その日のようすは、新聞にも大きく報道されました。
なお、シリーズ「集団疎開」疎開では、作文等が無かったため紹介できませんでしたが、神戸国民学校(現:神戸諏訪山小学校に統合)の生徒は観音寺(志方町)・妙正寺(横大路)の外、細工所の安楽寺と高畑の円福寺へも疎開されています。
集団疎開については、まだ全部紹介できていませんが、ここで報告を終了させていただきます。
安楽寺・円福寺の疎開のようすは、分かりましたら後日、改めて報告させていただきます。
*写真:疎開先を訪問された方々の記念写真(妙正寺にて)