ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

正確には?…桐(ノ)久保沢砂防ダム(堰堤)

2024-02-20 07:00:39 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、今回は長野県下伊那郡大鹿村大河原上市場(おおかわら かみいちば)を流れる天竜川水系の桐ノ久保沢に築造されている堰堤を目指します。アクセスは国道152号沿いにある赤嶺館(せきれいかん)前のT字路を入り、「←御所平」方面へ。道なりに進み、「←鳥倉清水」へ向かい、二つ目の右ヘアピンカーブのところを入っていくと到着します。ただし、クルマはそのカーブの安全な場所に停めるのが無難。脇道は急勾配で、道幅が狭いためです。

そうして進んでいくと木々の間から目的の場所が見えてきました。

本体には銘板があるのを発見。しかし、目を凝らして見るも角度が悪いため内容は判読できず。むむむ。

右岸、堰堤横に来ました。ちょっと特殊なデザインです。


堰堤の上に行けそうなので中央まで進むことに。そして、落水部を見ます。

そこから上流方向を眺めます。

堰堤の下を覗き込み、

下流方向の山々を堪能。

堰堤中央から右岸側を見るとこんな感じ。


先ほど確認できなかった銘板の内容が気になって仕方がありません。そこで、元の道へ戻り、下流からアクセスしてみます。

そして、枯れ枝の間を抜けて堰堤の下近くまで来ました。

本体に近づき、なんとか銘板の解読に成功。「桐久保沢砂防ダム」。完成は昭和45年と読めます。でも諸元が記載されていませんね。


帰宅してから調べてみると、この築造物は「桐ノ久保沢砂防ダム」であることが判明(参考:KO-37)。おや?表記がちょっと違いますね。でも、付帯する地図の場所に間違いないことと、竣工年月が昭和45年(1970年)10月6日とあるので同一のものであると思われます。ただし、諸元の高さが14.0mなので定義上は砂防ダムではなく砂防堰堤になります。

それにしても枯れ枝からの「攻撃」が痛いのなんの。なぜか砂防ダム(堰堤)の周囲にはトゲのある植物が密生しているんです。それは天然に生えたものなのか、はたまた人を近づけさせないために意図的に植えられたものなのか…。
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