ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

徳音寺砂防ダム

2024-02-05 07:00:17 | 長野(ダム/堰堤)
どーも、ワシです。えー、今回は長野県木曽郡木曽町日義(ひよし)を流れる木曽川水系の恩馬沢に徳音寺(とくおんじ)砂防ダムというのがあるようなので行ってみることにします。アクセスは中央本線の宮ノ越駅から木曽川を渡って「義仲館(よしなかやかた)を目指し、徳音寺の前の道を過ぎて恩馬沢方向へ行くと到着します。今回目的の砂防ダムの名称はその徳音寺に由来するもののようです。

【徳音寺について】
この寺は源義仲(1154-1184)一族の菩提寺で、1168年に義仲が母の小枝御前(さえごぜん)を弔う目的で少し上流にある山吹山の麓の巴淵(ともえぶち)集落に柏原寺として建立。のちの平家物語では彼を「朝日将軍」と呼んでいるが、柏原寺は彼の遺徳を偲び日照山徳音寺に改称される。1544年、木曽川で大洪水が発生。寺は流失。1579年に大安和尚が中興した後も土石流の被害に遭い、1716年、現在地に移転した。

【日義の由来】(参考
この場所が源義仲が挙兵した場所で、彼が「朝日将軍義仲」と呼ばれたことから「日」と「義」にちなみ地名となったという。

…てなわけで到着。「御尊顔」を拝みます。

近づいて落水部を見上げます。

そしてダム下の様子。

そこから下流方向を見るとこんな感じ。


国土地理院の地図を見ると右岸のダム横まで行ける道があるんですが、通行止めでした。また、これが徳音寺砂防ダムという表示も銘板も確認できず。しかし恩馬沢に築造された堰堤はこれだけなのでそれに間違い無いと思われます。ちなみに同砂防ダムはデータ(no.164)によると昭和47年(1972年)に竣工したもので、高さは15.0m、長さは61.0mだそうです。
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