藪沢に築造された２つの砂防堰堤

どーも、ワシです。えー、今回は長野県木曽郡木祖村薮原（きそむらやぶはら）を流れる藪沢に２つの堰堤を見つけたのでレポートします。アクセスは国道19号沿いにある「きそむら道の駅」のすぐ近くです。

国道から見るとこんな風に見えます。

早速、左岸側の道を登って行くと最初の堰堤に到着。

本体に嵌め込まれた銘板。「藪沢１号砂防堰堤」と読めますが、枝が邪魔して他がいまいち読めず。

しかし、ありがたいことに近くには表示板がありました。平成29年（2017年）7月竣工だそうです。高さ＝9.5m、長さ＝40.0m。

堰堤の横から見るとこんな感じ。

左岸、上流側から見た様子。一般的な砂防堰堤ですね。


少し上流にはもうひとつの砂防堰堤があります。これは透過型の砂防堰堤。

堰堤横に向かう途中から見た様子。たぶん夏場なら木が生い茂っていて見えないでしょうね。

「藪沢砂防堰堤」高さ＝14.5m、長さ＝67.5m。平成23年（2011年）5月竣工。

左岸から見た「横顔」。

左岸、上流から見た様子。


気になったのは「藪沢１号砂防堰堤」と「藪沢砂防堰堤」いう二つの名称です。むろん区別するために命名したのだと思いますが、一般的には仮に「２号」があれば「●●砂防堰堤」が「１号」であることが多いんです。でも、敢えて「１号」と表示しているというのはこの藪沢の上流に複数の砂防堰堤があって、もしかすると「２号」「３号」とかがあるのかも…。

どうなんでしょうね。