ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

ホントは?…東条ダム(再訪2021)

2021-05-20 06:56:14 | 長野(ダム/堰堤)
再訪シリーズ。長野県東筑摩郡筑北村東条(ひがしじょう)にある信濃川水系の東条ダムへ。前回の深夜の訪問時(参考)には全くダムが見えなかったので今度こそという思いで向かいました。アクセスは国道143号から県道277号へ行ったところにあります。

このアクセス・ルートだとダムの上流から向かうことになるんですが、とりあえずダム下へ行ってみました。これが「ご尊顔」です。



近づいてみましょう。なかなかの迫力です。





ダム本体にはプレートを嵌め込んだような跡が。でも現在は剥がれ落ちてしまっています。



ダム下にある副ダムです。



ここまで見て、ダムに詳しい人なら「あれっ?」っと思うでしょう。そうなんです、これはフツーのダムじゃないんですよ。確かにグーグル先生の地図では「東条ダム」と書いてあるし、右岸上流側にある石碑にもそう書いてあります。



その石碑があるところからダムを見るとこんな感じ。



でも、ネットで見つけた公式パンフレット?を見ると「東条砂防ダム」と書かれています(参考)。やっぱりね〜。確かにこのフォルムは砂防ダムです。というわけで、これからは砂防ダムという認識でいきますね。

ま、何はさておき、ダム横に行ってみます。県道から見るとダムは下にあるので深夜では見えなかったんですね。



で、自称「冒険者」はダム上に行ってみることに。



気をつけながらダムの中央へ来ました。流木などのゴミが見えます。





中央から見た貯水側の様子です。とても砂防ダムとは思えぬ景色でしょ?



落水する様子。



中央から見た下流側の景色です。写真右上にくねっているのが県道277号。



リンク先のパンフレットを見ると、この砂防ダムが建設されるきっかけは昭和34年(1959年)9月26日に潮岬に上陸した伊勢湾台風により大量の土砂流出による災害が発生したことだったそうです。この砂防ダムの様子からすると本当に膨大な量の土砂が流れたんだなというのがわかります。
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