ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

松本市の水がめ…水上ダム(再訪2021)

2021-05-21 06:53:28 | 長野(ダム/堰堤)
長野県松本市中川にある信濃川水系の水上(みずかみ)ダムを再訪。もちろん昼間の「勇姿」を見るためです。深夜ヴァージョンに興味のある方はコチラをご覧ください。アクセスは国道143号沿いにある看板のところから入ります。

その道を登ってくると、見えてきました。あれです。



まずはダム下から見ていきましょう。真下からダムを見上げるとこんな感じ。おお〜っ!



近くには水利使用標識があります。水道用水確保のためのダムなんですね。またダム名はここの地名でなく、ここを流れる水上沢川(みずかみさわがわ)に由来することが今回わかりました。へぇ〜っ!



少し離れて、もう一度「勇姿」を。写真手前の副ダムから勢い良く水が流れています。



さあ、ダム横に行ってみましよう。これが貯水側から見たダムの様子です。この場所に駐車場があるので撮ってみました。



ダム横にある「水上ダム」と刻まれた石碑。2001年3月竣工。



その横には「行雲流水」と刻まれた石碑。原典は1345年に完成した『宋史』の巻338にある「蘇軾 子過」。蘇軾(そしょく:1037-1101)は中国の政治家で、その項目は蘇軾の伝記が記されています。ただ、「行雲流水」とは成り行きに任せて自然に行動するといった意味ですが、果たしてこのダムの碑に相応しいのでしょうか。知りませんが。



水上ダムの案内板です。



あれれ、こんな碑文があったんですね。深夜では気づきませんでした。



右岸、下流側から見たダムの様子。



では、ダム上を歩いてみることにします。貯水湖の名称は「そよぎ湖」だそうで。





ダム上、中央から見た「そよぎ湖」の様子です。



一方、ダムの真下はこんな感じ。



そして、下流側の遠景です。



対岸(左岸)に来ました。振り返るとこんな感じ。



左岸、下流側から見たダムの様子。



同、そよぎ湖側から見た様子です。



右岸、下流側にあるこの建物が水上ダムの管理事務所。多くのダムにおいて管理事務所は貯水側にあるので珍しいかもしれません。





松本市の水がめの役割を果たしている水上ダム。まだ完成して20年余りですが、今後の活躍に期待しましょう。(なんのこっちゃ)
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