ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

東沢砂防堰堤…だと思う

2021-05-28 06:57:45 | 長野(ダム/堰堤)
長野県東筑摩郡麻績村を走る県道12号沿いには「日(ひ)」という地名のところに日向(ひなた)郵便局があるんですが、その隣には東沢という細い川が流れています。国土地理院の地図を見ると東沢の上流にダムらしきものがあるのを発見。クルマでも行けそうな道があるので行ってみました。残念ながらグーグル先生の地図にはそこへ至る道は載っていません。先生、道あるじゃんよぉ〜。頼むよぉ〜。

その道はもちろん細いのですが、注意深く登っていくと左岸側に到着します。これですな。



その傍には「  砂防堰堤」と書かれた看板。これによれば竣工されたのは昭和54年(1979年)10月22日だそうです。また、高さは2.7mとありますが、これは建造物を見る限り12.7mの間違いかと思われます。



う〜ん、名無しの砂防堰堤? いいえ、そうじゃありません。堰堤本体に嵌め込まれたプレートがあるんですが、写真ではズームしても判別できませんでした。肉眼で確認したところ「東沢砂防堰堤」と読めました。なので、その看板では空欄になっていますが正しくは「東沢砂防堰堤」だと思います。

左岸、貯水側から堰堤を見るとこんな感じ。



では、堰堤の上を歩いてみることにしましょう。ご覧のように木が覆いかぶさっています。



堰堤、中央に来ました。手すりのペンキがだいぶ剥げちゃってますね。



中央から見た貯水側の様子です。



堰堤の真下はこんな感じ。ここから見ても、先ほどの看板にあった「高さ2.7m」が間違っているのがわかります。やはり「12.7m」が正解じゃないかなあ…。知らんけど。



堰堤の左岸への道はすれ違いが困難なほど狭いので駐車場所を見つけるのも一苦労。まぁ、こんな山の中に来るクルマはまずないので路上に停めて堰堤を見学しても良いとは思います。しかし、たま〜に軽トラなどがノソノソ来たりするので油断は禁物。落ち着いて見学することもできませんからね。なので、少し離れたところであっても車両通行の邪魔にならぬ場所を見つけて停めるのが吉。
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