ライターの脳みそ

最近のマイブームはダム巡りと橋のユニークな親柱探し。ダムは目的地に過ぎず、ドライヴしたいだけ…。

堀ノ内砂防堰堤なんですけどぉ〜

2021-05-07 06:54:23 | 長野(ダム/堰堤)
スマフォの「マップ」というアプリを見ていたら長野県北安曇郡池田町池田に信濃川水系と思われる「花岡ダム」というのがあるのを発見。気になったので行ってみました。アクセスは「ショートステイ 花りん」という介護施設の先にあるようです。

アプリの指示した場所に到着しました。お〜、なるほど確かにダムらしきものがありました。よく見ると、ダムの本体のところ(写真右上)にプレートらしきものが嵌め込まれています。



近づいて確認すると、「昭和59年度通常砂防工事 堀ノ内砂防ダム」と書かれています。あれれ、花岡ダムじゃないの? キツネにつままれた気分です。念のためその上流と下流を確認しましたがダムらしき建造物はここだけ。う〜む、一体「花岡ダム」というのはどこから出てきたものなんでしょうねえ。ちなみに「堀ノ内」というのはこの下流にある地名が「堀之内」なのでそれに由来するものと思われます。



残念なのはそのプレート、着工時期と竣工時期のところのタイルが見事に抜け落ちちゃってますね。なので、正確な竣工時期はわかりません。もっとも、昭和59年度(1984年)に行われた工事なので竣工はその頃だとは思うのですが。

プレートに注目したいことはまだあります。ここには「砂防ダム」と書かれていますが、高さが14mとあるのでダムの定義からすると15m未満なので、厳密に言うと「砂防堰堤」となります。

まぁ、改めて見ればスケール的にも砂防堰堤という感じではありますな。



これが堰堤の上です。ちょいとそこを歩いてみましょう。



中央まで来ました。まぁ、これはよく見る光景です。



この時期だからなのか知りませんが、下流にはほとんど水が流れていませんでした。



一方、上流側は木ばっかりで、な〜んも見えん。



上流側から見た様子です。上流側にも水がないのがわかりますね。



印象としてはどこにでもありそうな砂防堰堤という感じです。それよりも、誰が編集したかわからんような地図の情報を鵜呑みにしてはいけないというのがよくわかりました。現場に行って初めて知る真実…。

ふふふ、決まったゼ。
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