三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

「靖国の奇怪な合祀」

2018年08月15日 | 国民国家日本の侵略犯罪
http://japanese.joins.com/article/946/243946.html?servcode=100§code=140
「中央日報日本語版」 2018年08月11日13時16分
■【噴水台】靖国の奇怪な合祀
 8月15日の光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)が近づくたびに心に引っかかることがある。今でも靖国神社に無断合祀されている約2万1000人の強制徴用韓国人だ。この人たちの位牌は遺族の意向と関係なく一方的に靖国神社にA級戦犯の位牌と共に合祀されている。強制徴用被害者の位牌を抜いてほしいと子孫は絶えず要求してきたが、靖国側は拒否している。何度か訴訟も起こしたが、日本の裁判所は「宗教の自由」の問題として棄却した。一方、日本国内では靖国神社から戦犯の位牌を移して健全な追悼施設に変えようという意見があったが、黙殺されている。
 これほどになると怒りを越えて疑問を抱く。韓国人徴用被害者の位牌を抜くことがどうしてそれほど不都合であり、また戦犯の位牌だけを移すことがどうしてそれほど難しく非難と抗議の中で維持し続けるのか。これに対して靖国側は「一度合祀された魂は分離できない」という論理を前に出すという。韓日近代交流史の専門家イ・ジョンガク教授によると、、合祀された魂は「壷で混ぜ合わさった水」と同じで「問題になる人たちだけの水を別に取り出すことは不可能」というのが彼らの論理ということだ。
 この言葉を初めて聞いた時は身震いした。「自由をください/短い生も終わりに近づき/いま望むものはそれだけ/生きても死んでも縛られない魂」というエミリー・ブロンテの詩句のように、私たちは人間が拘束の多い現実と肉体を離れる時、魂だけでも自由で独立的であることを望む。ところが靖国の韓国人徴用被害者は生きていても強制的に軍国主義の付属品として動員され、死去してからも魂が戦犯と一つの塊になって戦争美化の対象として崇拝されることを強要されている。これこそまさに全体主義だ。個人の尊厳と自由に対する最悪の象徴的抹殺形態だ。
 果たして日本人はこうした全体主義の付属品になることに同意するのだろうか。その間、靖国合祀および参拝反対デモに韓国人と共に行動してきた日本の市民団体があるように、靖国問題の本質を見抜いている日本人も少なくない。ふと、李御寧(イ・オリョン)初代文化部長官が数年前に筆者のインタビューで述べた言葉を思い出した。李氏は日本人も光復節を「解放の日」として祝わなければなければいけない、神風などで自国民を死で追い込んだ軍国主義政府から解放された日として韓国人と共に祝祭を開かなければならない、と語った。そのような日がくることを願う。

     ムン・ソヨン/コリア中央デイリー文化部長
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「「慰安婦の日」迎え各地で行事 初の政府主催式典も=韓国」

2018年08月15日 | 日本軍隊性奴隷
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/08/14/0200000000AJP20180814003000882.HTML
「聯合ニュース」 2018/08/14 17:10
■「慰安婦の日」迎え各地で行事 初の政府主催式典も=韓国
【ソウル聯合ニュース】「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」を迎えた14日、全国各地で旧日本軍の慰安婦被害者を追悼する行事が催された。

【写真】政府主催の式典で演説する文在寅(ムン・ジェイン)大統領=14日、天安(聯合ニュース)

 8月14日は故金学順(キム・ハクスン)さんが1991年に韓国で初めて旧日本軍慰安婦としての被害を公の場で証言した日で、今年から韓国の公式記念日となった。
 政府は同日午後、被害者が眠る中部・忠清南道天安市の国立墓地「望郷の丘」で初の政府主催式典を開催。追悼碑の除幕に続き金学順さんの証言映像上映、詩の朗読、慰安婦被害者の発言などが行われた。
 このほか、慰安婦被害者の名誉と人権の回復を願う行事が各地で開かれた。
 南部の慶尚南道では、3度目となる「慶尚南道日本軍慰安婦被害者をたたえる日」の行事が道庁で開催された。同道は政府の記念日制定に先立ち2015年に全国の自治体で初めて条例を定め、16年から慰安婦被害者のための記念行事を毎年開催している。
 慶尚南道の朴性鎬(パク・ソンホ)行政副知事は「たたえる日の行事が慰安婦被害者を慰め、歴史的事実を伝え、人権の重要性を振り返る大切な契機になるよう願う」と述べた。

【写真】金海市に設置される「平和の少女像」(金海平和の少女像建立推進委員会提供)=(聯合ニュース)

 同日には、ソウル市恩平区や南西部の全羅南道長城郡、ソウル近郊の京畿道楊州市、南部の慶尚南道金海市などで旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の除幕式が行われた。
 少女像は2011年12月にソウルの日本大使館前に初めて設置され、現在は全国に約100体ある。米国やカナダなど海外にも設置されている。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/08/14/0200000000AJP20180814002300882.HTML
「聯合ニュース」 2018/08/14 16:38
■慰安婦問題「外交で解決されない」 世界に「反省」呼びかけ=文大統領
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日、今年から公式記念日となった「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」の政府主催の式典に出席し、慰安婦問題について、「両国の外交的な解決策で解決される問題だとは考えていない」として、「われわれ自身や日本を含め、全世界が性暴力や女性の人権問題を深く反省し、繰り返さないという確固とした教訓にした時に解決される問題」と強調した。

【写真】記念式典で演説する文大統領=14日、天安(聯合ニュース)

 式典は中部の天安にある国立墓地「望郷の丘」で開かれた。
 文大統領は「この問題が韓日間の外交紛争につながらないことを望む」として、「慰安婦問題は両国の歴史問題にとどまらない。戦時の女性性暴力問題であり、人類普遍的な女性人権の問題」と指摘。「この問題に対する社会の関心や連帯が大きくなり、アジアの他国の被害者にも勇気を与えた」とし、「国際社会での議論も大きく進展させた。国連のあらゆる人権機関や世界の多くの国でほぼ毎年、慰安婦問題の解決を求める決議や勧告が行われている」と説明した。
 また、「被害者のおばあさんたちも自身の名誉回復の要求にとどまらず、基金を通じて戦時性暴力の被害者を支援している」として、「自身の苦痛や痛みを昇華させ、人権や平和を実践している」と紹介。「われわれは傷の痛みを超え、世界の女性人権や平和の価値を実践しなければならない」と呼びかけた上で、「真実から目をそらした歴史を正し、正義を実現することがわれわれがやるべきこと」と強調した。
 15日に光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)を迎えることにも触れ、「高齢となった被害者には依然として『光復』は訪れていない」として、「慰安婦問題はおばあさんたちの尊厳や名誉を回復し、心の傷が癒やされてはじめて解決できる」と力説した。
 その上で、「政府は被害者との継続的な意思疎通に誠意を尽くす。被害者中心の問題解決という国際社会の人権規範に従い、おばあさんたちを問題解決の主体として尊重する」と表明。「名誉や尊厳回復のための記念事業も最善を尽くして推進する」として、「まだ道のりは遠い。(慰安婦問題関連)記録の発掘から保存や拡散、研究支援、教育に至るまで体系的かつ積極的な努力を傾け、歴史的な責務を果たす」と述べた。

【写真】記念式典であいさつする文大統領(左)と慰安婦被害者=14日、天安(聯合ニュース)


http://japanese.joins.com/article/026/244026.html?servcode=A00§code=A10
「中央日報日本語版」 2018年08月15日08時06分
■文大統領「慰安婦問題、韓日外交紛争につながらないことを望む」

【写真】文在寅大統領が14日、青瓦台で独立有功者および子孫と記念撮影をしている。

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の前日の14日、旧日本軍慰安婦被害者問題について「私はこの問題が韓日間の外交紛争につながらないことを望む」とし「両国間の外交的解決法で解決する問題とも考えない」と述べた。
 文大統領はこの日、初めて国家記念日に指定されて天安(チョナン)の国立墓地「望郷の丘」で開かれた「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」の行事で「(慰安婦問題は)我々は自らと日本を含む全世界が女性全体の性暴力と人権問題について深く反省し、二度と繰り返さないという覚醒と教訓にしてこそ解決する問題」と話した。文大統領は「日本軍慰安婦問題は韓日両国間の歴史問題にとどまらず、戦時女性性暴力の問題、人類普遍的な女性の人権の問題」と強調した。
 こうした文大統領の発言は、北朝鮮の非核化問題解決のために日本の協力が必要な点、日朝関係改善の可能性などを考慮し、日本に柔軟な姿勢を見せたという評価が出ている。
 青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は「光復節の祝辞にも未来志向的な韓日関係を強調する内容が主に入るだろう」と伝えた。
 文大統領は「政府は被害者の女性との持続的な疎通に誠意を尽くす」とし「被害者中心の問題解決という国際社会の人権規範に基づき、女性を問題解決の主体として尊重し、名誉と尊厳の回復のための記念事業も最善を尽くして推進する」と述べた。
 一方、文大統領はこの日午前、青瓦台で主催した独立有功者・遺族招請昼食会で「来年、三一独立運動と大韓民国臨時政府樹立100周年を迎えるが、政府は北との共同事業として安重根(アン・ジュングン)義士の遺骨発掘事業を進める」と伝えた。文大統領は4・27南北首脳会談でこうした内容について北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と合意した。文大統領は「正しい報勲は、国のために犠牲になった人たち全員を最後まで捜し出し、記憶して報いることで完成する」と強調した。
昼食会には安重根義士の孫のファン・ウンジュさん、ひ孫のアン・ドヨンさんをはじめ独立有功者および遺族およそ240人が出席した。


http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/08/15/2018081500492.html
「朝鮮日報日本語版」  2018/08/15 10:01
■慰安婦:文大統領「日本を含む全世界が深く反省すべき」
 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、光復節を翌日に控えた14日、「(慰安婦問題は、韓日)両国間の外交的解法で解決される問題だとは考えない」と発言した。慰安婦問題を外交的に争点化するのではなく、普遍的な女性の人権という観点から解きほぐしていきたいという立場を明らかにしたのだ。文大統領は14日、忠清南道天安の国立「望郷の丘」で開かれた「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」の政府記念式に出席し、「日本を含む全世界が、全ての女性に対する性暴力と人権の問題について深く反省すべき」として、このように語った。「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」は、今年から韓国の国家記念日に指定された。
 文大統領は「従軍慰安婦問題は韓日両国間の歴史問題にとどまらない。戦時における女性への性暴力問題、人類の普遍的な女性の人権の問題」だとした。ただし文大統領は、「私はこの問題が韓日間の外交紛争につながらないことを望む」とも語り、さらに「われわれ自身と日本を含む全世界が、全ての女性たちの性暴力と人権問題について深く反省し、二度と繰り返さないというしっかりした覚醒と教訓につなげるとき、初めて解決される問題」とコメントした。
       イ・ミンソク記者
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