三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

海南島近現代史研究会第14回総会・第26回定例研究会再々延期のお知らせ

2021年07月30日 | 海南島近現代史研究会
■海南島近現代史研究会第14回総会・第26回定例研究会再々延期のお知らせ■

 2020年夏に新型冠状病毒肺炎の感染者が急増してきたので、秋(2020年9月5日)に開催を予定していた海南島近現代史研究会第14回総会・第26回定例研究会を2021年2月13日に延期しました。
 2021年にはいってから、新型冠状病毒肺炎の流行がいちだんと強まってきたので、2月13日に予定していた海南島近現代史研究会第14回総会・第26回定例研究会を8月21日に再延期しました。
7月下旬に強行開始された「東京オリンピック」の悪影響もあって、新型冠状病毒肺炎の伝染がさらに拡大しているため、8月21日に予定していた海南島近現代史研究会第14回総会・第26回定例研究会を来年(2022年)2月19日(土曜日)に再々延期することにしました。
1年半の長期間、総会・定例研究会を開催できなかったので、2020年9月に予定していた海南島近現代史研究会第14回総会・第26回定例研究会での報告の要旨を含む小冊子を、今年(2021年)秋に作成したいと思っています。
 2020年9月5日に開催しようとしていた海南島近現代史研究会第14回総会・第26回定例研究会のご案内を、日本語で2021年8月3日に、漢語で2021年8月13日に、このブログに掲載してあります。それとほぼ同じ内容で、再々延期した総会・定例研究会を同じ会場で2022年2月19日に開催する予定です。みなさんの参加をお待ちします。
 
               2021年7月30日
                          海南島近現代史研究会


■海南島近現代史研究会第14回総会・第26回定例研究会■
 19世紀中期以後、日本は、アイヌモシリ、奄美、琉球、台湾、カラフト島南半部、朝鮮、中国東北部・モンゴル東南部、「南洋群島」、海南島を領土化し、アジア太平洋の各地で侵略戦争を続けました。
 日本政府は、その国家犯罪の歴史を明らかにしようとせず、侵略犯罪を謝罪しようとせず、責任者を処罰しようとせず、犯罪の重大さに相当する賠償をしようとしていません。
 日本陸海軍が海南島に奇襲上陸してから68年後の2007年2月10日に発行した『日本の海南島侵略と抗日反日闘争』で、紀州鉱山の真実を明らかにする会は、「海南島での国民国家日本の侵略犯罪を明らかにすることは、全世界的規模の侵略の構造を破壊する民衆運動の一環である」と述べました。
 2007年8月5日に結成された海南島近現代史研究会は、会則で、その目的を、「海南島における日本の侵略犯罪の実態を具体的・総合的に把握し、それが海南島の政治的・経済的・文化的・社会的な構造をどのように破壊したのかを究明します」、「海南島における日本の侵略犯罪の実態を可能なかぎり総体的に把握し、その歴史的責任を追及します」、「本会は、海南島における抗日反日闘争の歴史を究明します」としました。
 その14年半後に開催する今回の総会・研究会では、“歴史認識と社会変革”を主題とした前回の海南島近現代史研究会第25回定例研究会につづいて、事実を明らかにし、事実を伝達する方法について話しあいたいと思います。

 と き:2022年2月19日(土)13時00分~17時(開場12時30分)
 ところ:国労大阪会館 1階ホール   JR天満駅改札口を出て右へ(桜ノ宮駅方向へ)200メートル
 参加費・資料代:500円(会員は無料です)

主題:民衆の歴史研究・歴史認識・事実の伝達
■主題報告 海南島民衆の証言をどのように記録・伝達するか       佐藤正人
■主題報告 海南島と朝鮮と中国東北部と日本で証言を聞いて       金靜美
■主題報告 中国東北部に残る万人坑の問いかけるもの          小林節子
■討論 海南島近現代史・日本近現代史・世界近現代史 2
 日本は、1869年にアイヌモシリを、1872年に琉球王国を領土化(植民地化)しました。国民国家日本の歴史は他地域他国侵略・植民地支配の歴史でした。日本の国家犯罪の歴史を認識する民衆の方法について討論したいと思います。
■報告 “同情”か“名誉回復”か:映画『二十二』からみる謝罪賠償不履行の影響  熱田敬子
■2020年秋の海南島近現代史研究会の21回目(紀州鉱山の真実を明らかにする会としては34回目)の海南島「現地調査」について
            海南島近現代史研究会 http://www.hainanshi.org/


■海南岛近现代史研究会第14次总会・第26次定期研究会■
  19世纪中期以后,日本分别将阿伊努莫西里,奄美,琉球,台湾,库页岛南半部,朝鲜,中国东北部,蒙古东南部,「南洋群岛」,海南岛沦为殖民地,继续在亚洲太平洋各地发动侵略战争。
  日本政府并未将其国家犯罪的历史公开化,未对侵略犯罪道歉谢罪,未处罚责任者,也未对其重大的犯罪做出相应的赔偿。
  在日本陆海军强行袭击登陆海南岛68年后的2007年2月10日发行的『日本侵略海南岛及抗日反日斗争』的刊物里,查明纪州矿山事实研究会谈到了「公开阐述国民国家日本在海南岛犯下的侵略犯罪是破坏全世界规模侵略构造的民众运动的一环」。
  2007年8月5日组织成立的海南岛近现代史研究会,在其研究会章程里明确表明了其目的是「具体综合把握日本在海南岛的侵略犯罪实际情况,查明对海南岛的政治・经济・文化・社会的结构造成的破坏」,「尽可能总体把握日本在海南岛的侵略犯罪实际情况,追究其历史责任」,「本研究会将查明在海南岛的抗日反日斗争历史」。
  14年半后召开的这次总会・研究会,我们希望继续接着上次召开的以历史认识和社会变革为主题的海南岛近现代史研究会第25次定期研究会,共同讨论查明事实,传达事实的方法。

 时间:2021年8月21日(星期六)13时~17时(12时3开场)
 地点:国劳大阪会馆 1楼大厅   从JR天满站出口往右拐(樱之宫站方向)200米          
 参加费・资料费:500日元(会员免费)

主题:民众的历史研究・历史认识・传达事实
■主题报告 如何记录・传达海南岛民众的证言          佐藤正人
■主题报告 在海南岛,朝鲜,中国东北部,日本听取证言     金静美
■主题报告 质问残留在中国东北部的万人坑          小林节子
■讨论  海南岛近现代史・日本近现代史・世界近现代史 2
  日本在1869年将阿伊努莫西里沦为自己的领土(殖民地),在1872年又将琉球王国沦为殖民地。国民国家日本的历史是侵略其他地域其他国家,将他们沦为自己的殖民地的历史。我们一起讨论认识日本国家犯罪历史的民众方法。
■报告 “同情”还是“恢复名誉”:从电影『二十二』看不履行谢罪赔偿的影响   热田敬子
■关于2020年秋季海南岛近现代史研究会第21次(第34次)的海南岛「现地调查」

        海南岛近现代史研究会 http://www.hainanshi.org
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「韓国外交部 慰安婦被害者支援団体と会議=解決策を模索」

2021年07月29日 | 日本軍隊性奴隷
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210728004100882?section=news
「聯合ニュース」 2021.07.28 17:40
■韓国外交部 慰安婦被害者支援団体と会議=解決策を模索
【ソウル聯合ニュース】韓国外交部は28日、同部の崔鍾建(チェ・ジョンゴン)第1次官主宰で旧日本軍の慰安婦問題を巡る官民会議を開催したと伝えた。
 会議には被害者支援団体が参加し、崔氏は韓日政府間の慰安婦被害者問題に関する協議の経過を説明した。
 出席者は今後の日本への対応方針などについて意見交換したほか、外交部と被害者支援団体の意思疎通の重要性について認識を一致させた。
 今回の会議は政府が被害者や支援団体との緊密な意思疎通を通じて慰安婦被害者問題の解決策を探るため、7日に続き3週間ぶりに開かれた。
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「ミャンマー軍がコロナ対策要求の服役者に銃撃、20人死亡」

2021年07月28日 | 国家・社会
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20210727/2819047/1
「東亞日報」 July. 27, 2021 09:15
■ミャンマー軍がコロナ対策要求の服役者に銃撃、20人死亡
 ミャンマー国軍が、独裁を非難し、新型コロナウイルス感染対策を求めてデモをした服役者に銃撃を加え、少なくとも20人が死亡したと、EFE通信が現地メディアを引用して26日付で報じた。このうち5人は女性だという。
 最大都市ヤンゴン郊外のインセイン刑務所では23日から国軍を非難し、感染対策を求めるデモが起こった。近隣住民によると、同日午前7時から、女性収監者区域を中心に「独裁を終わらせよう! 革命を始めよう!」という叫び声が上がった。
 デモは刑務所全体に広がり、一部の刑務所職員も参加した。その約3時間後、軍のトラックが刑務所内に入り、服役者に発砲したという。ミャンマー人権団体「政治犯支援協会」(AAPP)は、新型コロナウイルスの感染が広がる中、服役者に対する適切な医療支援がなされていないこともデモを触発したと伝えた。
 約1万3千人が収監された同刑務所の収監者の多くは、2月1日のクーデター後、国軍に抗議するデモを行った人々だ。アウンサンスーチー氏が率いる国民民主連盟(NLD)の幹部のニャンウィン氏も、クーデター直後に収監され、11日に新型コロナウイルスの陽性が確認された。症状が悪化して病院に搬送されたが、20日に死亡した。NLDの法律顧問のチョホ氏も最近、陽性が確認され、呼吸困難のため21日に病院に搬送された。国軍は、インセイン刑務所で感染者は6人だけだと主張している。
 ミャンマー保健省によると、25日基準のミャンマーの累計感染者は26万9525人、死者は7111人。国軍の発表の信頼度が低く、現地の医療体系が後れているという点を考慮すると、実際の感染者と死者ははるかに多いものとみられる。
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「北朝鮮メディア 日本の軍艦島「歴史歪曲」を非難」

2021年07月27日 | 国民国家日本の侵略犯罪
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210726003800882?section=news
「聯合ニュース」 2021.07.26 17:32
■北朝鮮メディア 日本の軍艦島「歴史歪曲」を非難
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は26日、国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」に登録されている長崎市の端島(通称・軍艦島)を巡り、朝鮮半島出身の労働者への弾圧を否定しようとする日本の態度を強く非難し、過去の歴史に対する責任を負うよう求めた。
 同通信は論評で、日本が端島炭鉱での強制労働の歴史を隠蔽(いんぺい)しようとしているとして、「過去の犯罪を根気強く否定し続ければ、いつかは世の中の人々が彼らの偽りの宣伝を定説として受け入れるようになるというのがずる賢い日本の行動の裏にある打算だ」と主張した。
 また、産業革命遺産を紹介するために日本政府が昨年開設した「産業遺産情報センター」での端島に関する説明が十分でないとして、ユネスコ世界遺産委員会が改善を求める決議を採択したことにも言及した。
 同通信は「国際機関の決定と追及に挑戦する日本の行為は、人類の正義と良心をじゅうりんすることなど朝飯前だと考える日本特有の傲慢さと破廉恥さ、道徳的低劣さの集中的表現だ」と激しく非難した。その上で、日本は過去の罪を深く反省して清算することこそが法的、道徳的責任であることを肝に銘じ、分別ある行動をしなければならないと強調した。
 ユネスコ世界遺産委員会は先日採択した決議で、日本は戦時徴用された朝鮮半島出身者に対する人権弾圧と労働力収奪の実態を説明するという約束を履行していないと批判。労働者が本人の意志に反して過酷な強制労働をさせられたことを理解できるようにし、犠牲者を追悼するための適切な措置を取るよう勧告した。


https://japanese.joins.com/JArticle/281084?servcode=A00&sectcode=A10
「中央日報日本語版」 2021.07.23 06:52
■ユネスコ、「日本の軍艦島歪曲」決定文を全会一致で採択…日本は沈黙

【写真】日帝強占期に海底に埋められた石炭を掘るために韓国人600人が強制労働を強いられた軍艦島は70年が過ぎた現在、廃虚に変わった。[中央フォト]

 国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会が日本が「軍艦島(端島)」で起きた朝鮮人強制労働の歴史をきちんと伝えなかったという指摘が盛り込まれた決定文を全会一致で採択した。日本政府に向かって異例に「強い遺憾(strongly regret)」などの表現が記された決定文を修正せず採択したもので、日本も当初の予想とは違って特別な反論を出さなかった。
 世界遺産委員会は22日、中国福州でオンラインで開催された第44回会議で「日本近代産業施設決定文」を別途の討議を経ずに採択した。該当決定文には、日本が2015年6月軍艦島など7カ所の朝鮮人強制労働施設を含む23カ所の近代産業施設が世界文化遺産に登録された当時に約束した「犠牲者をたたえるための後続措置」をきちんと履行していないと指摘する内容が盛り込まれた。具体的には韓国人などが強制労働被害を受けた事実を知らせず、犠牲者に対する追慕措置も不十分だったと記されている。
 特に、決定文には日本の後続措置の未履行に対して「強い遺憾(strongly regret)を表わす」という表現が記された。ユネスコの決定文にこのように強力な警告の表現が入ったのは異例という評価だ。韓国外交部はこの日、決定文採択直後に報道資料を出して「日本が約束した後続措置をまだ履行していないことを国際社会が明らかに確認し、忠実な履行を強力に促したということに意味がある」と評価した。特に、「日本の代表が発言した約束事項を初めて決定文の本文に明示した」として「今後も日本側に委員会の決定を忠実に履行することを促し、改善措置を注目する」と明らかにした。
 これに先立って、日本はユネスコの指摘に直ちに反発したことがある。12日、決定文が初めて公開されると、日本政府報道官である加藤勝信官房長官は翌日である13日、記者会見で「日本は世界遺産委員会の決議・勧告を真剣に受け入れ、自国の政府が約束した措置を含んで誠実に履行してきた」と主張した。また、共同通信も17日「世界遺産委員会の決定に対し日本政府が反論する方針だ。日本は(産業遺産情報センター関連説明を)誠実に履行しているという立場を明らかにすることにした」と報じた。
 ただし、日本は世界遺産委員会の委員国21カ国に属していないオブザーバー資格で参加し、決定文の議論および採択過程に参加できない。したがって、決定文の採択前に日本に友好的な委員国が代わりに討議に参加して日本の立場を代弁したり、決定文採択後に日本が発言権を得て反論を展開したりすることができるという見方があった。だが、決定文は討議を経ずに採択され、日本側もこれに追加の発言を申請しなかった。
 これに先立って、日本は昨年6月東京に産業遺産情報センターを開館して強制徴用に対して歪曲に近い展示物を公開した。これを受け、先月7~9日ユネスコと国際記念物遺跡会議(ICOMOS)共同調査団は東京の産業遺産情報センターを視察した後、60ページの実態調査報告書を作った。世界遺産委員会はこれに基づいて12日決定文を作成して公開し、この日正式に採択した。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/40645.html
「The Hankyoreh」 2021-07-23 07:47
■ユネスコ、日本の軍艦島歪曲に「強い遺憾」決議案を採択
 「朝鮮人強制労働」を説明するという世界遺産登録当時の約束を守らず

【写真】産業遺産情報センターのウェブサイトより//ハンギョレ新聞社

 第44回ユネスコ世界遺産委員会は、日本が近代産業施設の世界遺産登録時に勧告された後続措置を履行していないことに対して強い遺憾を表明し、忠実な履行を求める決議案を採択した。韓国外交部が22日に明らかにした。
 この日の決議は12日に世界遺産センターのウェブサイトに公開された文案と同じ内容で、2015年に日本の近代産業施設23カ所が世界遺産に登録された際、朝鮮人労働者たちが強制労働に動員されたことなどを含む「歴史全体」が理解できるようにする「解釈戦略」を勧告したにもかかわらず、日本がこれを未だに履行していないことに対して強い遺憾(strongly regret)を表明したものだ。
 日本は6年前、長崎県端島(軍艦島)などを世界遺産に登録した際、朝鮮人が自らの意思に反して(against their will)動員され、「強制的に労役(forced to work)」させられたことを認めている。しかし、昨年6月に公開された東京のセンターには、朝鮮人の強制労働の事実を否定する内容の証言と資料ばかりが展示され、大きな批判を浴びた。
 その後、3人の世界遺産の専門家からなる共同調査団は、東京のセンターの現地訪問やオンライン視察を行って60ページ分量の報告書を出し、各施設の歴史全体に対する記述が不十分だという結論を下した。
 外交部はまた、今回の決議に「多数の朝鮮半島出身者などが本人の意思に反して過酷な条件の下で強制労働させられた事実」や「犠牲者を追悼するための適切な措置」などの表現が明示されたことに注目した。これは、2015年7月の登録当時は日本の代表(佐藤地ユネスコ大使)の発言に沿って脚注で処理されていたものだが、今回初めて決議の本文に記された。
 今回の世界遺産委員会は16日に開幕した。31日までオンラインで行われ、21カ国の世界遺産委員国の代表団など1300人あまりが参加している。
キム・ジウン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/1004757.html
韓国語原文入力:2021-07-22 22:00


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210722004100882?section=news
「聯合ニュース」 2021.07.22 21:59
■日本の軍艦島説明に「強い遺憾」 改善を要求=ユネスコ
【東京聯合ニュース】国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会は22日、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」に登録されている長崎市の端島(通称・軍艦島)について、戦時徴用された朝鮮半島出身者に関する日本政府の説明は不十分だとし、「強い遺憾」を表明する決議を採択した。産業革命遺産を紹介するために日本政府が昨年開設した「産業遺産情報センター」などを念頭に日本の朝鮮半島出身の労働者を巡る説明が十分でないと指摘した上で改善を求めた。日本メディアが報じた。
 決議は、産業遺産情報センターの展示について、全体像を伝えておらず、朝鮮半島出身の労働者が本人の意志に反して過酷な強制労働をさせられたことが理解できるようになっていないと指摘した。
 日本政府は2015年7月、徴用被害者を記憶するための展示施設を設けることを国際社会に約束し、軍艦島を含む23施設が世界遺産に登録された。
 だが産業遺産情報センターには、日本の産業化の成果を自画自賛し、強制徴用の被害そのものを否定する証言と資料を展示した。


http://japan.hani.co.kr/arti/international/40600.html
「The Hankyoreh」 2021-07-19 07:14
■日本政府、軍艦島めぐるユネスコの指摘に反論する方針
 「説明は適切」…「受け入れられない」との立場を固めたもよう 
 軍艦島問題めぐる決議案は22~23日頃に採択される見込み 

【写真】「軍艦島」として知られる長崎沖の端島=ハンギョレ資料写真//ハンギョレ新聞社

 日本政府が当初の約束とは異なり、1940年代に長崎県の端島(通称・軍艦島)など日本の産業施設で行われた強制労働の歴史をきちんと伝えていなかったというユネスコ世界遺産委員会の指摘に対し、「日本の説明は適切だ」と反論するなど、受け入れない方針を固めたことが分かった。
 共同通信は17日付で、複数の政府関係者の話として、「日本政府は16~31日の日程で開かれているユネスコの世界遺産委員会で、過酷な労働を強いられた朝鮮半島出身者に関する日本の説明は適切だと意見表明する方針」だと報道した。
 世界遺産委員会は、日本政府が事実上約束を守らなかったという内容を含めた「日本の近代産業施設」の世界遺産登録後続措置の履行に関する決議案を世界遺産委員会に上程し、22~23日ごろ採択する予定だ。同通信は、委員会がすでに公開した決議文を修正なしで採択する見込みだと報じた。また、日本側の主張は歴史修正主義(過去の侵略戦争による加害責任を無視すること)という印象を国際社会に与えかねず、日本政府としては難しい対応を迫られる状況だと分析した。
 現在、日本は世界遺産委員会の21の委員国に含まれていないオブザーバー資格であるため、決議文の議論や採択に直接参加できない。委員会で、当事国の意見を求める要求があれば、積極的に反論する計画だ。
 日本政府は2015年7月、端島など日本の近代産業施設23カ所が世界遺産に登録された当時、強制労働被害者を記憶し、関連施設の歴史を理解できる展示をすると約束した。しかし昨年6月に東京都新宿区にオープンした「産業遺産情報センター」は、朝鮮人に対する差別や強制労働がなかったという端島の元住民らの証言を中心に展示を構成した。
 世界遺産委員会はセンターを直接訪問して点検した後、歴史の全容を理解できる「解釈戦略」作りを勧告したが、「まだ忠実に履行されていないことに対して強く遺憾を表明する」と言及した。韓国政府も歴史的事実を歪曲するものだと批判し、是正を求めてきた。
キム・ソヨン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/1003975.html
韓国語原文入力:2021-07-18 21:10


https://japanese.joins.com/JArticle/280775?servcode=A00&sectcode=A10
「中央日報日本語版」 2021.07.14 16:51
■韓国外交市民団体、ユネスコの軍艦島歴史歪曲決議案を全世界に知らせる
 韓国外交市民団体VANKは14日、日本が朝鮮人強制労働の歴史を事実上歪曲したというユネスコの決議案を世界に知らせるキャンペーンを展開すると明らかにした。
 ユネスコ世界遺産委員会は最近日本が軍艦島(端島)などの強制労働の歴史を歪曲したという趣旨の日本近代産業施設に関する決議案をホームページに公開した。決議案は1940年代に該当施設で韓国人などが強制労働をしたという事実をしっかりと伝えていないと指摘した。世界遺産委員会は今回発表した決議案を21日以降の会議で採択する見通しだ。
 VANKはこの決議案を知らせて日本政府を批判するポスターを韓国語と英語で製作しSNSを通じて伝えることにした。


http://japan.hani.co.kr/arti/international/40553.html
「The Hankyoreh」 2021-07-14 06:49
■日本政府、ユネスコの「軍艦島の歴史歪曲」指摘に「約束は誠実に履行してきた」
 加藤官房長官の会見で反論 
 韓日関係にさらなる悪材料になる可能性も

【写真】「軍艦島」で知られる長崎沖の端島=ハンギョレ資料写真//ハンギョレ新聞社

 日本政府は当初の約束とは異なり、1940年代に長崎県羽島など日本の産業施設で行われた強制労働の歴史をきちんと伝えていなかったというユネスコ世界遺産委員会の指摘に対し、「約束した措置を誠実に履行してきた」という立場を明らかにした。事実上、ユネスコの意見を受け入れない意向を示したと言える。韓国政府は日本に積極的措置を求めており、「軍艦島をめぐる歴史歪曲」が韓日関係のもう一つの悪材料になりかねない状況だ。
 加藤勝信官房長官は13日午前の定例記者会見で「明治日本の産業革命遺産について、我が国(日本)はこれまでの世界遺産委員会の決議・勧告を真摯に受け入れ、我が国政府が約束した措置を含め、それらを誠実に履行してきた」と述べた。さらに「こうした立場を踏まえ、適切に対応していきたい」と付け加えた。茂木敏充外相も同日の記者会見で、「誠実に履行してきた」と述べ、加藤官房長官と同じ主張を繰り返した。茂木外相は歴史歪曲が指摘されている産業遺産情報センターの展示内容を変更する考えはないかという趣旨の質問に対し、「今月の16日から31日の予定で開催される世界遺産委員会で取り扱われるものであり、現時点でコメントは差し控えたい」と答えた。
 最近公開されたユネスコ世界遺産委員会の「日本近代産業施設」の世界遺産登録後続措置の移行に関する決定文草案(44COM7B.30)には、「誠実に履行した」という日本政府の主張とは全く異なる内容が盛り込まれている。世界遺産委員会は2015年7月、日本の近代産業施設23カ所が世界遺産に登録された際、各施設の「歴史の全容」を理解できる「解釈戦略」を用意するよう日本政府に勧告したことに触れ、日本が「まだ十分履行していないことについて、強い遺憾を表明する」と言及した。同決定文は今月16日からテレビ電話会議で開かれる第44回世界遺産委員会に上程され、22~23日頃に採択される見通しだ。
キム・ソヨン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/1003358.html
韓国語原文入力:2021-07-13 17:08


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/40541.html
「The Hankyoreh」 2021-07-13 07:24
■ユネスコ、日本の軍艦島歪曲に警告状…朝鮮人強制動員が知らされておらず「強い遺憾」
 東京の産業遺産情報センターの「歪曲展示」を明確に指摘 
 外交部「日本が積極的に措置を取ることを求める」

【写真】産業遺産情報センターのウェブサイトより//ハンギョレ新聞社

 ユネスコ世界遺産委員会が、1940年代に長崎県端島(軍艦島)などの日本の産業施設に朝鮮人労働者たちが動員され、強制労働させられたことなどを含む「歴史全体」を理解できるようにするよう勧告した決定を、日本がきちんと履行していないことに対して「強い遺憾」を表明した。日本がこれらの施設を世界遺産に登録したときに行った約束を守っていないことを、国際社会が明確に指摘したわけだ。
 外交部は12日、こうした内容を含む世界遺産委員会による「明治日本の産業革命遺産」世界遺産登録の後続措置履行状況の点検結果を記した決定文案(44COM/7B.Add.2)を公開した。この決定文案は、今月16日からオンラインで行われる第44回世界遺産委員会に上程され、22~23日頃に採択される見通しだ。
 世界遺産委員会はこの日の決定文案で、2015年7月に日本の23の近代産業施設が世界遺産に登録された際に、日本政府に対して各施設の「歴史全体」が理解できるようにする「解釈戦略」を立てるよう勧告し、これを忠実に履行することを求めた2018年の決定文の内容に改めて言及しつつ、日本が「決定をまだ忠実に履行していないことに対して強い遺憾を表明(strongly regrets)」した。また、今年6月に東京の産業遺産情報センター(以下「センター」)の現場点検を行ったユネスコとイコモス(ICOMOS、国際記念物遺跡会議)の共同調査団が報告書で提示した結論を「十分に参考にするよう要請」した。外交部の当局者はこれについて「日本がこれまでの世界遺産委員会の決定内容と日本自身による約束を履行していないことをユネスコが公式に確認し、非常に強い遺憾を表明する一方、充実した履行を求めたもの」と説明した。
 日本は2015年に軍艦島などを世界遺産に登録する際、朝鮮人が自らの意思に反して(against their will)動員され、「強制的に労役(forced to work)」させられたことを認めている。しかし、昨年6月に公開された東京のセンターには、朝鮮人の強制労働を否定する内容の証言や資料ばかりが展示され、大きな批判を浴びた。
 その後、3人の世界遺産専門家からなる共同調査団は、センターの現地訪問とオンライン視察の後に60ページの報告書を作成し、その中で各施設における1910年以降を含む歴史全体の記述が不十分であるとの結論を下した。具体的には、1940年代に朝鮮人などが強制労働させられた事実を理解させる措置が不十分(insufficient)▽犠牲者を追悼するための展示などの不在▽国際的な模範例に照らして不十分▽当事国間の対話継続の必要性などを強調していると外交部は伝えた。
 外交部はまた、今回の決定文案に「多数の朝鮮人などが本人の意思に反して過酷な条件の下で強制労働させられたこと」や「犠牲者を追悼するための適切な措置」などの表現が明示されたことに注目している。これは2015年7月の登録の際の日本代表(佐藤地ユネスコ大使)の発言に沿って、かつては脚注で処理されていたものだが、今回初めて決定文の本文に記述された。外交部当局者は「こうした強力なユネスコの決定文案が出たため、日本は東京のセンターなどの措置を履行すると予想している。日本が積極的に措置を取ることを求める」と述べた。
キム・ジウン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/1003183.html
韓国語原文入力:2021-07-12 16:47


http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/40543.html
「The Hankyoreh」 2021-07-13 11:19
■[社説]日本の「軍艦島歴史歪曲」に強い遺憾を表明したユネスコ

【写真】1940年代、朝鮮人が炭鉱に連れて行かれて強制労働させられた軍艦島(端島)=ハンギョレ資料写真//ハンギョレ新聞社

 日本政府が自国の近代産業施設を「世界遺産」(明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業)に登録する際、「軍艦島」(端島)などで朝鮮人労働者を強制労働に動員した歴史を明記するとした約束を守らなかったことに対し、ユネスコが公式報告書を出し、「強い遺憾」を表明した。日本は今からでも、日帝強占期(日本の植民地時代)の過ちに対する真摯な反省を拒否して歴史を歪曲する行動を改め、国際社会との約束を直ちに履行しなければならない。
 ユネスコと国際記念物遺跡会議(ICOMOS)の共同調査団が先月7~9日、東京の産業遺産情報センターを視察した結果、朝鮮人労働者などに強制労働させた歴史を正しく伝えるという世界遺産委員会の勧告を、日本が履行しなかったことが確認され、これを明示した実査報告書が12日、世界遺産センターのホームページに公開された。同報告書は、日本の産業遺産情報センターの展示で1940年代に朝鮮人などが強制労働させられた事実を理解するための措置が不十分で、犠牲者を追悼するための展示などがないとし、「歴史の全容」(full history)に対する日本の解釈が不十分だと結論付けた。この決定文案は、今月16日からテレビ電話で開かれる第44回世界遺産委員会に上程され、22~23日ごろ正式に採択される予定だ。
 日本は2015年、軍艦島をはじめとする「明治日本の産業革命遺産」23施設を世界遺産に登録し、これらの施設で「1940年代に朝鮮人などが『自らの意思に反して』動員され、『強制的に労働させられた』事実があることを認め、犠牲者を記憶にとどめるため、情報センターなどを設置する」と約束した。朝鮮半島出身者たちが軍艦島の炭鉱などで強制労働に苦しんだ点を挙げ、韓国が世界遺産登録に反対したことを受けて提示した妥協案だった。しかし、昨年6月に東京に設置された産業遺産情報センターには、「徴用者の虐待はなかった」、「朝鮮人に対する差別はなかった」など、朝鮮人強制労働の事実を否定する証言と資料だけが展示され、批判が相次いだ。
 国際社会との約束まで無視した日本のこうしたやり方に対して、今回の決定文案が異例にも「強い遺憾」を表明すると共に、強制労働の事実と日本政府の徴用政策が確認できるようにする措置を日本に求めたことは大きな意味がある。ユネスコは日本に、要請事項の履行内容を書いた報告書を来年12月1日までに提出するよう勧告した。今回の事態を日本が自ら招いたというのは言うまでもない。日本は国際社会の勧告事項を忠実に履行する「結者解之」(結んだ者が解くべき:自分の過ちは自分で解決すべき)の姿勢を示さなければならない。
(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/1003225.html
韓国語原文入力:2021-07-12 19:34


http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2021/07/12/2021071280201.html
「チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版」 2021/07/12 20:59 
■軍艦島の約束を6年守らない日本…ユネスコが強い遺憾「強制労働を伝えよ」
 日本が、韓国人の強制労働で悪名高い端島(日本名:軍艦島)炭鉱など国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産の産業遺産として登録された施設で、「歴史をきちんと伝えよ」という世界遺産委員会の勧告を6年にわたり無視していることが12日、公式に確認された。世界遺産委員会は「強い遺憾を表明する」という内容の文書を採択することを決めた。
◆韓国が信頼できる国1位は米国、警戒すべき国は?
 国連分担金の拠出額が世界2位という立場を利用してユネスコに巨大な影響力を行使する日本に対し、ユネスコの傘下機関が直接批判をするのは異例のことだ。日本の反発が予想される。東京五輪に合わせて推進している文在寅(ムン・ジェイン)大統領の訪日と韓日首脳会談をめぐり、韓日の神経戦が過熱する中、軍艦島問題が両国の交渉にも影響を及ぼす見通しだ。
 日本は2015年、産業遺産への登録をめぐって韓国の反発が高まると、ユネスコの勧告に従って「1940年代に一部の施設で多くの韓国人が本人の意思に反して動員され、過酷な条件で強制的に労働させられた事実を理解できるよう適切な措置を取るとともに、インフォメーションセンターの設立など犠牲者を追悼するための措置を取る」と約束した。
 しかし日本は、世界遺産への登録後、ユネスコに2度(17年と19年)提出した後続措置履行結果の報告書に、約束の内容を記載しなかった。さらに、昨年6月に東京に開館した産業遺産情報センターには、犠牲者を追悼する内容の代わりに、「韓国人差別はなかった」という証言など歴史を否定・歪曲(わいきょく)する内容が多数展示された。
 韓国外交部(省に相当)が当時、日本大使を呼ぶなどして強く反発したため、ユネスコと国際記念物遺跡会議(ICOMOS)は共同調査団を結成し、先月に東京の産業遺産情報センターを視察して報告書を作成した。外交部によると、この報告書は「韓国人の強制労働の事実が分かるよう解説するという措置が不十分だ」「強制労働の犠牲者を追悼するための目的に合致する展示がない」との結論を出した。
 世界遺産委員会は今月公開した決定文で「当事国(日本)が関連の決定を忠実に履行しないことについて、強い遺憾を表明する」として「共同調査団の報告書の結論を十分参考にするよう要請する」と日本に対応を促した。この決定文は今月16-31日に開かれる第44回世界遺産委員会の期間に採択される予定だ。
       イ・ヨンス記者


https://japanese.joins.com/JArticle/280680?servcode=A00&sectcode=A10
「中央日報日本語版」 2021.07.12 18:03
■五輪控えた日本が公開的赤恥…ユネスコ「軍艦島歪曲」に警告
 ユネスコが日本の強制徴用被害歪曲の試みに公開的に警告状を投げかけた。
 ユネスコ世界遺産委員会は12日、日本が2015年6月に「軍艦島」(端島)など7カ所の朝鮮人強制労働施設を含む23カ所の近代産業施設が世界文化遺産として登録された当時に約束した「犠牲者を記憶にとどめるための適切な対応」をまともに履行していないと指摘した。
 この日公開された世界遺産委員会の決定文には、1940年代に該当施設で韓国人などが強制労働の被害を受けたという事実をしっかり伝えておらず、犠牲者に対する追悼措置もやはり不十分だったとされている。特に決定文には日本の後続措置未履行に対し「強い遺憾を示す」という表現が盛り込まれた。「強い遺憾」という表現自体も強度が高い上に通常は政治的な判断をしないユネスコがこのような形で事実上の警告をしたこともまた異例と評価される。日本としては東京五輪開幕をわずか11日後に控えて強制徴用問題で国際的に恥をかいた格好だ。

◇5年ぶりに約束守りながら不意打ち
 世界遺産委員会がこのように強力な立場を盛り込んだ決定文を出したのは、日本が昨年6月に東京に産業遺産情報センターを開設し、強制徴用に対し歪曲に近い展示物を公開したことが発端になった。
 当初日本は2015年に近代産業施設が世界文化遺産として登録される際に「(日本は)1940年代に一部施設で多くの韓国人などが『自身の意思に反して(against their will)』動員され苛酷な環境下で『強制的に労働した(forced to work)』事実があることを認識する」とし、「該当施設に情報センターなどを建てて犠牲者を記憶にとどめる」と約束した。
 韓国が「反人道犯罪が強行された強制徴用施設7カ所は登録不可」と反対して国際世論戦を展開し、登録そのものが失敗に終わるかと一歩ずつ譲歩して合意した結果だった。登録はするものの歴史的事実は明確に伝えようとの趣旨から、日本が政府レベルで日帝強占期に韓国人の強制徴用があったと国際社会で認めたのは当時が事実上初めてだった。
 だが日本は約束と違い軍艦島がある長崎ではなく東京に情報センターを作り、「朝鮮人に対する差別はなかった」「徴用者虐待はなかった」という住民の発言を公開するなど、強制徴用と関連した歴史的事実を歪曲する内容を堂々と展示した。これに対し国際的批判が出て、韓国政府も公式的な問題提起に出た。これに伴い、世界遺産委員会は6月にユネスコと国際記念物遺跡会議(ICOMOS)が共同で参加する調査団を設けて実態把握に乗り出した。
 調査団は6月7日から3日間東京の産業遺産情報センター視察などを含めて後続措置の履行状況を点検した後、60ページにわたる報告書を完成した。世界遺産委員会はこれを根拠にこの日「強い遺憾」を示した決定文を確定した。

◇「強制労働犠牲事実看過」
 報告書は日本が建てた東京の情報センターに対し、「遺産所在地から遠く離れたところに位置しており、韓国人など強制労働者が犠牲者という事実を看過した」と評価した。
 また▽各施設全体の歴史を理解できるようにするための措置▽韓国人らに対する強制労働の事実と当時の日本政府の強制労働政策を伝える措置▽犠牲者を記憶にとどめるための適切な措置▽第2次世界大戦当時のドイツの強制労働後続措置など模範事例参照▽関連当事者との対話――の5つの後続措置を履行するよう求める内容を決定文に盛り込んだ。
 外交部当局者は「世界文化遺産委員会は登録された遺産をしっかり管理しているのか、また委員会の勧告を履行しているのかに対し2年ごとに点検する。今回強い遺憾を示して忠実な履行を促しただけに日本が今後も勧告を履行しなければさらに強力な圧迫がなされるだろう」と話した。日本が歪曲措置を是正しなければ2年ごとに恥をかくことになりかねないという意だ。

◇「文化遺産指定取り消し」書簡も
 韓国政府は日本の後続措置未履行を問題視し続けてきた。東京情報センター開設後には外交部長官名義の書簡をユネスコ事務局長に書簡を送り「世界文化遺産指定取り消しの可能性を含めたあらゆることを考慮して日本が約束を履行できるよう措置を取ってほしい」と要請した。
 ただ遺産そのものの本質的特性が完全に毀損されない限り世界文化遺産指定が取り消されたりはしない。外交部当局者は「ユネスコに尋ねたところ(日本の後続措置未履行は)こうした事例には該当しないと回答を受けた。指定取り消しはとても難しい」と説明した。
 だが外交界では今回の警告措置そのものがユネスコが該当事案を厳重に受け止めているという意味と解釈している。外交消息筋は「トランプ政権時代に米国がユネスコを脱退してから分担金を多く出す日本の影響力は相対的に非常に大きかった。それでもこうした結果が出たのはこの問題を重要に考え注視し続けるという意志表明だ」と話した。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/40540.html
「The Hankyoreh」 2021-07-13 02:49
■韓日の外交対立の中での登録「ユネスコ世界遺産」とは何か
 日本の右翼の情念が溶け込んでいる「明治日本の産業革命遺産」

【写真】ユネスコ世界遺産に登録された端島(軍艦島)=資料写真//ハンギョレ新聞社

 韓日の間で外交的に争われている「明治日本の産業革命遺産」とは、明治維新が発生した1860年代末から1910年までの、日本が起こした超高速産業革命の実態を示す、三菱長崎造船所などの日本の8県に散らばる23の施設のこと。
 これらの施設が両国の敏感な外交問題として浮上したのは、2014年1月に日本政府がユネスコ世界遺産への登録を試みた時だった。特に問題になったのは、作家のハン・スサンの『カラス』(2003)などの作品で韓国でもよく知られている長崎県の端島(軍艦島)が23の施設に含まれていることが分かってからだ。「対日抗争期強制動員被害調査および国外強制動員犠牲者等支援委員会」の2012年の報告書によると、1944年現在で、この島の地下に造成された海底炭鉱では、500人から800人の朝鮮人労働者が強制労働をさせられていたと推定される。日本の市民団体が発掘した「火葬認許証」によって、1925年から1945年の間に同島で死亡した朝鮮人は少なくとも122人以上いることが確認されている。
 韓国では当然にも、朝鮮人の骨のうずく強制動員の歴史を持つ端島を世界遺産に登録してはならないとして、これに反対する世論が起きた。結局、韓日両国間の血のにじむような外交交渉の末、日本政府がこれらの施設で朝鮮人の強制労働が行われたという事実を認めれば、韓国は登録に反対しない、との妥協が成立した。アウシュビッツ強制収容所(1979年登録)のように、否定的な遺産も世界遺産としての価値があるという説得が受け入れられたのだ。これにより2015年7月5日にドイツのボンで開かれた第39回ユネスコ世界遺産委員会において、佐藤地ユネスコ日本大使は、軍艦島などの一部の産業施設において「1940年代に韓国人などが『自らの意思に反して(against their will)』動員され『強制労役(forced to work)』させられたことがあった。犠牲者を追悼するため、インフォメーションセンターの設置などの措置を取る」と約束した。しかし実際に2020年6月に東京のインフォメーションセンターが公開されると、日本政府がこの約束を守っていないことが確認され、この問題は両国間の外交懸案として再浮上した。
 当時は大きな波紋は起こらなかったものの、日本の思想家吉田松陰(1830~1859)の私塾である松下村塾が世界遺産に登録されたことについても問題提起が行われてきた。松下村塾は明治維新の主役となる人々が生まれた山口県萩市にある私塾で、「産業遺産」とは呼べないにもかかわらず遺産として登録されたからだ。この私塾で松陰の教えを受けた伊藤博文、山県有朋、寺内正毅らはその後、朝鮮などのアジア諸国に対する侵略を主導することになる。「明治日本の産業革命遺産」が世界遺産に登録される過程で、明治維新のような「日本の栄光」を再現したいという安倍晋三前首相ら日本の右翼の意向が大きく作用したわけだ。

キル・ユンヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/politics/diplomacy/1003177.html
韓国語原文入力:2021-07-12 16:28
コメント

北朝鮮メディア 韓国選手団の横断幕撤去要求した日本を非難

2021年07月27日 | 国民国家日本の侵略犯罪
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210726000900882?section=news
「聯合ニュース」 2021.07.26 10:14
■北朝鮮メディア 韓国選手団の横断幕撤去要求した日本を非難
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の韓国向け宣伝用ウェブサイト「わが民族同士」が26日、東京五輪の選手村に韓国選手団が掲げた横断幕に対し撤去を要求した日本を非難した。

【写真】韓国選手団の滞在先に掲げられた横断幕。壬辰倭乱の際に朝鮮水軍を率いて活躍した李舜臣将軍の言葉にちなんだメッセージが記してある(資料写真)=(聯合ニュース)

 わが民族同士は論評で、韓国選手団の横断幕について日本の菅政権が「『反日の懸垂幕(横断幕)を掲げた』『五輪に来て反日宣伝をしている』と難癖をつけ、右翼に『旭日旗』を振り回させて暴れさせた」と批判した。 
 また、東京五輪・パラリンピック大会組織委員会が独島を日本の領土のように表示した日本地図を公式ホームページに掲載していること、日本が防衛白書で独島を日本の「固有の領土」と主張したことにも言及し、「厚顔無恥の妄動にほかならない」と非難。「五輪までも醜悪な政治的な目的と再侵略の野望実現に悪用」するもので、「朝鮮民族の一千年の宿敵、悪性ウイルスよりずっと危険な平和の破壊者であることを今一度示している」と語気を強めた。
 韓国選手団は壬辰倭乱(文禄慶長の役)の際に朝鮮水軍を率いて活躍した李舜臣(イ・スンシン)将軍の言葉をまねた横断幕を滞在先に掲げたが、政治的メッセージと受け取られ、国際オリンピック委員会(IOC)の要請により17日に撤去された。


https://japanese.joins.com/JArticle/281031?servcode=600&sectcode=670
「中央日報日本語版」 2021.07.21 17:08
■花を見てもけちをつける日本…大韓体育会「虎降りてくる」垂れ幕の「点」を説明

【写真】東京・晴海の選手村の大韓民国選手団宿舎に「虎が降りてくる」と書かれた垂れ幕が設置された。チャン・ジンヨン記者

 東京五輪選手村の韓国選手団居住棟に掲げた「虎が降りてくる」という垂れ幕に対し日本側の反発が続く中、大韓体育会は韓半島(朝鮮半島)をかたどった虎の右側にある「点」は独島(ドクト、日本名・竹島)ではないと釈明した。
 大韓体育会のキム・ボヨン広報室長は21日、「純粋な応援垂れ幕、それ以上でも以下でもない。(ムクゲの花びらの)点を独島と見る人がいるかもしれないということは報道を見て知った。その『点』は独島でなく単なる『点』にすぎない」と明らかにした。
 当初大韓体育会は李舜臣(イ・スンシン)将軍の明言である「尚有十二舜臣不死」(まだ私には12隻の船があり、私はまだ死んでいません)をアレンジした「臣にはまだ5000万国民の応援と支持が残っています」という文言の垂れ幕を掲げた。
 だが日本メディアと極右勢力が政治的なメッセージとして強く反発し、国際オリンピック委員会(IOC)まで政治的・宗教的・人種的宣伝を禁止するオリンピック憲章第50条違反に該当するとして垂れ幕の撤去を要求した。これに対し大韓体育会は17日に該当の垂れ幕を撤去した後、「チームコリア」「虎が降りてくる」などの垂れ幕を新たに掲げた。
 大韓体育会によると、「虎が降りてくる」の垂れ幕は韓国選手の挑戦精神を虎の気性に例えたものだ。1908年に崔南善(チェ・ナムソン)が雑誌「少年」創刊号に韓半島を虎の形に描いた図案を初めて載せたとされるが、この図案をそのまま用いたものという説明だ。ここに昨年5月にフュージョン国楽バンド「イナルチ」が発表して話題を集めた曲『虎が降りてくる』を応援の文言として加えた。虎の横にはムクゲの花びらがいくつか描かれている。
 だが日本では新しい垂れ幕に対しても「日本が日帝時代に韓半島の虎を絶滅させたと信じられていることを表わしたもの」「虎の横の点は独島を意味する」として非難する報道と議論が続いた。
 垂れ幕製作業者で「独島」を表現しようとして意図的に花びらを描いた可能性も小さそうだ。垂れ幕の韓半島図案の下には似たような点が2つあるが、済州島(チェジュド)の実際の位置とも違うためだ。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210721001000882?section=news#none
「聯合ニュース」 2021.07.21 10:44
■五輪選手村垂れ幕 日本側反発は「戦犯国イメージ恐れた」=韓国人教授
【ソウル聯合ニュース】韓国の広報活動などに取り組む誠信女子大の徐ギョン徳(ソ・ギョンドク)教授は21日、東京五輪に出場する韓国選手団が五輪選手村に新たに掲げた垂れ幕に日本の右翼とメディアが反発していることについて、「世界の人々に戦犯国のイメージが刻み込まれるのを恐れたためだ」との見解を示した。

【写真】李舜臣将軍の肖像画の前に立つ徐教授(同氏提供)=(聯合ニュース)
【写真】韓国選手団の滞在先に掲げられた垂れ幕(資料写真)=(聯合ニュース) 

 徐氏はSNS(交流サイト)上で、「日本は五輪を控え、横断幕の李舜臣(イ・スンシン)将軍の言葉とともに『壬辰倭乱』(文禄慶長の役)という侵略の歴史が世界に広く知れ渡ることが怖かった」と指摘し、李舜臣の肖像画の前で撮影した写真をアップした。李舜臣は壬辰倭乱の際に朝鮮水軍を率いて活躍した将軍。
 韓国選手団は先ごろ、李舜臣の言葉をまねた横断幕を掲げたが、政治的メッセージと受け取られ、撤去させられた。その後、「虎が下りてくる」と書いた垂れ幕を新たに掲げた。これは伝統芸能パンソリの演目「水宮歌」の一節で、国楽(韓国伝統音楽)フュージョンバンドのイナルチが再解釈して昨年発表のアルバムに収録したところ、韓国内外で大きな話題を集めた。
 この垂れ幕に関し東京スポーツ新聞は前日、「垂れ幕にも『反日論争』が勃発し、大きな波紋を呼んでいる」と報じた。日本では「豊臣秀吉が加藤清正に命じた『虎狩り』を暗示している」という指摘や、朝鮮半島の形をした虎の絵の東側に独島らしきものが描かれているのを「領土アピール」と批判する声があると伝えた。


https://japanese.joins.com/JArticle/280943?servcode=A00&sectcode=A10
「 ISPLUS/中央日報日本語版」 2021.07.20 08:38
■日本メディア、「旭日旗は日本で広く通用しているだけで、政治的意味はない」
 東京五輪が開幕前に韓日対立が極に達した。 垂れ幕をめぐる争いが東京五輪ボイコット論にまでつながったのだ。 こうした渦中に日本メディアは日本の軍国主義を象徴する旭日旗をめぐり政治的意味がないという話をした。
 朝日新聞は18日、選手村のテラスに掲げられた韓国の垂れ幕に集中的にスポットを当て、高まった韓日感情に関し報道した。 
 韓国選手村のテラスには14日に李舜臣(イ・スンシン)将軍が宣祖(ソンジョ)先祖に捧げた「尚有十二舜臣不死」という言葉をもじった「臣にはまだ5000万国民の応援と支持が残っています」という垂れ幕が掲げられた。
 だが当時日本メディアは、「李舜臣将軍は抗日の英雄として知られる人物」としながら該当の垂れ幕が政治的広報手段として機能すると批判し、国際オリンピック委員会(IOC)も政治的宣伝を禁じるオリンピック憲章第50条によりこの垂れ幕の撤去を要請した。
 その後韓国側は「虎が降りてくる」という垂れ幕に変えて掲げたが、日本側は「いったい垂れ幕を何枚持ってきたのか」「日本に嫌がらせをする準備ができているようだ」「日本に嫌悪感があるなら五輪に来るな」など強い不快感を示した。 
 韓国世論も日本の「我是他非」式の言動に憤怒した。 特に日本の競技場内での旭日旗応援を問題とした。 だがこうした批判に関し朝日新聞は、「旭日旗のデザインは日本国内で広く使用されており、政治的主張にならない」として反論した。
 朝日新聞がスポットを当てた旭日旗問題は、2011年のサッカー・アジア杯での韓日戦だ。 当時韓国代表チームの奇誠庸(キ・ソンヨン)は得点後に猿のまねをするセレモニーをした。 その後日本人をおとしめる行動だとして議論が起き、奇誠庸は観客席の多くの旭日旗に怒ってこのような行動をしたと話した。
 日本メディアはそれ以前に韓国側は旭日旗に関し問題にしていなかったが、奇誠庸の発言以降旭日旗が問題になったもので、旭日旗そのものには政治的宣伝機能はないとした。
 だが旭日旗は明白な戦犯旗だ。 旭日旗は日本の国旗である日章旗の日の丸模様の周囲に広がる光線を形象化した。 第2次世界大戦当時の日本帝国主義が広がっていくよう望む様相と同じだ。 当時日本の陸軍と海軍が旭日旗を軍旗として使った。 その後1945年に日本が敗戦国となり陸海軍は解体され、旭日旗の使用も中断された。
 一方、朝日新聞は、韓国と日本がエンターテインメントなどでは交流が深いが、政治舞台では緊張関係が続いており、平和の五輪の現場で国同士の対立が続くのは残念だという内容の社説を掲載したりもした。


http://japan.hani.co.kr/arti/international/40599.html
「ハンギョレ」 2021-07-19 07:20
■日本「旭日旗の競技会場への持ち込み認める」… 大韓体育会「IOCが禁止を約束」
 大韓体育会、「李舜臣横断幕」を撤去した際 
 「旭日旗にも五輪憲章50条2項を適用」 
 IOCと大韓体育会の約束、問題となるか

【写真】日本海上自衛隊の艦艇=ハンギョレ資料写真//ハンギョレ新聞社

 大韓体育会と国際オリンピック委員会(IOC)の約束とは違い、日本政府が旭日旗の競技場への持ち込みを認める立場であることが分かった。
東京五輪大会組織委員会は「旭日旗のデザインは、日本国内で広く使われており、政治的主張ではない」とし、「旭日旗は競技会場への持ち込み禁止物品には当たらない」という立場だと、朝日新聞が18日付で報じた。 つまり旭日旗の競技会場への持ち込みを認める方針を示したものと言える。 日本の大会関係者は同紙とのインタビューで「IOCと韓国のやりとりは把握していないが、その後の(旭日旗に関する日本政府の)取扱いにも変更はない」と述べた。
旭日旗は帝国主義時代の日本を象徴し、「侵略の象徴」や「戦犯旗」と批判されている。 日本の右翼団体は今月16日に続き、同日も選手村の前に旭日旗が描かれた車両を動員し、拡声器で韓国を非難する発言を続けた。
これに先立ち17日、大韓体育会は韓国選手たちが滞在している選手村の建物の外側に李舜臣(イ・スンシン)将軍の名言を使った横断幕を撤去した。 この横断幕には「臣にはまだ5千万国民の応援と支持が残っています」という内容がハングルで書かれていた。
日本の右翼団体やメディアで問題を提起するなど波紋が広がったことを受け、IOCは「政治的な宣伝を禁じる五輪憲章第50条に違反する」として、撤去を要請した。 大韓体育会は関連文句は政治的な内容ではないと反論したが、結局は撤去を受け入れた。 ただし、大韓体育会は日本の旭日旗の使用に対して強く抗議し、すべての競技会場でIOCが同じ条項(第50条)を適用して判断することを約束したと明らかにした。
 これに対し大韓体育会関係者は「IOCが旭日旗を使った応援に対し、五輪憲章第50条を適用して判断することを約束したのは事実」だとし、「(最終決定は)横断幕もそうだったように、委員会が判断する問題」と述べた。
一方、大韓体育会は五輪選手村に「チームコリア」「虎が降りてくる」という垂れ幕を新たに設置した。 「虎が降りてくる」は韓国観光公社が制作した韓国の広報映像に登場する曲で、昨年5月にフュージョン国楽バンド、イナルチが編曲して発表した。 同曲はユーチューブなどで国内外のファンに爆発的な人気を集めた。 大韓体育会側は「大韓民国を象徴する勇猛な虎を前面に出すことで、選手団に力を与えたいと思い、用意した」と説明した。

キム・ソヨン記者、東京/イ・ジュンヒ記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/1003958.html
韓国語原文入力:2021-07-19 02:00
コメント

「「独島」には無対応のIOC、「クリミアはウクライナ領」主張には地図修正」

2021年07月27日 | 国民国家日本の侵略犯罪
http://japan.hani.co.kr/arti/international/40670.html
「The Hankyoreh」 2021-07-26 06:41
■「独島」には無対応のIOC、「クリミアはウクライナ領」主張には地図修正

【写真】ロシア海軍の誘導ミサイル巡洋艦「モスクワ」とフリゲート艦「グリゴロヴィチ提督」が24日、クリミア半島の港町セバストポリに停泊している=セバストポリ/ロイター・聯合ニュース

 韓国と日本の「独島表示」をめぐる対立には無対応だった国際オリンピック委員会(IOC)が、ウクライナによるクリミア半島表示の修正要求には直ちに応じた。
 IOCは23日(現地時間)、東京五輪ウェブサイトの地図においてクリミア半島がウクライナ領土から抜けているとの抗議を受け、直ちに修正したとロイターが報じた。
 黒海に突き出ているクリミア半島は、ウクライナとロシアが互いに領有権を主張する紛争地域だ。当初はウクライナ領土だったが、2014年にロシアが「住民投票で住民の96.7%がロシアへの帰属を支持した」として併合した。しかしウクライナは、ロシアが武力で強制占領したとして返還を要求した。米国や欧州なども、ロシアによる併合は違法だとしてウクライナの立場を支持している。
 問題となった地図は、東京五輪ウェブサイトの「五輪応援ゾーン」に掲載されているもので、各国の出場選手を世界のどこで応援しているかを表記するために使われている。ウクライナのドミトロ・クレバ外相はこの日、ツイッターで「IOCがミスを犯したと謝罪してきた。地図は(我々の要求通り)修正された」と明らかにした。
 これに対し在日ロシア大使館は翌日の24日にフェイスブックに声明を発表し、「クリミア半島は、国際基準に則って実施された住民投票において、住民たちの自由な意思表示の結果として、ロシアの一員として帰属したことを想起したい」と反発した。ロシア大使館は「クリミア半島はロシアの切り離せない一部」とし、IOCに「明白な法的、客観的現実に合わせて関連地図のクリミア半島表示が適切に修正されることを期待する」と要求した。
 IOCのこのような措置は、独島問題に消極的な態度を示したこととは対照的だ。
 今年5月、東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会が公式ウェブサイトの地図に独島を日本の領土であるかのように表示したことから、韓国政府はIOCに抗議書簡を送った。
 これに対しIOCは「大会組織委員会に問い合わせたところ、聖火リレーのコース内の独島表示は純粋な地形的表現であり、いかなる政治的意図もないことを確認した」と、日本の回答をそのまま伝えてきただけで、何の措置も取っていない。
パク・ビョンス先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/europe/1004977.html
韓国語原文入力:2021-07-25 11:30


https://japanese.joins.com/JArticle/280877?servcode=400&sectcode=400
「中央日報日本語版」 2021.07.18 09:55
■「日本はまだ独島に野心…私たちが『独島教育オリンピック』開いた理由」
 6日慶尚北道安東市(キョンサンブクド・アンドンシ)の豊川(プンチョン)小学校。小さな太極旗を手に持った子どもが運動場を走っていた。他の児童と教師まで全員が運動場で私と彼の姿を見守った。子どもが100メートルを完走し、両手に太極旗を持った教師がその気勢を受け継いで走り始めた。
 学校構成員が厳しい暑さの中でもリレーに出たのは、独島(ドクト、日本名・韓国)が大韓民国領土であることを知らせるためだった。慶尚北道蔚珍郡(ウルチングン)から鬱陵郡(ウルルングン)の独島まで、直線距離で216.8キロメートルに達する距離を2168人が100メートルずつ走る「非対面独島リレーマラソン」だ。慶尚北道内の小中高校の児童・生徒らと教職員が独島が韓国の領土であることを知らせるプラカードや鉢巻き、太極旗などとともに走った後、証拠写真を残す方式で進めている。
 非対面独島リレーマラソンは慶尚北道教育庁が主管している「独島教育オリンピック」の一種目だ。マラソンだけでなく「独島愛クイズ大会」「独島愛音楽会」「独島守護決議大会」などの多様な行事が進行している。独島教育オリンピックは韓国戦争(朝鮮戦争)71周年だった先月25日から始なり、東京五輪開幕前日の今月22日まで行われる。
 特に15日には独島で日本が東京五輪聖火リレールートマップに大韓民国領土である独島を表記したことを糾弾する独島守護決議大会を開いた。独島踏査団70人ほどと鬱陵島に在学中の小中高生12人、教職員らが参加し、独島挑発を糾弾する声明を発表した。
 慶尚北道の林宗植(イム・ジョンシク)教育監は就任3周年を迎えて独島教育オリンピックを企画した。彼は今回の行事をめぐり、「再び独立の道を歩く心情で独島教育オリンピックを開催した」と話した。林教育監に独島教育オリンピックを推進することになった理由と「なぜいま独島なのか」に関し尋ねた。

Q:日本が東京五輪を控えても独島領有権挑発を止めずにいる。
A:「日本は今年小中高校すべての歴史教科書を通じ独島が日本の領土という領土教育を義務化した。東京五輪を控え厚顔無恥にも独島を自らの領土のように表示した地図を五輪 ホームページに掲載したりもした。韓国政府が強く抗議したのにまだ地図を下げずにいる。これはスポーツに政治を持ち込む行為を厳格に禁止した五輪精神に反したものであり、大韓民国の領土主権を侵害した挑発行為だ」。

Q:今年初めて開催した独島教育オリンピックはどのような行事なのか。
A:「独島に対する日本の強硬主張に対抗し生徒らに正しい認識を持たせて紛争の島ではなく平和の島である独島に対する主権守護の意志をより確かなものにするために用意した。独島愛音楽会を始まりに、独島水墨画展示、オンライン独島クイズショー、独島愛クイズ大会、サイバー独島学校修了チャレンジ、独島守護決議大会、独島リレーマラソンなど多様な種目を準備した」。

Q:生徒らにこの行事が必要な理由は。
A:「三人成虎という言葉がある。嘘でも多くの人が話せば本当の話だと信じてしまうという意味だ。五輪の熱気に埋もれてうやむやにしたら遠い将来これがもうひとつの独島侵奪の根拠にならないか恐ろしい。いま私たちが次の世代をしっかり教育しなければ、先祖の血の汗で守った私たちの国土が独島だけでなく韓半島全体に『紛争地域』というレッテルが張られないかさらに恐ろしくなる。『国がこんな状況になったのは私たちの責任だから死ぬことも覚悟し力を積み上げ独立しなければならない』という李相竜(イ・サンリョン)先生の大きい叫びがいまも耳に残っている」。


https://japanese.joins.com/JArticle/280831?servcode=A00&sectcode=A10
「中央日報日本語版」 2021.07.16 07:22
■「独島は大韓民国の領土」…欧州・日本の古地図20点公開

【写真】1794年英国で製作された『日本帝国図(THE EMPIRE OF JAPAN)』(1794)。平海(Pinghai)と書かれた東側の海に朝鮮の領土として鬱陵島(ウルルンド、Fanling-tao)と独島(Tchiang-chan-tao)が描かれている。 [写真 独島財団]

 日本が独島(ドクト、日本名・竹島)に対する歴史わい曲を継続しているなか、独島が韓国の領土であることを立証する古地図資料が多く公開された。
 慶尚北道(キョンサンブクト)の支援機関「独島財団」は、独島が韓国の領土であることを立証する18世紀欧州と日本の古地図をオンラインを通じて15日、公開した。独島の領有権に対する日本のごり押し主張を全世界に知らせるためだ。
 日本は、東京オリンピック(五輪)ホームページの聖火リレー地図に独島を自国の領土と表記し、五輪開会式を10日控えた13日防衛省が毎年発刊する防衛白書を通じて17年間独島領有権を主張するなどの行動を続けている。
 独島財団が「K-独島」のホームページを通じて公開した古地図は20点余りに達する。特に、先月13日、スペインで公開されて関心が高まった朝鮮王国全図(1735)が注目される。
 また、イエズス会の情報に基づいたタルタリア・中国図(1749)、広東・遼東・朝鮮地図(1750)など18世紀欧米で製作された古地図10点や外務省が独島領有権主張の証拠として提示した1846年『改正日本輿地路程全図』がねつ造された地図であることを明らかにする1779年『改正日本輿地路程全図』の初版、官許版(1791・1811・1833・1840)、ねつ造版(1844・1846)など日本で製作された古地図13点が含まれた。
 特に、今回『改正日本輿地路程全図』官許第1~5版を全部公開し、日本が独島の領有権を主張するために欺いた情況を指摘した。
 独島財団のシン・スンシク事務局長は「地図はその時代の人々の認識がそのまま反映されて製作されるもの」とし、「このような古地図を通じて、すでに全世界の人々は独島が大韓民国の領土であることを認識していたということを広く発信していきたい」と話した。
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「資産差し押さえ命令 三菱重工の即時抗告をまた棄却=韓国裁判所」

2021年07月26日 | 国民国家日本の侵略犯罪
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210725000400882?section=news
「聯合ニュース」 2021.07.25 11:43
■資産差し押さえ命令 三菱重工の即時抗告をまた棄却=韓国裁判所
【大田聯合ニュース】韓国大法院(最高裁)が三菱重工業に元勤労挺身隊員らへの賠償を命じた判決を巡り、同社が韓国内資産の差し押さえ命令を不服とし即時抗告していた問題で、韓国の大田地裁が抗告を棄却していたことが25日、分かった。
 法曹界によると、大田地裁は20日、原告側が差し押さえている三菱重工の商標権や特許権について、三菱重工側の抗告を棄却した。
 地裁は棄却の具体的な理由を明らかにしていないが、今年の2月と3月に別の原告に対する三菱重工の即時抗告を棄却した際、大法院判決を根拠に挙げ、韓日請求権協定に基づく仲裁委員会の仲裁手続きが行われていないなどとする三菱重工側の主張は差し押さえの障害とみなすことはできないと説明している。
 これについては、三菱重工側が地裁の判断を不服とし、再抗告した。現在、大法院が審理している。
 元勤労挺身隊員の被害者と遺族らは2012年、三菱重工に損害賠償を求める訴訟を起こし、18年11月に大法院で原告1人当たり1億~1億5000万ウォン(約960万~1440万円)の賠償を命じる判決が確定したが、三菱重工は応じていない。
 このため、原告側は三菱重工が韓国内で所有する商標権2件、特許権6件を差し押さえ、売却するよう申請した。債権額は死亡した原告1人を除いた4人分の計8億400万ウォン。
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「入植地めぐりイスラエル軍と衝突、パレスチナ人140人超負傷」

2021年07月25日 | 個人史・地域史・世界史
https://www.afpbb.com/articles/-/3358233?cx_part=latest
「AFP」 2021年7月24日 16:42 発信地:ベイタ/パレスチナ自治区
■入植地めぐりイスラエル軍と衝突、パレスチナ人140人超負傷

【写真】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のベイタで、イスラエル軍に向けて石を投げるパレスチナ人ら(2021年7月23日撮影)。(c)JAAFAR ASHTIYEH / AFP 
【写真】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のベイタで、負傷したパレスチナ人を手当てする医療従事者ら(2021年7月23日撮影)。(c)JAAFAR ASHTIYEH / AFP 
【写真】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のベイタで、負傷者を運ぶパレスチナ人ら(2021年7月23日撮影)。(c)JAAFAR ASHTIYEH / AFP 
【写真】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のベイタで、イスラエル軍に向けて催涙ガスが入った容器を投げ返すパレスチナ人ら(2021年7月23日撮影)。(c)JAAFAR ASHTIYEH / AFP 
【写真】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のベイタで、イスラエル軍からパレスチナ人に向けて投げられた催涙ガスが入った容器(2021年7月23日撮影)。(c)JAAFAR ASHTIYEH / AFP 
【写真】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のベイタで、負傷したパレスチナ人を搬送する医療従事者ら(2021年7月23日撮影)。(c)JAAFAR ASHTIYEH / AFP 
【写真】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸のベイタで、イスラエル軍と対峙(たいじ)するパレスチナ人ら(2021年7月23日撮影)。(c)JAAFAR ASHTIYEH / AFP 

【7月24日 AFP】パレスチナ自治区ヨルダン川西岸(West Bank)のベイタ(Beita)で23日、イスラエルによる違法な入植地建設に抗議するパレスチナ人デモ隊とイスラエル軍が衝突し、パレスチナ人140人以上が負傷した。医療関係者らが明らかにした。
 イスラエル軍の発表によると、同軍の兵士2人も軽傷を負った。
 現地のAFP記者によると、イスラエルが占領するヨルダン川西岸の北部のベイタ近くに建設された入植地エビアタル(Eviatar)に抗議するため、数百人のパレスチナ人が集結。
 イスラエル軍は「数百人のパレスチナ人がイスラエル国防軍(IDF)に向かって投石したため、暴動を解散させる手段で対応した」と発表するとともに、軽傷を負った2人は病院に搬送されたと明らかにした。
 パレスチナの赤新月社(Red Crescent)によると、両者の衝突でパレスチナ人146人が負傷。うち9人は実弾、34人はゴム弾、87人は催涙ガスによる負傷だった。
 ユダヤ人入植者らは、国際法およびイスラエル国内法違反の疑いがあるにもかかわらず、今年5月にエビアタルの建設を開始し、パレスチナ人らはこれに激しく反発。イスラエルのナフタリ・ベネット(Naftali Bennett)首相の決定を受け、入植者らは今月2日に撤収し、建設物は現在、軍の監視下に置かれている。
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「中国、脱北者50人を北朝鮮に強制送還…英議会、強く批判」

2021年07月24日 | 北部朝鮮
https://japanese.joins.com/JArticle/281002
「中央日報日本語版」 2021.07.21 10:39
■韓経:中国、脱北者50人を北朝鮮に強制送還…英議会、強く批判
 中国が脱北者50人を北朝鮮に強制送還したというある外信の報道に関して、英国議会が自国の外務省に「韓国と中国に脱北者問題の解決を促すべきだ」という書簡を送った。今回の強制送還に関して、主要国の議会で問題提起があったのは今回が初めてだ。
 英国議会の「北朝鮮問題に関する超党派議員グループ(APPG NK)」の共同議長を務めるデヴィッド・アルトン上院議員は19日(現地時間)、ドミニク・ラーブ外相に送った書簡で「駐英中国大使と駐英韓国大使と対話して直接的にこの問題を提起しなければならない」とし、このように明らかにした。今回の書簡はこれに先立って中国政府が瀋陽収容所に収監中だった脱北者50人を14日北朝鮮に強制送還したという16日ラジオ・フリー・アジア(RFA)の報道によるものだ。アルトン議員は「脱北者が切実に望む支援と保護を受けられるようにすべきだ」として「脱北者が収容所や労働教化所に収監されれば、そちらで処刑にあったり、栄養不足などで死に追い込まれたりするだろう」と指摘した。
 中国牽制の狙いもあるという分析もある。強制送還の主体を「中国共産党」に特定したこの書簡は「20年以上の時間の間、中国は数万人の脱北者を強制的に送還し、この中でほとんどは監獄と収容所の切迫した環境に置かれることになった」として「中国は人権規範にしたがって責任をもって行動する代わりに、1951年難民の地位に関する条約、1967年難民の地位に関する議定書、1995年難民に関する国連人権高等弁務官事務所による義務を違反したまま、脱北者を北朝鮮に送り返している」と批判した。
 脱北者の強制送還問題の解決主体として韓国政府を挙げた今回の書簡は、韓国外交に及ぼす影響も大きいものとみられる。英国外務省は1月と2月にも対北朝鮮ビラ禁止法(改正南北関係発展法)と北朝鮮軍による西海上公務員殺害事件を批判したアルトン議員の書簡にそれぞれ返信を送って韓国と北朝鮮政府に懸念を示したことがある。ただし、韓国政府はまだこれに回答していない。


https://www.donga.com/jp/List/article/all/20210719/2802889/1/%E4%B8%AD%E5%9B%BD%E3%80%81%E7%80%8B%E9%99%BD%E5%8F%8E%E5%AE%B9%E6%89%80%E3%81%AB%E5%8F%8E%E7%9B%A3%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%9F%E8%84%B1%E5%8C%97%E8%80%85%E7%B4%84%EF%BC%95%EF%BC%90%E4%BA%BA%E3%82%92%E5%8C%97%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E3%81%AB%E9%80%81%E9%82%84
「東亞日報」 July. 19, 2021 08:28
■中国、瀋陽収容所に収監されていた脱北者約50人を北朝鮮に送還
 中国政府が遼寧省の瀋陽収容所に収監されていた脱北者約50人を14日に北朝鮮に送還したと、自由アジア放送(RFA)が16日、報じた。中国は4月に北朝鮮に送還しようとしたが、新型コロナウイルス感染者の流入を懸念した北朝鮮が数回にわたって拒否し、先送りになっていたという。北朝鮮に送還された人々は極刑が避けられないとみられると、RFAは伝えた。
 中国当局は14日、瀋陽収容所に1、2年ほど収監されていた脱北者を丹東国境税関を通じて北朝鮮に送還した。報道によると、2台のバスに脱北者を乗せ、数十人の公安が午前早くから税関周辺の警戒に立ち、人々が北朝鮮への送還の様子を撮影できないようにしたという。
 北朝鮮に送還された約50人の中に、北朝鮮の元兵士や空軍パイロットもいたという。30代の脱北女性は、中国人男性と結婚して12歳になる息子もいた。中国でかなりの額を稼いだという。ある消息筋は、「この女性は北朝鮮への送還が2度目なので、生きるか死ぬか判断する術がない。夫が妻を救うために賄賂を渡そうとしたが通じなかった」と伝えた。RFAによると、瀋陽収容所には、北朝鮮に送還された約50人以外にも脱北者がいる。
 新型コロナウイルスの感染対策のために閉鎖されていた丹東税関が同日1日だけ開通し、これまで北朝鮮に滞在していた華僑や北朝鮮貿易代表部関係者など98人も中国に移動した。
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「独ミュンヘンで「平和の少女像」展示 「芸術と民主主義」企画展」

2021年07月23日 | 日本軍隊性奴隷
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210722004000882?section=news
「聯合ニュース」 2021.07.22 21:24
■独ミュンヘンで「平和の少女像」展示 「芸術と民主主義」企画展
【ミュンヘン聯合ニュース】ドイツ南部・ミュンヘンのアートギャラリーで21日午後(現地時間)、韓国と日本、ドイツの文化芸術家団体「アート5」が開催する企画展が始まり、旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」が公開された。同展は「芸術と民主主義」がテーマで9月15日まで。

【写真】ミュンヘンの企画展に展示された「少女像」=21日、ミュンヘン(聯合ニュース)

 「アート5」の劉載鉉(ユン・ジェヒョン)代表は「民主主義の抵抗の力を芸術で示そうというのが企画意図」とし、「民主主義社会では過去に対する真実を知らせ、話すことのできる表現の自由が重要だが、少女像の展示を通じて、何が私たちを沈黙させようと押さえ付けるかを問い、堂々と話せることが表現の自由であると伝えたかった」と説明した。
 少女像を制作した韓国の彫刻家夫妻キム・ウンソン氏とキム・ソギョン氏は少女像について、民主化と自由の象徴であると強調した。
 平和の少女像は、慰安婦問題の解決を求めて毎週水曜日にソウルの日本大使館前で開催されている集会の1000回目を記念し、2011年に初めて設置された。その後約10年で、国内82カ所、海外16カ所に数を増やした。
 少女像は19年に愛知県で開催された国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」にも出展されたが、不自由展は3日で一時中止に追い込まれた。その後の日本での展示を巡っても脅迫や抗議などが相次いでいる。
 ミュンヘンでも、日本側の展示妨害工作は続いている。日本メディアによると、在ミュンヘン日本総領事館は関係者に説明を続け、少女像の撤去を求めていく意向を表明したという。
 ミュンヘン市やバイエルン州、フリードリヒ・エーベルト財団などの後援団体には、日本側から面会要請や少女像の展示に対する批判的な意見が届いているとされる。また、関係者によると、像の展示に反対を表明し、韓国と日本の関係に関与しないよう求める電子メールが展示準備スタッフに1人当たり数十通送られてきたという。


https://japanese.joins.com/JArticle/281006?servcode=A00&sectcode=A10
「中央日報日本語版」 2021.07.21 11:12
■日本警察、「平和の少女像」脅迫容疑者を書類送検
 日本の警察が「平和の少女像」の日本での展示を妨げようと脅迫した容疑者を書類送検した。
 警視庁公安部は20日、少女像などを展示する「表現の不自由展・東京」が開かれるのを妨害するために脅迫した強要未遂の容疑で東京都内在住の40代の男を書類送検した。
 報道によると、男は昨年2月に表現の不自由展主催者のツイッターに匿名で「やるなら妨害しにいきます。ガソリン持ってきますね」などと書き込み、展示会を中止するよう脅迫した容疑を受けている。この男は警察の取り調べに「京都アニメーション事件を連想し中止させたかった」と述べた。
 「表現の不自由展・東京」は2月に開かれる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で6~7月に延期された。しかし右翼勢力の妨害により会場を確保できず再延期された状態だ。


http://japan.hani.co.kr/arti/international/40576.html
「The Hankyoreh」  2021-07-16 07:04
■「平和の少女像」大阪展示場に「サリン」と書かれた液体入り袋…テロ連想させる脅迫
 「サリン」と書かれた文書と液体入り袋…大阪府警、水の可能性高いと見て捜査中 
裁判所の判決で16~18日の展示は行われる見通し

【写真】2019年、日本の愛知県名古屋市にある愛知県美術館の「表現の不自由展・その後」企画展示場に展示された「平和の少女像」=チョ・ギウォン記者//ハンギョレ新聞社

 日本で「平和の少女像」などが展示される「表現の不自由展」の開催をめぐり、取り消しを求める右翼の抗議などによって波紋が広がる中、大阪展示場で「毒ガス」テロを連想させる脅迫事件が発生した。
 15日付の共同通信の報道によると、今月16日から18日にかけて、「表現の不自由展示かんさい」が開催される大阪府立労働センター「エル・おおさか」に、前日に「サリン」と書かれた文書と液体入りの封筒が送られたという。サリンは猛毒性神経物質の一種で、日本では1995年のオウム真理教による東京地下鉄サリンテロ事件を思い出させるもので、恐怖の対象となっている。エル・おおさか側は万が一の事態に備え、職員ら約10人を20分間避難させ、大阪府警に通報した。府警は「危険な液体ではなく、水の可能性が高いとみて調べている」と、同通信は報じた。
 13日には「開催するのなら実力阻止に向かう」という内容の脅迫文が送られたという。
 一方、大阪高裁は同日「エル・おおさか」が展示場の利用許可を取り消したのは問題があると判決し、16~18日の展示は予定通り行われるものとみられる。今月9日には、大阪地裁も展示会の実行委員会が申し立てた効力停止仮処分申立てに対し、「重大な危険が予測されるとまでは言えない」とし、会場利用を認める決定を出した。
 エル・おおさかでは16~18日、表現の不自由展の展示が予定されていた。ところが、右翼が電話や宣伝車両による抗議を始めたことを受け、「利用者の安全が確保できない」として、利用許可を取り消した。
キム・ソヨン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/1003726.html
韓国語原文入力:2021-07-15 18:29


https://japanese.joins.com/JArticle/280770?servcode=A00&sectcode=A10
「中央日報日本語版」 2021.07.14 14:52
■日本でまた「平和の少女像」展示妨害…「施設破壊、人的攻撃」脅迫
 日本で「平和の少女像」の展示がまた妨害されている。
 16-18日に少女像などを展示する「表現の不自由展かんさい」が予定されている大阪市の展示場「エル・おおさか」に「断固として実力阻止に向かう」という内容の脅迫文が送り付けられたと、日本メディアが14日報じた。
 報道によると、「不測の事態が生じることを警告する」「実力阻止とは会場施設の破壊や人的攻撃を含む」などと脅迫して展示会取り消しを要求する郵便物が前日「エル・おおさか」に届いた。
 郵便物の中には危険物は入っておらず、現地警察は脅迫および威力業務妨害罪で事件を捜査中だ。展示場管理者側は「脅威を感じるが直ちに臨時休館することは考えていない」と述べた。
 これに先立ち6日には愛知県名古屋市で現地市民団体が少女像を含む展示会を開幕したが、爆竹のような物質が入った郵便物が脅迫文と共に送り付けられ、展示が中断された。東京展は右翼勢力の妨害が続くと、施設管理者側が一転して展示場の貸し出しを拒否し、行事が延期された。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210714001300882?section=news
「聯合ニュース」 2021.07.14 10:49
■独ミュンヘンで来週から「平和の少女像」展示 日本側の妨害工作も
【ベルリン聯合ニュース】ドイツ・ミュンヘンの中心部で来週から、旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」が展示される。愛知県名古屋市では爆竹とみられる郵便物が届いたことで少女像の展示が中止となったが、同じ姿をした像が2カ月近くにわたりミュンヘンの展示スペースで市民らに公開される。展示を巡り日本側の妨害工作が続いているものの、主催側は何があろうとも予定通り開催する方針だ。

【写真】「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」に出展された平和の少女像。同じ姿の像がミュンヘンで展示される(アート5提供)=(聯合ニュース)
【写真】平和の少女像が展示されるミュンヘンのsuper+CENTERCOURT(ホームページより)=(聯合ニュース)

 韓国と日本、ドイツの文化芸術家団体「アート5」は14日、ミュンヘンのアートギャラリー「super+CENTERCOURT」などで今月21日から9月15日まで、「芸術と民主主義」をテーマとした韓日芸術家の企画展を開催すると伝えた。同ギャラリーでは、韓国の彫刻家夫妻キム・ソギョン氏とキム・ウンソン氏が制作した平和の少女像が展示される。

 平和の少女像は、慰安婦問題の解決を求めて毎週水曜日にソウルの日本大使館前で開催されている集会の1000回目を記念し、2011年に初めて設置された。

 少女像は19年に愛知県で開催された国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の企画展「表現の不自由展・その後」にも出展されたが、右翼の脅迫や抗議などが相次ぎ、不自由展は3日で一時中止に追い込まれた。

 その後、少女像は今月6日から愛知県名古屋市内の「市民ギャラリー栄」で始まった「私たちの『表現の不自由展・その後』」展の一部として再び展示されたものの、爆竹と推定される郵便物が届いたため、展示会は8日から事実上の中止となり、実際の開催は2日間だけだった。

 ミュンヘンでも、日本側の展示妨害工作は続いている。

 ミュンヘン市やバイエルン州、フリードリヒ・エーベルト財団などの後援団体には、日本側から面会要請や少女像の展示に対する批判的な意見が届いているとされる。また、関係者によると、像の展示に反対を表明し、韓国と日本の関係に関与しないよう求める電子メールが展示準備スタッフに1人当たり数十通送られてきたという。


https://japanese.joins.com/JArticle/280754?servcode=A00&sectcode=A10
「中央日報日本語版」 2021.07.14 10:44
■日本で展示中断された「平和の少女像」、ドイツで展示
 「平和の少女像」がドイツで開かれる展示会に招待されて2カ月間展示される。
 韓国と日本、ドイツの文化芸術家団体「アート5」は14日、ドイツのミュンヘンのスーパー+センターコートとプラットホームで「芸術と民主主義」をテーマに韓国と日本の作家企画展を21日から9月15日まで開くと明らかにした。ここにキム・ソギョン、キム・ウンソンによる平和の少女像が招待された。
 韓国日報によると、ミュンヘン市とバイエルン州、フリードリヒ・エーベルト財団、ペトラ・ケリー財団、ローザ・ルクセンブルク財団など後援団体には日本側から会おうという要請とともに少女像展示に対する批判的意見が伝えられたという。展示を準備中の実務陣も脅迫メールに苦しめられているという。担当キュレーターは「今回の展示中に討論を通じて少女像が象徴する女性に対する戦争犯罪に関し考えてみる計画」と話した。
 平和の少女像は今月6日に名古屋で開かれた「表現の不自由展・その後」に旧日本軍慰安婦被害者関連写真作品とともに展示されたが、会場に爆竹とみられる爆発物が配達され展示が中断された。


http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/40534.htm
「The Hankyoreh」 2021-07-12 07:34
■[社説]日本での「平和の少女像」の展示、暴力に屈してはならない

【写真】6日、名古屋の公共展示場「市民ギャラリー栄」で開催された展示会「私たちの『表現の不自由展・その後』」で、ある観客が平和の少女像の隣の席に座り写真を撮っている。展示会はわずか3日で爆竹が入った郵便物が送られたことを理由に中断された=名古屋/聯合ニュース

 大阪地裁は9日、平和の少女像が出展された「私たちの『表現の不自由展・その後』」の展示を、市民の安全を理由に許可しないのは不当だとする決定を下した。前日に名古屋で「平和の少女像」の展示が強制的に中断されたのに続き、大阪での展示会もまた失敗に終わるのかと思われたが、裁判所の決定で展示会を開けることになったのは非常に喜ばしいことだ。「表現の自由」を擁護した日本の裁判所の決定を歓迎し、二度と暴力により少女像の展示が中断されることがないよう願う。
 マスコミ報道によると、裁判所は「平和の少女像」の展示会を取り消したことに対し「(施設管理をする側が)施設の利用を拒否するのは、警察の警備などによっても混乱を防ぐことができない特別な事情がある場合に限定されなければならない」とし、予定通り展示会を進めるよう命じた。市民の安全を名目にするとしても、「表現の自由」の制限は極めて厳格に適用しなければならないという点で、当然かつ適切な決定だと思われる。右翼による脅迫で何度も平和の少女像の展示が中断された前例に照らし、今回の決定が平和と連帯のために暴力には屈しないという先例を日本社会に残すことを期待する。
 日本帝国主義の痛恨の歴史を隠そうと展示会さえ脅迫する日本の右翼の暴力は、昨日や今日のことではない。2019年に国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」で「表現の不自由展・その後」が開催された時も、右翼の抗議とテロの脅威により、わずか3日で展示が中断された。2年後に名古屋で同じ展示会が開かれたが、今回は爆竹が入った郵便物が送られ、8日に市当局が「安全上の理由」で再び展示を中断した。東京ではそもそも展示施設を見つけられなかったというが、それでも、大阪で展示会を行えることになったのは幸いだ。
 展示の中断の直接の原因は、日本の右翼の脅迫と暴力だ。しかし、これを言い訳に展示の中断をそそのかす日本の当局の無責任な態度に、はるかに大きな責任があることは否めない。大阪地裁の決定について大阪府の吉村洋文知事は「(展示)施設内には保育施設もある。施設を安全に管理・運営する観点から(利用承認を)取り消すのは当然のことだ」と述べたという。これは大阪だけの考えだといえるだろうか。日本政府も過去の歴史を直視せず回避するために、右翼の脅迫に対して強力に立ち向かわないのが今の日本の現実だ。今回の裁判所の決定が、日本社会全体が平和の少女像の展示の意味を振り返るきっかけになればと思う。
(お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/1003040.html
韓国語原文入力:2021-07-12 02:39


http://japan.hani.co.kr/arti/international/40511.html
「The Hankyoreh」 2021-07-09 07:14
■少女像の日本での展示、再び事実上の中断…爆竹と推定される郵送物が配達
 名古屋市、残りの展示期間は臨時休館

【写真】6日、愛知県名古屋市の公共展示場「市民ギャラリー栄」で始まった「私たちの『表現の不自由展・その後』」に展示された「平和の少女像」/聯合ニュース

 「平和の少女像」(以下、少女像)の日本での展示が、3日目となる日に事実上中断された。2019年に日本最大の国際美術展である「あいちトリエンナーレ」の時のような事態が繰り返された。
 共同通信は8日、名古屋市が少女像が展示されている市の公共施設である「市民ギャラリー栄」を11日まで臨時休館することにしたと報じた。この日午前、「市民ギャラリー栄」に爆竹と推定される郵送物が送られたからだ。ギャラリーの館長が送られた郵送物を開封すると、爆竹と推定される中身が爆発した。事件後、職員らは避難した。
 日本軍慰安婦被害者をモチーフにした造形物である少女像は、6日から11日までの予定で開かれていた「私たちの『表現の不自由展・その後』」の展示品のうちの一つだった。残りの展示期間の全てが休館日とされたため、事実上、展示が中断されたのだ。また、この日午前の早い時間に展示が中断されたことにより、観客が展示を見ることができた期間はわずか2日だった。「私たちの『表現の不自由展・その後』」は、2019年8~10月に行われた「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」の作品の一部を再び公開する展示だった。当時も「ガソリン携行缶を持っていく」のような脅迫がなされ、わずか3日で展示が中断され、その後、あいちトリエンナーレの閉幕を3日後に控え、ようやく展示が再開されたという経緯がある。
 少女像や昭和天皇を素材にした作品など、日本社会のタブーに正面から挑戦する作品を展示した「表現の不自由展」実行委員らは、あいちトリエンナーレの後にも日本で展示を続けようとした。しかし、右翼のたび重なる妨害や脅迫により、最近予定された東京と大阪での展示が延期されたり不許可とされた後、名古屋でなんとか展示を始めたが、今回の事態により再び展示が中断された。
チョ・ギウォン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/1002706.html
韓国語原文入力:2021-07-09 02:3


https://japanese.joins.com/JArticle/280563?servcode=A00&sectcode=A10
「中央日報日本語版」 2021.07.08 14:35
■日本「平和の少女像」展示場に爆竹とみられる郵便物…展示またも中断

【写真】「平和の少女像」 

 日本で、日本軍慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の展示会場に爆竹とみられる郵便物が配達され、展示が中断する事態が起こった。
 共同通信は8日、『表現の不自由展・その後』が開かれている愛知県名古屋市の「市民ギャラリー栄」で、職員が届いた郵便物を開けると爆竹とみられる物質が破裂したと報じた。
 このギャラリーでは、少女像、日本軍慰安婦被害者の写真などを披露する展示会が開催中だった。負傷者はいないが、主催者は安全管理上の問題を考慮して展示会を中断した。
 これ以前に、「平和の少女像」は2019年8月に開かれた『あいちトリエンナーレ』の企画展『表現の不自由展・その後』でも右翼勢力の抗議を受けて展示を中断している。
 その後、市民団体や芸術家らが法的対応を取り、展示は2カ月で再開された。今回の「平和の少女像」展示は2019年10月以来、1年9カ月ぶりに日本の市民に披露される場だった。


http://japan.hani.co.kr/arti/culture/40489.html
「The Hankyoreh」 2021-07-07 07:07
■1年8カ月ぶりに日本市民と再会果たした「少女像」
 名古屋で11日まで展示予定 
 座って少女像に目線を合わせる観客も 
 右翼の攻撃で東京と大阪での展示は実現せず

【写真】今月6日、日本愛知県名古屋市の公共展示場「市民ギャラリー栄」に展示された「平和の少女像」=名古屋/聯合ニュース

 2019年、日本最大の国際美術展「あいちトリエンナーレ2019」で、右翼の抗議により展示が一時中止された「平和の少女像」が1年8カ月ぶりに日本で再展示された。
 6日、愛知県名古屋市の公共施設である「市民ギャラリー栄」で開幕した「私たちの『表現の不自由展・その後』」に、日本軍「慰安婦」被害者をモチーフに製作された「平和の少女像」(以下少女像)が展示されたと、共同通信などの日本のマスコミが報道した。
 「名古屋テレビ」の放送には、同日の観覧客の中には少女像の前に座って少女像と目線を合わせる人も見られる。展示された少女像は駐韓日本大使館前にある少女像と同じ形の作品で、少女が座っている姿だ。主催側は混雑を避けるため、1時間に50人ずつだけ入場させていると同放送は報じた。少女像のほかに写真作家アン・セホン氏の「重重-中国に残された朝鮮人日本軍『慰安婦』女性たち」、裕仁天皇の姿が映されたコラージュ作品を燃やす場面を撮影した大浦信行氏の「遠近を抱えてPart2」が展示されている。2019年8~10月に開かれた国際美術展「あいちトリエンナーレ」の企画展示「表現の不自由展・その後」の企画展展示作品の一部が再展示されたのだ。
 日本における少女像の展示は、2019年の「あいちトリエンナーレ」以来、1年8カ月ぶり。2019年の展示の時も、多くの日本市民が少女像の隣に置かれた椅子に座ったりして少女像と目線を合わせる姿を見ることができた。「表現の不自由展・その後」には少女像だけでなく、天皇を素材にした作品など、日本社会の代表的なタブーに正面から向き合う作品が多かった。右翼の抗議と脅迫で「表現の不自由展・その後」企画展全体が3日で中止されたが、あいちトリエンナーレ閉幕3日前に再開された。あいちトリエンナーレ閉幕後も少女像の展示が進められたが、右翼の抗議と攻撃で実現しなかった。
 先月、東京で少女像を含む「表現の不自由展」展示会が開かれる予定だったが、展示場側は右翼の攻撃のため、場所提供に難色を示した。大阪でも右翼の攻撃後、安全上の理由で展示が許可されなかった。
 今回の名古屋展示は11日まで開かれる。「名古屋テレビ」によると、展示場の「市民ギャラリー栄」側が「安全が確保されるのであれば開催する」という立場を示したという。ただし、右翼はこれまで組織的な抗議または脅迫で安全上の懸念を作り、展示を延期・取り消しまたは中止させた前歴がある。今回の名古屋展示にも右翼が集まって抗議したという。また、9日から11日までは今回の展示に反対する内容の展示会が同じフロアで開かれる予定だ。この展示は公然とヘイトスピーチを行なう代表的な差別団体「在日特権を許さない市民の会」(在特会)の元会長が関係する団体が申し込んだものだと、朝日新聞が報道した。
 「表現の不自由展」実行委員会は1日、名古屋で展示を行うと知らせるメッセージを発表した。当時、メッセージで右翼の攻撃があったが、展示を応援する日本市民も多かったと書いた。また「今必要なのは芸術家も観客も展示企画者も知恵を集め、力を合わせて不当な攻撃を許さないこと」だとし、「名古屋展の成功を心から祈り、連帯していきたい」と強調した。
チョ・ギウォン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/international/japan/1002394.html
韓国語原文入力:2021-07-06 17:02


https://japanese.joins.com/JArticle/280462?servcode=A00&sectcode=A00
「中央日報日本語版」 2021.07.06 15:25
■「平和の少女像」、2年ぶり日本で再展示…抗議に対応して警戒強化

【写真】国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」に出品された「平和の少女像」。[写真 キム・ソンウン作家]

 日本で平和の少女像がおよそ2年ぶりに再展示された。
 6日に愛知県名古屋市「市民ギャラリー栄」で開幕した「私たちの『表現の不自由展・その後』展」に旧日本軍慰安婦被害者をモチーフに制作された平和の少女像が展示された。
 今回の展示は2019年8月から開かれた「あいちトリエンナーレ」企画展「表現の不自由展」以来およそ1年8カ月ぶり。名古屋市は、展示内容に問題があるとして施設利用許可の取り消しを求める抗議の電話やメールが相次いでいて、現地警察と提携して警戒態勢を強化した。
 「表現の不自由展・その後」は東京と大阪でも開催予定だったが、日本右翼勢力の抗議を受けて東京では延期されたほか、大阪では利用許可が取り消しとなり、主催側が訴訟を提起した状態だ。


http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/40438.html
「The Hankyoreh」 2021-07-02 07:02
■[特派員コラム]「慰安婦像やめろ!」その恐怖の声
 キム・ソヨン|東京特派員

【写真】2019年、愛知県名古屋市の愛知県美術館。企画展「表現の不自由展・その後」に展示された「平和の少女像」の隣に置かれた椅子に日本の子どもが座っている=名古屋/チョ・ギウォン記者//ハンギョレ新聞社

 「反日展示会をやめろ!」、「慰安婦像やめろ!」。
 東京新宿の住宅街にある展示場「セッションハウス・ガーデン」の周辺が先月6日から騒がしくなりはじめた。見慣れぬ人々が現われて路地を歩き回り、大声でスローガンを叫んでいたのだ。ある日などは車と拡声器まで動員された。彼らは、6月25日から7月4日までの日程で行われることが予定されていた展示会「表現の不自由展」を阻止しようとしていた右翼団体の人々だ。今回の展示に日本軍「慰安婦」被害者を象徴する「平和の少女像」などが含まれていることから、計画的に動いていたとみられる。脅迫が続いたことでギャラリーの方が白旗をあげた。町内の住民たちにこれ以上迷惑をかけることはできないとし、すでに約束してあった展示場所は貸せないと主催者に通知した。展示を企画した日本の市民団体の活動家などで組織された東京実行委員会は、他の場所を探し回ったものの見つからなかった。展示はひとまず延期された。
 大阪の「表現の不自由展」も難航している。7月16日から18日までの3日間、大阪府立労働センター「エル・おおさか」で展示が予定されていたが、最近になって場所の貸し出しが取り消された。右翼が電話や車両で抗議を始めたことから、「観覧客の安全に支障がある」として展示そのものを拒否してしまったのだ。
 日本では2年前にも似たようなことがあった。2019年に名古屋で開催された国際芸術イベント「あいちトリエンナーレ」の企画展に「平和の少女像」が出品され、右翼からの脅迫で3日目にして展示が中止されたのだ。受難は少女像だけではない。5月には右翼が韓国のドキュメンタリー映画『狼をさがして』の上映をやめよとして、日本の2つの映画館を脅している。この映画は、1970年代半ばに日本の戦犯企業に対する爆破事件を起こした日本人たちの40年あまりを扱っている。右翼はその時も車を動員して一日中「やめろ」を叫んだ。1館は結局、上映をキャンセルした。
 日本において憲法第21条に明示されている「表現の自由」が挫折する時は、まるで数学の公式のように一定のパターンがある。まず右翼団体の脅迫が始まり、展示場を貸した所が迷惑と安全を心配して自ら放棄するのだ。『ネットと愛国』を書いたジャーナリストの安田浩一氏は最近、週刊誌「AERA」のインタビューでこう語っている。「右翼の(展示妨害)行為は『反日』をキーワードとした人種差別主義、排外主義だ。まともに対応できない日本社会の脆弱性を(右翼が)突いている」。右翼の「やめろ」が恐いのは執拗な脅迫のせいばかりではない。安田氏の言うように、日本軍「慰安婦」などに「反日」の烙印を押して、民主主義国家なら当然保障すべき「表現の自由」を無視しても構わないという雰囲気を作ることの方が危険だ。日本政府からして、外国に少女像が建てられたり、あるいは展示されるだけでも、外交力を総動員して阻止している。
 このような日本には問題があるとして闘っている人たちがいる。「表現の不自由展」東京実行委員の岡本有佳氏は記者会見で「暴力的な攻撃で表現の自由を奪おうとする行為には強く抗議する」とし「場所を見つけ次第、展示会を開催する」と明らかにした。大阪実行委員会も会場の貸し出しを取り消した「エル・おおさか」を相手取って執行停止などの法的対応に乗り出した。
 彼らを応援する市民もいる。東京展示は前売りで600枚のチケットが売れた。応援のメッセージも届いている。「警備のボランティアが必要なら、私も行けます。人権を度外視する人々の嫌がらせがあるでしょうが、ここで後退すれば、彼らの望む通りに検閲社会になってしまう。頑張ってください」。日本で早く「平和の少女像」の展示が見られるよう応援する。
キム・ソヨン|東京特派員 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/opinion/column/1001768.html
韓国語原文入力:2021-07-01 15:50


http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/40402.html
「The Hankyoreh」 2021-06-29 06:56
■[フォトエッセイ]「慰安婦」被害女性たちの名前が刻まれた銅板…古び、色褪せても

【写真】金学順さんの名前が刻まれた銅板//ハンギョレ新聞社

 「真実のためにここに立った女性。金学順(キム・ハクスン)。1924.10.20~1997.12.16。中国吉林省生まれ。日本軍『慰安婦』被害者。17歳で中国河北省に連れて行かれる」。
 ソウル鍾路区(チョンノグ)の旧在韓日本大使館前。2016年4月、「慰安婦」被害者の名前などが刻まれた銅板が、平和の少女像の前の歩道と車道の境界石に設置された。やるせない歳月を経て、銅板の上に刻まれた文字は古び、色も褪せて読むことさえ難しくなった。日本軍慰安婦問題を戦争犯罪として認めることと、真相究明、公式謝罪などを要求し、1992年1月8日に始まった水曜集会は、来る7月14日で1500回目を迎える。何一つ解決されることなく、計り知れない時が流れた。銅板の上の字は消えようとも、記憶しなければならない理由はあふれている。

イ・ジョングン先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/opinion/column/1001187.html
韓国語原文入力:2021-06-28 15:08
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