海南島近現代史研究会の会員は、今日午後、海南島に出発し、明日(9月30日)午前2時ころ月塘村に近い万寧市内に到着します。
虐殺された月塘村の256人の犠牲者すべての名と年齢を明らかにした朱振華さんが、明日午前10時から時間をつくってくれているので、これから約1か月半の間に、どのように256人の生と死の軌跡をたどっていくのかを話し合います。
こんど月塘村では、侵略犯罪の現場で生きてきた人たち、侵略犯罪集団の国民国家日本から来た者たち、その国家に住んできた朝鮮人たちが、共同で、国民国家日本の侵略犯罪の一部を徹底的に明らかにしようとしています。
月塘村の256人の軌跡を明らかにすることは、日本侵略下の海南島で、日本軍や日本企業に殺害されたアジア民衆すべての軌跡を明らかにする道をさらにひらいていくと思います。
証言は、隠されてきた史実を明るみにだす決定的な証拠です。月塘村の村人の証言と朱振華さんの綿密な調査がなければ、月塘村虐殺という日本の侵略犯罪は隠されつづけ、日本政府はこの事実をなかったことにしつづけることができるでしょう。
「朝鮮報国隊」にかんする事実もそうです。「朝鮮報国隊」にいれられながらも海南島から生還できた人の証言なしには、「朝鮮報国隊」にかかわる日本の侵略犯罪を明らかにすることは難しかったでしょう。
海南島の各地で民衆を虐殺した指揮官・兵士たちのおおくは、海南島で自分が行ったことを隠しつづけ、日本で自然死したと思われますが、侵略犯罪に時効はありません。
佐藤正人
虐殺された月塘村の256人の犠牲者すべての名と年齢を明らかにした朱振華さんが、明日午前10時から時間をつくってくれているので、これから約1か月半の間に、どのように256人の生と死の軌跡をたどっていくのかを話し合います。
こんど月塘村では、侵略犯罪の現場で生きてきた人たち、侵略犯罪集団の国民国家日本から来た者たち、その国家に住んできた朝鮮人たちが、共同で、国民国家日本の侵略犯罪の一部を徹底的に明らかにしようとしています。
月塘村の256人の軌跡を明らかにすることは、日本侵略下の海南島で、日本軍や日本企業に殺害されたアジア民衆すべての軌跡を明らかにする道をさらにひらいていくと思います。
証言は、隠されてきた史実を明るみにだす決定的な証拠です。月塘村の村人の証言と朱振華さんの綿密な調査がなければ、月塘村虐殺という日本の侵略犯罪は隠されつづけ、日本政府はこの事実をなかったことにしつづけることができるでしょう。
「朝鮮報国隊」にかんする事実もそうです。「朝鮮報国隊」にいれられながらも海南島から生還できた人の証言なしには、「朝鮮報国隊」にかかわる日本の侵略犯罪を明らかにすることは難しかったでしょう。
海南島の各地で民衆を虐殺した指揮官・兵士たちのおおくは、海南島で自分が行ったことを隠しつづけ、日本で自然死したと思われますが、侵略犯罪に時効はありません。
佐藤正人