https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180808/k10011569241000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
「NHK NEWSWEB」 2018年8月8日 15時14分
■中国で慰安婦問題の国際的シンポジウムが中止に
中国 上海の大学で、10日に開催が予定されていた慰安婦問題について話し合う国際的なシンポジウムが、中国政府の要請によって中止になったことがわかりました。今月12日は日中平和友好条約を締結して40年となる節目の日で、中国政府が日中関係に配慮したものとみられます。
中止になったのは、上海師範大学で10日開催が予定されていた慰安婦問題についての国際的なシンポジウムです。
上海師範大学の関係者によりますと、シンポジウムには、日本や中国、韓国のほか、北朝鮮やアメリカの専門家などおよそ60人が参加する予定だったということです。
ところが今月になって、中国外務省からシンポジウムを開催しないよう要請があり「延期しても日程を再調整することが難しい」として、中止することを決めたということです。
今月12日は、日中平和友好条約を締結して40年となる節目の日で、日中両国ではこの日の前後に記念イベントなどが相次いで予定されており、中国政府が両国の関係に配慮したものとみられます。
シンポジウムを中止した上海師範大学ではおととし、慰安婦問題を象徴する像が設置され、上海にある日本総領事館などが中国側に懸念を伝えていました。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3441553.html
「TBS NEWS」 2018年8月8日10時49分
■「慰安婦問題」討論会、中国政府が中止に 日本側に配慮か
中国の上海で今週予定されていた旧日本軍の従軍慰安婦問題に関する国際シンポジウムが、中国政府の要請で中止になったことがわかりました。この週末が日中平和友好条約の締結40周年にあたることから、日本側に配慮したものとみられます。
中国の上海師範大学では、今週10日に旧日本軍による従軍慰安婦の問題について話し合う国際シンポジウムが行われる予定で、中国、韓国、日本、アメリカのほか、北朝鮮からも専門家ら合わせて60人が参加することになっていました。
関係者によりますと、今月に入って中国外務省から開催を自粛するよう要請があり、急きょ、中止を余儀なくされたということです。
8月12日は日中平和友好条約が締結されてから40周年の記念日にあたり、日中関係に改善のムードがあることなどから、中国政府が日本側に配慮したものとみられます。
http://www.sankei.com/world/news/180808/wor1808080019-n1.html
「産経ニュース」 2018.8.8 14:31
■上海の「慰安婦シンポジウム」が中止 中国外務省の指示で 対日配慮か、北からも初の参加予定
中国上海市の上海師範大学で10日に開かれる予定だった旧日本軍「慰安婦」問題についての国際シンポジウムが、中国外務省からの指示で急遽(きゅうきょ)、中止されたことが分かった。日中関係筋が8日、明らかにした。
上海での国際シンポジウムには中国や韓国、米国などに加え、初出席となる北朝鮮の関係者も含め、総勢約60人が招かれていた。
ただ、12日が日中平和友好条約の締結40周年に当たるほか、今秋にも安倍晋三首相の訪中が調整されている。さらに北朝鮮の核・ミサイル問題で進展がみられない中、「慰安婦」問題で中国が北朝鮮とも歴史問題で連携したとの印象を与えたくないと中国外務省が判断。対日関係にも配慮して中止を指示したもよう。
また、トランプ米政権が中国の知的財産権侵害に対する制裁関税の第2弾を23日に発動すると発表するなど、米中貿易戦争が激化しており、関係筋は「この時期に日本まで敵に回したくないと中国政府の側は考えたようだ」と話した。
同大では2016年10月に、中国で初となる「慰安婦」を象徴する中国人と朝鮮半島出身者の2人の女性をかたどった像が設置されており、国連教育科学文化機関(ユネスコ)「世界の記憶」(記憶遺産)に「慰安婦」関連資料の早期登録をめざす動きもあった。
関係筋によると、像の設置後、中央政府から同大側に対し、「キャンパス外での活動や新たな像の設置などは認められない」などと非公式にクギを刺されているという。
河崎真澄
http://news.livedoor.com/article/detail/13300704/
「livedoor」 2017年7月6日 17時40分 Record China
■「慰安婦強制連行の動かぬ証拠」=中国で朝鮮半島出身者の名簿を公表―中国紙
【写真】利済巷慰安所旧址陳列館。
2017年7月5日、中国江蘇省南京市にある利済巷慰安所旧址陳列館が開いたシンポジウムで慰安婦問題に関する新たな資料が公表された。南京日報が6日付で伝えた。
記事によると、シンポジウムには日本、韓国、インドネシアなどの専門家約30人が出席した。新たに公表されたのは1944年4月に書かれたとの記載がある「鶏林会名簿」。浙江省金華市の档案館が保管していたもので、専門家からは「日本軍が金華地区に慰安所を建設し、慰安婦を強制連行、慰安婦制度を実施した動かぬ証拠」との指摘が出たという。陳列館館長の蘇智良(スー・ジーリアン)氏は同資料について「『鶏林』は新羅の国号で、朝鮮半島の意味も持つ。このため、半島出身者の同郷会に『鶏林』の名が付けられた」と説明、名簿の研究によって戦争後期の金華地区における半島出身者の状況、とりわけ記載されている慰安所の分布状況について新たな認識が得られるとの見方を示した。
記事は「1942年5月18日に日本軍が金華を占領した。戦争の人的資源とされた半島出身者も金華に流入。これが金華鶏林会誕生の背景だ」と説明しており、名簿には人の名前だけでなく、年齢や現住所、職業なども記載されていると指摘。ただ、名前から女性と思われる20~30歳くらいの100人余りには職業の記載がなく、この件で調査を行った蘇氏らは「職業欄の空白はミスではなく、伏せられたもの。これら女性は慰安婦とされた人々だ」と判断したという。名簿上で慰安婦と推測される女性は135人、鶏林会の半島出身者全体の64%に当たる。
「NHK NEWSWEB」 2018年8月8日 15時14分
■中国で慰安婦問題の国際的シンポジウムが中止に
中国 上海の大学で、10日に開催が予定されていた慰安婦問題について話し合う国際的なシンポジウムが、中国政府の要請によって中止になったことがわかりました。今月12日は日中平和友好条約を締結して40年となる節目の日で、中国政府が日中関係に配慮したものとみられます。
中止になったのは、上海師範大学で10日開催が予定されていた慰安婦問題についての国際的なシンポジウムです。
上海師範大学の関係者によりますと、シンポジウムには、日本や中国、韓国のほか、北朝鮮やアメリカの専門家などおよそ60人が参加する予定だったということです。
ところが今月になって、中国外務省からシンポジウムを開催しないよう要請があり「延期しても日程を再調整することが難しい」として、中止することを決めたということです。
今月12日は、日中平和友好条約を締結して40年となる節目の日で、日中両国ではこの日の前後に記念イベントなどが相次いで予定されており、中国政府が両国の関係に配慮したものとみられます。
シンポジウムを中止した上海師範大学ではおととし、慰安婦問題を象徴する像が設置され、上海にある日本総領事館などが中国側に懸念を伝えていました。
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3441553.html
「TBS NEWS」 2018年8月8日10時49分
■「慰安婦問題」討論会、中国政府が中止に 日本側に配慮か
中国の上海で今週予定されていた旧日本軍の従軍慰安婦問題に関する国際シンポジウムが、中国政府の要請で中止になったことがわかりました。この週末が日中平和友好条約の締結40周年にあたることから、日本側に配慮したものとみられます。
中国の上海師範大学では、今週10日に旧日本軍による従軍慰安婦の問題について話し合う国際シンポジウムが行われる予定で、中国、韓国、日本、アメリカのほか、北朝鮮からも専門家ら合わせて60人が参加することになっていました。
関係者によりますと、今月に入って中国外務省から開催を自粛するよう要請があり、急きょ、中止を余儀なくされたということです。
8月12日は日中平和友好条約が締結されてから40周年の記念日にあたり、日中関係に改善のムードがあることなどから、中国政府が日本側に配慮したものとみられます。
http://www.sankei.com/world/news/180808/wor1808080019-n1.html
「産経ニュース」 2018.8.8 14:31
■上海の「慰安婦シンポジウム」が中止 中国外務省の指示で 対日配慮か、北からも初の参加予定
中国上海市の上海師範大学で10日に開かれる予定だった旧日本軍「慰安婦」問題についての国際シンポジウムが、中国外務省からの指示で急遽(きゅうきょ)、中止されたことが分かった。日中関係筋が8日、明らかにした。
上海での国際シンポジウムには中国や韓国、米国などに加え、初出席となる北朝鮮の関係者も含め、総勢約60人が招かれていた。
ただ、12日が日中平和友好条約の締結40周年に当たるほか、今秋にも安倍晋三首相の訪中が調整されている。さらに北朝鮮の核・ミサイル問題で進展がみられない中、「慰安婦」問題で中国が北朝鮮とも歴史問題で連携したとの印象を与えたくないと中国外務省が判断。対日関係にも配慮して中止を指示したもよう。
また、トランプ米政権が中国の知的財産権侵害に対する制裁関税の第2弾を23日に発動すると発表するなど、米中貿易戦争が激化しており、関係筋は「この時期に日本まで敵に回したくないと中国政府の側は考えたようだ」と話した。
同大では2016年10月に、中国で初となる「慰安婦」を象徴する中国人と朝鮮半島出身者の2人の女性をかたどった像が設置されており、国連教育科学文化機関(ユネスコ)「世界の記憶」(記憶遺産)に「慰安婦」関連資料の早期登録をめざす動きもあった。
関係筋によると、像の設置後、中央政府から同大側に対し、「キャンパス外での活動や新たな像の設置などは認められない」などと非公式にクギを刺されているという。
河崎真澄
http://news.livedoor.com/article/detail/13300704/
「livedoor」 2017年7月6日 17時40分 Record China
■「慰安婦強制連行の動かぬ証拠」=中国で朝鮮半島出身者の名簿を公表―中国紙
【写真】利済巷慰安所旧址陳列館。
2017年7月5日、中国江蘇省南京市にある利済巷慰安所旧址陳列館が開いたシンポジウムで慰安婦問題に関する新たな資料が公表された。南京日報が6日付で伝えた。
記事によると、シンポジウムには日本、韓国、インドネシアなどの専門家約30人が出席した。新たに公表されたのは1944年4月に書かれたとの記載がある「鶏林会名簿」。浙江省金華市の档案館が保管していたもので、専門家からは「日本軍が金華地区に慰安所を建設し、慰安婦を強制連行、慰安婦制度を実施した動かぬ証拠」との指摘が出たという。陳列館館長の蘇智良(スー・ジーリアン)氏は同資料について「『鶏林』は新羅の国号で、朝鮮半島の意味も持つ。このため、半島出身者の同郷会に『鶏林』の名が付けられた」と説明、名簿の研究によって戦争後期の金華地区における半島出身者の状況、とりわけ記載されている慰安所の分布状況について新たな認識が得られるとの見方を示した。
記事は「1942年5月18日に日本軍が金華を占領した。戦争の人的資源とされた半島出身者も金華に流入。これが金華鶏林会誕生の背景だ」と説明しており、名簿には人の名前だけでなく、年齢や現住所、職業なども記載されていると指摘。ただ、名前から女性と思われる20~30歳くらいの100人余りには職業の記載がなく、この件で調査を行った蘇氏らは「職業欄の空白はミスではなく、伏せられたもの。これら女性は慰安婦とされた人々だ」と判断したという。名簿上で慰安婦と推測される女性は135人、鶏林会の半島出身者全体の64%に当たる。