https://japanese.joins.com/article/866/253866.html
「中央日報日本語版」 2019年05月29日07時17分
■日本、「靖国から父の名前を外してほしい」無視…韓国遺族の要求を棄却
戦犯の位牌が祀られている靖国神社に合祀された韓半島(朝鮮半島)出身軍人・軍属を合祀から外してほしいとして遺族が提起した訴訟で日本裁判所が原告である遺族に敗訴判決を言い渡した。
東京地方裁判所は28日、合祀者遺族27人が2013年10月22日に提起した2次靖国合祀取り消し訴訟で原告の要求を棄却した。この日の判決は訴訟を提起して5年7カ月目に出たものだが、裁判所が判決を読み終えるのにかかった時間はただ5秒だった。
裁判所は「原告のすべての要求を棄却する。訴訟費用は原告側が負担する」という短い判決だけを出したまま、判決の理由も明らかにせず判事席から離れた。共同通信によると、裁判所は合祀が故人の名誉を傷つけたという原告側の主張を「合祀事実が公表されないため(合祀されたとのことが)不特定多数に知らされる可能性がない」として受け入れられなかった。
靖国神社は近代日本が起こした大小の戦争で亡くなった人々の英霊を祀る施設で、太平洋戦争A級戦犯14人を含む246万6000人が合祀されている。靖国神社に対して日本政府は宗教施設だけであると主張しているが、「日本軍国主義の象徴」と呼ばれる。靖国神社に朝鮮人は2万1181人もともに合祀されている。
原告のうち1人であるパク・ナムスンさん(76)はこの日の判決後、東京地裁の前で開かれた記者会見で「うちの父がいつ天皇のために亡くなったか。なぜ今でも日本の神にならなければならないのか。うちの父がなぜ日本人か」として「私たちが生きてきた人生を理解するならこのような判決を下すことはできない。父の名前を(靖国神社から)一日も早く外してほしい」と嗚咽した。
原告側の大口昭彦弁護士は「裁判所が自身が原告らと同じこと状況に置かれたとすれば、このような判決を言い渡すことはできない」として「きょうの判決でこの問題が終わったと考える人は誰もいない。これからも戦いをやめない」と強調した。
遺族らは日本と韓国市民団体と弁護士から助けられ、2007年から合祀取り消しを要求する戦いを日本法廷で繰り広げている。1次訴訟では原告が1審と2審で全部敗訴し、その後さらに多くの遺族が集まって2次訴訟を提起し、この日1審判決が言い渡された。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190528002500882?section=news
「聯合ニュース」 2019.05.28 17:58
■韓国人遺族の靖国合祀訴訟で原告敗訴 判決説明なし
【東京聯合ニュース】日本の植民地時代に軍人・軍属として徴用されて戦死し、靖国神社に合祀(ごうし)された韓国人の遺族27人が日本政府と同神社を相手取り、合祀の取り消しを求めた第2次訴訟の判決公判が28日に東京地裁で開かれ、地裁は原告の要求を棄却した。
【写真】敗訴を受け声明を出す原告側関係者=28日、東京(聯合ニュース)
訴訟が提起されてから5年7カ月での判決だったが、裁判所が判決を読み終えるのにかかった時間はわずか5秒程度だった。
地裁は「原告のすべての要求を棄却する。訴訟費用は原告側が負担する」という短い判決を出しただけで、判決理由については説明しなかった。
日本のA級戦犯も合祀されている靖国神社の合祀者名簿には朝鮮半島出身者2万1181人が含まれている。
遺族らは日本と韓国の市民団体や弁護士の協力を受け、2007年から合祀の取り消しを求め、日本の法廷で争っている。
1次訴訟では原告が一審、二審ともに敗訴し、1次訴訟よりも多くの遺族が今回の2次訴訟に参加した。
原告側は判決後に出した声明で、「日本の司法府の不当な判決を強く糾弾し、怒りを禁じることができない」とし、「(日本による植民地支配から)解放されて74年が過ぎた現在まで、日本帝国主義の侵略戦争に強制的に動員され、悔しい思いで死んでいった犠牲者が侵略神社の靖国に戦争犯罪者らと共に合祀されているという事実は容認できない」と訴えた。
また「軍国主義の象徴である靖国神社が家族の名前を利用してその名誉と自尊を踏みにじっている現状況を受け入れることはできない」とし、「ためらうことなく上級裁判所に控訴し、国連人権機構など国際社会に訴えかけていく」と強調した。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190526000400882?section=news
「聯合ニュース」 2019.05.26 11:22
■韓国人遺族の靖国合祀訴訟 28日に東京地裁で判決公判
【東京聯合ニュース】日本の植民地時代に軍人・軍属として徴用されて戦死し、靖国神社に合祀(ごうし)された韓国人の遺族27人が日本政府と同神社を相手取り、合祀の取り消しを求めた第2次訴訟の判決公判が28日に東京地裁で開かれる。朝鮮半島出身者の合祀に反対する日本の市民団体や韓国の太平洋戦争被害者補償推進協議会などが伝えた。
【写真】靖国神社前でデモを行う韓日の市民団体(資料写真)=(聯合ニュース)
すでに別の韓国人遺族が合祀取り消しを求める同様の訴訟を起こし、2013年10月に二審で敗訴した。判決は、靖国神社の韓国人合祀を一種の宗教行為とした上で「原告は神社の宗教的行為により感情が傷つけられるとしているが、他人の宗教の自由に対する寛容が求められる」として訴えを認めなかった。この判決を受けて1次訴訟よりも多くの遺族が今回の訴訟を起こした。
日本のA級戦犯も合祀されている靖国神社の合祀者名簿には朝鮮半島出身者2万1181人が含まれているという。合祀に反対する日本の市民団体は「原告の被害は単に歴史認識の問題だけではなく、(日本による)朝鮮侵略の直接的な加害者を合祀してきた『侵略神社』に(被害者の軍人・軍属が)合祀されるという人格権の侵害」と主張する。
訴訟にかかわっている韓国・民族問題研究所の関係者は、戦時中の強制徴用労働者の問題だけでなく、一方的に靖国に合祀された軍人・軍属の問題も必ず解決しなければならない歴史の清算課題だと述べた。
「中央日報日本語版」 2019年05月29日07時17分
■日本、「靖国から父の名前を外してほしい」無視…韓国遺族の要求を棄却
戦犯の位牌が祀られている靖国神社に合祀された韓半島(朝鮮半島)出身軍人・軍属を合祀から外してほしいとして遺族が提起した訴訟で日本裁判所が原告である遺族に敗訴判決を言い渡した。
東京地方裁判所は28日、合祀者遺族27人が2013年10月22日に提起した2次靖国合祀取り消し訴訟で原告の要求を棄却した。この日の判決は訴訟を提起して5年7カ月目に出たものだが、裁判所が判決を読み終えるのにかかった時間はただ5秒だった。
裁判所は「原告のすべての要求を棄却する。訴訟費用は原告側が負担する」という短い判決だけを出したまま、判決の理由も明らかにせず判事席から離れた。共同通信によると、裁判所は合祀が故人の名誉を傷つけたという原告側の主張を「合祀事実が公表されないため(合祀されたとのことが)不特定多数に知らされる可能性がない」として受け入れられなかった。
靖国神社は近代日本が起こした大小の戦争で亡くなった人々の英霊を祀る施設で、太平洋戦争A級戦犯14人を含む246万6000人が合祀されている。靖国神社に対して日本政府は宗教施設だけであると主張しているが、「日本軍国主義の象徴」と呼ばれる。靖国神社に朝鮮人は2万1181人もともに合祀されている。
原告のうち1人であるパク・ナムスンさん(76)はこの日の判決後、東京地裁の前で開かれた記者会見で「うちの父がいつ天皇のために亡くなったか。なぜ今でも日本の神にならなければならないのか。うちの父がなぜ日本人か」として「私たちが生きてきた人生を理解するならこのような判決を下すことはできない。父の名前を(靖国神社から)一日も早く外してほしい」と嗚咽した。
原告側の大口昭彦弁護士は「裁判所が自身が原告らと同じこと状況に置かれたとすれば、このような判決を言い渡すことはできない」として「きょうの判決でこの問題が終わったと考える人は誰もいない。これからも戦いをやめない」と強調した。
遺族らは日本と韓国市民団体と弁護士から助けられ、2007年から合祀取り消しを要求する戦いを日本法廷で繰り広げている。1次訴訟では原告が1審と2審で全部敗訴し、その後さらに多くの遺族が集まって2次訴訟を提起し、この日1審判決が言い渡された。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190528002500882?section=news
「聯合ニュース」 2019.05.28 17:58
■韓国人遺族の靖国合祀訴訟で原告敗訴 判決説明なし
【東京聯合ニュース】日本の植民地時代に軍人・軍属として徴用されて戦死し、靖国神社に合祀(ごうし)された韓国人の遺族27人が日本政府と同神社を相手取り、合祀の取り消しを求めた第2次訴訟の判決公判が28日に東京地裁で開かれ、地裁は原告の要求を棄却した。
【写真】敗訴を受け声明を出す原告側関係者=28日、東京(聯合ニュース)
訴訟が提起されてから5年7カ月での判決だったが、裁判所が判決を読み終えるのにかかった時間はわずか5秒程度だった。
地裁は「原告のすべての要求を棄却する。訴訟費用は原告側が負担する」という短い判決を出しただけで、判決理由については説明しなかった。
日本のA級戦犯も合祀されている靖国神社の合祀者名簿には朝鮮半島出身者2万1181人が含まれている。
遺族らは日本と韓国の市民団体や弁護士の協力を受け、2007年から合祀の取り消しを求め、日本の法廷で争っている。
1次訴訟では原告が一審、二審ともに敗訴し、1次訴訟よりも多くの遺族が今回の2次訴訟に参加した。
原告側は判決後に出した声明で、「日本の司法府の不当な判決を強く糾弾し、怒りを禁じることができない」とし、「(日本による植民地支配から)解放されて74年が過ぎた現在まで、日本帝国主義の侵略戦争に強制的に動員され、悔しい思いで死んでいった犠牲者が侵略神社の靖国に戦争犯罪者らと共に合祀されているという事実は容認できない」と訴えた。
また「軍国主義の象徴である靖国神社が家族の名前を利用してその名誉と自尊を踏みにじっている現状況を受け入れることはできない」とし、「ためらうことなく上級裁判所に控訴し、国連人権機構など国際社会に訴えかけていく」と強調した。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20190526000400882?section=news
「聯合ニュース」 2019.05.26 11:22
■韓国人遺族の靖国合祀訴訟 28日に東京地裁で判決公判
【東京聯合ニュース】日本の植民地時代に軍人・軍属として徴用されて戦死し、靖国神社に合祀(ごうし)された韓国人の遺族27人が日本政府と同神社を相手取り、合祀の取り消しを求めた第2次訴訟の判決公判が28日に東京地裁で開かれる。朝鮮半島出身者の合祀に反対する日本の市民団体や韓国の太平洋戦争被害者補償推進協議会などが伝えた。
【写真】靖国神社前でデモを行う韓日の市民団体(資料写真)=(聯合ニュース)
すでに別の韓国人遺族が合祀取り消しを求める同様の訴訟を起こし、2013年10月に二審で敗訴した。判決は、靖国神社の韓国人合祀を一種の宗教行為とした上で「原告は神社の宗教的行為により感情が傷つけられるとしているが、他人の宗教の自由に対する寛容が求められる」として訴えを認めなかった。この判決を受けて1次訴訟よりも多くの遺族が今回の訴訟を起こした。
日本のA級戦犯も合祀されている靖国神社の合祀者名簿には朝鮮半島出身者2万1181人が含まれているという。合祀に反対する日本の市民団体は「原告の被害は単に歴史認識の問題だけではなく、(日本による)朝鮮侵略の直接的な加害者を合祀してきた『侵略神社』に(被害者の軍人・軍属が)合祀されるという人格権の侵害」と主張する。
訴訟にかかわっている韓国・民族問題研究所の関係者は、戦時中の強制徴用労働者の問題だけでなく、一方的に靖国に合祀された軍人・軍属の問題も必ず解決しなければならない歴史の清算課題だと述べた。