http://japan.hani.co.kr/arti/politics/41822.html
「The Hankyoreh」 2021-11-27 04:53
■「慰安婦」被害者の「永遠の証言」とAIが出会った
西江大学のキム・ジュソプ教授チーム、3年間の努力で実現
イ・ヨンスさんとイ・オクソンさんの映像を撮影し
500の質問を認識するようにプログラミング
大邱の日本軍「慰安婦」歴史館「ヒウム」で展示
【写真】「永遠の証言」展示に人工知能(AI)で答える日本軍「慰安婦」被害者のイ・ヨンスさん(93)の姿//ハンギョレ新聞社
ハルモニ(おばあさん)、こんにちは。
「はい、 こんにちは」。
自己紹介をお願いします。
「日本軍『慰安婦』被害者、イ・ヨンスです」。
どうして「慰安婦」被害証言をするようになったのですか?
「まったく、尋ねる人たちはただ聞くだけだけれど、(私は)この話をすると怒り心頭に発するんです」。
時間と空間を超えて、慰安婦被害者と出会う。被害者の証言が人工知能(AI)と結びついたことで実現したものだ。
24日、大邱市中区(テグシ・チュング)の日本軍「慰安婦」歴史館「ヒウム」で開かれる「日本軍の『慰安婦』被害者の時間と空間、そして証言展」の「永遠の証言」コーナーを訪れ、AIで具現化されたモニターの中の日本軍「慰安婦」被害者イ・ヨンスさん(93)に会った。事前に用意されたマイクに向かって、イさんに慰安所に連れて行かれた記憶を尋ねた。「14歳の時、窓の間から一人の子どもが出て来いと身振りしたのでついて行ったら、日本の軍人が後ろに立っていた」という答えが返ってきた。実際に会話をしているかのようだったが、実はAIが質問の内容を分析し、録画された回答映像を見せたのだ。質問を認識できなかった場合は、「もう少しゆっくり話してください」と聞き返した。
イさんに「日本政府に望むことは何か」と聞くと、映像の中の声に力が入った。「罪を知らなければならない。(日本は)罪を知らずに嘘ばかりついている。このように歴史の生き証人が話してもそんなことはしていないと言うが、天地がすべて知っている」
つらい過去だけを話すわけではない。「好きな歌があるか」と聞くと、茶色の韓服を着て座ったイさんはリズムに乗りながら流行の歌謡曲を歌う。イさんは「愛に年齢があるものか」という原曲の歌詞を「活動するのに年齢があるものか」と代えて楽しそうに歌った。
イ・ヨンスさんの向かい側には、イ・オクソンさん(94)がいる。証言を聞きに来た人たちに言いたいことを尋ねると「私たちの力が足りなくて(日本政府の)謝罪を受けられなかった。力の及ぶ限り謝罪を受けられるようにしてほしい」とお願いする言葉が発せられた。
女性家族部と韓国女性人権振興院が主催した同行事は、西江大学のキム・ジュソプ教授(知識融合学部)の「永遠な証言」研究チームが2018年から続けてきたプロジェクトの結果だ。研究チームは、被害生存者13人のうち、会話が可能なイ・ヨンスさん、イ・オクソンさんと共に1000個の場合の数を仮定して回答映像を撮った。これに対話型AI技術を加え、500の類型の質問を認識できるようにプログラミングした。
キム教授は「2018年にホロコースト生存者の証言を対話型AI方法で記録したプロジェクトの試演会があり米国に行ったが、私たちも似たような歴史があるので(日本軍『慰安婦』被害者の)ハルモニたちの証言をこのような方法で保存したいと思い、(このプロジェクトを)推進した」と話した。「このプログラムが『慰安婦』問題を全人類がともに記憶できるようすることの一助となれば。さらには、終わらない(慰安婦)問題を解決する基盤になればと思う」とし、「そのためにも(慰安婦)被害者の証言をより豊かに保存しなければならない」と語った。
研究チームは、生存者たちの人生を完全に表現できる水準に至っていないと自評する。キム教授は「すべての質問に(AIの中の)ハルモニが完璧に答えられるとは言えない。最大限自然な対話ができるよう、完成度を高める作業を続けていく予定だ」と述べた。研究チームは、今回の展示を終えた後、誤りを補完して今後韓国と米国で本展示を開く計画だ。
文・写真/キム・ギュヒョン記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/area/yeongnam/1020857.html
韓国語原文入力:2021-11-26 02:30
https://japanese.joins.com/JArticle/282125?servcode=400§code=430
「中央日報日本語版」 2021.08.21 10:09
■「永遠の証言者」慰安婦被害者をよみがえらせたハリウッド出身教授
【写真】ソウル麻浦区の西江大学に試験展示中の「永遠の証言」プロジェクト。映像の中の李容洙(イ・ヨンス)さんが証言している。 ソク・キョンミン記者
1991年に故金学順(キム・ハクスン)さんが慰安婦被害を初めて証言してから30年。政府に登録された238人の慰安婦被害者のうち生存者はもう14人しかいない。「証言は私の生命」(李容洙さん)と話すおばあさん。しかし歳月が過ぎ、生命と証言は力を失っている。
人工知能(AI)技術を活用して慰安婦被害者と仮想対話をする「永遠の証言」プロジェクトはこうした悩みから始まった。西江大知識融合部のキム・ジュソプ教授が動き出した。有名ハリウッド映画の特殊効果製作に参加したキム教授は、李玉善(イ・オクソン)さん、李容洙(イ・ヨンス)さんの証言に「永遠の生命」を吹き込んだ。キム教授は「二度とこうした悲劇が繰り返されないことを願う気持ちから始まった」とプロジェクトの趣旨を説明した。
◆「ここで永遠に証言する」
「永遠の証言」プロジェクトは、約1000件の質問に対する慰安婦被害者らの発言を撮影し、ここに対話型の人工知能技術を加えたというのが核心だ。西江大「永遠の証言チーム」が女性家族部傘下の旧日本軍慰安婦問題研究所と共同で開発し、大学と大邱(テグ)ヒウム歴史館の2カ所で試験展示中だ。
18日にソウル麻浦区(マポグ)の西江大に展示されたプロジェクトを通じて、画面の中の慰安婦被害者と対話することができた。「日本からどのように謝罪を受けたいのですか」と尋ねる記者に対し、「過ちがあったのなら間違っていたと話さなければいけない」と李玉善さんが震える声で答えた。李容洙さんは「罪を知らなければいけない。罪を知らず嘘ばかり言えば何にもならない」と語った。
何度も繰り返された証言だが、被害者は依然として証言が必要だと強調した。李容洙さんは「この話をすれば血が沸き立つ。胸が裂ける」とし「その当時がよみがえってつらい。今からでもやるべきことはやらなければいけない」と話した。また「証言は本当に重要で、私の生命と変わらない。ここに残って永遠に証言する」とも語った。李玉善さんも「私が死ぬまで証言する」とし「(次世代の人たちに)日本に謝罪を受けるようお願いしたい」と答えた。
◆「ホロコースト証言プロジェクトからアイデア」
キム教授は2008年から2012年まで米ロサンゼルスの映画スタジオで特殊効果に必要なソフトウェアなどを開発したエンジニアだった。『ライフ・オブ・パイ』『ナイトミュージアム」など多くの有名映画にも参加した。
「写真と映像を越えた次のメディアについて研究したい」として2012年に大学教授になり、2019年から「永遠の証言」プロジェクト開発に入ったという。米国ショア財団(Shoah)が「ホロコースト」生存者の証言を残すために製作したNDT(New Dimensions in Testimony)プロジェクトからアイデアを得たという。
証言場面の録画のために慰安婦被害者らと3、4日間にわたり撮影を行った。キム教授は「李容洙さんが4日間の撮影を終えた後、『すべてのことを話したのですっきりした』と語ったのが記憶に残っている」と伝えた。続いて「最初の証言から30年が過ぎたが、おばあさんたちはこれほど長い時間にわたり証言したことがなかったと話していた。おばあさんたちにすっきりするまで話す機会を与えたようで個人的にやりがいを感じた」と語った。
キム教授は「頭の中で知っていた悲劇的な事件を、おばあさんたちに実際に会って対話をしながら胸で感じることになった」とし「観覧客がおばあさんたちに会った個人的な経験を通じて、おばあさんたちを記憶してくれればいい。多くの人たちがおばあさんたちの話を記憶すれば、社会は少し変わると期待する」と述べた。
◆「本展示の前に悪意ある質問にも対応」
キム教授は「おばあさんたちの証言映像は100%録画映像だ。おばあさんたちの証言が歪曲されてはいけないからだ。人工知能技術は円滑な音声対話のために使っている」と説明した。
AIの弱点を狙った悪意ある質問への対応状況も試験展示期間に用意する計画だ。AI技術を取り入れた対話コンテンツだが、証言映像が悪意的に利用される余地を防ぐためだ。キム教授は「(慰安婦被害者に対して)好意的でないグループも非公開的に接触し、アンケート調査を通じて異なる視点の質問を受ける計画だ。この質問が出てくる場合、映像の中のおばあさんが返答を避けられるように補完する考え」と答えた。
永遠の証言プロジェクトは11月まで試験展示を終えた後、対話過程での問題点などを修正し、米国や韓国で本展示する計画という。
https://www.donga.com/jp/List/article/all/20210816/2858272/1
「東亞日報」 August. 16, 2021 08:22
■金学順さんの初証言から30年、AI技術で会う慰安婦証言
「ユン総務、何をしているんですか。日本がこんなにやりたい放題なのに、なぜじっとしているんですか。私をすぐに(記者会見に)呼んでください」。
1991年8月13日、旧日本軍の「慰安婦」だった故金学順(キム・ハクスン)さんは、韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協、現・正義記憶連帯)のユン・ヨンエさん(78・当時韓国教会女性連合会総務)に電話をかけ、このように話したという。翌日14日に開かれた記者会見で金さんは、「慰安婦として苦痛を受けた私がこのように苦しんで暮らしているのに、日本は慰安婦を連れて行った事実がないと言い、韓国政府は知らないと言うことが話になりますか」と訴えた。
政府は2017年、金さんが韓国で初めて慰安婦被害を世の中に伝えた8月14日を「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」に定めた。
ユンさんは14日、金さんの証言から30年が経ち、14日に正義記憶連帯(イ・ナヨン理事長)が開催したトークコンサート「私が記憶する金学順」で、金さんが証言するに至った過程を詳しく紹介した。ユンさんは1991年4月、駐韓日本大使館が、「(慰安婦を)認めることはできない。証人が出てくるならいざしらず」と頑なな態度を示すと、元慰安婦をうわさをたよりに捜し、同年7月に金さんを紹介された。
ユンさんは訪ねてきた金さんの姿を思い出し、「白い服を着た金さんの目は童話に出てくる子鹿のバンビの目のように怯えていながらも輝いていた」と振り返った。当時、金さんは「証言するよう言われて迷ったが、『なぜひどい苦痛を受けて、今まで生きてきたのか』と自問し、『私の痛みと歴史的事実を明らかにし、後世の女性たちはこのようなことに遭わなければいいというのが天の思し召し』と思った」とユンさんに話したという。
金さんは17歳の時に強制的に連れていかれ、3ヵ月間、被害に遭ったことを打ち明け、「すっきりした。私を使ってこのことを世の中に伝えて」とユンさんに頼んだ。それから1ヵ月後、金さんは記者会見に出て、慰安婦について証言した。これを機に挺対協に元慰安婦たちから多くの連絡が寄せられ、政府はこのうち238人を元慰安婦に登録した。多くが「テレビで(金学順さんが)話すのを見て勇気を出した」と話した。
金さんの初めての証言から30年が経った今、元慰安婦の生存者は14人だけだ。女性家族部などは、人工知能(AI)技術を活用して市民が対話できるプログラムを開発し、最近公開した。女性家族部の日本軍「慰安婦」問題研究所と西江(ソガン)大学の「永遠の証言チーム」は6月15日から11月30日まで、ソウル麻浦区(マポク)の西江大学と大邱中区(テグ・チュンク)「ヒウム日本軍慰安婦歴史館」で「永遠の証言」展示を行う。
この展示では、李玉善(イ・オクソン)さん(94)と李容洙(イ・ヨンス)さん(93)の証言が録画されているAIプログラムに市民が質問すれば、それに合った証言映像を見ることができる。記者が映像の中の李玉善さんに「どのように慰安婦に連れていかれたのか」と尋ねると、イさんは手を動かして、「家政婦をしていた時、お使いに行く途中、連れていかれた」と答えた。李容洙さんもAI映像で、「陸橋に行くと、軍人が私を押して下りようと言った。冗談かと思った。16歳で汽車に初めて乗った」と当時の状況を説明した。
主催側は11月まで試験展示をした後、修正点を改善し、世界の主要国で展示を開催する予定だ。
http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/40811.html
「The Hankyoreh」 2021-08-14 07:05
■[社説]30年前、世の中を目覚めさせた日本軍「慰安婦」被害者の金学順さんを偲んで
沈黙を破った証言、世界の女性の人権の礎に
勇気を振り返り、未来に向かって進むべき
【写真】1991年8月14日、金学順さんが日本軍「慰安婦」として経験した被害を韓国国内居住の被害者の中で初めて証言し、涙を流している=チャン・チョルギュ記者//ハンギョレ新聞社
「私は日本軍『慰安婦』被害者の金学順(キム・ハクスン)です…これまで話したくても勇気がなくて口を開くことができませんでした。いつかは明らかにすべき歴史的事実であるため、打ち明けることにしました」
1991年8月14日、67歳の金学順さんが目を潤ませながら、重い口を開いた。17歳で日本軍「慰安婦」として連れて行かれてから50年たって、「生き証人」である彼女が強固な沈黙の壁を崩した。「慰安婦として苦痛を余儀なくされた私がこんな風に生きているのに、日本は慰安婦を連れて行った事実がないと言い張り、韓国政府は分からないと言っています。呆れてものも言えません」
金さんの勇気は世の中を目覚めさせ、世の中を変えた。彼女は1997年に亡くなるまで何度も証言することで、性暴力被害者の「純潔」を問題視し、沈黙を強要していた家父長制の枠を乗り越え、日本という国と軍が侵略戦争で女性たちを性奴隷にした蛮行をあぶり出し、責任を問うた。彼女はアジア各国の「慰安婦」被害生存者らが真実を明らかにするよう、道を開いた。1993年8月、日本政府は「軍の関与の下に、多数の女性の名誉と尊厳を深く傷つけた」と認めた「河野談話」を発表した。 2007年に米国下院では、日本政府の公式で明確な認定、謝罪、歴史的責任を求める決議案が採択された。彼女の証言で始まった日本軍「慰安婦」被害者運動は、国連をはじめとする国際社会で戦時下の女性に対する性暴力が再び起きてはならないという人権と平和運動の巨大な流れを作り出した。
30年が経った今、私たちは反歴史的退行に直面している。日本政府は、被害者たちが要求してきた公式謝罪と賠償を拒否し、教科書で慰安婦関連の内容を削除している。「歴史の教訓として直視し…歴史研究、歴史教育を通じて、このような問題を長く記憶にとどめる」とした河野談話まで揺れている。2015年、朴槿恵(パク・クネ)政権と安倍晋三政権での「12・28合意」は10億円で全ての問題が「最終的かつ不可逆的に解決済み」だとして、忘却を強要しようとした。韓国社会がこれを拒否して見直しを始めると、日本は韓国が「約束を守らない国」だと強弁している。盗人猛々しいと言わざるを得ない。両国で「慰安婦」被害者を攻撃する右翼の歴史否定とバックラッシュ(反発性の攻撃)が強まっている。日本軍「慰安婦」被害の解決に向けた運動を象徴する正義記憶連帯を率いたユン・ミヒャン議員の会計不正問題に対する世論の失望も大きい。
現在、生存している「慰安婦」被害者は14人、平均92歳の高齢者だ。再び金学順さんの30年前の勇気を振り返り、未来に向けて進まなければならない。日本政府の公式謝罪や賠償、被害者の尊厳の回復、そして再びこのような悲劇が起こらないように将来世代に正しい歴史を教え、完全に記憶するという原則を守らなければならない。韓国社会で解決策について共感を形成し、韓日市民社会の連帯の上で前進し続けなければならない。
(お問い合わせ japan@hani.co.kr)
https://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/1007664.html
韓国語原文入力: 2021-08-13 21:53
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210813001900882?section=news
「聯合ニュース」 2021.08.13 14:25
■慰安婦被害者の初証言から30年 あすオンラインで記念式典=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国の記念日「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」の14日、政府は午前11時からオンラインで式典を開催する。女性家族部が13日、伝えた。
【写真】昨年の式典に参加した慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さん(資料写真)=(聯合ニュース)
30年前の1991年8月14日、韓国で初めて故金学順(キム・ハクスン)さんが旧日本軍慰安婦としての被害を公の場で証言した。韓国政府は慰安婦問題を国内外に広く伝えると同時に被害者を記憶しようと、2018年から8月14日を記念日にした。
今年の式典は「ともに守り伝えてきた30年、世の中を変えるあなたとともに」がテーマ。新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、オンライン開催とする。
文在寅(ムン・ジェイン)大統領はビデオメッセージを寄せる予定だ。より良い世界のために努力してきた被害者の献身に敬意を表し、政府として被害者の立場に立った問題解決に取り組む考えを強調するとみられる。
鄭英愛(チョン・ヨンエ)女性家族部長官は事前に配布した式典あいさつで「この30年間、日本軍慰安婦問題の解決と、戦時中の性暴力といった女性の人権侵害が二度と起こらないようにするための努力を続けてきたが、最近国内外で慰安婦被害の歴史を否定したりゆがめたりする事例が相次ぎ発生している」とした上で、「こうした歴史が繰り返されないよう、歴史的な事実を究明して世界中に伝えるための研究と活動を惜しみなく支援する」と述べた。
式典は事前に準備した映像をインターネット上で配信する方式とする。金さんの証言後30年にわたる連帯と実践、未来への希望を表現する映像を製作し、記念公演も用意した。この模様は女性家族部と政府政策放送機関・KTV国民放送のユーチューブ公式チャンネルを通じて中継される。
記念日を前後して、さまざまな記念行事も行われる。
政府系機関の日本軍慰安婦問題研究所は、これまで韓国語で提供してきた慰安婦関連資料の解説や論評、座談などを英訳したオンラインマガジン(www.kyeol.kr/en)を公開する。また、慰安婦問題の歴史的な事実を証明する旧日本軍や韓国政府、国連の公文書など主要な資料約150点を基に教育用の英語コンテンツを製作し、韓国と米国で同時公開する計画だ。
各地の自治体や市民団体などもそれぞれ記念式や講演会、公演、展示会などを開催する。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210813000200882?section=news
「聯合ニュース」 2021.08.13 09:10
■韓国の慰安婦被害者をたたえる日 ソウル市が国際フォーラム
【ソウル聯合ニュース】韓国の「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」の14日、ソウル市が午前10時からオンラインで国際フォーラムを開催する。
【写真】フォーラムの案内(ソウル市提供)=(聯合ニュース)
第1セッションでは第2次世界大戦後の日本史研究の権威である米コロンビア大のキャロル・グラック教授と、旧日本軍の慰安婦を「売春婦」と見なした米ハーバード大ロースクールのジョン・マーク・ラムザイヤー教授の論文の問題点を指摘した同大のアンドルー・ゴードン教授が、それぞれ発表する。
続くセッションでは、映像と展示分野での慰安婦関連資料の活用策を話し合う。
フォーラムの模様は市のユーチューブ公式チャンネル(https://youtu.be/kEbE4SSijzI)で生配信される。
市の金善順(キム・ソンスン)女性家族政策室長は13日、「国内では韓日間の政治的な問題に集中しがちで、世界的な流れを見つめることが難しかったのは事実」としながら、「女性の人権に関する海外の専門家と交流、協力しながら、踏み込んで慰安婦問題を議論する」と述べた。
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/40783.html
「The Hankyoreh」 2021-08-12 07:03
■「私たちが金学順だ」日本軍「慰安婦」被害者の勇気、30年後により大きな叫びに
金学順さんの初証言から30年
第1504回水曜デモ、世界連帯集会開催
「犯罪を認めて謝罪するまで要求続ける」
【写真】11日昼、ソウルの旧日本大使館前で、第9回世界日本軍「慰安婦」追悼日世界連帯集会が開かれ、定義記憶連帯のイ・ナヨン理事長が声明を読みあげている。コロナ防疫措置レベル4実施中のため1人デモの形で行われた=イ・ジョングン先任記者//ハンギョレ新聞社
「あきれて言葉が出ません。私が死ぬ前に、目を閉じる前に、言葉だけでも一度うっ憤を晴らしたいのです」。
1991年8月14日、金学順(キム・ハクスン)さん(当時67歳、1997年12月16日に死去)は公開記者会見で、「私は日本軍『慰安婦』被害者の金学順です」と明かし、このように述べた。「いつかは明らかにすべき『歴史的事実』だから打ち明けることにした」とし、50年あまり胸に秘めていた痛ましい苦しみを語っていた金さんは、ついに「あきれる」と述べて積もった憤りを吐露した。「韓国政府は日本に従軍慰安婦問題について公式謝罪や賠償などを求めるべきです」。
現場にいたハンギョレ新聞のキム・ミギョン元記者は「金学順さんがぶるぶる震えながら話していた姿を今でも鮮明に覚えている」と語った。実名を明かした金さんの証言は、韓日の歴史問題だけでなく、戦時下の性暴力という女性の人権問題、被害を打ち明けられないように抑えつけていた韓国社会の家父長制文化をも水面上に浮かび上がらせた。しかし当時のメディアは、これがどのような重さや意味を持つのか、十分に予想できていなかった。1991年8月15日付けの日刊紙のほとんどは、この会見をまったく扱わないか、せいぜい社会面の囲み記事として扱ったに過ぎなかった。
30年の歳月が流れた今月11日、ソウル鍾路区の旧日本大使館前では「日本政府は日本軍性奴隷制の被害者に公式謝罪し、法的賠償を行え!」という1991年の叫びが、この日も鳴り響いた。金さんが望んだ謝罪と賠償が遅々として進んでいないため、故人の恨(ハン)は完全に晴れてはいないだろうが、30年前の金さんの勇気は、より大きく強い叫びとなり、タンポポの種のように全世界に広がりつつある。
この日の第1504回「水曜デモ」は、金学順さんの公開証言30周年を迎え、世界連帯集会として行われた。6カ国(韓国、ドイツ、米国、オーストラリア、日本、フィリピン)の84団体が「私たちが金学順だ」というスローガンの下、日本政府の公式謝罪と法的賠償を求めた。デモは新型コロナウイルス拡散に伴う社会的距離措置レベル4に合わせて「1人デモ」方式とオンライン連帯発言により進められた。
【写真】11日昼の第9回世界日本軍「慰安婦」追悼日世界連帯集会のテーマは「金学順の勇気が世を目覚めさせる! 今度は私たちが世の中を変える!」。金さんの写真が置かれている=イ・ジョングン先任記者//ハンギョレ新聞社
参加者たちは、金学順さんの公開証言は全世界の慰安婦被害者の名誉と尊厳の回復に貢献したと口を揃えた。「ソウル大学生キョレハナ(同胞は一つ)・航空大学支部」のキム・スジョン支部長は連帯発言で、「金学順さんの証言は世界を揺るがした。一人の勇気は世の中を目覚めさせ、多くの人々が歴史を学び、正義のために行動している」とし「被害女性たちと手を取り合って闘う大学生はいっそう増え、いつでも平和路を埋め尽くすための準備をしている」と叫んだ。正義記憶連帯(正義連)のイ・ナヨン理事長も「長い間沈黙せざるを得なかった国内外の被害者が金学順さんの勇気にMeTooで応え、もう一人の金学順となって日本政府の責任を追及した」とし「日本政府が犯罪事実を謙虚に認め、全世界の被害者に繰り返し謝罪するまで要求し続ける」と強調した。
被害者の名誉回復を願い、30年間受け継がれてきた「金学順の精神」は、女性の人権と尊厳の回復を必要とする社会のあちこちに根付いている。「日本軍性奴隷制問題の解決に向けて心で、行動で支持し、連帯する。金学順さんの意志を受け継ぎ、女性に対する暴力、性搾取問題の解決の先頭に立つ」(性売買経験当事者ネットワーク「ムンチ」)。「今も私たちは依然として軍隊と軍隊文化が生んだ性暴力の被害者たちの話を聞き、目撃している。戦利品のように客体化された韓国の女性軍人たちの状況についても注視してほしい」(軍人権センター相談支援チーム長のパン・ヘリンさん)。人権団体、外国人、学生たちは、被害女性たちの抜けた場所を埋め、水曜デモを全世界の女性の人権と平和のための運動へと拡大していっている。
一方、水曜デモを妨害する人々の「バックラッシュ(反発性攻撃)」は過去よりもかなり露骨になっており、深刻な懸念を生んでいる。この日のデモ現場に現れた極右ユーチューバ―はスピーカーを用いて「(慰安婦たちが)強制動員されたという証拠を持って来い。証拠を持ってくれば金を渡す」と叫んで現場に乱入しようとしたが、警察に制止された。正義連の関係者は「以前は少なくとも親日行為を恥とする雰囲気があったが、2019年に入ってからは慰安婦の歴史そのものを否定する人たちがデモの現場に現れ、妨害している」と語った。
チャン・ピルス記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )
https://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/1007317.html
韓国語原文入力:2021-08-11 17:27
https://japanese.joins.com/JArticle/281808?servcode=A00§code=A10
「中央日報日本語版」 2021.08.11 17:13
■正義記憶連帯「慰安婦被害証言30周年…謝罪継続要求する」
日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯は11日、旧日本軍「慰安婦」被害者の金学順(キム・ハクスン)さん(故人)の公開証言30周年を記念し世界連帯集会の形で水曜集会を開いた。
正義記憶連帯の李娜栄(イ・ナヨン)理事長はこの日、日本大使館前で開かれた第9回世界連帯集会兼第1504回水曜集会での記者会見で、「14日は金学順さんの公開証言30周年になる日だが、日本政府は依然として責任を否認し被害者を侮辱している。日本政府が犯罪事実を認め被害者に繰り返し謝罪する時まで継続して要求するだろう」と話した。
金学順さんは1991年8月14日に旧日本軍慰安婦被害の事実を最初に証言した。正義記憶連帯は公開証言30周年を記念して13日に国際学術大会、14日にトークコンサート「私が記憶する金学順」とナビ文化祭などを開く。
https://japanese.joins.com/JArticle/281818
「中央日報日本語版」 2021.08.12 8:29
■正義連後援金流用疑惑の尹美香氏、起訴から11カ月目で初公判…すべての容疑を否認
日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)後援金流用などで起訴された無所属議員の尹美香(ユン・ミヒャン)被告が初公判ですべての容疑を否認した。韓国検察は尹被告が韓国挺身隊本協議会(挺対協・正義連の前身)を閉鎖的に運営し、後援金などを流用したとみている。2011年から挺対協代表と正義連理事長を歴任した尹被告は補助金管理に関する法律(補助金管理法)違反・詐欺・地方財政法違反・寄付金品の募集および使用に関する法律(寄付金品法)違反・業務上横領・背任・準詐欺など8つの容疑がもたれている。
◆起訴から11カ月目で初公判「裁判で真実明らかにする」
ソウル西部地方裁判所刑事第11部(部長ムン・ビョンチャン)は11日午後2時30分、尹被告の1回目の公判を進めた。昨年9月の起訴から11カ月目のことだ。その間、検察と尹被告側が証人と証拠採択を巡り行った公判準備期日だけで6回だ。公判準備期日には被告人の出席義務はないため、尹被告はこの日初めて法廷に姿を現した。
尹被告は裁判に出席して「裁判で真実が明らかになるよう誠実に臨む」と述べた。尹被告は「後援金流用容疑を認めるか」「依然と公訴事実を否認するのか」「慰安婦被害女性に何か言うことはないか」などの取材陣の質問には答えなかった。
◆尹被告「挺対協、尹美香の私組織なりえない」
尹被告は法廷で「30年間、挺対協活動家として恥じるようなことなく生きてきたと自負している」とし「被害者の手を取り、慰安婦問題を解決するために人権活動家として生きた」と話した。続いて「検察の公訴事実は挺対協が私の私組織であることを前提にしている。だが挺対協は尹美香の私組織ではなく、ましてや私組織になりえない」としながら「私を含む3人の共同代表も会員団体の推薦を受けて選出された」と付け加えた。
◆8つの容疑すべて否認 尹被告に対する疑惑は、慰安婦被害者である李容洙(イ・ヨンス)さんが昨年5月7日の記者会見を通じて慰安婦対策関連団体にただ利用されただけだったとして、水曜集会不参加宣言記者会見を開いて大きくなった。その後、検察は昨年9月尹被告を8つの容疑で不拘束起訴した。
検察は尹被告が2011年から昨年まで挺対協代表と正義連理事長を歴任して博物館を虚偽申告して政府や地方自治体から補助金3億ウォン(約2870万円)余りを不正受給し(補助金管理法違反等)、後援金約1億ウォンを個人用途に使ったと判断した。また、慰安婦被害者である吉元玉(キル・ウォノク)さんが2017年7月認知症検査で重症の認知症判定を受けたが、吉さんの心身障害状態を利用して7920万ウォンを寄付・贈与させた(準詐欺)とみた。
この日の法廷で尹被告側の弁護人は提起されたすべての容疑を否認した。博物館を虚偽登録して補助金を不正受領した疑惑に対しては、尹被告が補助金を通じて個人用途に使用あるいは流用したなどの詐欺故意はなく、博物館の学芸員常駐については解釈の余地があると主張した。
寄付金品法違反については定期会費など後援会費等は法律上寄付金品ではなく、金福童(キム・ボクドン)さんの葬儀金募金も弔慰金であり寄付金としてみることはできないと弁論した。業務上横領は検察が慰安婦被害女性への贈り物など挺対協活動に使われたお金まで横領としてみるなど色眼鏡をかけて被告人を見ていると主張した。 準詐欺容疑に対して弁護人側は「吉さんは2019年に日本政府を相手取った損害賠償訴訟に参加して昨年養子縁組などをした」とし、心身障害状態に対する検察の判断は受け入れがたいと指摘した。
安城(アンソン)憩い場の背任疑惑に対しては「福祉施設や位置を見れば適正価格で買収したとみることができる。検察の鑑定評価には建物や照明などは含まれていなかった」と反論した。
この日の公判終了後、尹被告は「容疑をすべて否認するのか」「おばあさんらに何か話すことはないか」という取材陣の質問には答えなかった。2回目の公判は来月17日に開かれる予定だ。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210811003700882?section=news
「聯合ニュース」 2021.08.11 16:26
■慰安婦団体前理事長「誠実に臨む」 不正流用などの初公判に出廷
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者支援団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯(正義連)」への寄付金を流用した罪などで起訴された同団体前理事長で国会議員(無所属)の尹美香(ユン・ミヒャン)被告の初公判が11日、ソウル西部地裁で開かれた。
【写真】地裁を訪れ、報道陣の質問を受ける尹被告=11日、ソウル(聯合ニュース)
公判が始まる10分ほど前に地裁に到着した尹被告は、報道陣に「裁判で真実が明らかになるよう、誠実に臨む」と述べた。公判を控えた心境や、寄付金流用を認めるかどうかを問う質問には答えなかった。
検察は昨年9月、補助金管理に関する法律違反や詐欺、寄付金品法違反、業務上横領など八つの罪で尹被告を在宅起訴した。
検察は、尹被告が正義連前身の「韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)」の運営する「戦争と女性人権博物館」に学芸員が勤務していると虚偽の申請をし、政府の補助金を不正に受給したとみている。
また、個人口座で寄付金を集めたり、挺対協の法人口座から個人口座に送金したりして寄付金を流用したとして、業務上横領罪を適用した。
https://japanese.joins.com/JArticle/281548?servcode=A00§code=A10
「中央日報日本語版」 2021.08.04 17:54
■正義記憶連帯「日本政府、河野談話しっかり継承すべき」
正義記憶連帯が4日、日本政府は「河野談話」をしっかり継承すべきと主張した。
正義記憶連帯の李娜栄(イ・ナヨン)理事長はこの日、ソウルの在韓日本大使館前で開かれた1503回目の水曜デモで、「日本政府は自ら認めた強制性と法的責任を言葉遊びで否定せず、河野談話をしっかり継承する方策を提示すべき」と話した。
1993年8月4日に発表した「河野談話」には旧日本軍慰安婦動員の強制性を認め、再発防止に向けた歴史研究と教育の約束と、謝罪・反省する内容が盛り込まれた。
李理事長は「安倍内閣と菅内閣いずれも河野談話を基本的立場といて継承すると言いながら、おかしな論法で事実上強制連行を否定し性的奴隷を根拠なく否定している。14日に日本政府は事実認定と再発防止の約束に基づいて被害者に繰り返し謝罪しなければならない」と話した。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210804003000882?section=news
「聯合ニュース」 2021.08.04 15:40
■韓国慰安婦団体 日本政府に「河野談話の正しい継承」求める
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を支援する韓国団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)は4日、日本政府は慰安婦問題で旧日本軍の関与と強制性を認めた1993年の河野談話を正しく継承すべきだと訴えた。
【写真】「水曜集会」で発言する正義連の李娜栄理事長=4日、ソウル(聯合ニュース)
正義連の李娜栄(イ・ナヨン)理事長はこの日、慰安婦問題の解決を求めてソウルの日本大使館前で開かれた1503回目の「水曜集会」に出席し、「日本政府は自ら認めた強制性と法的責任を稚拙な言葉遊びで否定せず、河野談話を正しく継承する方策を提示しなければならない」と述べた。
日本政府が93年8月に発表した河野洋平官房長官談話には、慰安婦動員の強制性を認めて再発防止のための歴史研究と教育を約束し、謝罪・反省する内容が盛り込まれている。
李氏は「安倍内閣と菅内閣のどちらも河野談話を『基本的立場として』継承するとしながら、奇妙な論法で強制連行を事実上認めず、性奴隷を根拠なく否定している」とし、「表向きの継承と事実上の否定により、日本政府は自ら河野談話を根本から危うくしてきた」と批判した。
また、故金学順(キム・ハクスン)さんが91年に韓国で初めて慰安婦としての被害を公の場で証言してから今月14日で30年になることに触れ、日本政府は事実を認めるとともに再発防止の約束に基づいて被害者に繰り返し謝罪しなければならないと強調した。
https://jp.yna.co.kr/view/AJP20210803002000882?section=news
「聯合ニュース」 2021.08.03 14:00
■14日の「慰安婦被害者の日」 オンラインで式典=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国の公式記念日である8月14日の「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」の式典は今年、オンラインで開催される。同記念日のホームページ(www.theday814.com)では式典の参加者とともに、その直前に行う「オンライン行進」の参加者を募っている。韓国女性家族部が3日、伝えた。
【写真】昨年の記念式典に参加した慰安婦被害者の李容洙(イ・ヨンス)さん(資料写真)=(聯合ニュース)
【写真】慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」が花で飾られている(資料写真)=(聯合ニュース)
オンライン行進は、用意されたキャラクターの中から一つを選び、旧日本軍の慰安婦被害者との関わりがある歴史的な場所などを巡り、被害者の名誉回復を目指すもの。10日まで申し込み可能。
このホームページでは、故金学順(キム・ハクスン)さんが1991年8月14日に韓国で初めて旧日本軍慰安婦としての被害を公の場で証言して以降、問題解決に取り組んできた官民の努力と活動の歴史を振り返ることができる。
また、各地の自治体、関係機関、民間団体による記念式や講演会、公演、展示会などの開催情報を提供している。被害者の崇高で強靭(きょうじん)な精神を受け継いで連帯する意志を示す応援メッセージも送ることができる。
女性家族部の黄允静(ファン・ユンジョン)権益増進局長は「多くの国民が被害女性を記憶し、その精神に寄り添うことを願う」と述べた。
政府は2017年に記念日を制定し、翌年から記念日当日に中部・忠清南道天安市の国立墓地「望郷の丘」などで式典を開いてきた。今年は、新型コロナウイルスの感染が急拡大していることを踏まえてオンライン開催に変更した。