三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「法曹界、最高裁の「憲法裁無力化」戦略に「反憲法的発想」」

2018年08月19日 | 韓国で
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/31316.html
「The Hankyoreh」 2018-08-10 11:50
■法曹界、最高裁の「憲法裁無力化」戦略に「反憲法的発想」
 憲法裁側「憲法裁出身を最高裁判事に任命  
 良心に従った審判妨げ最高裁の顔色うかがわせる」  
 「憲法裁と最高裁の対立が激化する中 
 実施案まで作ったのは衝撃的」  
 学界「最高裁の下級審に編入させる構想… 
 最高裁長官による裁判官の推薦は問題最高裁長官による憲法裁判官の推薦は問題  
 最高裁、公式反応示していないが“困惑”

【写真】ヤン・スンテ最高裁長官が昨年9月22日午前、ソウル瑞草区の最高裁で開かれた退任式に出席している=シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞社

 ヤン・スンテ長官時代の最高裁が憲法裁判所の権威と裁判の力量を引き下げる案を検討した事実(ハンギョレ9日付「ヤン・スンテ最高裁、法理も捨てて『憲法裁判所こきおろし』に没頭」)が伝わると、憲法学界では「国民は眼中になく、自らの権限だけに没頭した結果」という批判が相次いだ。国民の基本権保障に向けて善意の競争を繰り広げる代わりに「憲法機関の無力化」戦略を立てた点で、「裁判取引」同様の「司法惨事」という指摘もある。
 裁判所事務総局は2015年10月、「最上級裁判所」の地位を安定的に確保するという名分で、憲法裁の存立根拠を脅かし、憲法裁の力量を弱体化すると共に、憲法裁に対する世論を悪化させる方案などを盛り込んだ秘密文書を作った。
 9日、憲法裁関係者と憲法学者らは、最高裁長官の憲法裁判官の指名権と最高裁判事の任命推薦権を「憲法裁を無力化する道具」に使おうと考えていた案が「最も衝撃的」だと口をそろえた。文書には、憲法裁判官出身を再び最高裁判事に任命し、「最高裁への隷属化」を進めるという内容が登場する。憲法裁の関係者は同日、「憲法裁判官を最高裁判事への過程の一部として認識させることで、『(最高裁の)顔色をうかがわせる』というものだが、法と良心に従った審判を妨げる反憲法的発想」だと指摘した。憲法学者のイ・ジョンス延世大学法学専門大学院教授は「事実上、憲法裁を最高裁判所の“下級審”に編入させるという構想」だと皮肉った。
 これを機に、最高裁長官の権限を見直すべきだという声もあがっている。憲法裁関係者は「最高裁長官の指名権を国民の基本権保障ではなく最高裁判所の利益のために行使したなら、その権限をなくすべきではないか」として、不快感を露わにした。イ・ジョンス教授も「学界では、最高裁判所を牽制すべき憲法裁判官を最高裁長官が指名すること自体が憲法精神に合わないと指摘されてきた」と話した。
 事務総局が検討した「憲法裁の裁判力量弱体化案」と関連し、「ただの噂ではなかった」という反応も出た。憲法裁関係者は「双方の対立が激化し、最高裁判所がいわゆる“問題判事”を憲法裁に送るのではないかという噂が憲法裁の周りで流れていたが、本当に類似した実行案があったというのは衝撃的」だとし、「憲法裁判所内部でも『あきれた』、『開いた口が塞がらない』という反応がほとんど」だと伝えた。憲法裁への派遣経験のある判事は「かつて事務総局が憲法裁への派遣裁判官の教育を行う際、憲法裁判所内部で(裁判所の権限と衝突する)『限定違憲』や『裁判訴願』の気配があったら、すぐに最高裁に“直接報告”するように言われたが、その内幕を充分推察できる」と話した。憲法裁への派遣裁判官に“スパイ”の任務まで与えたわけだ。
 ヤン・スンテ長官時代、憲法裁所長に判事ではなく検察出身のパク・ハンチョル所長が任命されたことも、事務総局が無謀な戦略を立てた背景に挙げられる。パク所長は、裁判所の判決を不服とし、憲法裁に再び審判を請求する「裁判訴願」を検討する必要性を繰り返し強調した。憲法裁側は「検察出身のパク所長が就任当時から裁判所内部では『事前調整が不可能だ』として頭を悩ませていたという。そのため、このような露骨な敵対戦略をまとめた可能性もある」と話した。
 最高裁判所は同日、これと言った反応を示さなかった。ただし、内部では「同じ釜の飯」を食べていた裁判所出身が多い憲法裁を“こき下ろす”態度が公開されたことに大変困惑しているという。

ヒョン・ソウン、キム・ミンギョン記者
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/856982.html
韓国語原文入力:2018-08-09 20:40


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/31306.html
「The Hankyoreh」 2018-08-09 16:41
■ヤン・スンテ最高裁、法理も捨てて「憲法裁判所こきおろし」に没頭

 「憲法裁非常的対処案」文書
 
 権力に近づこうと法理も無視 
 全教組法外労組の裁判の時には  
 「国政運営パートナーであることをはっきりさせること」に全力 
 統合進歩党の地方議員維持の判決は 
 憲法裁の問題点を指摘したという理由で肩を持つ 
 
 最上位の裁判所としての地位に執着し“神経戦” 
 1987年の民主化で発足した憲法裁判所 
 弾劾など経て存在感が濃くなると 
 「最上位の裁判所」を自認する最高裁は危機感を感じ 
 地位復元のチャンスに活用しようとしたのか

【写真】ヤン・スンテ最高裁長官が昨年9月22日午前、ソウル瑞草区の最高裁で開かれた退任式に出席している=シン・ソヨン記者//ハンギョレ新聞社

 2015年末、ヤン・スンテ最高裁の裁判所事務総局で作成した「憲法裁判所に関する非常的対処案」文書には、最上位の裁判所である憲法裁判所を眺める最高裁(大法院)の「反憲法的」な見方がそっくり溶け込んでいる。文書は、国民の基本権保障のための憲法機関としての憲法裁判所の機能を全面的に否定し、ひたすら最高裁判所の位置づけを脅かす存在としてのみ認識した。最高裁判所と憲法裁判所の“神経戦”は昔からあるが、今回公開された文書は最高裁判所が作成したと見るのが恥ずかしいほど“みみっちい”ものだ。

★「憲法裁の無力化」のために法理を「廃棄」
 2014年12月、事務総局企画調整室が作成した全国教職員労働組合(全教組)関連の文書は、最高裁判所の「脳構造」をうかがうことができる要約本と言える。当時は、事務総局が全教組の法外労組処分の効力を停止させたソウル高裁決定を破棄する案を集中的に検討していた時だった。文書は「BH(大統領府)は最高裁判所と憲法裁判所という二つの司法最高機関が難しい国政懸案にどれくらい協力するかによって評価する」とし、「(最高裁が)国政運営のパートナーというイメージを最大限浮き彫りにできるタイミングを探す必要がある」とまとめている。
 事務総局の「憲法裁攻勢戦」は、上告裁判所の導入に向けた国会立法の最後のチャンスだった2015年に深刻になった。統合進歩党訴訟が代表的な例だ。当初、事務総局は大統領府を“満足”させるため、統合進歩党の地方議員職まで剥奪する「企画訴訟」を準備するくらい統合進歩党に敵対的だった。しかし、このような敵対的態度も憲法裁との地位争いが繰り広げられている状況では例外だった。当時、全州(チョンジュ)地裁が統合進歩党の地方議員の職位を維持する判決を下すと、「憲法裁の越権を指摘したという点で適切だ」という広報指針を作成する。翌年、統合進歩党の国会議員たちが職位を認めてほしいとして起こした訴訟を全員合議体に付託するかを検討する際も「判断の権限が(憲法裁ではなく)司法部にあることをより明澄に知らせることができる」という理由で「肯定的検討」をした。
 事務総局の「憲法裁無力化」計画は2016年末、弾劾政局でも続けられた。改憲の局面で憲法裁の問題点を浮き彫りにし、裁判訴願の導入などを“阻止”して、非法曹人も憲法裁裁判官になれるようにして「憲法裁との関係を絶縁」するという案も立てた。その一方で、「裁判所が憲法裁との関係で機関の利己主義に捕らわれたと非難を受ける可能性が大きい」とし、「厳重なセキュリティ」を呼びかけた。報告書の内容が不適切だという点に自ら気付いていたわけだ。

★「上告裁判所」足かせ除去が目的
 事務総局が憲法裁の無力化に没頭したのは、憲法裁との「不自由な同居」に終止符を打とうとする意図が大きかったものとみられる。1987年の民主抗争の成果物である憲法裁判所が、政党解散・弾劾審判などで認知度が高まると、「最高位の裁判所」を自任していた最高裁判所(大法院)としては危機感を感じざるを得なかった。
 特に、両機関は限定違憲(法律の条文自体は合憲だが、特定して解釈すれば違憲)決定をめぐって一度衝突したことがある。最高裁判所は、違憲かどうかだけを考えるべき憲法裁判所が法律解釈の権限まで奪ったと主張し、憲法裁の限定違憲決定を無視し続けてきた。1996年の譲渡所得税事件で最高裁は憲法裁の限定違憲決定を無視し、憲法裁は最高裁の確定判決を取り消すという“寸劇”を繰り広げた。最近になって訴訟当事者らが最高裁の裁判に承服せずに憲法裁の門をたたいたり、裁判訴願(裁判所の判決を憲法裁の憲法訴願請求対象に含む)導入の声が高まっている状況も、最高裁判所としては不都合だったのだろう。
 担当分野を問わず、事務総局の室・局が「憲法裁無力化」に総動員されたのも、このような理由のためとみられる。「非常的対処案」文書の作成には、最高裁・量刑委員会も参加したが、憲法裁に関する検討は量刑委の業務ではない。これと関連して、イ・ギュジン当時量刑委常任委員は「量刑委の業務ではない」としながらも、「(私が)憲法研究会の副会長まで務めた憲法専門家であり、(業務とは関係なく)憲法裁判所に関する検討はたくさんした。しかし、当該文書は記憶にない」と釈明した。

ヒョン・ソウン記者
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/856846.html
韓国語原文入力:2018-08-09 07:15


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/31295.html
「The Hankyoreh」 2018-08-08 12:07
■金淇春元秘書室長、釈放から3日で「強制徴用裁判取引」と関連し検察調査
 「徴用裁判延期・裁判官海外派遣」取引の捜査  
 事件の時点や金元室長の在任時期と重なり 
 「裁判官裏調査」キム・ミンス判事を8日に召喚 
「全教組訴訟」代筆疑惑の捜査も拍車

【写真】2016年12月、チェ・スンシルなど民間人の国政壟断疑惑事件に対する真相究明国政調査聴聞会に出席した金淇春元大統領秘書室長=カン・チャングァン記者 2016.12.07//ハンギョレ新聞社

 ヤン・スンテ最高裁の「司法壟断」疑惑を捜査する検察が、文書作成の実務を担当した現職の判事を相次いで呼んで調査するなど、捜査に拍車をかけている。拘束期間満了で釈放された金淇春(キム・ギチュン)元大統領秘書室長も、裁判の取引疑惑と関連して再び検察庁のフォトラインに立つことになった。
 ソウル中央地検特殊1部(部長シン・ボンス)と特殊3部(部長ヤン・ソクチョ)は9日午前、金元室長を呼んで日帝強制徴用事件の裁判取引疑惑を調査すると7日、明らかにした。検察は、朴槿恵(パク・クネ)政権時代に裁判所事務総局が政府の韓日外交基調に合わせ、強制徴用事件の裁判の結論を遅らせる見返りに裁判官の海外派遣のポストを拡大したと疑っている。同事件は2013年8~9月に最高裁判所に上がってきたが、裁判取引疑惑が本格化した時期が金元室長の在任時期(2013年8月~2015年2月)と重なる。検察は外交部の押収捜索などを通じて、2013年10月イム・ジョンホン元裁判所事務総局次長がチュ・チョルギ当時大統領府外交安保首席に強制徴用事件の経過を「報告」するとともに、駐国連代表部裁判官派遣のポストを請託し、この内容がユン・ビョンセ当時外交部長官に伝達された証拠を確保した状態だ。
 これと関連して、検察は最近、事務総局が1・2審で進めていた強制徴用裁判の状況を把握し、これをまとめた文書を外交部にも伝えたと把握した。実際、最高裁の審理が長引き、下級審の多くが「最高裁の判断を待つ」という理由でいつまでも先送りにされている状態だ。
 検察はまた、裁判官査察疑惑と関連して8日午前、キム・ミンス昌原(チャンウォン)地裁馬山(マサン)支院部長判事を呼んで調査すると明らかにした。キム部長判事は2015~16年に事務総局の企画第1・2審議官を相次いで務め、上告裁判所に反対したり、所信の判決を下した仲間の裁判官たちを裏調査した文書を数件作成した。また、昨年2月の人事移動当日未明、自分のパソコンに保存された2万4500件あまりのファイルを無断で削除したりもした。検察は3日、共用書類損傷などの疑いでキム部長判事の事務室を家宅捜索した。検察はまた、判事の裏調査資料を作成したイム・ヒョリャン前企画第2審議官を最近非公開で呼んで調査した。
 検察は、2014年9月の全国教職員労働組合(全教組)法外労組処分の執行停止事件の主要な訴訟書類を、雇用労働部の代わりに裁判所事務総局が書いたという「代筆」疑惑の捜査にも拍車をかけている。検察はイム・ジョンホン元次長のUSB保存装置などから出てきた「再抗告理由書」と、その後雇用部が最高裁判所に実際に提出した「再抗告理由書」が、内容と形式いずれにおいても非常に似ているという事実を確認したという。事務総局は、同年9月19日にソウル高裁が執行停止の決定を下すと、「ソウル高裁決定は誤った」という趣旨の文書を集中的に生産したという。特に事務総局は「効力停止の問題点検討」(9月29日付)という文書で、全教組側の主張を反ばくし雇用部の勝訴の可能性を高める論理を検討したが、検察はこの内容が雇用部の再抗告理由書に反映されたかどうか調べている。

ヒョン・ソウン記者
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/856649.html
韓国語原文入力:2018-08-07 21:56


https://socra.net/world/%E5%AF%BE%E6%97%A5%E9%96%A2%E4%BF%82%E9%87%8D%E8%A6%96%E3%81%AE%E5%BD%93%E6%99%82%E3%81%AE%E6%9C%B4%E6%94%BF%E6%A8%A9%E3%81%AB%E9%85%8D%E6%85%AE%E3%81%8B/
「News Socra」 2018/08/01 (ワールド) 朴英南 (ジャーナリスト 在ソウル)
■韓国最高裁の前長官、徴用工や慰安婦裁判に介入の疑い
 対日関係重視の当時の朴政権に配慮か

 韓国の大法院(最高裁判所)の梁承泰(ヤン・スンテ)前院長(長官に相当)が、朴槿恵政権の立場を考慮して、判決に介入していた疑惑が浮上している。介入案件には、日本企業に対する元徴用工の損害賠償訴訟も含まれていた模様で、韓国社会で大きな波紋を広げている。
 事件の発端は今年の5月、文在寅(ムン・ジェイン)政権の「弊害清算」作業で大法院の行政処(事務局)に設置された「司法行政権の乱用疑惑に対する特別調査団」が、「朴槿恵大統領府と行政処が裁判の取引をしたという内容が含まれた文書がある」という報告書を発表したことから始まった。
 報告書によれば、朴槿恵政権時代、梁承泰(ヤン・スンテ)院長が率いた行政処は政治的に敏感な事件について、大統領府と連携しながら政権に有利な判決を下そうとしたとする文書が多数存在するという。特に、日本植民地時代の徴用に関する訴訟においては、「大統領府の李丙ギ(イ・ビョンギ)秘書室長が裁判と関連して不適切な要求または要請をしたと疑われる部分がある」という評価を下した。
 張本人の梁承泰前院長は記者会見を開いて容疑を全面否認したが、『参加連帯』などの市民団体や裁判取引の被害者だと主張する人物らの告発によって検察が本格的な捜査に着手するに至った。
 韓国のマスコミによると、行政処から見つかった文書には、国家情報院を動員して大統領選挙に介入した疑いを受けた元世勲(ウォン・セフン)元国情院長の1審裁判や、李石基(イ・ソッキ)前統進党代表の内乱陰謀罪の裁判、KTXの乗組員の整理解雇の裁判などで、梁承泰前院長が朴槿恵大統領府と結託したと疑われる情況が含まれているという。
 特に徴用工裁判と関連して、『ハンギョレ新聞』は7月26日、梁承泰の大法院が元徴用工の日本企業を相手にした裁判の結論も先送りした見返りに、外交部から裁判官の海外派遣を勝ち取ろうとしたとスクープした。
 同紙によると、大法院行政処は外交部から、「2013年、日本公使が外交部を訪れて判決が確定されないよう強く要求した」という非公式立場を数回にわたって受付した。また、2013年の9月に作成された文書には、「裁判官の海外派遣と高位裁判官の外国訪問の際の儀典などを担当している外交部の立場を反映し、外交部に手続き的な満足を与えるべき」と書いている。
 具体的には、被告弁護人を通じて外交部の意見書を受け付け、国外送達を理由に審理を遅らせる案を提示したという。
 さらに、30日には、『オーマイニュース』が検察側の消息筋を使って、梁承泰前院長が元慰安婦の裁判にも介入した事実が把握されたと報じた。同紙によると、2015年12月の日韓の慰安婦合意の直後、ぺ・チュンヒ氏など日本軍の慰安婦被害者12人が日本政府を相手に損害賠償請求訴訟を起こすと予告した時、大法院行政処がこの裁判に介入しようとする内容の対外秘文書を作成した。文書には「被害者らが日本政府を相手に損害賠償請求訴訟を起こす場合は、「却下」または「棄却」するのが当然だという結論が盛り込まれた」と伝えた。
 長引く「弊害清算」に疲れ切っていた韓国国民にとって、生活と程多い政治事件の「裁判取引」は関心が低い問題だったが、日本との歴史と絡まった瞬間、国民的な怒りが爆発した。朴政権時代の大法院が日本贔屓の裁判を企んだという一連の報道が韓国人の多く刺激した。
 現在の大法院は7月27日、5年以上判決が持ち越されていた韓国人徴用被害者と新日鉄住金との損害賠償請求訴訟の再上告審事件を「全員合議体裁判」に付託した。
 全員合議体裁判とは、大法院院長と判事の13人で構成され、最高裁判事全員の3分の2以上の出席と出席人数の半数以上の賛成で結論を下す。韓国のマスコミによると、徴用工と新日本製鉄との裁判は8月中に3人の最高裁判官の交代が完了し次第、審議に入る。遅くても年内には結論が下される見通しだ。
 関連裁判は、日本によって強制労役に動員された故ヨ・ウンテク氏をはじめとする4人の元徴用工が新日鉄住金に対して韓国裁判所で賠償訴訟を起こした事件だ。1997年から日本の裁判所で新日鉄住金に対する損害賠償訴訟を起こしたヨ氏らは、日本の最高裁判所で原告敗訴判決が下されると韓国裁判所で再び損害賠償訴訟を起こした。
 当時、韓国の裁判所は、日本での最終判決を理由に1審と2審で原告敗訴判決が下した。しかし、2012年の大法院は「反人道的不法行為や植民地支配と直結した不法行為による損害賠償請求権は協定の対象外」と、原告側の賠償請求権を認める判決を下し、事件を高等裁判所に送り返した。
 これによって、2013年の7月にソウル高等裁判所は新日鉄住金が原告側に一人当たり1億ウォンずつの賠償金を支給すべきと判決したが、新日鉄住金は承服できないとし、再上告した。そのまま5年間も最高裁判所で係留中だ。
 徴用工の問題に対し、これまでの韓国の歴代政府は、1965年の「韓日基本条約」や「韓日請求権協定」によって日韓の賠償問題は終了したという立場を取ってきた。しかし、文在寅政府は徴用被害に対する個人請求権を認めるという立場だ。
 文大統領は就任100日記念の記者会見で、「強制徴用は、韓日基本条約で解決された」という日本のNHK記者の発言に対し、「両国間の合意が個人の権利を侵害することはできない」とし、「両国間の合意にもかかわらず、徴用者個人が三菱などの民間企業を相手に民事訴訟を起こす権利は残っているというのが、(韓国の)憲法裁判所や最高裁判所の判例」と主張した。
 文在寅政府の弊害清算に支えられて、韓国の大法院に現在係留中の5件の徴用工関連の損害賠償の裁判が相次いで再開される見通しだ。
コメント

「強制徴用訴訟の判決延期要求は朴氏の指示 元秘書室長が供述=韓国」

2018年08月18日 | 韓国で
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/08/16/0200000000AJP20180816003900882.HTML
「聯合ニュース」 2018/08/16 21:20
■強制徴用訴訟の判決延期要求は朴氏の指示 元秘書室長が供述=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国で朴槿恵(パク・クネ)政権時代の2013年末、金淇春(キム・ギチュン)大統領秘書室長(当時)が大法官(最高裁判事に相当)を呼び、日本による植民地時代の強制徴用被害者が日本企業を相手取り起こした損害賠償訴訟の判決を遅らせるよう求めたとされる問題について、金氏がソウル中央地検の事情聴取に対し、朴氏の指示があったと供述したことが16日、分かった。朴氏や梁承泰(ヤン・スンテ)元大法院長(最高裁長官)らへの直接捜査は避けられない見通しだ。

【写真】ソウル中央地検に出頭する金淇春氏=(聯合ニュース)

 金氏は14日にソウル中央地検に出頭した際、朴氏から強制徴用訴訟の対策を用意するよう指示があり、大法官との会合の結果も報告したと供述したという。
 金氏は2013年12月1日に大法官と尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官(当時)をソウルの秘書室長公館に呼び出し、強制徴用に関する訴訟の判決をできる限り先送りするか、判決を覆すよう要請したとされている。
 実際に大法院は被害者が三菱重工業や新日鉄住金などの日本企業を相手取り起こした2件の訴訟で、2012年に被害者の主張を認めていながら、翌13年に受理した再上告審についてはまだ結論を出していない。検察は、大法院が裁判官の海外公館派遣地を増やすことを見返りに、訴訟の結論を先送りしたとみている。
 検察はまた、大法官と尹氏が呼び出された会合に法務部長官だった黄教安(ファン・ギョアン)元首相も同席したことを確認した。青瓦台(大統領府)が裁判の独立性を侵害する取り引きを提案したことについて金氏は取り調べで「国益のためだった」と述べたという。
 朴氏は強制徴用の被害者個人に対する日本企業の賠償責任が認められた場合、父の朴正熙(パク・チョンヒ)大統領時代の1965年に締結された韓日請求権協定にまで影響が及ぶと判断したものとみられる。


https://www.jiji.com/jc/article?k=2018081601018&g=int
「時事ドットコムニュース」 2018/08/16-20:34
■「朴大統領の指示」と供述か=徴用工訴訟疑惑で元高官-韓国

【写真】元韓国大統領秘書室長の金淇春被告=2017年1月、ソウル(EPA時事)

【ソウル時事】韓国最高裁が朴槿恵前政権に配慮し、元徴用工の民事訴訟の判決を遅らせていた疑惑で、聯合ニュースなどは16日、朴政権当時、大統領秘書室長を務めた金淇春被告(別の事件で公判中)が検察の取り調べに対し、「朴大統領の指示で判決を遅延させるよう(最高裁側に)要求した」と供述したと報じた。朴前大統領らに対する捜査は避けられない見通しという。
 聯合などによれば、金被告は2013年末、最高裁幹部と尹炳世外相(当時)を公邸に呼び、元徴用工が日本企業を相手取って起こした損害賠償請求訴訟について、上告審の判決を先送りするよう要求。最高裁側は、その見返りに判事の在外公館への派遣に関し便宜を受けたとみられている。上告審の判決はまだ言い渡されていない。
 朴前大統領は、最高裁が元徴用工ら個人に対する賠償責任を認定した場合、父の朴正熙大統領時代の1965年に締結され、請求権問題の解決を明記した日韓請求権協定が揺らぐという危機意識を持っていたもようだという。


http://japanese.joins.com/article/101/244101.html?servcode=400§code=400
「中央日報日本語版」 2018年08月17日10時01分
■前大統領秘書室長「朴前大統領の指示で日帝徴用判決を遅らせるよう要求」
 韓国検察が、金淇春(キム・ギチュン)前大統領秘書室長から「朴槿恵(パク・クネ)前大統領の指示で法院行政処長に判決を遅らせるよう要求した」という趣旨の陳述を確保した。金氏の言う判決とは、日帝強占期の強制労役被害者が日本戦犯企業を相手取って損害賠償を請求した事件についてのものだ。
 16日、検察などによると、金氏はソウル中央地検特捜1部(部長シン・ボンス)の取り調べ(14日)で「朴前大統領から徴用訴訟対策を用意するよう指示を受け、行政処長と会ってその結果を報告した」と述べた。金氏の言う会合は、2013年12月1日、ソウル三清洞(サムチョンドン)の秘書室長公館で車漢成(チャ・ハンソン)行政処長と尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官と会った席だ。この日の会合には黄教安(ファン・ギョアン)当時法務部長官も同席していたと検察は把握している。金氏は検察に対し、「国益のためだった」という趣旨で陳述しているという。
 検察はまた、金氏が「韓日両国の友好的関係」を重視する青瓦台(チョンワデ、大統領府)の立場を伝えて、日帝徴用訴訟を「大法院(最高裁判所に相当)全員合議体で扱うこと」を要求したとみている。裁判所が全員合議体に変更されれば、それだけ判決日が先送りされる可能性が高まる。
 検察関係者は「民事裁判に青瓦台が介入し、行政府が司法府の固有権限を侵害した重大な違法行為を犯した」と述べた。この他に、検察は車氏がこの日の会合で伝達を受けた青瓦台の意を梁承泰(ヤン・スンテ)当時大法院長に伝えたかどうか確認する計画だ。
 2012年5月大法院は「日帝徴用生存者に対する日本企業の損害賠償責任を認める趣旨で再度裁判を行うように」として事件をソウル高裁に差し戻した。翌年、事件はこのような決定に合うように修正されて大法院に出されたが、その後5年間、大法院は最終判決を下さなかった。検察は行政処がこのような方法で訴訟を先送りした後、裁判官の海外派遣席を獲得したのではないかと疑っている。
 その間、訴訟を起こした高齢の強制徴用被害者9人のうち7人が亡くなった。大法院は来週、この事件に対する全員合議体の審理に入る計画だ。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/31380.html
「The Hankyoreh」 2018-08-17 07:13
■金淇春元大統領秘書室長、最高裁判事・外交部長官を呼び強制徴用訴訟の遅延を謀議
 2013年末秘書室長公館で“3者会合”
 検察、外交部文書・関連陳述確保

【写真】2014年7月18日大統領府で新任長官の任命状授与式のために金淇春秘書室長と共に授与式場に入場する朴槿恵前大統領= イ・ジョンヨン記者 //ハンギョレ新聞社

 2013年末、金淇春(キム・ギチュン)大統領秘書室長、チャ・ハンソン最高裁事務総長(最高裁判事・2014年退任)、ユン・ビョンセ外交部長官が大統領府で会い、日帝強制徴用被害者の提起した訴訟を遅らせる方案を協議した情況が検察にキャッチされた。これまで最高裁は「法理検討」等を理由に関連裁判を足掛け5年引き延ばした挙句「裁判取り引き」疑惑が持ち上がった先月、この事件を全員合議体に回付した。 最高裁判事が直接「裁判遅延謀議」に参加したことが確認されれば、裁判結果に対する不服など波紋は大きいものと見られる。
 この事件を捜査しているソウル中央地検は14日、金淇春元室長を呼び、「3者会合」の場を設けて大統領府の要求事項を最高裁に伝達した経緯などを調査した。検察は金元室長が2013年12月ソウル三清洞(サムチョンドン)の大統領秘書室長公館でチャ事務総長を呼び、日帝強制動員被害者訴訟の最終結論を最大限遅らせるか、事件を全員合議体に回付して既存の判例を覆してほしいと要求したと把握した。 その場には「徴用訴訟」と「裁判官海外派遣」関連部署である外交部ユン・ビョンセ長官が同席した。検察は最近外交部の家宅捜索で会合関連文書を確認し、これを裏付ける外交部関係者の陳述を確保した。前日にはユン前長官を参考人として呼んで調査した。

【写真】チャ・ハンソン前最高裁事務総長(左)//ハンギョレ新聞社

 金元室長はこの日の調査で、3者会合自体は否認していないものと伝えられた。 検察関係者は「訴訟手続きを遅延させ、全員合議体に回そうという趣旨の関連政府資料が多数ある。(会合)前後に内容を整理した資料もある」と明らかにした。 検察は当時朴槿恵(パク・クネ)政府が韓日関係の変化を試みるためにこうしたことを企画したと見て、朴前大統領を直接調査する方案も検討している。

ヒョン・ソウン記者
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/857624.html
韓国語原文入力: 2018-08-14 19:07


http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/08/17/2018081700638.html
「朝鮮日報日本語版」 2018/08/17 08:19  オム・ボウン記者
■朴槿恵政権幹部「強制徴用裁判、判決を遅らせるよう指示」
 韓国大統領府(青瓦台)の金淇春(キム・ギチュン)元大統領秘書室長が最近、検察の取り調べに対し、朴槿恵(パク・クンヘ)前大統領の指示で、2013年末に大法官(最高裁判事に相当)を兼務する車漢成(チャ・ハンソン)法院行政処長(当時)に会い、日帝(日本)による強制徴用に関する訴訟の判決を遅らせるよう要求したという趣旨の供述を行ったことが16日までに分かった。
 検察によると、金元室長は13年12月、車氏をソウル市三清洞の秘書室長公邸に呼び出した。尹炳世(ユン・ビョンセ)元外交部長官(外相)、黄教安(ファン・ギョアン)元法務部長官(法相)も同席した。日帝による強制徴用被害者が日本企業を相手取り起こした損害賠償訴訟が大法院で審理中だったが、それについて話し合う場だったという。金元室長は14日、検察の取り調べに対し、「当時車氏に強制徴用被害者の事件の判決を遅らせるよう求め、協議結果を朴元大統領に報告した」と語ったとされる。
 大法院(最高裁に相当)は12年、強制徴用被害者には損害賠償の請求権があるとして、一、二審判決を破棄し、原告勝訴の判決を下した。その後、日本企業が差し戻し審で上訴し、事件は再び大法院で審理されることになった。大法院は5年が経過した現在まで結論を下していない。
 検察は青瓦台の要求を受けた法院行政処が意図的に判決を遅らせたとみている。梁承泰(ヤン・スンテ)元大法院長が推進していた上告裁判所の導入構想で青瓦台の協力を得るための「裁判取引」だったとされる。
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「73年も待ったが…なぜ強制徴用裁判は遅延するのか」

2018年08月18日 | 国民国家日本の侵略犯罪
http://japanese.joins.com/article/013/244013.html?servcode=A00§code=A10
http://japanese.joins.com/article/014/244014.html?servcode=A00§code=A10
「中央日報日本語版」 2018年08月14日14時16分、14時17分
■「73年も待ったが…なぜ強制徴用裁判は遅延するのか」

【写真】強制徴用被害者パク・チャンファンさん(2001年死去)の長男パク・ジェフンさん。2012年に最高裁判所で強制徴用関連の初の勝訴判決を受けた。

 最高裁判所は2012年5月24日、日本強占期の強制徴用被害者が起こした損害賠償訴訟で初めて日本企業の賠償責任を認める判決を出した。1945年8月15日の解放から70年が過ぎるまで被害の救済をまともに受けられず生きてきた強制徴用被害者は当時、判決が出ると万歳を叫んだ。
 しかしその判決に従わない日本企業が2013年下半期に相次いで最高裁に再上告したことで強制徴用裁判は今でも最高裁で審議中だ。
 こうした中、朴槿恵(パク・クネ)大統領(2013年2月-2017年3月)の行政府と梁承泰(ヤン・スンテ)最高裁長(2011年9月-2017年9月)の司法府の時代に強制徴用裁判を遅延させたという証拠が、最近の金命洙(キム・ミョンス)最高裁長体制で行われた積弊調査と検察の捜査で次々と出てきている。最近公開された最高裁の文書によると、朴槿恵政権が海外公館(大使館など)に派遣する法官を増やす代わりに、最高裁が2013年末以降に強制徴用裁判の確定判決を遅らせることにしたということだ。
 裁判が数年遅延したという報道に誰よりも衝撃を受けたのは強制徴用訴訟当事者と多数の強制徴用被害者だ。日帝強制動員被害者支援財団によると、日本強占期の韓国の人口は2600万人だったが、うち23万人(北朝鮮と海外同胞除く、延べ約783万人)が強制動員された。強制動員には労務者(強制徴用など)・軍人・軍務員がある。
 強制動員被害者のうち生存者は約3500人で、ほとんどが90歳前後の高齢者だ。このため2012年の最高裁勝訴判決(65年の韓日協定で国の請求権は消えても民間人の請求権は残っているという趣旨)から6年が経過しても最高裁の裁判の結末を見ることができず苦しんでいる。
 強制徴用関連の日本企業を相手に提起された上告審のうち、2012年当時に最高裁の判断を受けながらも被告(日本企業)の再上告のためまた最高裁で審理中の再上告審は2件(2015年に別途上告審1件追加)だ。原告はそれぞれパク・チャンファンさん(1923-2001)ら5人とヨ・ウンテクさん(1923-2013)ら4人で、被告はそれぞれ三菱重工業と新日本製鉄(現新日鉄住金)。
 9日に京畿道平沢(ピョンテク)でパク・チャンファンさんの長男パク・ジェフンさん(72)に会った。2012年に初めて最高裁の勝訴判決があったが、パク・チャンファンさんは勝訴を聞くことができず、2001年に強制徴用当時の原爆被害後遺症などのため死亡した。その時から長男パク・ジェフンさんが裁判を引き継いでいる。パク・チャンファンさんと共に訴訟を起こした原告5人は全員死亡し、遺族が訴訟を続けている。97年に新日本製鉄を相手取り日本で訴訟を起こしたヨ・ウンテクさんら原告4人のうち2人(イ・チュンシクさん、キム・ギュスさん)だけが生存している。
 パク・ジェフンさんは「95年に父が三菱を相手に日本で訴訟を起こした時から23年、2000年に韓国で三菱を相手に別の訴訟を起こした時からは18年が経過した。ところが2012年の勝訴以降、裁判の遅延でまた6年の歳月を虚しく送り、最高裁と政府(外交部)に背信感を抱いている」と吐露した。
 パク・ジェフンさんの父パク・チャンファンさんは44年9月、三菱重工業広島造船所鋳物工場に強制徴用された。結婚したばかりで農作業をしていたパク・チャンファンさんは日本の巡査(警察官)に連行され、三菱の職員に引き渡された。パクさんは45年8月6日、米軍の広島原爆投下により鉄の破片であごをひどく負傷した。パクさんは強制徴用被害者であり原爆被害者だったということだ。
 パクさんは95年12月、日本政府と三菱重工業を相手取り損害賠償訴訟を起こしたが、99年3月に敗訴した(この裁判は2007年11月、日本最高裁で強制徴用に対する賠償責任は認められなかったが、強制連行、強制労働、未払い賃金、原爆被害放置の事実は認められた。)
 日本で一審敗訴直後の2000年5月、パクさんら被害者5人は韓国の裁判所(釜山地裁)で三菱重工業を相手取り訴訟を起こしたが、一審、二審ともに棄却された後、最高裁で劇的に勝訴した。パク・ジェフンさんは「訴訟を起こした第1世代は全員が亡くなった。一日も早く最高裁再上告審裁判に終止符が打たれることを願う」と語った。

 9日、光州(クァンジュ)で会った強制動員(女子勤労挺身隊)被害者ヤン・クムドクさん(89)は高齢で体が不自由だ。全羅南道羅州(ナジュ)が故郷のヤンさんは小学6年だった44年5月ごろ、「日本に行けば中学校にも通えるしお金もたくさん稼げる」という日本人校長の口車と脅迫に勝てず女子勤労挺身隊として連れて行かれた。名古屋の三菱航空機製作工場に送られ、15歳にもかかわらず一日10時間ずつ軍隊式に編成され、強制労働をした。
 湖南(ホナム、全羅道)地域から行った朝鮮人少女24人のうち6人が44年12月の東南海地震で死亡し、当時ヤンさんも腹部に大けがを負った。解放後に帰国しようとして賃金を要求したが、三菱側は「(賃金を)すべて貯蓄しておいたので住所地に送る」と約束した。ヤンさんは「小学校で『日本人は正直で約束をよく守る』という洗脳教育を受けたので信じた。ところが73年が過ぎるまで毎日のように郵便配達を待ったが、三菱は賃金を送ってこなかった」と語った。
 ヤンさんは99年3月、三菱と日本政府を相手取り名古屋地裁で訴訟を起こしたが、2008年に日本の最高裁判所が棄却した。2009年に日本厚生労働省は厚生年金加入の事実だけを認め、ヤンさんに厚生年金脱退手当99円を支払った。インスタントラーメン2個も買えない金額だった。
 怒ったヤンさんは2012年5月、最高裁で過去初めて強制徴用被害補償判決が出ると、同年10月に三菱を相手に訴訟を起こして一審、二審で勝訴した。しかし2015年7月に三菱側が上告し、さらに最高裁で裁判の遅延があり、ヤンさんが起こした上告審も3年間結論が出ていない。
 裁判の遅延についてヤンさんは「日本が幼い少女を連れて行って苦痛を与えたことに対して韓国政府が率先して謝罪と賠償を受けるべきであるが、むしろ裁判を遅らせてどうするのか。体も良くないのに、今か今かと確定判決を待ちながら老いて死にそうだ」と語った。

【写真】ヤン・クムドクさん(青のジャケット)ら強制動員被害者が2015年6月、三菱を相手に光州高裁で勝訴した後、万歳を叫んでいる。(写真=勤労挺身隊と共にする市民の会)

 7日に釜山(プサン)の賃貸マンションで会ったソ・ヨンヒョンさん(92)は慶尚南道昌寧(チャンニョン)が故郷だ。ソさんは18歳で強制徴用され、下関の炭鉱で働いた。当時、朝鮮人徴用者が日本人に殴られて死亡したり、仕事でけがをして死亡する場合、単純事故処理されるのを目撃した。ソさんは「あまりにも苦労がひどく、どのように死んでも同じだと思って4カ月後に逃げた」と振り返った。
 ソさんは「国内でも強制徴用被害者が詐欺師のように見られたが、私が死ぬ前に最高裁の確定判決が出ることを強く望む」と訴えた。
 このように数年間も最高裁の確定判決が出ず、強制徴用被害者と遺族の悔しさが増している。最高裁は先月27日、強制徴用再上告審事件を全員合議体(最高裁裁判官13人参加)に配当し、金昭英(キム・ソヨン)最高裁裁判官を主審とした。2013年8月ごろ再上告審が始まってからなんと5年後だ。
 2012年の裁判は小部(最高裁裁判官4人参加)で判決したが、審理に相対的に時間がかかる全員合議体に配当したことで裁判がまた遅れるのではと強制徴用被害者は懸念している。これに対しパク・ジンウン最高裁広報官は「そうではない」とし「小部は期間が短く、全員合議体は裁判が長くなるのではなく、裁判官が合意すれば宣告する」と釈明した。
 2012年に最高裁で勝訴判決を受けた崔鳳泰(チェ・ボンテ)弁護士(大韓弁協日帝被害者人権特別委員長)は「遅れた正義は正義でない。梁承泰(ヤン・スンテ)最高裁で裁判が数年間遅れたため、金命洙(キム・ミョンス)最高裁が速かに結論を出すべきだ」と早期判決を繰り返し促した。強制徴用被害者団体は28日、ソウル瑞草洞(ソチョドン)の最高裁前で1万人が集まって裁判遅延疑惑について抗議し、迅速な判決を求めるデモをする予定だ。
 しかし強制徴用裁判は日本という相手が存在するため複雑な事案だ。実際、2012年に最高裁の判決があった当時、朴槿恵政権の外交部は「韓日関係が破綻しかねない」という論理を展開した。1人あたり1億ウォン(約1000万円)を賠償する場合、少なくとも23兆ウォン、多ければ数百兆ウォンを超える天文学的な賠償義務が生じる日本企業が、経団連を通じて深い懸念を表明した。韓国裁判所の賠償命令で日本企業の韓国内財産を差し押さえるなど強制執行に出る場合、日本が投資を撤回するとして反発する動きもあった。
 このため文在寅大統領が任命した金命洙最高裁裁判長体制でも2012年の判決と同じ趣旨で確定判決するのは容易でないという見方もある。金命洙体制の最高裁は強制徴用被害者の権益と韓日関係を同時に生かす難しい課題を抱えたということだ。まさに「ソロモンの判決」が必要な時だ。
 このために両国専門家は韓日両国が裁判所の判決で正面衝突するのは双方にマイナスだとし、合理的な代案を悩むべきだと指摘する。特に被害者の同意も求めず請求権を放棄した韓国政府も道義的な責任を避けることができない。これを受け、専門家らは請求権問題を拙速に処理した韓国・日本政府、被告の日本企業、そして請求権資金で恩恵を受けた韓国企業が共同で基金を用意し、被害者に補償することを代案として提示している。
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「日本のダム工事現場で死亡した朝鮮人の遺骨、76年ぶり故国へ」

2018年08月17日 | 国民国家日本の侵略犯罪
http://japanese.joins.com/article/960/243960.html?servcode=A00§code=A10
「中央日報日本語版」 2018年08月13日08時26分
■日本のダム工事現場で死亡した朝鮮人の遺骨、76年ぶり故国へ
 日帝強占期に日本に連行されて故国に戻れず死亡した韓国人の遺骨35柱が76年ぶりに故国に戻る。
 日帝強制徴用犠牲者遺骸奉還委員会(以下、遺骨奉還委)は檀君民族平和統一協議会など120の市民団体と共に14日、在日同胞寺院の国平寺に安置されている韓国人の遺骨35柱を韓国に移すと明らかにした。遺骨奉還委は昨年の光復節(8月15日、日本による植民地支配からの解放記念日)ごろ、国平寺と遺骨101柱を韓国に戻すことで合意した。それぞれ遺骨33柱が移された昨年の光復節と今年の三一節(3月1日、独立運動記念日)に続いて3度目となる。
 国平寺に残された韓半島(朝鮮半島)出身者の遺骨約200柱はほとんどが日帝強占期に強制徴用された人たちで、一部は北朝鮮地域の出身者。
 当時日本に徴用された人たちは日本のダム建設工事現場で墜落死するなど、日本で生死をかけて働いて死亡したが故国に戻れなかった人たちだ。国平寺は12日に国平寺で追悼法会を終えた。遺骨奉還委は14日に韓国に到着して金浦(キンポ)空港で帰郷行事を開いた後、翌日にソウル光化門(クァンファムン)広場で国民追慕祭を開催し、ソウル市の墓地「昇華院」に遺骨を移す。
 国平寺住職の尹碧巌(ユン・ビョクアム)氏は「日本で亡くなった方々をようやく故郷に戻せることになってよかった」とし「南北が共に強制連行犠牲者の遺骨を故国に戻すことに積極的に取り組むことを期待する」と話した。
 一方、韓半島出身徴用・徴兵者の遺骨に関する正確な実態把握はできない状況だ。ただ、国平寺など日本の寺や納骨堂などに安置されている遺骨は2770柱と推定される。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/08/13/0200000000AJP20180813001900882.HTML
「聯合ニュース」 2018/08/13 13:43
■強制徴用者の遺骨35柱が韓国に ソウル市立墓地に安置へ
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウル市は13日、日本による植民地時代に強制徴用された朝鮮半島出身者の遺骨35柱が、光復(1945年の植民地支配からの解放)から73年を迎えて故国の韓国に戻り、京畿道・坡州にあるソウル市立墓地に安置されると明らかにした。

【写真】遺骨が安置されるソウル市立墓地の納骨堂(ソウル市提供)=(聯合ニュース)

 労役や戦争に動員されて犠牲となった強制徴用者の遺骨は、多くが現在も日本や太平洋の群島に放置されている。
 ソウル市は徴用被害者の遺骨返還に取り組む団体「日帝強制徴用犠牲者遺骸奉還委員会」の要請を受け、昨年8月と今年3月に続いて遺骨の安置を支援することを決めた。
 同市は、委員会が建設を推進している非武装地帯(DMZ)平和公園内の海外同胞墓地が完成するまで、遺骨101柱をソウル市立墓地内に臨時で安置する。
 今回安置される遺骨35柱の納骨式は、16日午後2時から行われる。
 これに先立ち、15日午前11時にはソウル中心部の光化門広場で「第73周年光復節民族共同行事兼遺骨奉還国民追慕祭」が開かれる。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/31360.html
「The Hankyoreh」 2018-08-15 00:52
■[フォト]73年間待ち続けた末に故国の土を踏んだ強制徴用犠牲者の遺骨
 15日、光化門広場で国民追悼祭行った後 
 16日、ソウル市立竜尾里墓地公園に安置

【写真】強制徴用犠牲者の遺骨が今月14日、金浦空港を通じて帰国している/聯合ニュース

 光復73周年を迎え、強制徴用犠牲者の遺骨35柱が韓国に帰って来た。
 遺骨が到着した14日、金浦(キンポ)空港入国場では、英霊たちのための還郷儀式も開かれた。ソウル市は、遺骨35柱がソウル市立竜尾里(ヨンミリ)第2墓地公園に安置されると発表した。「強制徴用犠牲者遺骨奉還委員会」がDMZ平和公園に推進中の海外同胞墓地が完成するまで、委員会の要請で遺骨を臨時安置される。

【写真】強制徴用犠牲者の遺骨が今月14日、金浦空港を通じて帰国し、還郷儀式が開かれている/聯合ニュース
【写真】強制徴用犠牲者の遺骨が今月14日、金浦空港を通じて帰国している/聯合ニュース

 埋葬式は16日午後2時に行われる予定だが、埋葬式前日の15日午前11時には光化門広場で、第73周年8・15光復節の民族共同行事兼遺骨奉還国民追悼祭が行われる。ソウル市は昨年の光復節と今年の三・一節にも33柱ずつ合わせて66柱を奉安した。

【写真】強制徴用犠牲者の遺骨が今月14日、金浦空港を通じて帰国している/聯合ニュース

イ・ジョンア記者
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/857543.html
韓国語原文入力:2018-08-14 13:28
コメント

「独立運動家・安重根の遺骨 「南北共同での発掘推進」=文大統領」

2018年08月17日 | 抗日・反日闘争
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/08/14/0200000000AJP20180814002200882.HTML
「聯合ニュース」 2018/08/14 15:05
■独立運動家・安重根の遺骨 「南北共同での発掘推進」=文大統領
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日、初代韓国統監を務めた伊藤博文を1909年に暗殺して翌年死刑になった独立運動家、安重根(アン・ジュングン)の遺骨を見つけられずにいることを指摘し、「3・1(独立)運動と大韓民国臨時政府樹立から来年で100周年を迎えるのに合わせ、政府は安重根義士の遺骨発掘事業を北と共同で推進する」と表明した。光復節(8月15日、日本による植民地支配からの解放記念日)を翌日に控え、青瓦台(大統領府)で催した独立有功者やその遺族との昼食会で述べた。

【写真】昼食会であいさつする文大統領=14日、ソウル(聯合ニュース)

 文大統領は「安重根義士が(中国の)旅順監獄で著した『東洋平和論』は東洋の平和のための日本の役割を強調し、韓中日が共同で銀行や軍隊を創設しようという時代を先取りしたビジョンも提示している。自由と平和を目指した安重根義士の偉大な精神と足跡は現在まで続いている」と業績を評価。その安重根の、解放後の故国への移葬を望むという遺言を守れずにいるとし、北朝鮮との共同での遺骨発掘に意欲を示した。
 また、「私は報勲(功勲に報いること)こそが強い国をつくる根になるとの信念を持っている」と述べ、独立運動家の子孫が安定した生活を送れるよう約1万7000人に支援金を支給していることなどを説明した。
 その上で、「二度とこうした苦しみと痛みが繰り返されてはならない。正義と真実で歴史を正し、平和により国をしっかりと守る」と約束した。


http://japanese.joins.com/article/024/244024.html?servcode=200§code=200
「中央日報日本語版」 2018年08月14日17時30分
■文大統領「来年、北と共同で安重根義士の遺骨発掘事業を推進」
 文在寅(ムン・ジェイン)大統領が14日「来年、三一独立運動と大韓民国臨時政府樹立100周年を迎え、政府は北朝鮮と共同事業で安重根(アン・ジュングン)義士の遺骨発掘事業を推進する」と明らかにした。
 文大統領は第73周年光復節(解放記念日)記念式を一日控えて国内外の独立有功者および遺族を青瓦台(チョンワデ、大統領府)に招請して昼食会を開き、このように述べた。
 文大統領は「この席に安義士の子孫の二方もおられる。108年前、死刑を控えた安義士はピレム神父と最後の面会で韓国の独立運動が抑圧から抜け出し、自由を取り戻そうとする全人類的な活動であることを明らかにした」と説明した。
 また「安義士が麗順(ヨスン)監獄で著述した『東洋平和論』では、東洋平和に向けた日本の役割を強調し、韓日中が共同で銀行と軍隊を創設しようという時代に先駆けたビジョンを提示した」とし「自由と平和に向かった安重根義士の偉大な精神と足跡は今日まで続いている」と述べた。
 文大統領は「しかし、われわれは今まで安義士の遺骨さえ探せなかった」として「金九(キム・グ)先生が孝昌(ヒョチャン)公園に用意した家廟は依然として空いている。『解放されたら故国に戻して葬儀を行ってほしい』といった安義士の最後の遺言を守れずにいる」とした。
 さらに、「報勲こそ強い国家を作る根元という信念を有している」として「国のための献身に優遇をつくすのは国家の当然な道理であり、未来のための最高の投資だ。独立活動家一族の現在の姿こそ次世代に愛国の指標になるため」と述べた。
 文大統領はまた「経済的支援を拡大するのはまともな報勲の始まり」とし「約束通りに今年から愛国の志士に差し上げる特別優遇金を50%引き上げした。独立活動家の3代まで安定的に生活することができるよう、1万7000人に支援金を提供している」と話した。
 引き続き「今年から独立有功者の子孫の自宅を訪問する報勲福祉サービスを実施している」として「海外に住まれて国内に永住帰国したすべての独立有功者の子孫には住宅を支援している」とした。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/08/15/0200000000AJP20180815002100882.HTML
「The Hankyoreh」 登録:2018-08-15 23:26 修正:2018-08-16 07:34
■日本は安重根義士の伊藤狙撃をどのように描いたか?
 狙撃当時の場面を描写したリトグラフ初公開 
 原州の古版画博物館で8月18~9月23日特別展

【写真】1909年10月26日、中国のハルビン駅で安重根義士が狙撃に成功した後に捕まった状態でも、伊藤博文を鋭くにらむ姿が描かれたリトグラフ=古版画博物館提供//ハンギョレ新聞社

 73周年光復節をむかえて、安重根義士が伊藤博文を処断した歴史的事実を描いたリトグラフが初めて公開された。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が安重根義士遺骨発掘事業を南北共同で推進すると明らかにしたこともあり、一層関心を引く。
 江原道原州(ウォンジュ)の雉岳山(チアクサン)明珠寺の古版画博物館は、今月18日から来月23日まで「版画で見る近代韓国の事件と風景」特別展を開くと15日明らかにした。今回の特別展では、安重根義士の狙撃事件を描いたリトグラフが初めて公開される。「ハルビン駅伊藤公遭難之圖」という題名のリトグラフで、1909年10月26日中国のハルビン駅で安義士が伊藤を狙撃した直後の様子を描いている。
 この図で安義士は、伊藤を狙撃して捕まった状態でも伊藤を鋭い目つきでにらんでいる。ただし、すでに三発の銃弾に当たった伊藤が正常に立っている姿で描写されているのは自然でない。この版画の隣には当時の記事も載っているが、そこから見て「報道用版画」と推定できる。この版画は、狙撃から1カ月余り後の1909年12月1日、東京の「博画館」という出版社が当時の最先端技法であるリトグラフで製作したものだ。
 ハン・ソンハク古版画博物館長は「光復(解放)は、単純に第2次世界大戦の結果として得たものでなく、先祖の絶えざる抵抗と闘争から出たことをよく見せる資料だ。このリトグラフの記事は、安義士を“凶漢”と表現しているが、安重根義士の抵抗精神が引き立って見える」と説明した。
 今回の展示会では、このリトグラフだけでなく江華島(カンファド)条約から安義士の狙撃事件まで、近代韓国の主要事件と美しい風景を描いた60点余りの作品に出会うことができる。

パク・スヒョク記者
http://www.hani.co.kr/arti/society/area/857728.html
韓国語原文入力:2018-08-15 16:20


http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/31375.html
「The Hankyoreh」 2018-08-16 23:05
■[コラム]“消えた”安重根記念館
 中国のハルビン駅に安重根記念館ができたのは2014年1月だった。1909年、伊藤博文を射殺した現場の直ぐ前の貴賓用待合室を改造して作ったものだった。ハルビン駅舎は、20世紀に何回もの増改築をたどりながら、当初ロシアの東清鉄道時期の姿はほとんど失った状態だった。1988年に現代的建物に変貌した新しい駅舎も、2014年に安重根記念館を迎える頃にはすでにかなり古くなっていた。
 そのためか記念館は相当に引き立って見えた。古いロシア式建築をそっくり模した黄色い壁の入口を新たに作った。草緑色の文字で「安重根義士記念館」と書かれた黒い看板が訪問客を迎え、記念館入口の低い垣根も高級感を添えた。
 記念館の内部には、安重根の生涯とハルビン駅の挙事、彼の思想などに対する説明が写真と共に韓国語と中国語で展示されていた。安重根が遺した筆文字も懸かっていた。何よりも圧巻は、展示館の奥の全面ガラス窓から見える外の光景だった。安重根が伊藤を射殺した1番ホームだった。床には安重根と伊藤が立っていた場所が表示され、上には現場を知らせる表示板が「1909年10月26日」という日付とともに懸かっていた。
 わずか4年余り前に作られたハルビン駅の安重根記念館の話を持ち出して、すべての文章を「過去型」で書いたのは、この施設が今はなくなっているためだ。ハルビン駅舎がまた大々的な増改築をすることになり、記念館は昨年3月に休館され、後に撤去された。1番ホームも撤去された。今月5日に訪ねたハルビン駅で職員に尋ねたところ、目隠し幕が張られた工事現場を指さして「記念館と義挙の現場はそこだと言った。今はすべて撤去され見ることはできない」とのことだった。
 ハルビン駅の駅舎は、100年余り前のロシア時期の姿に変身中だ。外観は伝統的だが、屋内は現代的に整え、中国が誇る高速鉄道に相応しい東北地方の中心駅を目標にしている。
 今年末には工事が終わると言っていた新駅に、安重根記念館も帰って来るだろうか?当初ハルビン駅に安重根記念館ができたのは、2013年6月に中国を訪問した朴槿恵(パク・クネ)大統領の要請に習近平主席が快く同意して実現した。黒龍江省党史研究所のキム・ウジョン元所長は「習主席が自ら指示したことなのでうまくいくだろう。韓国と中国の約束であり、習近平と朴槿恵のひそかな約束ではなかった」と話した。中国当局がハルビン駅の改築後に記念館を2倍に拡張することにしたという報道もあった。
 だが「行って見なければ分からない」という反応もある。韓中日の力学関係が変わったためだ。韓中はTHAAD軋轢以後に関係が微妙になった反面、中日は慎重ではあるが接近する局面だ。朴槿恵政府の時のような「韓中反日歴史共助」を期待することは難しい状況だ。その上、ハルビンに安重根記念施設を作ろうとの試みは、日本の反対ですでに数回失敗した。中国が日本からの外資誘致を推進していた時期だった。
 ハルビン駅記念館にあった胸像、彫刻品、説明資料などは、現在ハルビン市内の「朝鮮民族芸術館」に別に空間を用意して展示中だ。当初2006年からハルビン駅施設ができるまで、記念館の役割をした所だ。芸術館関係者は「駅にあった時は行き来する中国人も多数参観したが、ここに再び来てからは以前のように韓国人ときわめて一部の北朝鮮の人だけが訪れる」と話した。
 韓中関係の風景かと思い苦い味がした。ハルビン駅記念館を再び見られない可能性もあるという不安を抱くのは私一人だけであろうか。是が非でも今度は新装なった記念館再開の便りを伝えたい。

キム・ウェヒョン北京特派員
http://www.hani.co.kr/arti/opinion/column/857921.html
韓国語原文入力:2018-08-16 20:05
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「慰安婦被害者イ・ヨンスさん「私が200歳まで生きて…」 光復節の水曜集会」

2018年08月16日 | 日本軍隊性奴隷
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/31367.html
「The Hankyoreh」 登録:2018-08-16 00:29 修正:2018-08-16 07:27
■慰安婦被害者イ・ヨンスさん「私が200歳まで生きて…」 光復節の水曜集会
 第1348回定期水曜集会 
 「二度とこのようなことがないよう慰安婦問題の解決」 
 日本軍慰安婦メモリアルデーに世界連帯集会

【写真】第73周年光復節の今月15日、ソウル鍾路区旧日本大使館前で開かれた「第6回世界日本軍慰安婦メモリアルデー記念世界連帯集会、第1348回定期水曜集会」で、出席者たちがスローガンを叫んでいる=キム・ギョンホ先任記者//ハンギョレ新聞社

 「私が200歳まで生きて皆さんと共に大韓民国の慰安婦問題を解決します。二度とこのようなことがあってならないと思って、一生懸命200年間生きていきます。200年間を生き抜いてあの世に行ったら、ハルモニ(おばあさん)たちに私が皆さんと(慰安婦問題を)解決したといえるようにしていただけますか」。

 日本軍慰安婦被害者を取り上げた映画『アイ・キャン・スピーク』の実在の人物であるイ・ヨンスさんが演壇でマイクを握ってこう語ると、約700人の市民が声を合わせて「はい」と答えた。同日の集会に参加するため、大邱(テグ)から上京したイ・ヨンスさんは、「昨日(14日)、皆さんの関心のおかげで望郷の園に記念日が建てられた。感謝している」とし、しきりに頭を下げた。参加者らは拍手と歓声で応えた。
 第73周年光復節であり、水曜日の15日正午、ソウル鍾路区(チョンノグ)の駐韓日本大使館前で、日本軍慰安婦メモリアルデー世界連帯集会兼第1348回定期水曜集会が開かれた。体感温度が39度を上回る蒸し暑い天気にもかかわらず、イ・ヨンスさんとキル・ウォンオクさん、キム・ギョンへさんが出席し、日本政府の真の謝罪と賠償を求めた。参加者たちも「公式謝罪」や「法的賠償」と書かれた扇を仰ぎながらその場を守った。
 同日は、コンゴやウガンダ、イラクなどから来た戦時性暴力被害生存者らが出席し、連帯の意思を明らかにした。イスラム国(IS)から性暴力被害を受けた北イラクのヤジディ族の被害生存者のサルワ・ハラフ・ラショシさんが最初に発言に立った。彼女は「昨日、キム・ボクトンさんが今も活動しているという話を聞いたが、その年でも活動しなければならないという点が残念でならなかったし、これからも連帯すべきだと思った」とし、「私も一人ではないし、ハルモニたちも一人ではない。沈黙せず、闘争して正義を実現していく」と話した。
 日本から来た人たちの連帯の発言も続いた。藤本泰成「フォーラム平和・人権・環境」共同代表は「『私たちも青春を過ごしたかった』というハルモニの声を聞いて、胸を痛めない人がいるだろうか」としたうえで、「安倍首相は日本軍慰安婦被害者問題を否定し、植民地支配と侵略戦争を否定する。日本国民として恥ずかしく、謝罪できる日本になれるよう一生懸命活動する」と述べ、拍手喝采を受けた。在日韓国青年同盟活動家のアン・チェヒャンさんも「日本軍慰安婦問題に在日韓国人が声をあげないのは植民地支配に屈服することに他ならない。日本政府は誠意ある謝罪をして被害者と遺族に対する賠償を遂行すべき」と求めた。
 出席者らは同日の集会で「1348回の返ってこない謝罪」、「ハルモニに名誉と人権を」と書かれたプラカードを持って日本政府の誠意ある謝罪と賠償、和解・癒し財団の解体を要求した。被害者の顔写真を持ってウェーブをするパフォーマンスも続いた。参加者たちは声明文で「日本政府は根拠のない2015年の韓日合意を口実にした犯罪の否定、歴史歪曲、平和の碑の建立妨害行為を中断し、被害者に公式謝罪と賠償を含めた法的責任を履行せよ」とし、「韓国政府は和解・癒し財団を解散し、日本軍の性奴隷制問題の正しい解決のためにあらゆる努力を尽くせ」と要求した。

シン・ミンジョン記者
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/857739.html
韓国語原文入力:2018-08-15 21:54


http://japanese.joins.com/article/030/244030.html?servcode=200§code=200
「中央日報日本語版」 2018年08月15日09時24分
■文大統領に会った慰安婦被害女性、「北朝鮮の慰安婦被害者に会いたい」

【写真】文在寅大統領が14日、忠南天安国立望郷の丘牡丹墓地で開かれた「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」行事で慰安婦被害者の李容洙さんの手を握っている。(写真=青瓦台写真記者団)

 旧日本軍による慰安婦問題を扱う映画『アイ・キャン・スピーク』の実際の主人公であり、被害生存者である李容洙(イ・ヨンス)さんは14日、文在寅(ムン・ジェイン)大統領に願いを伝えた。「北朝鮮にいる慰安婦被害者に会わせてほしい」ということだ。
 李さんはこの日午後、忠南天安市(チュンナム・チョナンシ)国立望郷の丘で開かれた「日本軍慰安婦被害者をたたえる日(以下、慰安婦の日)」の初めての政府記念式で壇上に上がり感想を発表した。
 自身を「歴史の生きた証人」と紹介した李さんは「27年間、雨が降ろうが雪が降ろうが日本大使館の前で真相究明と謝罪と法的賠償を要求してきた」として「そうしている間に、この前、考えもしなかった話を聞いた。政府で被害者のために追悼碑を建ててくださるというので、夢のような気がした」と話した。
 李さんは「おばあさんたちが被害者であれば大韓民国も被害者で、大韓民国が被害者であればわれわれは皆被害者」とし「我が若者、学生の皆さんが大韓民国の主人だ。この土地でもう二度とあのようなことが起こらないように助けてほしい」と訴えた。
 また、「私は90歳を超えたが、大丈夫だ。皆さんが力を合わせれば、私は200歳が過ぎてもこの問題を解決したい」とし「私は91歳だが、活動するにはちょうど良い歳だ。我が大韓民国の皆さんがこの大韓民国の主人だ」と話した。
 李さんは「このように慰安婦問題をご存知で、大統領・夫人がこの暑い中で記念碑を建ててくださったということに対する感謝、私はあの空にあるおばあさんたちに行って伝えたい」とし「誰がこの記念碑を建てたかと尋ねてくれば、わが政府、文大統領が建ててくださったと必ず伝えたい」とした。
 李さんは「文大統領にひざまずいてお辞儀をしたいが、大統領に願いがある」として「慰安婦被害者は姉妹に他ならない。北朝鮮の慰安婦被害者に会いたい。会わせてほしい」と付け加えた。
 この日は慰安婦被害者である故金学順(キム・ハクスン)さんが初めて旧日本軍による慰安婦被害事実を証言した日だ。政府はこの日を旧日本軍による「慰安婦」問題を国内外に知らせ、慰安婦被害者をたたえるために国家記念日として制定した。
 今年初めての記念式は追悼碑除幕式と記念式の順に行われた。慰安婦被害者追悼碑である「安息の家」は国立望郷の丘内にある牡丹(モラン)墓地に設置されて初めて公開された。国立望郷の丘は慰安婦被害者49人が安置されたところだ。
 文大統領はこの日、記念式で旧日本軍による慰安婦問題に関連して「(慰安婦問題は)われら自らと日本を含む全世界が全体女性たちの性暴行と人権問題に対して深く反省し、二度と繰り返さないというかたい覚醒と教訓にしてこそ解決される問題」と話した。文大統領は「旧日本軍による慰安婦問題は韓国・日本両国間の歴史問題にとどまらず、戦時女性に対する性暴行問題、人類普遍的女性人権問題」と強調した。
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「韓国・釜山の日本総領事館付近で集会 徴用工像の設置訴え」

2018年08月16日 | 国民国家日本の侵略犯罪
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/08/15/0200000000AJP20180815002100882.HTML
「聯合ニュース」 2018/08/15 16:21
■韓国・釜山の日本総領事館付近で集会 徴用工像の設置訴え
【釜山聯合ニュース】韓国で光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)を迎えた15日、南部・釜山市東区の日本総領事館付近で全国民主労働組合総連盟(民主労総)の組合員や市民団体メンバーら500人余りが集会を開き、植民地時代に朝鮮半島から強制徴用された労働者を象徴する像(徴用工像)の同総領事館前への設置などを訴えた。

【写真】「日本は戦争犯罪を謝罪しろ」と書いた横断幕を持って行進する集会参加者ら=15日、釜山(聯合ニュース)

 参加者らは「日本は今なお戦犯者を祭る靖国神社をあがめ、戦争できる国を目指すなど反省していない」とし、これこそが日本総領事館前に徴用工像を設置すべき理由だと主張した。旧日本軍の慰安婦問題を巡っても、最終的かつ不可逆的な問題解決をうたった2015年末の韓日合意の破棄と日本政府の謝罪を求めた。
 集会後、参加者らは「日本は戦争犯罪を謝罪しろ」と書いた横断幕を持って日本総領事館の周囲を行進。また、抗議の意を示すため水風船を同総領事館に投げつけた。

【写真】日本総領事館に向け水風船を投げる集会参加者ら=15日、釜山(聯合ニュース)

 徴用工像は民主労総などが5月に同総領事館前に設置しようとして警察に阻止された。民主労総の関係者は同所への設置に改めて意欲を示し、6月の統一地方選を経て新たに就任した東区庁長と協議すると伝えた。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/08/14/0200000000AJP20180814004200882.HTML
「聯合ニュース」 2018/08/14 21:08
■釜山日本総領事館周辺での市民団体の行進 裁判所が許可
【釜山聯合ニュース】韓国南部・釜山地域の市民団体が光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の15日に釜山の日本総領事館周辺で計画していた大規模行進について、警察当局が行進の制限を通告していた問題で、釜山地方地裁は14日、市民団体側が申し立てた行進制限通告の執行停止を認め、事実上行進を許可した。

【資料写真】釜山の日本総領事館前に設置された旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像を守る活動などを行っている市民団体は三・一独立運動記念日を迎え、昨年3月1日に総領事館周辺で行進を行った=(聯合ニュース)

 全国民主労働組合総連盟(民主労総)の釜山本部によると、市民団体などは15日午前11時に日本総領事館近くの鄭撥(チョン・バル)将軍像前で、日本による植民地時代に朝鮮半島から強制徴用された労働者を象徴する像(徴用工像)の設置などを求める集会を開き、日本総領事館周辺道路を行進する計画を申請した。
 これに対し警察当局は、「日本総領事館の機能と安寧を脅かす恐れがある」として、総領事館から100メートル以内を除外した区間のみ行進可能とする通告書を送付した。
 地裁は「市民団体は将軍像前で集会を終えた後、目的や意思を効果的に示すために行進を計画したとみられる」とし、「集会後に日本総領事館の前をしばらく通過しても、領事館の機能や安寧を脅かす恐れがあるとは認めがたい」と判断した。
 ただ、市民団体が申請した日本総領事館裏門前での集会については認めなかった。
 市民団体は集会の場所について、将軍像前と日本総領事館の裏門前の2カ所を申請したが、警察は将軍像前のみ許可していた。 
 地裁は「集会は日本総領事館と直接的な関連があり、市民団体は集会予告場所に徴用工像を奇襲的に設置しようとしたことがある」とし、総領事館から100メートル位内での集会を認めなかった。
 民主労総や市民団体は予定通りに15日午前11時に日本総領事館近くの鄭撥将軍像前で、徴用工像の設置などを求める集会を開き、集会終に日本総領事館をひと回りする行進を実施する。
 警察は大規模な人員を配置して万が一の事態に備える計画だ。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/08/12/0200000000AJP20180812000900882.HTML
「聯合ニュース」 2018/08/12 17:09
■釜山日本総領事館周辺での行進計画を警察が制限 市民団体反発
【釜山聯合ニュース】韓国南部・釜山地域の市民団体が光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の15日に釜山の日本総領事館周辺で計画していた大規模行進について、警察当局が行進の制限を通告した。市民団体側は強く反発し、裁判所に執行停止を申し立てる方針だ。

【写真】市民団体が釜山の日本総領事館前に設置しようとして警察に阻止され、近くの歩道に置かれたままになっていた徴用工像が5月31日、地元自治体に強制撤去された=(聯合ニュース)

 全国民主労働組合総連盟(民主労総)の釜山本部によると、市民団体などは15日午前11時に日本総領事館近くの鄭撥(チョン・バル)将軍像前で、日本による植民地時代に朝鮮半島から強制徴用された労働者を象徴する像の設置などを求める集会を開き、日本総領事館周辺道路を行進する計画を申請した。
 これに対し警察当局は、「日本総領事館の機能と安寧を脅かす恐れがある」として、総領事館から100メートル以内を除外した区間のみ行進可能とする通告書を送付した。
 民主労総や市民団体は警察の通告に強く反発しており、13日午前に総領事館前で記者会見して抗議するとともに、裁判所に行進制限通告の執行停止を申し立てる予定だ。
 同総領事館前では市民団体がメーデーの5月1日に徴用工像を設置しようとしたが、警察に阻止された。像は総領事館付近の歩道に置かれたままになっていたが、地元自治体は同31日に強制撤去した。
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「靖国の奇怪な合祀」

2018年08月15日 | 国民国家日本の侵略犯罪
http://japanese.joins.com/article/946/243946.html?servcode=100§code=140
「中央日報日本語版」 2018年08月11日13時16分
■【噴水台】靖国の奇怪な合祀
 8月15日の光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)が近づくたびに心に引っかかることがある。今でも靖国神社に無断合祀されている約2万1000人の強制徴用韓国人だ。この人たちの位牌は遺族の意向と関係なく一方的に靖国神社にA級戦犯の位牌と共に合祀されている。強制徴用被害者の位牌を抜いてほしいと子孫は絶えず要求してきたが、靖国側は拒否している。何度か訴訟も起こしたが、日本の裁判所は「宗教の自由」の問題として棄却した。一方、日本国内では靖国神社から戦犯の位牌を移して健全な追悼施設に変えようという意見があったが、黙殺されている。
 これほどになると怒りを越えて疑問を抱く。韓国人徴用被害者の位牌を抜くことがどうしてそれほど不都合であり、また戦犯の位牌だけを移すことがどうしてそれほど難しく非難と抗議の中で維持し続けるのか。これに対して靖国側は「一度合祀された魂は分離できない」という論理を前に出すという。韓日近代交流史の専門家イ・ジョンガク教授によると、、合祀された魂は「壷で混ぜ合わさった水」と同じで「問題になる人たちだけの水を別に取り出すことは不可能」というのが彼らの論理ということだ。
 この言葉を初めて聞いた時は身震いした。「自由をください/短い生も終わりに近づき/いま望むものはそれだけ/生きても死んでも縛られない魂」というエミリー・ブロンテの詩句のように、私たちは人間が拘束の多い現実と肉体を離れる時、魂だけでも自由で独立的であることを望む。ところが靖国の韓国人徴用被害者は生きていても強制的に軍国主義の付属品として動員され、死去してからも魂が戦犯と一つの塊になって戦争美化の対象として崇拝されることを強要されている。これこそまさに全体主義だ。個人の尊厳と自由に対する最悪の象徴的抹殺形態だ。
 果たして日本人はこうした全体主義の付属品になることに同意するのだろうか。その間、靖国合祀および参拝反対デモに韓国人と共に行動してきた日本の市民団体があるように、靖国問題の本質を見抜いている日本人も少なくない。ふと、李御寧(イ・オリョン)初代文化部長官が数年前に筆者のインタビューで述べた言葉を思い出した。李氏は日本人も光復節を「解放の日」として祝わなければなければいけない、神風などで自国民を死で追い込んだ軍国主義政府から解放された日として韓国人と共に祝祭を開かなければならない、と語った。そのような日がくることを願う。

     ムン・ソヨン/コリア中央デイリー文化部長
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「「慰安婦の日」迎え各地で行事 初の政府主催式典も=韓国」

2018年08月15日 | 日本軍隊性奴隷
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/08/14/0200000000AJP20180814003000882.HTML
「聯合ニュース」 2018/08/14 17:10
■「慰安婦の日」迎え各地で行事 初の政府主催式典も=韓国
【ソウル聯合ニュース】「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」を迎えた14日、全国各地で旧日本軍の慰安婦被害者を追悼する行事が催された。

【写真】政府主催の式典で演説する文在寅(ムン・ジェイン)大統領=14日、天安(聯合ニュース)

 8月14日は故金学順(キム・ハクスン)さんが1991年に韓国で初めて旧日本軍慰安婦としての被害を公の場で証言した日で、今年から韓国の公式記念日となった。
 政府は同日午後、被害者が眠る中部・忠清南道天安市の国立墓地「望郷の丘」で初の政府主催式典を開催。追悼碑の除幕に続き金学順さんの証言映像上映、詩の朗読、慰安婦被害者の発言などが行われた。
 このほか、慰安婦被害者の名誉と人権の回復を願う行事が各地で開かれた。
 南部の慶尚南道では、3度目となる「慶尚南道日本軍慰安婦被害者をたたえる日」の行事が道庁で開催された。同道は政府の記念日制定に先立ち2015年に全国の自治体で初めて条例を定め、16年から慰安婦被害者のための記念行事を毎年開催している。
 慶尚南道の朴性鎬(パク・ソンホ)行政副知事は「たたえる日の行事が慰安婦被害者を慰め、歴史的事実を伝え、人権の重要性を振り返る大切な契機になるよう願う」と述べた。

【写真】金海市に設置される「平和の少女像」(金海平和の少女像建立推進委員会提供)=(聯合ニュース)

 同日には、ソウル市恩平区や南西部の全羅南道長城郡、ソウル近郊の京畿道楊州市、南部の慶尚南道金海市などで旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の除幕式が行われた。
 少女像は2011年12月にソウルの日本大使館前に初めて設置され、現在は全国に約100体ある。米国やカナダなど海外にも設置されている。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/08/14/0200000000AJP20180814002300882.HTML
「聯合ニュース」 2018/08/14 16:38
■慰安婦問題「外交で解決されない」 世界に「反省」呼びかけ=文大統領
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は14日、今年から公式記念日となった「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」の政府主催の式典に出席し、慰安婦問題について、「両国の外交的な解決策で解決される問題だとは考えていない」として、「われわれ自身や日本を含め、全世界が性暴力や女性の人権問題を深く反省し、繰り返さないという確固とした教訓にした時に解決される問題」と強調した。

【写真】記念式典で演説する文大統領=14日、天安(聯合ニュース)

 式典は中部の天安にある国立墓地「望郷の丘」で開かれた。
 文大統領は「この問題が韓日間の外交紛争につながらないことを望む」として、「慰安婦問題は両国の歴史問題にとどまらない。戦時の女性性暴力問題であり、人類普遍的な女性人権の問題」と指摘。「この問題に対する社会の関心や連帯が大きくなり、アジアの他国の被害者にも勇気を与えた」とし、「国際社会での議論も大きく進展させた。国連のあらゆる人権機関や世界の多くの国でほぼ毎年、慰安婦問題の解決を求める決議や勧告が行われている」と説明した。
 また、「被害者のおばあさんたちも自身の名誉回復の要求にとどまらず、基金を通じて戦時性暴力の被害者を支援している」として、「自身の苦痛や痛みを昇華させ、人権や平和を実践している」と紹介。「われわれは傷の痛みを超え、世界の女性人権や平和の価値を実践しなければならない」と呼びかけた上で、「真実から目をそらした歴史を正し、正義を実現することがわれわれがやるべきこと」と強調した。
 15日に光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)を迎えることにも触れ、「高齢となった被害者には依然として『光復』は訪れていない」として、「慰安婦問題はおばあさんたちの尊厳や名誉を回復し、心の傷が癒やされてはじめて解決できる」と力説した。
 その上で、「政府は被害者との継続的な意思疎通に誠意を尽くす。被害者中心の問題解決という国際社会の人権規範に従い、おばあさんたちを問題解決の主体として尊重する」と表明。「名誉や尊厳回復のための記念事業も最善を尽くして推進する」として、「まだ道のりは遠い。(慰安婦問題関連)記録の発掘から保存や拡散、研究支援、教育に至るまで体系的かつ積極的な努力を傾け、歴史的な責務を果たす」と述べた。

【写真】記念式典であいさつする文大統領(左)と慰安婦被害者=14日、天安(聯合ニュース)


http://japanese.joins.com/article/026/244026.html?servcode=A00§code=A10
「中央日報日本語版」 2018年08月15日08時06分
■文大統領「慰安婦問題、韓日外交紛争につながらないことを望む」

【写真】文在寅大統領が14日、青瓦台で独立有功者および子孫と記念撮影をしている。

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は光復節(日本による植民地支配からの解放記念日)の前日の14日、旧日本軍慰安婦被害者問題について「私はこの問題が韓日間の外交紛争につながらないことを望む」とし「両国間の外交的解決法で解決する問題とも考えない」と述べた。
 文大統領はこの日、初めて国家記念日に指定されて天安(チョナン)の国立墓地「望郷の丘」で開かれた「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」の行事で「(慰安婦問題は)我々は自らと日本を含む全世界が女性全体の性暴力と人権問題について深く反省し、二度と繰り返さないという覚醒と教訓にしてこそ解決する問題」と話した。文大統領は「日本軍慰安婦問題は韓日両国間の歴史問題にとどまらず、戦時女性性暴力の問題、人類普遍的な女性の人権の問題」と強調した。
 こうした文大統領の発言は、北朝鮮の非核化問題解決のために日本の協力が必要な点、日朝関係改善の可能性などを考慮し、日本に柔軟な姿勢を見せたという評価が出ている。
 青瓦台(チョンワデ、大統領府)関係者は「光復節の祝辞にも未来志向的な韓日関係を強調する内容が主に入るだろう」と伝えた。
 文大統領は「政府は被害者の女性との持続的な疎通に誠意を尽くす」とし「被害者中心の問題解決という国際社会の人権規範に基づき、女性を問題解決の主体として尊重し、名誉と尊厳の回復のための記念事業も最善を尽くして推進する」と述べた。
 一方、文大統領はこの日午前、青瓦台で主催した独立有功者・遺族招請昼食会で「来年、三一独立運動と大韓民国臨時政府樹立100周年を迎えるが、政府は北との共同事業として安重根(アン・ジュングン)義士の遺骨発掘事業を進める」と伝えた。文大統領は4・27南北首脳会談でこうした内容について北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長と合意した。文大統領は「正しい報勲は、国のために犠牲になった人たち全員を最後まで捜し出し、記憶して報いることで完成する」と強調した。
昼食会には安重根義士の孫のファン・ウンジュさん、ひ孫のアン・ドヨンさんをはじめ独立有功者および遺族およそ240人が出席した。


http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/08/15/2018081500492.html
「朝鮮日報日本語版」  2018/08/15 10:01
■慰安婦:文大統領「日本を含む全世界が深く反省すべき」
 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は、光復節を翌日に控えた14日、「(慰安婦問題は、韓日)両国間の外交的解法で解決される問題だとは考えない」と発言した。慰安婦問題を外交的に争点化するのではなく、普遍的な女性の人権という観点から解きほぐしていきたいという立場を明らかにしたのだ。文大統領は14日、忠清南道天安の国立「望郷の丘」で開かれた「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」の政府記念式に出席し、「日本を含む全世界が、全ての女性に対する性暴力と人権の問題について深く反省すべき」として、このように語った。「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」は、今年から韓国の国家記念日に指定された。
 文大統領は「従軍慰安婦問題は韓日両国間の歴史問題にとどまらない。戦時における女性への性暴力問題、人類の普遍的な女性の人権の問題」だとした。ただし文大統領は、「私はこの問題が韓日間の外交紛争につながらないことを望む」とも語り、さらに「われわれ自身と日本を含む全世界が、全ての女性たちの性暴力と人権問題について深く反省し、二度と繰り返さないというしっかりした覚醒と教訓につなげるとき、初めて解決される問題」とコメントした。
       イ・ミンソク記者
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「韓国政府、「慰安婦の日」毎年8月14日に指定…初めて記念式開催」

2018年08月14日 | 日本軍隊性奴隷
http://japanese.joins.com/article/990/243990.html?servcode=A00§code=A10
「中央日報日本語版」 2018年08月13日17時00分
■韓国政府、「慰安婦の日」毎年8月14日に指定…初めて記念式開催

【写真】毎年8月14日が慰安婦被害者をたたえる国家記念日に指定される。(写真=中央フォト)

 毎年8月14日が日本軍慰安婦被害者をたたえる国家記念日(以下、慰安婦の日)に指定される。政府は14日、初めて記念式を開催する。
 女性家族部は「被害者の尊厳と名誉回復、国民の正しい歴史観の確立や女性人権の増進に向け、毎年8月14日『慰安婦の日』を国家記念日として指定し、14日午後忠南天安(チュンナム・チョナン)国立望郷の銅像で初めて記念式を開催する」と13日、明らかにした。初の政府記念式には被害者、市民団体、関連機関および一般市民および青少年400人余りが参加する予定だ。
 8月14日は、慰安婦被害者の故金学順(キム・ハクスン)さんが1991年、慰安婦被害事実を初めて公開証言した日だ。2012年12月「日本軍『慰安婦』問題の解決のためのアシア連帯会議」でこの日を「世界慰安婦の日」に決めて以来、民間では様々な記念活動を繰り広げてきた。14日開かれる初めての記念式典は追悼碑除幕式と記念式の順に行われる。日本軍慰安婦被害者追悼碑である「安息の家」は被害者の全生涯を4段階に表現した表示石4つと椅子石で構成されている。この日、記念式で初めて公開されて望郷の丘内にある牡丹(モラン)墓地に設置される。
 女性家族部の鄭鉉栢(チョン・ヒョンベク)長官は「国家記念日の制定が亡くなった慰安婦被害者の御霊を慰労し、その方の名誉と尊厳の回復に寄与することを祈る。現世代と未来世代に旧日本軍慰安婦被害者問題が人類普遍の女性人権と平和実現のために省察する契機になることを期待する」と明らかにした。


http://japan.hani.co.kr/arti/opinion/31347.html
「The Hankyoreh」 2018-08-14 08:20
■[社説]金学順ハルモニが証言した日を記憶する理由

【写真】故金学順さん//ハンギョレ新聞社

 「私は日本軍『慰安婦』被害者の金学順(キム・ハクスン)です」。

 1991年8月14日、故金学順さん(1924~1997)の公開会見は、半世紀近く隠されていた慰安婦問題を韓日社会で公論化する契機となった。1990年に発足した韓国挺身隊問題対策協議会(挺対協)の活動とユン・ジョンオク代表のハンギョレ寄稿文などがあったものの、被害者の把握どころか関連文書すらなかなか見つからなかった当時、彼女の会見は日本の戦争犯罪に対して「私が証拠だ」という最も強力な雄弁に他ならなかった。何よりも、その勇気は「恥ずべき人生」、「純潔を失った女」というレッテルが強要した沈黙に打ちひしがれていたもう一人の金学順を呼び起こした。
 238人の他の被害者らの声を引き出しただけでなく、国内を超えて北朝鮮やフィリピン、中国、インドネシア、オランダの被害者にまで届いた。オランダ出身の被害者のヤン・オヘルンさんは「金学順さんの証言を聞いて、もう自分も家族に慰安婦だったことを打ち明ける日が来た。あのアジアの女性たちと手を取り合って日本政府に謝罪を要求しなければならないと思った」と語った。1992年から始まった水曜集会と国連決議や勧告、アジア連帯会議、2000年に行われた女性国際戦犯法廷(日本軍性奴隷制を裁く2000年女性国政戦犯法廷)および世界各国の議会決議採択まで、彼女の証言は数多くの変化を引き出した。
 2012年、第11回「旧日本軍による性奴隷制問題の解決に向けたアジア連帯会議」の決議で、彼女が証言した日は「慰安婦メモリアルデー」になった。これまで民間行事として行われた日が、今年初めて国家記念日に指定され、14日に金学順ハルモニなどが埋葬された忠清南道天安(チョナン)の「望郷の園」で、政府レベルで記念式典が行われる。最近、政府は「日本軍慰安婦問題研究所」も発足させた。これまで当然国が共に進めるべきだったことを、被害者と民間だけに任せてきたわけだから、心苦しい限りだ。
 もはや残された被害者は27人。遅れた分、体系的な記録物の発掘・調査と研究を急がなければならない。相変わらず日本は2015年「韓日慰安婦協定」を名分に掲げ、謝罪と賠償を拒否している。歴史の犠牲者にとどまらず、自らの人権回復に向けて名乗り出た被害者の勇気と人権・平和運動家としての活動を今日記憶し、正義と平和の実現を約束する。

http://www.hani.co.kr/arti/opinion/editorial/857464.html
韓国語原文入力:2018-08-13 19:10
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「韓国「ナヌムの家」、『私の名前は“慰安婦”ではありません。私は金順徳です』発刊」

2018年08月14日 | 日本軍隊性奴隷
http://japanese.joins.com/article/851/243851.html?servcode=400§code=440
「中央日報日本語版」 2018年08月08日15時43分
■韓国「ナヌムの家」、『私の名前は“慰安婦”ではありません。私は金順徳です』発刊

【写真】故金順徳さんと彼女が描いた『咲ききれなかった花』

 慰安婦被害者のうち1人である故金順徳(キム・スンドク)さんの生涯を描いた本『私の名前は“慰安婦”ではありません。私は金順徳です』が発刊される。
 慰安婦被害者支援施設である「ナヌムの家」は8日「金順徳さんの被害事項と韓国内外の証言活動、金さんに関わったエピソードや思い出を綴った本の出版記念会を11日、『慰安婦の日』の行事とともに開く」と明らかにした。
 故金順徳さんは、1937年17歳の年齢で看護師を募集するという話にだまされ、上海に連れていかれた後、慰安婦として苦痛を強いられたが、1940年南京で旧日本軍将校の助けで帰国した。そして1992年からナヌムの家で生活しながら慰安婦の実状を知らせたが、2004年6月に亡くなった。
 特に、金さんは絵を通じて慰安婦被害の実状を知らせることに努力してきた。代表作である『咲ききれなかった花』は慰安婦問題を代表する絵として知られている。無表情な少女が咲ききれなかった花を眺めている姿は慰安婦の恨(ハン)と苦痛を象徴する。
 ナヌムの家はその間、慰安婦被害者から集めた資料をまとめて毎年一冊ずつ本を出版する予定だ。今回の金順徳さんの本はまず500部を印刷して慰安婦の日(8月14日)の行事で参加者に無料で配布する予定だ。


http://japan.hani.co.kr/arti/culture/31317.html
「The Hankyoreh」 2018-08-10 11:08
■[書評]ハルモニはなぜ絵を描くことを怖がったのか
 「慰安婦」被害者女性たちと 
 美術の授業を行ったイ・ギョンシン画家 
 自己美化せず率直な回想 
 ハルモニにとって戦争は現在進行形

    『咲ききれなかった花 
    ―日本軍性奴隷制被害者ハルモニたちの
    終わらない美術授業』 
    イ・ギョンシン著/ヒューマニスト・1万7000ウォン

 「私は、傷が深い人はいつも憂えているのだろうという偏見にとらわれていた。日本軍性奴隷という残酷な経験を経た人々なら、より一層そうだろうと想像していた。それもそのはず、私の悩みの深さはハルモニ(おばあさん)たちの無念な人生についてわずか数日考えただけのものだった。活字を通して接した日本軍性奴隷制の被害者の人生を一人で推測し、精一杯ハルモニたちに同情し、心配していたのだ」。

 『咲ききれなかった花』はこのような告白から始まる。1993年から5年間、ナヌムの家に暮らす日本軍性奴隷制被害者女性たちと美術の授業を行ったイ・ギョンシンのエッセイ『咲ききれなかった花』は、勤労挺身隊という名前で「慰安婦」被害者たちが負った被害を証言したり研究する本ではない。1990年代に行われたハルモニたちとの美術の授業を、20年あまりの歳月を経て回顧する内容であり、今は亡きおばあさんたちとの思い出を解き放つ。

【写真】2004年に亡くなったキム・スンドクさんが生前に自分の少女時代の姿を描き刺繍を入れた「咲ききれなかった花」(右)にイ・ギョンシン画家がハルモニの姿(左)を描き入れた=ヒューマニスト提供//ハンギョレ新聞社

 韓国政府に登録された「慰安婦」被害者は全部で239人だった。ナヌムの家は1992年10月につくられ、著者の授業が行われた時期は4カ月後からだ。「慰安婦」被害者登録作業が行われた初期だったということだ。イ・ギョンシンは漠然とした使命感をでお年寄りのためのハングルの先生としてナヌムの家に足を踏み入れた。ひとこと言葉をかけるのも難しく、後悔しはじめた。そんなとき「私が大学で専攻した美術の授業を一緒にしたらどうだろう」という考えが浮かんだ。
 思い切って美術用品を準備して訪ねたが、美術の授業はハルモニたちの意志ではなく、イ・ギョンシン自分の意志だった。この本の魅力はこのような部分にある。文章を飾ったりドラマチックに事件を脚色しない。1987年から1991年まで大学生活をした若い女性が、日本軍性奴隷制被害者であることを勇気を出して証言したキム・ハクスンさんのインタビューを読んだ2年後、ナヌムの家でボランティアを求めるという文を読んで「人生の本質に対面」してみようと訪れるが、当惑する内容が序盤を構成する。
 絵の授業をしようと席に着くと、「その場に集まったハルモニたちは、お客さまをもてなしに出てきた気弱なおばあさんたちだった。だが、孫娘のような美術の先生が自分たちに一体何をしようというのか聞きたいという様子がありありと見えた」。良いことをしようという意思があるといって、相手が望む行動につながるというわけではない。助けたいという気持ちでナヌムの家を訪れた絵の先生という「お客」をもてなすために努力したハルモニたちの努力は、おそらくその最初の瞬間には見えなかっただろう。だから『咲ききれなかった花』は回顧的でありながら同時に省察的な文章だ。お年寄りの最初の授業の目標は、画用紙一枚を自由に描きなぐることだった。しかし、ハルモニたちは紙がもったいなくて、描きなぐることもなかなかできなかった。そんなふうに時間が流れた。

【写真】1995年11月、日本の三重県で開かれた展示会でカン・ドクキョンさんが展示された自分の絵「奪われた純情」を眺めている姿をイ・ギョンシン画家が描いた絵=ヒューマニスト提供//ハンギョレ新聞社

 「慰安婦」被害女性たちに会い、長い間彼女らに寄り添うこと。自画像の授業の時、ハルモニたちは鏡を持って描くのを渋った。「証言をして集まって暮らし始めた時から、ハルモニたちはすでに個人的な人生は手放していた。しかし、自分が経験したことを証言することと、個人的に顔が知られることは別問題だった。家族がいる場合はことさらそうだった」。悩んだすえに、結局写真を撮って自画像を描こうと提案した。しばらくたって、絵を描かないハルモニたちまでみな服を着替えて出てきては、写真を撮ってくれと頼んだ。本人たちの遺影に使うためだった。そんなふうに時間が流れた。50年以上前の若き日に「慰安婦」として連れて行かれ負ったトラウマが絵のかたちになり始めた後半部にいたると、頁を繰るのがどこまでも重く感じられる。未来のいつかにまた日本が侵略してきて、本人の描いた絵のために迫害を受けるのではないかと心配し、絵ですらも消極的になるという内容を読むと、誰かにとってはまだ戦争は終わっていないことなのだと思う。

【写真】イ・ギョンシン画家が描いた日本軍「慰安婦」被害者。(左から時計回りで)キム・スンドク、カン・ドクキョン、イ・ヨンス、イ・ヨンニョさんの肖像=ヒューマニスト提供//ハンギョレ新聞社

 8月14日は日本軍「慰安婦」被害者メモリアルデーだ。1991年のこの日は、キム・ハクスンさんが日本軍「慰安婦」被害の事実を世に知らしめた日だ。公式的に被害事実を国家に登録できず息をひそめて暮らした多くの被害生存者たちにも力になったことだろう。2017年だけで8人の被害者が亡くなり、生存者も死亡者も90歳を越えた。韓国政府に登録された「慰安婦」被害生存者は27人に減った。この方たちの勇気ある証言は、韓国社会の最初の「MeToo」告発だった。その勇気は、まだ応えを得ていない。

イ・ダヘ作家、ブックコラムニスト
http://www.hani.co.kr/arti/culture/book/857007.html
韓国語原文入力:2018-08-09 19:41
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「日本で慰安婦被害者メモリアルデー記念行事開かる」

2018年08月13日 | 日本軍隊性奴隷
http://japan.hani.co.kr/arti/international/31332.html
「The Hankyoreh」 2018-08-12 21:36
■日本で慰安婦被害者メモリアルデー記念行事開かる
 「金学順さんから始まった#MeToo」を主題に今年第6回行事

【写真】12日、東京都文京区で日本軍「慰安婦」被害者メモリアルデー関連行事の「金学順さんから始まった#MeToo」が開かれている=チョ・ギウォン特派員//ハンギョレ新聞社

 故金学順(キム・ハクスン)さん(1924~97)が、自身が日本軍「慰安婦」だったという事実を初めて公開し告発した日を記念する「日本軍『慰安婦』被害者メモリアルデー」を翌々日に控え、日本の東京でも記念行事が開かれた。
 日本の市民団体である「戦時性暴力問題連絡協議会」と「日本軍慰安婦問題解決全国行動(以下、全国行動)は12日、東京の文京区で「金学順さんから始まった#MeToo」という名前のシンポジウムを開いた。日本の市民社会が注目したのは、金ハルモニ(おばあさん)の告発と韓日両国社会で進行中の#MeToo運動の連続性だった。今年1月末、ソ・ジヒョン検事の暴露以後、#MeToo運動が社会運動次元に発展した韓国とは異なり、日本の#MeToo運動は大きな反響を起こせずにいる。
 宣告行動の梁澄子共同代表は「韓国の『慰安婦』被害者に初めて会った時、彼女たちは孤独な闘いをしていた。だが、周囲の連帯運動で彼女たちは活動家になった。これはハルモニの#MeTooを支持する『#WithYou』のためだった。現在日本社会には#WithYouが不足している」と指摘した。
 慰安婦被害者の生涯を記録してきた作家の川田文子氏は「(金学順さんの告発が出た翌年の)1992年、タミ(仮名)という日本人女性が慰安婦被害を体験した事実を知ることになった。1944年軍の要請を受けた業者が彼女を千葉県の慰安所に引き渡した」と話した。ところが彼女を助ける“#WithYou”がなかったせいでタミさんの#MeTooは広がることができなかったと話した。
 参加者は「日本政府は韓日慰安婦合意(12・28合意)を口実に、犯罪を否定したり歴史を歪曲することなく公式謝罪と賠償をせよ。韓国政府は被害者と国民に約束した通り、被害者中心原則に基づいて和解・癒やし財団を解散しなさい」という内容の声明を発表した。

東京/チョ・ギウォン特派員
http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/857271.html
韓国語原文入力:2018-08-12 17:58
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「ソウル北方に新たな「少女像」 慰安婦被害者の日に合わせ除幕式」

2018年08月13日 | 日本軍隊性奴隷
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/08/09/0200000000AJP20180809001500882.HTML
「聯合ニュース」 2018/08/09 12:12
■ソウル北方に新たな「少女像」 慰安婦被害者の日に合わせ除幕式
【楊州聯合ニュース】韓国・ソウル北方の楊州市で14日、旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」の除幕式が行われる。同地域の市民や社会団体で構成された「楊州平和の少女像建立推進委員会」が9日、明らかにした。

【写真】京畿道高陽市に設置された平和の少女像(資料写真)=(聯合ニュース)

 少女像は、韓国で今年から公式記念日となる8月14日の「慰安婦被害者をたたえる日」に合わせて設置される。推進委員会は、設置に向け市民の募金などで約1億800万ウォン(約1070万円)を集めた。
 市内の玉井中央公園に設置される少女像の下部には、設置の趣旨や像についての説明が刻まれている。
 少女像は2011年12月、市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」が慰安婦問題の解決を求め毎週水曜日にソウルの日本大使館前で開催する「水曜集会」の1000回目を機に同大使館前に初めて建立され、韓国でこれまで100体以上が設置された。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/08/08/0200000000AJP20180808004300882.HTML
「聯合ニュース」 2018/08/08 18:01
■韓国・国立晋州博物館 「慰安婦被害者の日」に合わせ特別行事開催へ
【晋州聯合ニュース】韓国で今年から公式記念日となる8月14日の「慰安婦被害者をたたえる日」に合わせ、国立晋州博物館(慶尚南道晋州市)で14日から17日まで特別行事が行われる。同博物館が8日伝えた。

【写真】「慰安婦被害者をたたえる日」に合わせ、晋州博物館で14日から特別行事が行われる。行事の日程などを伝えるポスター=(聯合ニュース)

 8月14日は故金学順(キム・ハクスン)さんが1991年に韓国で初めて旧日本軍慰安婦としての被害を公の場で証言した日。今回の行事は慰安婦被害者の問題を広く知らせ、被害の歴史を記憶するために用意された。
 行事期間中、毎日午前10時から午後5時まで博物館1階ロビーと休憩室で来場者が慰安婦被害者にメッセージを書くイベントが行われる。メッセージは博物館側が製作した慰安婦被害者を象徴する「平和の少女像」のはがきに書く。博物館は行事終了後メッセージをまとめ、慰安婦被害者を支援する市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)に送る。
 14、15の両日は午後2時から博物館2階の講堂で慰安婦問題を扱った韓国映画「アイ・キャン・スピーク」(原題)を無料上映する。
 国立晋州博物館は壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の激戦地の一つである晋州城の敷地内にあり、主に壬辰倭乱に関連した文化遺産を扱っている。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/08/07/0200000000AJP20180807001500882.HTML
「聯合ニュース」 2018/08/07 11:41
■14日の「慰安婦被害者の日」 ソウルで記念公演
【ソウル聯合ニュース】韓国の国立国楽院と伝統公演芸術振興財団は14日にソウルの国立国楽院礼楽堂で、「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」の記念公演「少女のためのアリラン」を行う。8月14日は故金学順(キム・ハクスン)さんが1991年に韓国で初めて旧日本軍慰安婦としての被害を公の場で証言した日で、昨年末に国の公式記念日に指定された。

【写真】演目の一つ、国立国楽高校の生徒による「夢見る少女―カンガンスルレ」(国立国楽院提供)=(聯合ニュース)

 被害者女性の苦しみに寄り添い、慰めるための伝統公演で構成される記念公演は、少女時代を回想する「夢見る少女―カンガンスルレ」で幕を開ける。「カンガンスルレ」は全羅道に伝わる円舞で国連教育科学文化機関(ユネスコ)の無形文化遺産にも登録されている。国立国楽院の民俗楽団による演奏と国立民俗国楽院の振付師の踊りでは民族の悲しみを表現する。
 公演は民謡「アリラン」で締めくくる。出演者と観客が一緒にアリランを歌い、和合と平和を願う。
 国立国楽院関係者は「ハルモニ(おばあさん)たちが少女のころに抱いていた輝く夢と小さな願いをこの公演でかなえらえるよう、明るく希望に満ちた内容で企画した」と説明した。
 観覧は無料。観覧希望は国立国楽院ホームページで9日まで受け付けている。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/08/10/0200000000AJP20180810004900882.HTML
「聯合ニュース」 2018/08/10 21:09
■慰安婦被害の証言が小説に 「慰安婦被害者の日」に合わせ発売へ
【ソウル聯合ニュース】韓国で今年から公式記念日となる8月14日の「慰安婦被害者をたたえる日」に合わせ、旧日本軍の慰安婦被害者の証言を基に書かれた小説が2作発売される。

【写真】「慰安婦被害者をたたえる日」に合わせ発売される、慰安婦被害者の証言を基に書かれた2作の小説(出版社提供)=(聯合ニュース)

 小説家のキム・スム氏により、慰安婦被害者の金福童(キム・ボクトン)さんの証言は「崇高さは私を覗き込む」という作品に、吉元玉(キル・ウォンオク)さんの証言は「軍人が天使になることを願ったことがあるか」(いずれも原題)という作品に再構成された。
 慰安婦問題に関する資料などを扱う「戦争と女性人権博物館」(ソウル市)のキム・ドンヒ館長が両氏の人生を、さらに健康が悪化する前に残しておきたいと希望したことが小説の執筆につながった。キム・スム氏は約6カ月にわたり取材を行ったという。
 価格はそれぞれ1万2000ウォン(約1180円)で現代文学から発売される。


http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/08/13/2018081300951.html
「朝鮮日報日本語版」 2018/08/13 10:16  チョン・サンヒョク記者
■8月14日は「慰安婦の日」、韓国で関連小説出版ラッシュ
 「一人でも多く生きている時に望みがかなうように」。
 今年初めて国の正式な法定記念日になった8月14日の「日本軍慰安婦被害者をたたえる日」を前に、関連小説の出版が相次いでいる。
 最も活発に本を出版しているのが小説家キム・スム(44)だ。2016年の長編小説『一人』をはじめ、慰安婦だった女性たちの苦しみを小説にしている同氏は、別の慰安婦少女の人生を描いた長編小説『流れる手紙』を先月出した。1942年に「絹物工場に就職させてやる」とだまされて中国の慰安所に連れてこられた少女クムジャ。日本軍の憲兵が付けてくれた名前である「ふゆこ」として暮らし、自身のおなかに新たな命が宿っていることを知るところから小説は始まる。「お母さん、赤ちゃんに足が生えたようです。赤ちゃんがおなかをけりました。軍人が私の体の中に入ってこようとするからです。入ってくるな、入ってくるなと…」。数多くの死を目のあたりにして「死にたくないという気持ち」こそ一番強い生への意志であることに気付いた女性。同氏は「10代の時に一人の女性として、一人の人間としての尊厳を損なわれた方々の生涯を思うと、自ずと感情がこみ上げてくる。一人でも多くの方々が生きていらっしゃる間に、その方たちのひたむきな願いがかなうよう祈って、慎重を期してこの小説を出した」と語った。
 14日には、「証言小説」といわれている2作品を出す。金福童(キム・ボクトン)さん(93)の証言を一人称の小説にした『崇高さは私を覗き込む』と、吉元玉(キル・ウォンオク)さん(91)の証言に基づいた『軍人が天使になることを願ったことがあるか』だ。記憶が薄れている高齢者2人が苦労して語る話が、誇張することなく過去と現在を行き来して読む人の胸を痛める。「軍医が私に下衣をすべて脱げと言った。私が抵抗して立っていると、無理やり脱がせた。ブリキの塊が私の下にすっと入った瞬間、そこで雷が落ちたような気がした。私に何が起こっているのか分からなかった。ただ怖かった」(金復東さん)。「何かがほしいと願ったことはない。私は願うことを知らない。忘れてしまった。(中略)よしもとはなこ…その名前は覚えている。誰が付けたかは思い出せない…。軍人たちは私をそう呼んだ。意味はないだろう。何の意味もないだろう。意味もない名前が忘れられない」(吉元玉さん)。もう残された時間は長くないというのが、この小説を執筆するきっかけとなった。
 韓国系米国人の女性小説家メアリー・リン・ブラクト(Mary Lynn Bracht、40)初の長編小説『White Chrysanthemum』(白い菊)も慰安婦だった女性を描いている。日本軍に連行された少女「ハナ」を中心に、済州島の海女の家の姉妹2人が現代史の悲劇に見舞われる。韓国人の母を持つ同氏は電子メールによるインタビューで、「1991年に慰安婦被害を証言した金学順(キム・ハクスン)さんのことを知ってから、そうした女性たちの悲劇的な生活や社会での取り上げ方についてますます感情的に入り込むようになり、話を伝えなければいけないと思った」と語った。
 現在、政府に登録されている慰安婦被害者239人のうち、韓国国内での生存者は27人だ。
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「韓国政府、根拠法もなく「慰安婦研究所」を拙速設立」

2018年08月13日 | 日本軍隊性奴隷
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/31315.html
「The Hankyoreh」 2018-08-10 07:51
■韓国政府、根拠法もなく「慰安婦研究所」を拙速設立
女性部、10日に慰安婦問題研究所を開所 
法的根拠や十分な予算もなく事業を委託 
「政権の変化の関係なく持続する研究機関が必要」

【写真】第5回世界日本軍「慰安婦」メモリアルデーだった昨年8月14日、ソウル鍾路区清渓広場に、南北政府に登録された被害者約500人を象徴する小さい少女像500点が展示されている=キム・ジョンヒョ記者//ハンギョレ新聞社

 これまで散発的に行われた慰安婦問題の研究結果を体系的に収集し、未来の世代に歴史的教訓を伝えるための「日本軍慰安婦問題研究所」が発足する。しかし、明確な法的根拠や十分な予算も確保せず、政府が“拙速”に設立したという批判もある。
 女性家族部は9日、日本軍慰安婦問題研究所を傘下の公共機関「韓国女性人権振興院」に設置し、10日午後3時に開所式を行うと発表した。研究所を中心に国内・海外民間機関や博物館などに散在している慰安婦関連記録物を調査・保存し、被害者の証言を国際社会に知らせる事業を推進するというのが、女性部の計画だ。これに先立ち、女性部は慰安婦被害者法上の記念事業などに配分された今年予算9億3千万ウォン(約9240億円)を集めて研究所を設立することにし、女性人権振興院をこのような事業を委託する機関に選定した。研究所の人員は所長をはじめ計6人で、9日までチーム長級の人事はまだ決まっていない。
 これまで「日本軍性奴隷隷問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)など関連団体では、政府委託事業の形ではなく、政権の変化や影響に関係なく持続的に研究を遂行できるよう、法律に基づいた独自の機関を設けるべきだと主張してきた。朴槿恵(パク・クネ)政権は2015年の「12・28韓日慰安婦被害者合意」以降、女性人権振興院に委託した慰安婦記録物のユネスコ「世界の記憶」への登録支援事業を白紙化したことがある。
 研究所設立を準備するため、女性部が慶北大学の産学協力団に依頼して提出された研究報告書によると、「何より独立性・持続性が確保されるべき」と強調されている。チョン・チュンスク共に民主党議員室を通じてハンギョレが確保した「国立日本軍慰安婦研究所および歴史館の設立に向けた研究報告書」によると、研究陣は研究所・歴史館の名称を「女性の人権と平和センター」にすることと、そのような機関の設立に向けた法律制定などを提案した。今年初め、ナム・インスン共に民主党議員らは研究所の設立の根拠が盛り込まれた慰安婦被害者法改正案を発議したが、まだ国会で議決されていない。
 イ・ナヨン中央大学教授(社会学科)は「十分な予算も法律もない状態で、急いで研究所を設立する理由はない」とし、「先に推進システムを構成し、国民とともに公論化過程を経て、長期的にどのような機関にしていくかを検討すべきだ」と話した。このような批判について、女性部関係者は「残念な部分もあるが、初めから(研究所の設立に)着手しないよりは、これから国立研究所にしていくという課題・抱負をもって事業を始めた」と説明した。

パク・ヒョンジョン記者
http://www.hani.co.kr/arti/society/society_general/856928.html
韓国語原文入力:2018-08-09 20:36


https://www.jiji.com/jc/article?k=2018080900726&g=pol
「時事ドットコムニュース」 2018/08/09-14:39
■「慰安婦問題研究所」設立へ=所長に日韓合意批判の教授-韓国
【ソウル時事】韓国女性家族省は9日、慰安婦問題の体系的な研究のため、「日本軍慰安婦問題研究所」を設立すると発表した。所長には、慰安婦問題をめぐる日韓政府間合意に批判的な金昌禄・慶北大学法科大学院教授が内定。ソウル市内の韓国女性人権振興院内に設置し、10日に開所式を行う。
 日本拠出の10億円肩代わり=慰安婦合意で予算承認-韓国
 鄭鉉栢女性家族相は「将来の世代が歴史を正しく理解し、過去の過ちが繰り返されないよう教訓を得るには、これまでの研究成果を総括し、今後の研究を体系的に進めることが重要だ」と強調。「世界に散在する関連資料を集大成し、戦時下の女性の人権研究で中心的役割を果たすよう期待する」と述べた。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/08/10/0200000000AJP20180810004400882.HTML
「聯合ニュース」 2018/08/10 17:30
■「慰安婦問題のメッカに」 ソウルに研究所開所=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国の女性家族部は10日、旧日本軍の慰安婦被害者問題関連研究で中心的な役割を果たす「日本軍『慰安婦』問題研究所」の開所式を行った。

【写真】開所式であいさつする鄭長官(右)と金所長=10日、ソウル(聯合ニュース)

 研究所はソウル市内の韓国女性人権振興院に設置された。同部の鄭鉉栢(チョン・ヒョンベク)長官は開所式で、「慰安婦問題に関する研究は韓日間の問題を超え、世界の歴史の一部分だ。特に、戦争、女性、人権、平和といった問題を総合的に取り扱う研究のメッカが必要だと思う」とあいさつ。「散在する資料を集め、慰安婦問題研究の未来のあり方を示すコンテンツをつくることがわれわれが果たすべき役割」と強調した。年内に国会で関連法案を可決させ、研究所の活動の法的根拠を与える方針という。
 日本政府が2015年の慰安婦問題を巡る両国の合意に反する可能性を指摘したことについては、「戦争や人権、女性、平和の問題は日本政府もわれわれも共に追求しながら解決すべき問題」として、「日本政府と今後、討論しながら解決していきたい」と述べた。
 所長を務める金昌禄(キム・チャンノク)慶北大学法科大学院教授は「第一歩を踏み出した」として、「慰安婦問題に関連し、30年近く多くの努力があった。その努力を持続させ、拡散させるハブの機能を果たす」と説明。「大切な価値をさらに拡散させる研究団体として発展させていきたい」と意欲を示した。
 また、慰安婦合意に関しては、「研究所と韓日(慰安婦)合意とは関係ない」と述べた。


http://japanese.joins.com/article/913/243913.html?servcode=A00§code=A10
「中央日報日本語版」 2018年08月10日11時02分
■韓国女性家族部、きょう「日本軍『慰安婦』問題研究所」発足
 韓国女性家族部は10日午後、日本軍慰安婦問題研究所の懸板式を行う。
 日本軍「慰安婦」問題研究所は今後、旧日本軍による慰安婦被害者問題に対する各種研究事業を支援し、関連記録物と研究結果を集大成する。
 また、被害者による口述記録集を外国語に翻訳して発刊し、関連学術誌や学術シンポジウムなども開催する予定だ。
 研究所の所長には法学博士出身の金昌禄(キム・チャンノク)元日本軍「慰安婦」研究会長が内定し、行政と会計を担当する3人の職員が常勤する予定だ。
 鄭鉉栢(チョン・ ヒョンベク)女性家族部長官は「研究所が世界に散在している慰安婦関連資料を集大成し、世界の人々が簡単に資料にアプローチして活用できるようシステムを構築し、戦時下における世界の女性の人権に関する研究で中心的な役割を果たすことを期待する」と述べた。
 これを受け、日本外務省は外交ルートを通じて韓国に「日韓関係の未来志向の発展に向けた努力に水を差しかねない」として適切な対応をとるよう申し入れたとNHKが10日、報じた。


http://japan.hani.co.kr/arti/international/31320.html
「The Hankyoreh」 2018-08-10 22:02
■韓国の「慰安婦」問題研究所スタートに日本政府が抗議
 女性家族部、記録物調査など支援するため設立 
 日本外務省「両国関係に冷水」抗議

【写真】チョン・ヒョンベク女性家族部長官が10日、ソウル市中区の韓国女性人権振興院で開かれた日本軍「慰安婦」問題研究所の開所式で挨拶している。左からピョン・ヘジョン韓国女性人権振興院長、キム・チャンロク日本軍慰安婦問題研究所長、チョン長官=キム・ギョンホ先任記者//ハンギョレ新聞社

 日本政府が、日本軍「慰安婦」問題研究所のスタートは「両国関係に冷水を浴びせかねない」として、韓国政府に抗議した。「慰安婦」問題研究所は、女性家族部が多くの民間機関や博物館に散在している関連記録物を調査し、研究活動を支援するために作った研究所だ。この研究所は10日午後、チョン・ヒョンベク女性家族部長官が参加した中で韓国女性人権振興院で懸板式を開きスタートした。
 NHK放送は10日、日本の外務省が研究所が発足する前日の9日に外交ルートを通じて韓国政府に「韓日関係の未来指向的発展に向けた努力に冷水を浴びせかねない」として抗議したと報道した。外務省は駐韓日本大使館を通じても、韓国外交部に「(2015年12月の)韓日合意理念に反することのないよう要求する」という立場を伝えた。
 女性家族部は、この研究所を通じて慰安婦記録物を保存し、被害者証言を国際社会に知らせる事業を推進する計画だ。
 日本外務省は、韓国政府の「慰安婦合意」検証タスクフォースが昨年12月に調査結果を出すと、「合意を変更しようとすれば韓日関係はコントロール不能」だと抗議するなど「慰安婦合意」問題と関連した動きに両国関係を挙論してて敏感な反応を見せてきた。

東京/チョ・ギウォン特派員
http://www.hani.co.kr/arti/international/japan/857081.html
韓国語原文入力:2018-08-10 20:50


https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180810/k10011571481000.html?utm_int=news_contents_news-main_004
「NHK NEWSWEB」 2018年8月10日 4時46分
■韓国 慰安婦問題研究所設立へ 日韓合意批判の識者が所長に
 韓国政府は、10日、慰安婦問題に関する資料の収集などにあたる研究所を設立します。所長には、慰安婦問題をめぐる日韓合意は「誤りだった」と批判している識者が就任することになっていて、活動内容が注目されます。
 韓国の女性家族省は、10日午後、「日本軍『慰安婦』問題研究所」という名称の研究所を設立します。
 研究所は、慰安婦問題に関連する資料を集めてデータベース化するほか、重要な資料はとくに管理を徹底する「国家記録物」に指定するということです。
 また、慰安婦問題を後世に広く伝えるための教育活動を推進するほか、元慰安婦の発言を外国語に翻訳して国際社会に発信するとしています。
 チョン・ヒョンベク(鄭鉉栢)女性家族相は、「歴史の教訓を得るためには、研究を体系的に進めることが重要だ。戦時下における世界の女性の人権に関する研究で中心的な役割を果たすことを期待する」というコメントを出し、普遍的な人権問題という観点からの研究所設立だとアピールしています。
 ただ、所長には、慰安婦問題をめぐる2015年の日韓両政府の合意は「誤りだった」などと批判しているキョンブク(慶北)大学のキム・チャンノク(金昌禄)教授が就任することになっていて、研究所の活動内容が注目されます。

★外務省「日韓関係に水を差しかねない」
 これについて、外務省は9日、外交ルートを通じて韓国側に対し、「日韓関係の未来志向の発展に向けた努力に水を差しかねない」として、適切な対応をとるよう申し入れました。


https://www.recordchina.co.jp/b633071-s0-c10-d0063.html
「Record china」 2018年8月10日9時50分
■韓国が慰安婦問題研究所を設立、証言記録の外国語版発行も―中国メディア
 2018年8月9日、韓国女性家族部は、慰安婦問題を専門に扱う慰安婦問題研究所が10日に開所することを発表した。環球網が伝えた。
 韓国・聯合ニュースによると、同研究所は韓国国内の民間組織や博物館に分散している記録を整理、データベース化し、保存価値のあるものについては国家記録物に指定して管理を行う。
 このほか、日本や中国、東南アジアなどの関連史料の調査や記録の保存方法に関する研究なども実施。被害者や関係者らの口述記録の外国語版を発行し、被害者証言を国際社会に広める取り組みを強化する計画もあるという。


https://www.asahi.com/articles/ASL895RWFL89UHBI016.html
「朝日新聞デジタル」 2018年8月10日04時18分  鬼原民幸、ソウル=武田肇
■韓国政府、10日に慰安婦研究所を開所 予定より前倒し
 韓国女性家族省は9日、慰安婦問題の史料の収集に体系的に取り組む「日本軍『慰安婦』問題研究所」の開所式を10日、ソウルで行うと発表した。文在寅(ムンジェイン)政権は2019年に設立するとしていたが、前倒しした。国内外の慰安婦問題に関連する史料を集め、データベース化するという。
 日本政府は9日、在韓日本大使館を通じて韓国外交省に対し、「(2015年12月の)日韓合意の理念に反することがないよう求める」とする立場を伝えた。日韓両政府はこの合意で、慰安婦問題が「最終的かつ不可逆的に」解決され、国際社会で互いを非難しないことを確認している。 


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/08/09/0200000000AJP20180809002400882.HTML
「聯合ニュース」 2018/08/09 14:21
■「慰安婦問題研究所」 10日に開所=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国の女性家族部は9日、旧日本軍の慰安婦被害者問題関連研究で中心的な役割を果たす「日本軍慰安婦問題研究所」をソウルの韓国女性人権振興院に設置し、10日に開所式を行うと発表した。

【資料写真】慰安婦被害者、故キム・スンドク氏の生涯を描いた本=(聯合ニュース)

 研究所は慰安婦被害者に関する研究事業を支援し、記録物や研究結果をまとめる。国内の複数の民間機関や博物館などにある関連資料をデータベース化し、保存価値があると判断された資料は国家記録物に指定して管理を受けられるよう支援する方針だ。また、日本や中国、東南アジアの史料も調査し、国内外に散在する慰安婦関連資料の保存策を講じるという。

 歴史的な意味がある資料は女性家族部が運営する慰安婦被害者関連ホームページ (www.hermuseum.go.kr)に掲載し、国民が閲覧できるようにする。

 研究所は正しい歴史教育推進の基盤づくりにも取り組む。
 女性家族部の鄭鉉栢(チョン・ヒョンベク)長官は研究所について、「世界に散在する慰安婦関連史料を集大成し、世界中の人が容易に資料にアクセス・活用できるシステムなどを構築し、世界の戦時下の女性人権に関する研究で中心的役割を果たせるようにしたい」と述べた。
コメント

「中国で慰安婦問題の国際的シンポジウムが中止に」

2018年08月12日 | 日本軍隊性奴隷
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180808/k10011569241000.html?utm_int=detail_contents_news-related_001
「NHK NEWSWEB」 2018年8月8日 15時14分
■中国で慰安婦問題の国際的シンポジウムが中止に
 中国 上海の大学で、10日に開催が予定されていた慰安婦問題について話し合う国際的なシンポジウムが、中国政府の要請によって中止になったことがわかりました。今月12日は日中平和友好条約を締結して40年となる節目の日で、中国政府が日中関係に配慮したものとみられます。
 中止になったのは、上海師範大学で10日開催が予定されていた慰安婦問題についての国際的なシンポジウムです。
 上海師範大学の関係者によりますと、シンポジウムには、日本や中国、韓国のほか、北朝鮮やアメリカの専門家などおよそ60人が参加する予定だったということです。
 ところが今月になって、中国外務省からシンポジウムを開催しないよう要請があり「延期しても日程を再調整することが難しい」として、中止することを決めたということです。
 今月12日は、日中平和友好条約を締結して40年となる節目の日で、日中両国ではこの日の前後に記念イベントなどが相次いで予定されており、中国政府が両国の関係に配慮したものとみられます。
 シンポジウムを中止した上海師範大学ではおととし、慰安婦問題を象徴する像が設置され、上海にある日本総領事館などが中国側に懸念を伝えていました。


http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3441553.html
「TBS NEWS」 2018年8月8日10時49分
■「慰安婦問題」討論会、中国政府が中止に 日本側に配慮か
 中国の上海で今週予定されていた旧日本軍の従軍慰安婦問題に関する国際シンポジウムが、中国政府の要請で中止になったことがわかりました。この週末が日中平和友好条約の締結40周年にあたることから、日本側に配慮したものとみられます。
 中国の上海師範大学では、今週10日に旧日本軍による従軍慰安婦の問題について話し合う国際シンポジウムが行われる予定で、中国、韓国、日本、アメリカのほか、北朝鮮からも専門家ら合わせて60人が参加することになっていました。
 関係者によりますと、今月に入って中国外務省から開催を自粛するよう要請があり、急きょ、中止を余儀なくされたということです。
 8月12日は日中平和友好条約が締結されてから40周年の記念日にあたり、日中関係に改善のムードがあることなどから、中国政府が日本側に配慮したものとみられます。


http://www.sankei.com/world/news/180808/wor1808080019-n1.html
「産経ニュース」 2018.8.8 14:31
■上海の「慰安婦シンポジウム」が中止 中国外務省の指示で 対日配慮か、北からも初の参加予定
 中国上海市の上海師範大学で10日に開かれる予定だった旧日本軍「慰安婦」問題についての国際シンポジウムが、中国外務省からの指示で急遽(きゅうきょ)、中止されたことが分かった。日中関係筋が8日、明らかにした。
 上海での国際シンポジウムには中国や韓国、米国などに加え、初出席となる北朝鮮の関係者も含め、総勢約60人が招かれていた。
 ただ、12日が日中平和友好条約の締結40周年に当たるほか、今秋にも安倍晋三首相の訪中が調整されている。さらに北朝鮮の核・ミサイル問題で進展がみられない中、「慰安婦」問題で中国が北朝鮮とも歴史問題で連携したとの印象を与えたくないと中国外務省が判断。対日関係にも配慮して中止を指示したもよう。
 また、トランプ米政権が中国の知的財産権侵害に対する制裁関税の第2弾を23日に発動すると発表するなど、米中貿易戦争が激化しており、関係筋は「この時期に日本まで敵に回したくないと中国政府の側は考えたようだ」と話した。
 同大では2016年10月に、中国で初となる「慰安婦」を象徴する中国人と朝鮮半島出身者の2人の女性をかたどった像が設置されており、国連教育科学文化機関(ユネスコ)「世界の記憶」(記憶遺産)に「慰安婦」関連資料の早期登録をめざす動きもあった。
 関係筋によると、像の設置後、中央政府から同大側に対し、「キャンパス外での活動や新たな像の設置などは認められない」などと非公式にクギを刺されているという。
       河崎真澄


http://news.livedoor.com/article/detail/13300704/
「livedoor」 2017年7月6日 17時40分 Record China
■「慰安婦強制連行の動かぬ証拠」=中国で朝鮮半島出身者の名簿を公表―中国紙

【写真】利済巷慰安所旧址陳列館。

2017年7月5日、中国江蘇省南京市にある利済巷慰安所旧址陳列館が開いたシンポジウムで慰安婦問題に関する新たな資料が公表された。南京日報が6日付で伝えた。
 記事によると、シンポジウムには日本、韓国、インドネシアなどの専門家約30人が出席した。新たに公表されたのは1944年4月に書かれたとの記載がある「鶏林会名簿」。浙江省金華市の档案館が保管していたもので、専門家からは「日本軍が金華地区に慰安所を建設し、慰安婦を強制連行、慰安婦制度を実施した動かぬ証拠」との指摘が出たという。陳列館館長の蘇智良(スー・ジーリアン)氏は同資料について「『鶏林』は新羅の国号で、朝鮮半島の意味も持つ。このため、半島出身者の同郷会に『鶏林』の名が付けられた」と説明、名簿の研究によって戦争後期の金華地区における半島出身者の状況、とりわけ記載されている慰安所の分布状況について新たな認識が得られるとの見方を示した。
 記事は「1942年5月18日に日本軍が金華を占領した。戦争の人的資源とされた半島出身者も金華に流入。これが金華鶏林会誕生の背景だ」と説明しており、名簿には人の名前だけでなく、年齢や現住所、職業なども記載されていると指摘。ただ、名前から女性と思われる20~30歳くらいの100人余りには職業の記載がなく、この件で調査を行った蘇氏らは「職業欄の空白はミスではなく、伏せられたもの。これら女性は慰安婦とされた人々だ」と判断したという。名簿上で慰安婦と推測される女性は135人、鶏林会の半島出身者全体の64%に当たる。
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